説明

コマツNTC株式会社により出願された特許

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【課題】ワイヤの走行方向の反転時に、トラバーサに位置ずれが生じることを抑制すること。
【解決手段】ワーク加工用のワイヤ11が架設状態で周回される複数の加工用ローラ14A,14Bと、ボビン12A,12Bの軸線方向に往復動されて、ワイヤ11の巻き取り及び繰り出しを案内するトラバーサ16A,16Bとを備える。加工用ローラ14A,14B及びボビン12A,12Bの往復回転にともなってワイヤ11が往復走行されて、加工用ローラ14A,14B間の位置においてワイヤ11によりワークWに切断加工を施すようにする。ワイヤ11の走行方向反転時において、ボビン12A,12Bの回転軸線に対するボビン12A,12Bとトラバーサ16A,16Bとの間におけるワイヤ11の角度を検出する。その検出結果に応じてワイヤ11の角度が90度となるように、トラバーサ16A,16Bを移動調整し、トラバーサ16A,16Bの位置補正を行なう。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で製造コストを低減することができる加工液ノズルを提供する。
【解決手段】ワイヤソーの加工部の上方に加工液ノズル14をワイヤの配列方向に沿って延長配置して、その加工液ノズル14からワイヤ上に加工液を供給する。加工液ノズル14には、加工液供給部に連結され、下部に自身の延長方向に沿って供給口20aを設けた供給管20と、その供給管20内を上部室20Aと下部室20Bとに区画するように供給管20内に設けられ、自身の延長方向に沿って複数の透孔22aを配列した区画板22とを備える。 (もっと読む)


【課題】ボビンを安定状態に吊り下げることができるボビン吊り下げ具を提供する。
【解決手段】ボビンBの端部のフランジBbに取り付けられるボビン吊り下げ具11において、フランジBbの外側端面に設置される本体部12には、フランジBbの外周縁を把持する複数の把持部14と、本体部12を吊り下げ支持するリング16とを設ける。少なくとも一つの把持部14には、フランジBbの外周縁を把持する把持位置と、その把持を解放する解放位置との間を移動可能な把持部材18を設ける。その把持部材18をネジ21の締め付けにより把持位置に保持する保持構造20を設ける。その保持構造20のネジ21の弛みが所定範囲内の場合には把持部材18の解放位置への移動を阻止する阻止構造22を設ける。 (もっと読む)


【課題】ノズルを加工液供給部に対して簡単な操作で容易に着脱することができるワイヤソーを提供する。
【解決手段】複数の加工用ローラ間にワイヤを複数回周回させる。加工液供給部15の一次側口金16に対してノズル14の二次側口金17を着脱可能に接続して、加工液供給部15からの加工液がノズル14よりワイヤに供給されるようにする。一次側口金16と二次側口金17との間には、ノズル14の二次側口金17を加工液供給部15の一次側口金16に対して、接続口径方向の横位置を決める凹溝20と係合部21となる係合手段と、ノズル14の装着に伴って二次側口金17を一次側口金16に対する接続方向及び上下方向に位置決めするカム構造23を設ける。 (もっと読む)


【課題】
加工条件を決定するに際して、オペレータの入力作業を少なくし、基本的な加工条件の数値を入力することによって、自動演算により加工条件に適合する数値データを制御装置に自動的に設定できるようにする。
【解決手段】
複数のメインローラ6の間にワイヤ2を多重に巻き掛け、往復走行状態のワイヤ2にワーク14を押し当てることによって、ワーク14を所定の厚みの多数の板状体に切断し、ウェーハとして産出するワイヤソー1において、必要な加工条件を入力し、加工条件にもづいて複数の計算式から1サイクルでのワイヤ2の送り距離、戻り距離を演算し、入力した加工条件および計算により求めた送り距離および戻り距離を制御装置に自動的に設定する。 (もっと読む)


