説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】冷却パイプへの抜熱を抑えて断熱効率を向上させると共に、熱応力による亀裂や割れを抑制する。
【解決手段】本発明の加熱炉に設置されるスキッドポスト2は、冷却パイプ8と、冷却パイプ8の外周を被覆する耐火断熱手段とを備え、耐火断熱手段は、冷却パイプ8を囲むように設置される筒状ブロック部6と、筒状ブロック部6の内周面と冷却パイプ8の外周面との間に配置される断熱層部4とを含み、筒状ブロック部6は、冷却パイプ8の長手方向に積み重ねられた複数の環状ブロック部5からなり、環状ブロック部5は、3以上の分割ブロック3が目地部9を介して周方向に連接されて構成され、冷却パイプ8の長手方向に隣り合う環状ブロック部5における目地部9同士は、相互に重なり合わないように周方向にずらして配置され、冷却パイプ8の長手方向に隣り合う環状ブロック部5間には、環状ブロック部5の膨張代を有していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ビレット等の素材の加熱用として使用される回転炉床式加熱炉の制御方法、およびその方法を用いる傾斜圧延方式による継目無管の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の加熱ゾーンを具備する回転炉床式加熱炉の制御方法であって、ビレットを装入する1ゾーンの雰囲気温度(Tai)を高め、かつ、当該1ゾーンの雰囲気温度(Tai)とビレット抽出ゾーンの雰囲気温度(Tao)が下記(1)式を満たすように1ゾーンの雰囲気温度(Tai)を制御する。
ai(℃)/Tao(℃)≧0.90 ・・・(1)
この回転炉床式加熱炉を用いてビレットを加熱する継目無管の製造方法によれば、シェル偏熱を低減し、偏肉が低減された継目無鋼管を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】固体還元炉の内部に対してマイクロ波を効率良く照射することが可能な、固体還元炉を提供すること。
【解決手段】本発明では、酸化鉄原料と還元材とを混合して成形した塊成化物を、バーナー及び炉壁からの輻射熱により加熱して還元鉄を製造する固体還元炉において、固体還元炉がバーナー及び炉壁からの輻射熱を利用して塊成化物を加熱するバーナー加熱エリアと、塊成化物に対して照射されるマイクロ波により塊成化物を加熱するマイクロ波加熱エリアと、から構成されている。マイクロ波加熱エリアは、固体還元炉の内部に挿入された、塊成化物を加熱するためのマイクロ波を導波する1又は複数の導波管を備え、マイクロ波加熱エリアでの固体還元炉の天井の高さは、バーナー加熱エリアでの固体還元炉の天井の高さよりも低くなっている。 (もっと読む)


【課題】ミネラルを多く含む鉄鋼スラグや鉄鋼ダストを用いて、動植物の育成を促進させる液体肥料の製造方法と、その液体肥料の供給方法を提供する。
【解決手段】動植物が生育するのに不可欠であるミネラルが不足している陸域・水域に対して適用する材料であって、鉄鋼スラグを含むミネラル含有物質とイオン交換物質の混合物2のpHが9.0以下に調整され、当該混合物から溶出・抽出された液体であることを特徴とする人工ミネラル溶存液4。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命に優れ、圧延ままで冷間鍛造が可能な軸受用棒鋼の提供。
【解決手段】特定量のC、Si、Mn、P、S、Cr、Al、CaとOを含有し、残部はFe及び不純物からなる化学成分を有し、超音波疲労試験の破壊起点介在物を極値統計処理して求めた評価予測体積144mm3中の予測最大介在物幅≦20μm、予測最大介在物長さ≦800μmであり、破壊起点介在物が酸化物の場合には、平均組成がCaO:2.0〜20%、MgO:0〜20%及びSiO2:0〜10%で、かつ残部がAl2O3であって、特定の2元系、3元系及び4元系の酸化物のうちの何れかからなり、かつ、破壊起点介在物が硫化物の場合には、平均組成がCaS:100%のCaSの1元系硫化物、又はCaS:1.0%以上、MgS:0〜20%で、かつ残部がMnSであって、特定の2元系又は3元系の硫化物からなり、棒鋼の表面からR/2部位置までの最大硬さがビッカース硬さで290以下である軸受用棒鋼。 (もっと読む)


