説明

テイ・エス テック株式会社により出願された特許

111 - 120 / 625


【課題】乗物の後面衝突時に乗員の上体がシートバックに沈み込む際の着座姿勢を改善することにより、乗員の頭部の後傾を確実に抑制して頸部に加わる衝撃を確実に緩和することができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】車両の後面衝突時に乗員の上体がシートバックS2に沈み込む際、乗員の肩部の後退移動がクロスメンバ15の複数の屈曲部16,17により弾性的に受け止められて抑制される。このため、乗員Pの上体はいわゆるエビのように背中が湾曲した安全な着座姿勢でシートバックS2に沈み込む。その結果、乗員Pの頭部の後傾が確実に抑制されて頸部に加わる衝撃が確実に緩和される。 (もっと読む)


【課題】ヘッドレスト内部に頭部を支持する板状部材が設けられたヘッドレストにおいて、板状部材に十分な剛性を付与すると共に、発泡合成樹脂を注入する際の空洞部の発生を防止することが可能なヘッドレスト及びヘッドレストの製造方法を提供する。
【解決手段】ヘッドレストHRは、袋状に形成された表皮材60と、表皮材60の内部に発泡合成樹脂を注入して一体発泡させたクッション材50と、表皮材60から外部へ延出するピラー部材30と、ピラー部材30に係止される板状部材40と、を備えている。板状部材40は、乗員の頭部を支持する前板部41と、前板部41の端部から発泡合成樹脂の注入方向に対し略直交する方向に延設された屈曲部42,43,44と、を有し、屈曲部42,43,44は、切り欠き部44a,44bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】シートバックフレームの組立作業性を向上することを目的とする。
【解決手段】乗員が着座する着座部のフレームである着座フレームと、着座フレームに対し支持されたシートバックフレームとを備える乗物用シートである。シートバックフレームは、左右に離間して配置されたサイドフレームと、左右のサイドフレームの下部の間に渡されるように配置され、左右のサイドフレームを接続する板金からなる下部接続部材30とを有し、左右のサイドフレームの下部は、側壁部と、当該側壁部の後端から内側に延びる板状の内側延在部13とを有し、下部接続部材30は、内側延在部13に固定される後壁部32を有し、内側延在部13は、カバー5などの被取付部品を固定するための固定部材(クリップ51)が挿入される取付孔(クリップ孔13B)を有し、後壁部32は、取付孔に対応して固定部材との干渉を避ける逃げ部(貫通孔38)を有する。 (もっと読む)


【課題】ハーネス等の索状体とシートフレームとの接触による索状体の損傷を、簡単な構成で確実に防止することが可能な索状体の配索構造を提供する。
【解決手段】索状体HをシートフレームFに形成された索状体挿通孔15dに挿通する索状体の配索構造において、索状体挿通孔15dはシートフレームFを構成する板材15に形成され、索状体挿通孔15dの周縁は、板材15が略垂直に折り曲げられた折曲部15fを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】後面衝突時に下部接続部材が乗員に与える当たり感を緩和する。
【解決手段】シートバックフレーム1を備える乗物用シートを提供する。シートバックフレーム1は、上下方向に延在するパイプ(接続部21B)を有し左右に離間して配置されたサイドフレームSFと、左右のサイドフレームSFの下部の間に渡されるように配置され、左右のサイドフレームSFを接続する板金からなる下部接続部材30とを備え、リクライニング機構は、着座フレーム2とシートバックフレーム1との回動軸上に当該回動を支持するシャフト3Sを左右のサイドフレームSFを繋ぐように備え、下部接続部材30は、シャフト3Sの前方において前壁部31を有し、当該前壁部31の前面31Aは、側面視においてパイプの延在する方向と平行または当該延在する方向に対し上向くように斜めになっている。 (もっと読む)


【課題】後面衝突時における連結部材の変形と、きしみ音の発生を抑制することができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シートは、左右一対のサイドフレーム11を有する着座フレーム1と、一対のサイドフレーム11の後部に設けられたシートバックフレームと、シートバックフレームの下方で一対のサイドフレーム11を連結する連結部材3とを備える。連結部材3は、左右方向に延び、一対のサイドフレーム11の間に配置される連結パイプ31と、連結パイプ31の両端に固定され、サイドフレーム11に貫通した状態で当該サイドフレーム11に直接固定される一対の連結ピン32とを備える。連結ピン32は、サイドフレーム11を貫通した状態で固定される貫通部34が中実である。 (もっと読む)


【課題】乗物の後面衝突時に乗員の上体が充分にシートバックに沈み込めるようにすることで、乗員の頭部の後傾を充分に抑制して頸部に加わる衝撃を充分に緩和することができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】車両の後面衝突時に乗員Pの上体がシートバックS2に沈み込む際、乗員Pの上体背部に対面するシートバックパッド70の中央部は、受圧部材40の左右の側方に対面して配置された複数のスロット孔が貫通状態で断続的に形成されている吊込み溝を境界として、左右の側部に対し容易かつ充分に後退移動する。このため、シートバックパッド70の中央部から受圧部材40の全体に後退移動荷重が確実に伝達されるようになり、乗員Pの上体が充分にシートバックS2に沈み込む。その結果、乗員Pの頭部の後傾が充分に抑制されて頸部に加わる衝撃が充分に緩和される。 (もっと読む)


【課題】車両側部から入力された衝撃荷重を確実に受け、効率よくシートフレームを介してセンタトンネルに伝達できる車両用シートを提供する。
【解決手段】シートバックフレームの傾動軸15上に設けられて、シートバックフレームのシート幅方向の両側におけるサイドフレーム18間にシート幅方向に延びる荷重伝達メンバ54と、を備えた車両用シートにおいて、サイドフレーム18と、荷重伝達メンバ54との間には、シート幅方向に所定のクリアランスDを設けると共に、クリアランスDにシートバックフレームを傾動させる駆動用モータユニット45を配置し、荷重伝達メンバ54のシート幅方向の端面に、駆動用モータユニット45と対向して配置される補強プレート70が取り付けられたことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】シートの折り畳み状態では,シートクッション及びシートバック間から無駄な空間を排除して,シート全体をコンパクトにする。
【解決手段】シートクッション4は,その前後左右面に沿って延びていてクッション格納機構5が連結されるクッションフレーム14を有し,またシートバック6は,その上下左右面に沿って延びていてリクライニング機構7が連結されるバックフレーム17を有し,クッション格納機構5は,シートクッション4の使用位置Aではクッションフレーム14を前方上向きの傾斜状態に保持し,格納位置Bではクッションフレーム14を略水平状態に保持するように構成され,リクライニング機構7は,シートバック6の倒伏位置Dでは,前記バックフレーム17を略水平状態に保持するように構成される。 (もっと読む)


【課題】使用状態のシートに前向きの過大な荷重が作用した場合には,その荷重をリクライニング機構以外の部分に分散して支承するようにして,シートを使用状態に強固に保持し得る車両の折り畳み式シートを提供する。
【解決手段】シートクッション4を使用位置Aから,その使用位置より低く且つ後方の格納位置Bへと移動させるクッション格納機構5と,シートバック6を起立位置C及び倒伏位置Dに選択的に保持するリクライニング機構7と,シートバック6の起立位置Cから倒伏位置Dへの回動に連動してシートクッション4を使用位置Aから格納位置Bへと移動させる連動機構8とよりなる,車両の折り畳み式シート装置において,クッション格納機構5には,シートクッション4を格納位置Bから使用位置Aへと移動させたとき,このシートクッション4の使用位置Aでの移動限界を規制する移動規制手段28が設けられる。 (もっと読む)


111 - 120 / 625