説明

アイシン化工株式会社により出願された特許

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【課題】耐酸化性に優れ且つ高い性能を発揮できる炭化水素系電解質材料の提供。
【解決手段】イオン交換容量が0.5meq/g以上2.1meq/g以下である炭化水素系電解質材料と、前記炭化水素系電解質材料を基準として10質量%以上300質量%未満の量のヘテロポリ酸とを含有することを特徴とする。炭化水素系電解質材料の耐酸化性はイオン交換容量が比較的小さい範囲で向上することを発見した。そして、イオン交換容量を低い範囲内に制御した炭化水素系電解質材料に対し、プロトン伝導性助剤としてヘテロポリ酸を混合することで耐酸化性(耐酸化性が高いほど質量保持率が高い)とプロトン伝導性とを両立させることに成功した。また、耐一酸化炭素特性を向上させることにも成功した。 (もっと読む)


【課題】 電気接続用樹脂ケースにおいて、小型化・軽量化できるだけでなく樹脂使用量を大幅に減らすこととなり、低コスト化をも図れること。
【解決手段】 電気接続用樹脂ケース1は、2枚のポリイミドフィルム6A,6Bを間に挟んで絶縁された3層のターミナル5A,5B,5C各14本、合計42本がセットされた治具(中子)を、射出成形用の金型にセットしインサート成形してなる。2枚のポリイミドフィルム6A,6Bの厚さは50μmと薄く、導電層部4の肉厚が従来10mm以上あったものが約半分の5mm前後となり、電気接続用樹脂ケースとしてのECUケース1の重量を削減できたとともに、射出成形用の樹脂使用量を大幅に減らすこととなり、製造コストをも低減することができた。 (もっと読む)


【課題】 エポキシ樹脂組成物において、固形エポキシ樹脂をベースとして油面接着性を向上させ、必要な形状に熱硬化温度未満で成形して、脱脂工程前の必要な部位に確実に必要量を接着・充填できること。
【解決手段】 エポキシ樹脂組成物は、固形エポキシ樹脂100重量部に対して、硬化剤が4重量部、硬化促進剤が1重量部、油を吸収するアクリルモノマーが5重量部、酸化カルシウムが5重量部、充填材が32重量部、その他が10重量部である。防錆油を塗布した冷間圧延鋼板にエポキシ樹脂組成物のシート状の成形品を貼り付け、もう1枚の防錆油を塗布した冷間圧延鋼板でサンドイッチして170℃×20分間焼付け、万能引張り試験機を用いて引張り、その破壊状態を目視で確認した。アクリルモノマーの組成を7種類替えて試験したところ、いずれも接着力が充分満足できるレベルにあり破壊面が凝集破壊であり、充分に実用に耐えることが判明した。 (もっと読む)


【課題】ガス拡散層の細孔が過剰に潰れたり、セパレータのガス流路の流路断面積が過剰に小さくなることを抑制するのに有利な固体高分子電解質型燃料電池のガス拡散層の製造方法を提供する。
【解決手段】導電性を有するカーボン繊維等の導電物質と消失可能な消失物質とを主要成分とする液状物を用意する工程と、液状物から固形分を分離することにより、導電物質および消失物質を主要成分とするシートを形成するシート形成工程と、シートに含まれている消失物質を消失させてシートの内部に細孔を形成する細孔形成工程とを順に実施する。液状物は固形状の樹脂(熱硬化性樹脂等)を含み、液状物に含まれている樹脂をシートに担持させる。このためシートで形成されたガス拡散層100を適度に硬くすることができる。 (もっと読む)


