説明

大和化成工業株式会社により出願された特許

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【課題】 ブロー成形によって車両用プロテクタを成形するときに、ブロー成形体の壁部の切開とヒンジ部の形成が容易にできるようにすることである。
【解決手段】 第1及び第2の成形型46,47より成るブロー成形型Sにおいて、プロテクタ本体1と蓋体2の取付座部12の大部分が含まれるように仮想円筒59を設定し、その中心59aに、ブロー中心P(パリソン18の軸心)を配置する。この成形型Sにおいて、仮想円筒59からはみ出した部分に設けられた鋭角状の張出し部成形部48,49に、パリソン18が流動して形成された張出し部3,4のうち、正面側の張出し部3を軸方向に切開し、背面側の張出し部4の頂部をヒンジ部6とし、ヒンジ部6を回動支点として蓋体2をプロテクタ本体1に対して開閉可能とする。ヒンジ部6が形成される背面側の張出し部4を、ブロー中心Pから最も遠くに配置することにより、その肉厚t4が薄くなり、蓋体2を回動させる操作が容易になる。 (もっと読む)


【課題】 ブロー成形によって車両用プロテクタを成形するときに、取付座部が破断しないようにすることである。
【解決手段】 第1及び第2の成形型46,47より成るブロー成形型Sにおいて、プロテクタ本体1と蓋体2の取付座部12の大部分が含まれるように仮想円筒59を設定し、その中心59aに、ブロー中心P(パリソン18の軸心)を配置する。エアを吹き込まれることによって膨出するパリソン18は、第1及び第2の成形型46,47において軸心Pから最も近い部分(第2成形型47の窪み部成形突起部56)に至り、その両側に回り込むように膨出する。その後、パリソン18は、第2成形型47における軸心Pから最も遠い部分(頂部成形部57)と、第1成形型46のキャビティの内壁面とにほぼ同時に至る。この結果、ブロー成形された袋状成形体110において、頂部34の肉厚t1と、側壁部25,26の肉厚t2とをほぼ等しくできる。 (もっと読む)


【課題】一種類のクリップによって相手部材のクリップ孔に対する挿入荷重は一定に保つとともに、保持荷重を選択可能とする。
【解決手段】装着部材の座部に取り付けたクリップを、相手部材のクリップ孔に挿入することにより、二部材を組み付ける構造であって、クリップ10は係止腕20を有し、この係止腕20はクリップを相手部材40のクリップ孔42に挿入することで、クリップ孔の縁部に係止してクリップ10が相手部材40から外れないように保持する係止面24a,26aが設けられている。装着部材30の座部32,34は、高保持用および低保持用が準備されているとともに、クリップ10の係止面24a,26aは傾斜角度の異なる高保持用および低保持用がある。高保持用あるいは低保持用のいずれかの座部を選択してクリップ10を取り付けることで、この選択に対応する高保持用あるいは低保持用いずれかの係止面がクリップ孔43の縁部に係止する。 (もっと読む)


【課題】ボデーパネルに対して高い保持力が得られるといった金属製のクリップの特性を維持したままで、これまで課題とされていたボデーパネルに対するクリップのガタツキを防止する。
【解決手段】車両のボデーパネルに、金属製のクリップ20を通じて所定の装着部材をボデーパネルに取り付ける形式の取付け構造であって、クリップ20とは別体のピン部材30を備え、クリップがボデーパネルの取付け孔に挿入された後にピン部材30の軸部32をクリップの内側に差し込むことにより、このクリップが内側へ撓むのを規制することが可能である。また、ピン部材の軸部32に一対の係止部34が設けられている。これらの係止部34は、取付け孔の内周に係止可能であり、この係止によってクリップ20が取付け孔への挿入方向に関して位置決めされるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】部品点数を増やすことなく、一の被結束部材に他の被結束部材を簡単に併設することが可能となるベルトクランプを提供する。
【解決手段】ベルトクランプ1のベルト3の両側面のそれぞれに各係合歯列7を形成し、バックル5の挿通孔8の各係合歯列7に対向する両側壁部に、各係合歯列7に対して係合可能な一対の係合片15、15が形成されている。また、ベルト3には、内側面3Aから外側面3Bまで貫通するスリット状の5対のスリット孔11が、ベルト3の長手方向に沿って所定ピッチで形成されている。また、5対の各スリット孔11の間に挟まれた部分は、外側面3Bよりも外側に側面視略枠状に突き出るように突出して、各保持部12を形成している。また、バックル5の挿通孔8を挟んでベルト3の基端部と反対側の外側面には、各保持部12に係止可能な係止爪25が形成されている。 (もっと読む)


