説明

生化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】超高純度コンドロイチナーゼABC画分の製造に用いうるコンドロイチナーゼABCに対するモノクローナル抗体等を提供すること。
【解決手段】コンドロイチナーゼABCに特異的に結合するモノクローナル抗体、当該抗体を産生するハイブリドーマ株、当該抗体を用いることを特徴とするコンドロイチナーゼABCの測定方法、当該測定方法によってコンドロイチナーゼABCを検出する工程を含む、以下の性質(1)及び(2)を有するコンドロイチナーゼABC画分の製造方法;(1)コンドロイチン硫酸リアーゼIIに特異的に結合する抗体を用いた免疫測定法で測定することによりコンドロイチン硫酸リアーゼIIが検出されない、(2)高速液体クロマトグラフィーによりコンドロイチン硫酸リアーゼIIのピークが検出されない。 (もっと読む)


【課題】ラクトシルセラミドのガラクトース残基にシアル酸を転移してガングリオシドGM3を合成する酵素及びその酵素をコードするDNAを提供する。
【解決手段】浮遊系癌細胞である白血病患者の白血病細胞株を分化誘導剤を用いて上記酵素を発現する状態に分化させる。その細胞から逆転写PCRによりcDNAを合成する。cDNAライブラリーを哺乳類細胞に形質転換を行ない、GMの生成を解析し、上記酵素をコードする配列を収集する。 (もっと読む)


ある程度の強度を保ちつつ、膨潤性が低く、生体内分解性が高い新規な光架橋多糖を提供する。
多糖に光反応性基を導入した光反応性多糖の架橋反応で得られ、以下の(I)及び(II)に記載の低膨潤特性およびブルーデキストラン低染色特性を有する多糖擬スポンジ。
(I)溶媒含有率96重量%の試験片(厚さ:1mm,縦:10mm,横:10mm)を作製し、当該試験片を注射用水に、室温にて1時間浸漬した後に測定した以下の式で表される膨潤率が125%以下である。


(S1は浸漬前の面積、S2は浸漬後の面積を表す。なお、面積は試験片の縦と横の長さより算出される。)
(II)溶媒含有率96重量%の試験片(厚さ:1mm,縦:20mm,横:10mm)を作製し、当該試験片を重量平均分子量200万のブルーデキストランの0.5g/mL水溶液に浸漬した後、水洗し、試験片を加水分解し、多糖濃度として0.67重量%の水溶液を調製し、当該水溶液について測定した波長620nmにおける吸光度が0.15以下である。
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生体から採取された体液中のα1,4−N−アセチル−D−グルコサミン転移酵素遺伝子の発現量を、配列番号1記載の塩基配列における任意の連続した塩基数70〜139bpの塩基配列からなる領域を検出することによって測定し、該測定値と癌の存否、進展、進行度又は予後とを関連づけることによって癌を検出する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、その目的は、正確かつ容易にオリゴ糖の種類を同定できるオリゴ糖の同定方法を提供することである。
また、本発明の別の目的は、N−アセチルヘパロサン由来のオリゴ糖において、糖修飾基に関する情報が得られるオリゴ糖の配列分析方法を提供することである。
【解決手段】 本発明に係る同定方法は、N−アセチルヘキソサミンとウロン酸との交互繰り返し構造を有する被検オリゴ糖の質量分析のn乗スペクトル(nは2以上の整数)を用いて被検オリゴ糖の同定を行う。また、本発明に係る配列分析方法は、N−アセチルヘパロサン由来の被検オリゴ糖の質量分析のn乗スペクトル(nは2以上の整数)を用いて前記被検オリゴ糖における修飾基情報を得る。 (もっと読む)


【課題】 ケラタン硫酸から得られるオリゴ糖を微量試料で正確かつ迅速に同定する方法を提供すること。
【解決手段】 ケラタン硫酸由来の被検オリゴ糖をエレクトロスプレー・イオン化(ESI)法でイオン化して多段階質量分析(MS分析)することにより糖鎖配列の解析を行うケラタン硫酸由来のオリゴ糖の同定方法であって、
前記被検オリゴ糖のMS分析を行い、分子量関連イオンのスペクトルデータを得る工程と、前記MS分析で得られた分子量関連イオンのMS分析を行い、0,2イオンのスペクトルデータを得る工程と、前記MS分析で得られた0,2イオンのMS分析を行い、2,4イオンのスペクトルデータを得る工程と、前記MS分析で得られた2,4イオンのMS分析を行う工程と、を含み、
前記2,4イオンのMS分析により得られたスペクトルデータから前記糖鎖配列の解析を行うことを特徴とするケラタン硫酸由来のオリゴ糖の同定方法。 (もっと読む)


【課題】 N−アセチルヘパロサン由来の純度の高いオリゴ糖画分を提供すること。
【解決手段】 N−アセチルヘパロサン構造を有するオリゴ糖を含む、精製オリゴ糖画分。 (もっと読む)


単斜晶系空間群P2に属し、単位格子定数a=57.6Å、b=85.5Å、c=80.5Å、β=106.9°を実質的に有し、非対称単位に一つの分子を有するアルスロバクター属細菌由来のコンドロイチンACリアーゼの結晶、およびコンドロイチンACリアーゼの活性を有し、アミノ酸配列
Asn−Trp−Trp−(Xaa)−Arg−(Xaa)34−Gln−(Xaa)−Arg−(Xaa)−Asn−(Xaa)49−His−(Xaa)−Tyr−(Xaa)53−Arg−(Xaa)−Arg−(Xaa)−(AsnまたはAsp)−(Xaa)106−Asn−(Xaa)54−Trp(Xaaは任意のアミノ酸残基を示し、数字は残基数を示す)を含むタンパク質。 (もっと読む)


【課題】主に生物学的製剤中に存在する、エンドトキシン特異的リムルス反応において偽陽性を呈する新規な原因物質を、特定、単離し、さらにこの原因物質の影響をリムルス反応系から排除する手段及びこの原因物質の測定方法を提供すること。
【解決手段】リムルス測定用試料と界面活性剤とを、この界面活性剤の凝固点温度を超える温度から50℃以下の温度において共存させることにより、上記偽陽性物質をリムルス反応系から排除することが可能であることを見いだした。本発明は、上記偽陽性物質自体と、当該偽陽性物質の排除手段を用いた、リムルス反応に基づくエンドトキシンの測定方法等を提供する発明である。 (もっと読む)


コンドロイチンやコンドロイチン硫酸を分解する働きを有するタンパク質を含有する糖鎖切断剤、該糖鎖切断剤を有効成分とする医薬、該タンパク質をコンドロイチン及び/又はコンドロイチン硫酸に作用させる工程を少なくとも含む、当該糖鎖を特異的に切断する方法、及び、該タンパク質をコンドロイチン及び/又はコンドロイチン硫酸に作用させる工程を少なくとも含む、低分子量化された糖鎖を特異的に生産する方法。 (もっと読む)


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