説明

京都電子工業株式会社により出願された特許

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【課題】 担体に捕捉された検出対象物を光学測定にて定量する際の測定値のばらつきを低減することができるフローセル及びその組立方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 試料溶液中の検出対象物を捕捉する顆粒状の担体3が充填されるとともに、光学測定により担体3に捕捉された検出対象物の定量が行われるフローセル1において、透光性材料により構成された管状体2からなる流路と、当該流路において、担体3が通過不能である第1のフィルタ4および第2のフィルタ5とを備える。そして、第1のフィルタ4と第2のフィルタ5との少なくとも一方を移動させて、両フィルタ4、5により隔離された充填空間の容積を減少させることにより、当該充填空間に担体3が加圧充填される。これにより、フローセル1内で担体3が遊動することを抑制でき、担体3に捕捉された検出対象物を定量する際の光学測定の測定値のばらつきを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 フローセルの密閉性を保持した状態で容易に装置への着脱を行うことができる試料分離装置、及び当該試料分離装置に使用されるフローセルを提供する。
【解決手段】 フローセル1の流入側開口部1a及び流出側開口部1bは、弾性体からなるセプタム7、8により封止されている。また、試料分離装置は、フローセル1との接続部に中空ニードル14、15を備え、セプタム7、8に中空ニードル14、15を、それぞれ貫通させることで、フローセル1を試料溶液の流路に接続する。
本構成によれば、中空ニードルをセプタムに刺し込む、あるいは、セプタムから抜き出すという簡単な作業でフローセルの着脱を行うことができる。また、フローセルはセプタムにより密閉されているため、着脱の際にフローセル内部が外部に開放されることもない。 (もっと読む)


本発明は、2,3,4,7,8−ペンタクロロジベンゾフラン(2,3,4,7,8−PeCDF)に結合活性を有する新規な組換抗体、そのアミノ酸配列をコードする遺伝子、該遺伝子を導入したベクター、該ベクターで形質転換された形質転換体、該組換抗体の製造方法、該組換抗体を用いる2,3,4,7,8−PeCDFの免疫学的捕獲法ならびに測定法に関する。本発明の組換抗体を用いて、ダイオキシン類、特に2,3,4,7,8−PeCDFを、免疫学的手法により、迅速、簡便、高感度に捕獲および測定することができる。 (もっと読む)


【課題】 短時間でかつ比較的安価に水分分布を求めることができるととともに、土壌中の水分分布を正確に測定することができる水分分布測定方法及び水分分布測定システムを提供する。
【解決手段】 各プローブ13が、一端から信号波が入射される1の幹伝送路11の異なる位置からそれぞれ分岐された複数の枝伝送路12の先端に配置されたプローブ群1を使用して測定を行う。また、このプローブ群1の各プローブ13は、前記信号波の入射位置から1のプローブ13の先端までの最短電気長と、当該プローブ13の先端から前記反射波の検出位置までの最短電気長との合算電気長がそれぞれ異ならせて配置している。上記反射波の検出位置は、上記プローブ群1に対して、信号波の入射端14と同一側であっても、反対側であってもよい。ただし、反射波の検出位置が入射端と同一側である場合は、幹伝送路の他端は無反射終端にする。 (もっと読む)


【課題】 比熱測定の際に必要となる基準試料の数を低減することができ、かつ、任意の温度での正確な比熱を求めることが可能な比熱測定における校正直線の取得方法及び比熱測定装置を提供する。
【解決手段】 第1の温度における比熱が既知である第1の試料の熱時定数と密度、並びに、第1の温度における比熱が既知である第2の試料の熱時定数と密度を求める。そして、これらの値から、当該第1の温度における密度×比熱と熱時定数との関係を示す第1の校正直線L1を求め、当該第1の校正直線L1において、熱時定数をゼロとしたときの密度×比熱の値を示す第1の切片値を演算する。次に、所望温度における比熱が既知である第3の試料の密度及び熱時定数と、前記第1の切片値とに基づいて、所望温度の校正直線L2を求める。なお、必要に応じて、上記第1の切片値に代えて、所定の温度補償を行った補正値を用いて、所望温度の校正直線L2を求めてもよい。 (もっと読む)


【課題】 被検液に最適なセンサを用いて当量点を求めることができるとともに、同一の被検液に対して、異なる物理量又は化学量に基づく滴定データの対応関係を容易に把握することができる自動滴定装置を提供する。
【解決手段】 本発明の自動滴定装置は、それぞれ異なる物理量又は化学量を検出することにより被検液Sの滴定状態を検出する複数の検出手段24、各検出手段24から出力された出力値の変化率を演算する演算手段54、当該各変化率あるいはユーザの指定に基づいて複数の検出手段24から1の検出手段を選択する選択手段55、選択された検出手段の出力値の変化率に基づいて、滴定試薬の次の滴定量を決定する滴定量決定手段56、及び当該滴定量に基づいて滴定試薬を被検液に滴下する滴定制御手段51を備える。 (もっと読む)


過剰サンプリングや気泡の混入を避けながら確実かつ簡便に多数種類の試料を代わる代わる測定ユニットへ導入することができるサンプリング装置。このサンプリング装置は、ペリスタリックポンプ(3)を用いて密度計(1)へ液体試料を導入する。判定手段(62)は、その試料が導入されたか否かを判定し、コントローラ(6)は、判定結果に基づいてペリスタリックポンプを制御する。 (もっと読む)


本発明の被測定物回収装置は、被測定物が溶解した試料液が含浸された試料保持材が充填されるリザーバと、被測定物を吸着させる吸着カラムと、を直通管によって連通し、当該直通管を分岐して回収管を介して回収容器に連通する。この構成において、リザーバの流入側に設けられた第1の弁と、吸着カラムの流出側に設けられた第2の弁と、更に、回収容器の大気への通気孔に設けられた第3の弁の開閉あるいは切替えを操作することによって、被測定物を弁に付着させないで回収することができる。 (もっと読む)


【課題】 構造簡単でありながら正確な計量を反復して行え、又、計量値の変更設定も可能となる計量装置を提供する。
【解決手段】 試薬タンク17内の薬液を吸引して吐出する第1チューブポンプ18と、この第1チューブポンプ18の吐出側流路21に吸引口19aが接続された第2チューブポンプ19とを備えて液体計量装置を構成する。第チューブポンプ18の吐出側流路21のうちの、第2チューブポンプ19の吸引口19a部分から排出口21aまでの間の流路容積が目的とする計量値に相当する。 (もっと読む)


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