【課題】 合成樹脂製ピストンにおいて、量産時の寸法安定性に優れ、ウエルドラインにおいて確実に応力に耐えることができ、破損を起こす恐れのないこと。
【解決手段】 合成樹脂製ピストン1では、凸部2に沿って6箇所にほぼ等間隔に油路3を設け、うち2箇所の油路3の中間位置にゲート5を設けることによって、反対側の2箇所の油路3の中間に1本のウエルドライン6を形成している。合成樹脂製ピストン1においては、凸部2の一部を凹ませることによって油路3を設けているので、油路3部分の断面積3Aは凸部2部分の断面積2Aよりも小さくなる。したがって、断面積の小さいこの油路3部分を避けて、断面積が大きい凸部2部分にウエルドライン6が生ずるようにすることによって、強度が低下するウエルドライン6が油路3部分に生ずるのを確実に防止して、信頼性の高い合成樹脂製ピストン1とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 弾性体であり非圧縮体のゴムやプラスチックを加圧媒体として用い、圧力を上下や円周方向に、擬等方向的にかけて円筒状金属内面に摩擦材料を固着させる。
【解決手段】 下記の工程を備えたリング状摩擦材の製造方法であり、金型(1)内に金属リング(4)をセットし、前記金属リング(4)の内側には加圧媒体(6)をセットし、前記金属リング(4)と前記加圧媒体(6)の隙間に熱硬化性樹脂を含む摩擦材原料(5)を充填し、前記金属リング(4)と前記摩擦材原料(5)を押さえリング(3)で押さえ、加圧パンチ(7)で前記加圧媒体(6)を加圧して、圧力を等方的に発生させることにより前記摩擦材原料(5)を圧縮成形して前記金属リング(4)に固着させて一体とし、一体とした前記摩擦材原料(5)及び前記金属リング(4)を加熱して前記熱硬化性樹脂を硬化させる。 (もっと読む)


【課題】 樹脂含浸紐に結び目があっても差し支えなく、樹脂含浸紐が毛羽立つことも防止されており、そのうえ摩擦材用素材中の配合ゴムの含有量を任意に設定することが可能な摩擦材用素材の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、基材繊維束に熱硬化性樹脂を含浸させた樹脂含浸紐2に配合ゴムGを付着させて配合ゴム付着樹脂含浸紐からなる摩擦材用素材を製造する方法である。本発明では、一端側から他端側に貫通する貫通孔Tと貫通孔Tの他端側の開口に近接したノズル孔Nとをもつ押出型Dを使用し、貫通孔Tに樹脂含浸紐4を挿通しつつノズル孔Nより配合ゴムGを連続的に押し出してゴム紐3を形成し、ゴム紐3を樹脂含浸紐2に付着させる。貫通孔Tの内径を十分大きくとれるので、樹脂含浸紐2の押出型Dへの挿通がスムースであり、ノズル孔Nの開口径および数の調整によってゴム含有率が大幅に調整可能である。 (もっと読む)


【目的】 高温高湿下での放置によって塗膜中に吸収された水分による加熱焼付時の割れ、膨れ等の発生を防止する。
【構成】 塩化ビニル系樹脂及び可塑剤を主成分とするシーリング用組成物等の塩化ビニル系プラスチゾル組成物において、酸化カルシウムからなる吸水剤を配合すると共に、メルカプト系シランカップリング剤を添加する。このカップリング剤の添加により、特に、塗布後そのままゾルの状態で放置された塗膜の加熱焼付時の吸湿割れ・膨れ性を向上することができる。また、酸化カルシウムを比較的多く配合することにより、プレヒート後放置時及び中塗塗装後放置時の吸湿割れ・膨れ性を向上することができる。 (もっと読む)


【目的】オーバーベイク時の塗膜の黄変を防止する。
【構成】塩化ビニル樹脂、可塑剤、充填材、接着付与剤及び安定剤からなるPVCゾル組成物において、接着付与剤はブロックイソシアネートとポリアミドからなりブロックイソシアネートとポリアミドのイソシアネート当量とアミン当量の当量比が5:1〜4:1であり、かつ安定剤として亜鉛系安定剤を全組成物中に1.0〜2.0重量%含むことを特徴とする。ブロックイソシアネートによるフリーアミンの捕捉と、亜鉛系安定剤による塩化水素の捕捉の相乗効果により、オーバーベイク時の黄変が防止される。 (もっと読む)


【目的】塩化ビニル系プラスチゾル組成物の組成を改良することにより、吸湿による発泡を防止する。
【構成】塩化ビニル系共重合体と、可塑剤と、充填材とを含む塩化ビニル系プラスチゾル組成物において、充填材には酸化カルシウム粉末が組成物全量の1.5〜8.5重量%の量で含有されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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