説明

アイシン化工株式会社により出願された特許

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【課題】導電性と撥水性を保持しつつ触媒層に均一にガスを供給することができ、電池性能を向上させることができる撥水ペースト及び燃料電池ガス拡散層、その製造方法の提供。
【解決手段】燃料電池ガス拡散層は、カーボンブラックを分散させたスラリー(19%)とフッ素系樹脂ディスパージョン(60%)を6:4の比率で攪拌・混合し、カーボンペーパーに含浸させて乾燥させたものをベース層として、このベース層上に、カーボンブラックを分散させたスラリー、フッ素系樹脂ディスパージョン、繊維状フィラー(気相成長炭素繊維:VGCF)スラリー(12%)、生分解性高分子化合物(ポリ乳酸)造孔剤、増粘剤としての非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)を混合した撥水ペーストを100μmの厚さに塗布して乾燥し、350℃で焼成して製造。繊維状フィラー、造孔剤を配合しなかったものと比較して電池性能の向上が見られた。 (もっと読む)


【課題】耐酸化性及び電池性能が高い炭化水素系電解質を用いた燃料電池用電極の提供。
【解決手段】ビニル系単量体を構成要素とする炭化水素系電解質材料を有し、イオン交換容量が0.5meq/g以上、4.0meq/g以下であり、電極触媒粉末近傍の方がそれ以外の部分よりイオン交換容量及び/又は分子量が相対的に低くなっていることを特徴とする。2種類の電解質を用い混合・分散する順番を制御することにより簡単に上述の発明を実現できる。その結果、電極触媒粉末をよく分散することが可能になり、作用を充分に向上できる。また、イオン交換容量の小さい電解質材料を採用することで安定性が向上できる。 (もっと読む)


【課題】 塗布型制振材料において、施工を自動化でき、アスファルト臭や有機溶剤臭を発生しないという水系塗布型制振材料の長所を生かしつつ、車両フロア等の剛性の高い箇所にも適用できる高剛性の制振塗膜が得られること。
【解決手段】 実施例1は樹脂エマルジョンとして本発明の条件を満たすアクリルエマルジョンAを本発明の条件を満たす40重量%用いており、また鱗片状フィラー(マイカ)として本発明の条件を満たすマイカAを本発明の条件を満たす27重量%用いているため、曲げ剛性比が2.7と大きく剛性に優れ、損失係数も20℃〜60℃で0.09以上の値を保っており制振性も良好である。そして、塗布作業性についても○の評価であり、車両フロア等の剛性の高い箇所にも適用できる高剛性の制振塗膜が得られる低コストの塗布型制振材料となる。 (もっと読む)


【課題】 フューエルインレットの塗装方法及びフューエルインレットにおいて、チッピングを受けても充分な防錆性能を確保できること。
【解決手段】 まず、水性アクリルエマルジョン系耐チッピング防錆塗料を10Pa・s〜30Pa・sの範囲内に粘度調整し(S1)、前塗装即ちフューエルインレットの塗装しにくい部分である蝋部及び交差部分に、刷毛塗装またはスリット塗装で、膜厚150μm〜400μmの範囲内になるように塗装する(S2)。この前塗装が乾かないうちに、フューエルインレットの外面全面に耐チッピング防錆塗料をエアレスガンを用いてエアレス霧化塗装する(S3)か、実際にチッピングを受ける部分のみにエアレス霧化塗装し(S4)、未塗装部分には通常の防錆塗料を塗装する(S5)。後は、塗料を焼付条件100℃〜120℃×30分〜40分で乾燥させれば(S6)、塗装工程は終了する。 (もっと読む)


【課題】 クラッチフェーシングにおいて、配合材料として多孔性炭素の中でも耐熱性に優れた石炭コークスに限定して摩擦係数を確保しつつ耐摩耗性を著しく向上させること。
【解決手段】 摩擦係数μは、最小μについても安定μについても、実施例1から実施例5と石炭コークスの配合量が増えるにしたがって低下していくが、実施例5においても目標値の0.25はクリアしている。一方、摩耗量は、実施例1から実施例5と石炭コークスの配合量が増えるにしたがって減少しており、耐摩耗性が向上していることが分かる。これに対して、石炭コークスを配合していない比較例1においては、摩擦係数は大きい値を示しているが、摩耗量が実施例1〜実施例5に比べて著しく大きく、耐摩耗性に劣ることが分かる。さらに、石炭コークスは高い気孔率を有しており、摩擦材の軽量化の実現が可能で、また製造工程での樹脂、ゴムの硬化時に発生するガスがスムーズに抜ける。 (もっと読む)