【課題】壁高が徐々に変化する部分を有することにより、場所によって必要とされる剛性が異なる場合に、鋼矢板壁に鋼管を組み合わせ、場所によって鋼矢板の剛性や鋼管のピッチなどを変更することにより、それぞれの場所で必要な剛性に見合った合理的な壁体を、施工効率を悪化させずに提供する。
【解決手段】壁体11は、擁壁や土留め壁あるいは止水壁として用いられ、かつ、場所によって高さが異なるものになっている。この壁体11は、ハット形鋼矢板12からなる鋼矢板壁13と、この鋼矢板壁13に沿って並べて設けられる鋼管14とを備える。鋼矢板の型式や鋼管14どうしの間隔が、高さによって変化する必要な剛性に基づいて設定されている。これにより、壁体11は高さによって剛性を変化させ、壁体剛性や地中部への根入れ長の合理化、材料コストの低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】センターポロシティやザク、引け巣の生成が抑制された内質が良好な鋳片を、円形大断面を有する鋳片であっても低い設備コストで安定して連続鋳造できる方法を提供する。
【解決手段】垂直型の連続鋳造機を用い、直径が300mm以上の横断面を有する鋳片を連続鋳造する方法であって、鋳造を完了した後、内部に未凝固部を有する鋳片を、鉛直方向に移動可能な圧下装置によって鋳片の下方から上方に向けて圧下する際に、圧下しない状態で引け巣が形成される鋳片トップ部以外の部分において、圧下量r1と圧下開始時の未凝固部の直径d1の比の値r1/d1を0.8以上1.5以下とすることを特徴とする円形断面鋳片の連続鋳造方法。鋳片トップ部において、圧下量r1と圧下開始時の未凝固部の直径d1の比の値r1/d1を0.8以上1.5以下とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鍛造性に優れ、かつ、熱間鍛造及び高周波焼入れされた後の転動疲労特性に優れた、高周波焼入れ用鋼を提供する。
【解決手段】高周波焼入れ用鋼は、質量%で、C:0.48〜0.90%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.50〜0.90%、Cr:0.10〜2.0%、Cu:0.10〜1.0%、Ni:0.05〜1.0%、N:0.0030〜0.020%、及び、Al:0.005〜0.050%、を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、S、Ti及びOがそれぞれ、P:0.025%以下、S:0.035%以下、Ti:0.0020%以下、及び、O:0.0020%以下であり、式(1)及び式(2)を満たす。Ni≧Cu/2・・・(1)、210≦257.7C+10.7Si+43Mn+17.2(Cu+Ni)+51.5Cr+48.4≦280・・・(2) (もっと読む)


【課題】杭部材と矢板壁とを備える壁体構造における杭部材に取り付ける杭継手の固着位置について、矢板壁から作用する本体管の外周面の接線に対して水平方向に働くせん断力のみに対抗できれば十分となるように設計することを可能とする。
【解決手段】本体鋼管10と本体鋼管10の外周面10aに固着された杭継手11とを有し、地盤に打設された鋼管矢板15と、地盤に壁状に打設された少なくとも1枚以上の鋼矢板20を有し、その壁幅方向端部の矢板継手21aが鋼管矢板15の杭継手11に連結された鋼矢板壁25とを備え、鋼管矢板15と鋼矢板壁25とは、本体鋼管10に対する杭継手11の固着位置を通る本体鋼管10の外周面10aの接線と、その壁幅方向端部の矢板継手21aを先端部に有する鋼矢板20のフランジ部21とが略平行となるように連結される。 (もっと読む)


【課題】良好な鍛造性及び被削性を有し、優れた転動疲労特性を有する軸受鋼を提供する。
【解決手段】軸受鋼は、質量%で、C:0.90を超え1.20%以下、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.20〜0.50%、Cr:1.0〜2.0%、Cu:0.30〜1.0%、Ni:0.30〜2.0%、N:0.003〜0.020%、Al:0.005〜0.050%、を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、S、Ti及びOがそれぞれ、P:0.025%以下、S:0.025%以下、Ti:0.0030%以下、O:0.0020%以下であり、式(1)及び式(2)を満たす。
Cr/C≦2・・・(1)
Ni≧0.41×Cu+0.18・・・(2)
ここで、式(1)及び式(2)中の各元素記号には、対応する元素の含有量(質量%)が代入される。 (もっと読む)


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