説明

株式会社バルダンにより出願された特許

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【課題】多針ミシンにおける各針の下端における下死点を調節する場合、レバー他端の軸孔と、リンク部材元部側の軸孔に挿通させた軸体を連続的に回動操作するだけで、下死点位置の調節をすることができる多針ミシンを提供する。
【解決手段】レバーの他端に軸孔を備えさせ、リンク部材の元部側にも軸孔を備えさせ、それら2つの軸孔には一つの軸体を挿通してレバーの他端とリンク部材の元部側との相対的な回動を可能にし、しかも、レバー他端の軸孔内に位置する軸体部分と、リンク部材の元部側の軸孔内に位置する軸体部分とは、一方の軸体部分の軸心に対して他方の軸体部分の軸心を偏心した位置に設定し、レバーの他端を静止させた状態において、上記一つの軸体を回動操作することによって、レバーの他端における軸孔の軸心に対する上記リンク部材の先部側の軸の軸心の距離を増減調節して、上記針棒の下死点を上下調節できるようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】叩き部材により針棒を下方に押圧する場合、力の伝達が効率の良い状態でできる。さらに、針棒を高速上下動をさせる場合において、横ぶれ振動の恐れが少ない多針ミシンを提供する。
【解決手段】複数の針棒機構における各針棒19の側方には、夫々下部は上記針棒19の下部を支持している上記横動枠5の下部枠5cに装着し、上部は上記横動枠5と一体動可能に構成してある上部枠5dに装着してある支持杆24を並設すると共に、それらの支持杆24には、夫々上下摺動自在に摺動部材29を備えさせ、各摺動部材29は夫々対応する針棒19の上部と一体的な上下動を可能に連結してあり、更に上記の巻きばね27、28は上記支持杆24の周囲を取り囲む状態に周設し、しかも上部のばね受け部29aは、針棒19の上部に連結してある摺動部材29の下側に定めてある。 (もっと読む)


【課題】縫製枠に対する連続生地の保持力を強化し、生地の滑りや弛みを防止して、縫製加工の精度を高める。
【解決手段】原反張付装置6は、原反Fが張り付けられる縫製枠11と、原反Fの長手方向の2箇所をクランプするクランプ機構12と、原反Fを幅方向に伸ばし広げる伸展機構13とを装備している。クランプ機構12は、縫製枠11の内側で原反Fを受ける受け枠19と、受け枠19の内側から原反Fを介して受け枠19に対向する挟着枠20と、挟着枠20を受け枠19側に引き寄せて受け枠19に押し付けるエアシリンダ21とを含む。受け枠19と挟着枠20の対向面に原反Fを水平方向に折り返して挟持する挟持部26,27を設ける。挟持部26,27に原反Fを上下方向に屈曲させる凸部及び凹部を形成する。 (もっと読む)


【課題】1種類のシークイン連結体を用いるものであっても、布の一面に対して次々と縫糸で縫付けられるシークインの表面の色が多色に見えるようにすることにより極めて安価な費用でもって、設計通りのカラフルな商品の製作ができるようにしたシークインの縫付け方法を提供する。
【解決手段】多数のシークインは、夫々表面が同じ様な1種類のシークインを用い、一方、多数のシークインを次々と縫い付ける縫糸には、シークインにおける表面に縫糸における色糸の色が反映するように色糸を用い、しかもその色糸は、予め設定された個数のシークインを縫付けるごとに、予め設定された順番に色糸の色を次々と変更して用い、布に縫付けられた多数のシークインにあっては、その表面においては夫々縫付けに用いた色糸の色が反映して1種類のシークインの表面が夫々縫付けに用いた色糸の色に見えるようにする。 (もっと読む)


【課題】 縫製枠に対する連続生地の保持力を強化し、生地の滑りや弛みを防止して、縫製加工の精度を高める。
【解決手段】 刺繍機の原反張付装置1は、縫製枠2の内側にクランプ機構8を備え、クランプ機構8よりも外側の縫製枠2上に挟着機構15を備えている。クランプ機構8は、エアシリンダ11で押え枠10を受け枠9に押し付け、両者の間に原反Fをクランプする。挟着機構15は、原反Fを長手方向Pに案内する2本の案内ロッド16と、案内ロッド16との間に原反Fを挟着する1本の挟着ロッド17と、挟着ロッド17を案内ロッド16に対して平行移動するアクチュエータ18とを備えている。原反Fを2本の案内ロッド16の間に通して挟着ロッド17に巻き掛け、原反Fに作用する張力で挟着ロッド17を案内ロッド16に押し付け、3本のロッド16,17で原反Fを強固に挟着する。 (もっと読む)