【課題】 水性ジンクリッチ塗料において、実際に製品として用いられる焼き入れボルト等に塗布した場合でも、製品用として充分な耐食性を発揮すること。
【解決手段】 亜鉛スラリーにバインダーとしてケイ酸カリウムを混合し、実施例1〜4と薄片状シリカの添加量を変化させた水性ジンクリッチ塗料を作製し、JIS K−5400の「7.8 塩水噴霧試験」に準じて耐食性を試験した。焼き入れボルトをショットブラストにより下地処理して、各水性ジンクリッチ塗料をディップスピン法で塗布した後、300℃で10分間焼き付けてテストピースを作製し、塩水噴霧試験装置内に入れて塩水の霧の作用で塗膜に赤錆が発生するまでの時間を調べた。薄片状シリカを添加しない比較例1が168時間で赤錆が発生したのに対し、実施例1では336時間、実施例2では672時間、実施例3では1176時間と、薄片状シリカの添加量が増えるにしたがって耐食性が向上した。 (もっと読む)


【課題】ガス拡散層の細孔が過剰に潰れたり、ガス配流板のガス流路の流路断面積が過剰に小さくなることを抑制するのに有利な燃料電池用ガス拡散層及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ガス拡散層は、ガス配流板に対向する第1対向面と触媒層に対面する第2対向面とを有すると共に、ガス拡散性を有する。ガス拡散層の厚さの潰れを抑制する厚さ保持材(例えばジルコニア粒子、ガラス粒子)を備えている。 (もっと読む)


【課題】 耐チッピング透明塗膜において、環境にやさしい水分散系の透明な塗料を充分な厚さに塗布して下地の着色をそのまま生かせて、低温乾燥できて省エネルギーにもなり、加湿することで短時間で乾燥でき、充分な耐チッピング性が得られること。
【解決手段】 水分散樹脂Aとしてウレタンディスパージョン100重量部に対して、水分散可能イソシアネートBとしてノニオン性の親水性基を付与したポリイソシアネート化合物を10重量部、増粘剤Cとしてウレタン変性ポリエーテル系化合物を1重量部混合して作製した耐チッピング塗料を約500μmの厚膜まで塗布して、約50℃〜約60℃で約10分間低温乾燥した後、湿度80%±5%に約10分間加湿する。Bの平均官能基数を2.5以上、側鎖のアルキル基(Cn2n+1 )のn数を5以上とすれば、透明で塗面外観にも上塗付着性にも耐チッピング性にも耐水白化性にも優れた耐チッピング透明塗膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】 材料の無駄を省き、かつ、切削加工の手間を少なくできること。
【解決手段】 クラッチフェーシング10は、クッションプレート3に固着されて面接触する部位を切削部(平滑面)11とし、平滑面相互間はクッションプレート3に付与された弾性方向に対する弾性変化を少なくする耐弾性部12とし、耐弾性分2は、外周から内側に補強部21及び内周から外側に補強部22及びその間の中間の1以上の周方向に補強部23を設定し、その厚みを平滑面と同一の厚みとし、それらの所定幅を除き他の部分を薄く形成したものである。 (もっと読む)


【課題】 セグメントタイプ摩擦材において、潤滑油量が多い部位、潤滑油が抜け難い部位においても充分な引き摺りトルクの低減効果が得られること。
【解決手段】 従来のセグメントタイプ摩擦材11はセグメントピース13の外周がコアプレート2の外周に接近して設けられ、ATケース5の内周のセパレータプレート6が噛み合う溝が切られている部分との間が狭くなっている。これに対して、セグメントタイプ摩擦材7を構成するセグメントピース8の外周はコアプレート2の外周から離れ、引き込み量4も約2mmのため、ATケース5の内周部分との間も広くなっている。このように、コアプレート2の外周部分において、非締結時におけるセグメントピース8とセパレータプレート6の間隙が広くなる部分が生じて、引き摺りトルクを低減することができる。 (もっと読む)


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