【課題】複数のガイドローラ間に軸線方向への心ズレが存在する場合でも、走行されるワイヤに捩れが生じることを抑制することができて、ワイヤの断線率を低減することができるワイヤソーを提供する。
【解決手段】加工用ローラ23A,23Bとボビン22A,22Bとの間に、ワイヤ21の走行を案内する複数のガイドローラ24A〜29A,24B〜29Bを設ける。ワイヤ21の走行経路に沿って配列された複数のガイドローラ27B〜29B,27A〜29Aのうちで、1つのガイドローラ28A,28Bを挟んでその両側に位置する2つのガイドローラ27A,29A,27B,29Bのガイド溝を、ワイヤ21が溝幅方向に移動することを拘束する第1形状に形成する。残りの1つのガイドローラ28A,28Bのガイド溝を、ワイヤ21が溝幅方向に移動することを許容する第2形状に形成する。 (もっと読む)


【課題】ボビンとメインローラとの間におけるワイヤの走行経路中でワイヤに生じる捩れを減少させることができて、ワークの加工精度を向上させることができるようにする。
【解決手段】ワイヤ11が巻き付けられる一対のボビン12A,12Bと、ワイヤ11が周回される複数のメインローラ13A等とを備える。両ボビン12A,12Bとメインローラ13A等との間には、ボビン12A,12Bの軸線方向に沿ってトラバース可能なトラバースローラ17A,17B、ワイヤ11の張力を調整するダンサローラ16A,16B、及びワイヤ11をガイドするガイドローラ18A,18Bを設ける。トラバースローラ17A,17Bとガイドローラ18A,18Bとの間のワイヤ11が一平面上で走行されるように、トラバースローラ17A,17B、ダンサローラ16A,16B及びガイドローラ18A,18Bを配置する。 (もっと読む)


【課題】取付け部から簡便に取外し可能な砥石台金、取付け部から簡便に砥石台金を取外し可能な取外し治具、取付け部から簡便に取外し可能な砥石台金を備える研削盤、及び取付け部から砥石台金を簡便に取外すための取外し方法を提供する。
【解決手段】研削盤100において、砥石台金38の座ぐり孔50aの内周面には、雌ネジ部50Fが形成されている。また、治具200において、挿通部212は、砥石台金38の挿通孔50bよりも長く、ボス軸部221の外周面には、座ぐり孔50aの雌ネジ部50Fに螺合される雄ねじ部221Mが形成されている。 (もっと読む)


【課題】メインローラの搬送、ワイヤソーの軸受けユニットに対するメインローラの取り付け、取り外しの他に、ワークの搬送、ワイヤソーの加工位置へのワークの着脱にも利用可能なワイヤソー用のリフターを提供する。
【解決手段】昇降案内用の支柱2を有する台車3と、支柱2に支持され、支柱2に沿って昇降自在の昇降部4と、昇降部4に支持され、横方向に移動可能な横移動部5と、横移動部5の前面に対して横方向に揺動自在に取り付けた水平出し部6と、水平出し部6の前面に取付けられた左右一対の第1フックと、水平出し部6の前面に取付けられた左右一対の第2フック8と、第1フックに対し着脱自在に掛かり合い、ワイヤソーのメインローラ9を保持するメインローラホルダー10と、第2フック8に対し着脱自在に掛かり合い、ワークを保持するワークホルダーとによって、ワイヤソー用リフター1を構成する。 (もっと読む)


【課題】ワーク支持部に対するワークの装着のたびに、ワイヤに対するワークの姿勢を調節する必要がなく、作業性を良くして加工能率を向上させることができる測定用治具及びワイヤソーを提供する。
【解決手段】ワイヤソーには、上下方向に延びる軸線を中心に位置調節可能なワーク支持部27と、位置決め機能を有する複数のクランプ金具30を介してワーク支持部27に着脱可能に装着されるワーク用治具とを備える。ワーク用治具に代えて、ワーク支持部27にクランプ金具30を介して着脱可能に装着される測定用治具42を設ける。測定用治具42には、ワイヤソーのメインローラ間のワイヤ25の位置を検出するためのカメラ44を設ける。カメラ44によるワイヤ25の位置検出に基づいてワーク支持部27の位置を調節して、クランプ金具30をワイヤ25に対して所定位置に位置設定する。 (もっと読む)


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