【課題】スタッドボルトに対して、高係止力で確実に取り付けることが可能となるスタッドボルト用固定クリップを提供する。
【解決手段】各側壁部10、11の内側面のボルト挿入口4側の端縁角部から一対の第1係止部材7が互いに対向するように形成され、この各側壁部10、11の内側面の軸方向略中央部から一対の第2係止部材8が互いに対向するように形成されている。また、各第1係止部材7の内側面には、異なるねじピッチの2つのスタッドボルトのうちのねじピッチの小さい方の第1スタッドボルト46のねじ溝に噛み合う各3つの第1係止リブ14が形成されている。また、各第2係止部材8の内側面には、異なるねじピッチの2つのスタッドボルトのうちのねじピッチの大きい方の第2スタッドボルト48のねじ溝に噛み合う各3つの第2係止リブ15が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 車両部材の軸線と被取付物に取り付けられたクリップの軸線とが合致していなくても、車両部材に被取付物が確実に取り付けられるようにすることである。
【解決手段】 クリップ100を、車両部材(インナパネル1)の取付孔1aに係合状態で取り付けられる第1クリップ101と、被取付物(ガーニッシュ2)の取付孔2aに取り付けられる第2クリップ102とから構成し、第1クリップ101の組付部6に、第2クリップ102の球状頭部13を嵌合させるための嵌合凹部16を形成する。第2クリップ102の球状頭部13が第1クリップ101の嵌合凹部16に嵌合された状態で、第1クリップ101を、球状頭部13の中心13aを支点に第2クリップ102に対して傾動自在とする。 (もっと読む)


【課題】締結部材の締結作業に必要な二つの操作の方向を同じにして、作業性の向上を図る。
【解決手段】プレート部材20から一体に突出させた支柱22に締結可能な締結部材10により、該プレート部材とその相手部材30とを組付けた状態に保持するための二部材の組付け構造であって、締結部材10が、支柱22の外側にその軸線に沿って嵌め込むことが可能な環状の支持部12と、この支持部に対して支柱の先端側から基端側に向かう方向への回転操作可能に連結された操作部16と、この操作部に設けられ、その回転操作によって支柱の外側面に食い込むことが可能な締結刃18とを備えている。 (もっと読む)


【課題】クリップに組み付けやすく、しかも組み付けた後は外れにくく、また搬送中などに押し潰されることも防止できるシールパッキンを提供する。
【解決手段】クリップが取り付けられるパネルと、このクリップのベース部との間に介在させて取付け孔の周囲をシールするためのシールパッキンであって、パッキン本体30は、その中心孔32にクリップの係止脚を挿通させることで、該クリップのベース部に隣接した状態で組み付けられるとともに、パッキン本体の形状を保持するのに必要な剛性を有する基材34の両面に、パネルおよびクリップのベース部に接触してシール機能を果たすのに必要な柔軟性を有するシール材36が基材34と一体に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 クランプが車両部材に組み付けられるとき、誤組付けが確実に防止されるようにすることである。
【解決手段】 プロテクタ100の取付けブラケット3の取付板部4の上面に、誤組付け防止板21,22を突設させる。そして、誤組付け防止板21,22の高さHが、クランプ200の係止片14a,14bにおいて、押え板部9とクランプ本体部10との接合面9aから弾性変形開始部P1までの高さH1よりも低く、かつ押え板部9とクランプ本体部10との接合面9aから弾性変形臨界部P2までの高さH2よりも高くなるようにする。 (もっと読む)


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