【課題】ミシンの寸法を左右方向に大きくすることも、縫製枠上に死角を大きく増やすこともなく、被縫製物が展張時に下方に垂れ下がる場合にも、その被縫製物が、前後駆動機構やガイド軸に接触しないようにする。
【解決手段】本発明のミシン9は、被縫製物Wを展張する縫製枠20の上方であり、かつ、前後方向に水平に延びるミシンアーム11の下方又は内部に、縫製枠20を前後方向に駆動するための前後方向に延びる前後駆動機構50を、該前後駆動機構50のミシンアーム11の後端11eよりも前方に位置する部分が、該ミシンアーム11の左右幅の平面投影範囲内に収まるように設けている。そして、縫製枠20の上方であり、かつ、前後駆動機構50の左右両側に、縫製枠20を前後方向にガイドするための一対のガイド軸60,60の1本ずつを設けている。 (もっと読む)


【課題】ミシンを用いて容易に彫金加工が行える彫金方法を提供することを目的とする。
【解決手段】テーブル16上で水平方向に移動する移動枠18と、軸心を中心として回動可能に針棒21を支持する回転ヘッド20とを備えるミシン10を用い、打痕が相対的に長い方向と短い方向とがある異方性の形状になるニードル状の異方ポンチ25を針棒21の先端部に取着し、針棒21が上下動して移動枠18に配設された金属板40の表面に異方ポンチ25の打痕を形成し、針棒21を回動させることにより異方ポンチ25の打痕の向きを変えることを特徴とする彫金方法。 (もっと読む)


【課題】1本の針棒だけで、シークインの列を2列同時に縫い付ける。
【解決手段】ミシンヘッドの1本の針棒11で、2本の縫製針13a,13bを上下方向に駆動する。そして、該2本の縫製針13a,13bの2箇所の針落点pa,pbに、2本のシークインテープTa,Tbを送るシークイン送り装置20を設ける。そのシークイン送り装置20は、送り方向fとその反対方向rとに変位可能に設けられ、送り方向fに変位する際には2本のシークインテープTa,Tbに係合し、反対方向rに変位する際には該2本のシークインテープTa,Tbとの係合が解除される1つ又は2つの送り部材33と、該1つ又は2つの送り部材33を駆動する駆動装置とを含み構成されている。 (もっと読む)


【課題】模様生地部分を誤りなく地布の上に配置できると共にその模様生地部分を地布の上に縫付ける場合には、模様生地部分の周囲を正確に保持して、刺繍生地の内側を正確に縫付けできるようにしたアップリケの縫製方法を提供しようとするものである。
【解決手段】刺繍枠に張り付けた模様生地に、自動刺繍機に切れ目作成用の切断針を装着して切れ目を入れて、所定の輪郭模様を描き、次に模様生地と、地布とを重合させ、両布を刺繍枠で支持し、自動刺繍機で上記所定の輪郭模様の内側を縫付糸で縫付け、所定の輪郭模様で囲われた模様生地部分を地布に一体化させ、 次に模様生地の切れ目でもって囲われている所定の輪郭模様の模様生地部分の周囲にある模様生地を、切れ目でもって離して除去し、地布の上に、所定の輪郭模様の模様生地部分が縫付糸で縫付けられた状態で、模様布片として残るようにした。 (もっと読む)


【課題】退避位置において、上糸を開放させる為の手動操作の操作性を良好にする多針ミシンを提供を提供する。
【解決手段】 中間位置を基部材に対して揺動自在に枢着してある押えレバーの一端は、基部材に対して押圧離反を自在にすると共に、常時は基部材と押えレバーの一端とで上糸を挟着可能に基部材に向けて付勢してあり、他端には指先で押えレバーの一端の浮上操作ができるように指圧部を具備させ、さらに、基部材には表側から裏側に向けて伝達杆を貫通させるための支持孔を備えさせると共に、押えレバーには伝達杆の前側部材を連結させる為の連結部を具備させ、支持孔では押えレバーの連結部に前側部材を連結させてある伝達杆の中間部を進退自在に支持させて、伝達杆の後方にある受動部を所定位置にある状態で保持し、針落孔上方位置に選択移動せられた場合には上記上糸解除機構における解除部材によって駆動できるようにした。 (もっと読む)


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