説明

株式会社ティラドにより出願された特許

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【課題】 燃料電池から流出する高温の排ガスで、水を加温して給湯する給湯用熱交換器において、熱交換器内部で局部的に水が沸騰することを防止すると共に、その水側流路内に炭酸カルシウム等のスケールが付着することを防止すること。
【解決手段】 排ガス1の上流位置に第1熱交換器3を配置し、下流位置に第2熱交換器4を配置する。第1熱交換器3内の水2の速度を第2熱交換器4のそれに比べて速くなるようにし、水2を第2熱交換器4に導いた後に第1熱交換器3に導く。それにより、第1熱交換器3内にスケールが付着することを可及的に小とすると共に、第1熱交換器3内で水の沸騰が生じることを防止する。 (もっと読む)


【課題】誤組付けを確実に防止したり、小型化することができる車両用熱交換器を提供する。
【解決手段】オイル流通層90を形成する油側カッププレート80から冷却水流通層92を形成する水側カッププレート82までの積層方向の距離と、水側カッププレート82から油側カッププレート80までの積層方向の距離とが異なる距離に設定され、且つ油側カッププレート80の外壁部80cの端部80c1と水側カッププレート82の外壁部82cの端部82c1とが積層時に相互に離間する状態に折り曲がった構成とされるので、油側カッププレート80や水側カッププレート82の誤組付けや欠品を防止することができる。特に、ろう付け後の外観の目視検査を容易に行うことできる。また、凸状突起96の高さがインナフィン94の積層方向の高さよりも小さな値に設定されているので、その分熱交換器70の小型化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】車両への搭載性を向上することができる車両用熱交換器を提供する。
【解決手段】ベースプレート86には、ベースプレート86と接するオイル流通層90にオイルFldを導入する為に各カッププレート80,82に設けられたオイル流通孔部80b,82bと積層方向に相対する位置に、油側カッププレート81に貫通して形成された位置決め孔81aに嵌め入れる為の油側カッププレート81側に突出する位置決め凸部86bが形成されているので、ベースプレート86からの外部への飛び出しが防止できる為、車両10への熱交換器70の搭載性を向上することができる。特に、オイル流通孔部80bと位置決め孔81aとは各油側カッププレート80,81において同一位置に設けられる為、例えば各油側カッププレート80,81の各板厚が共通である場合には、それらを共通部品として取り扱うことが可能となり、生産性向上が図れる。 (もっと読む)


【課題】 多数の偏平チューブ1が並列され、その両端部が一対のヘッダープレート4に挿通され、その挿通部がろう付け固定された熱交換器コアであって、その偏平チューブ1のヘッダプレート挿通部の補強を行う構造において、より強固なものとすること。
【解決手段】 偏平チューブ1の開口の短径に整合する板厚の金属板を曲折して補強部材5とし、その補強部材5は細長い連結部6の両端に少なくとも一対の挿通部9を有し、その挿通部9の縁部断面に凸曲面5aを有する。そしてその凸曲面5aが偏平チューブの長軸側端部における半円弧状内面部1bに略整合する。 (もっと読む)


【課題】 複数列型の熱交換器において、熱疲労(冷熱繰り返し)に対する耐久性能を向上すること。
【解決手段】 その補強部材(5)として、連結部(6)の長手方向の両端部に展開状態で平面コ字状部(7a)または平面L字状部(7)を形成し、その両先端部を、連結部(6)側に折り返し且つ重ね合わせて、その折返し端縁を偏平チューブ(1)の半円弧状内面部(1b)に整合する湾曲面(5a)とする。そしてその重合部(8)を連結部(6)の平面に直交して断面L字状に曲折して4つまたは2つの挿入部(9)を形成する。それらの各挿入部(9)を、偏平チューブの並列方向の両最外列の偏平チューブ(1)の開口に挿入し、その挿入部をろう付けする。 (もっと読む)


【課題】両面冷却半導体装置は、蛇腹状等の可縮部と、積層方向に圧縮するための押さえ板、貫通ボルトおよびナットが必要となる等部品点数が多く、構造が複雑となる。従って、部品点数が少なく、汎用性の高い半導体の両面冷却用熱交換器の提供。
【解決手段】夫々内部に冷却用の流体が流通し、それらの平面が互いに対向して連結される偏平な第1エレメント1と第2エレメント2とを有し、偏平なエレメント1、2の各両端部に一対ずつの接続パイプ3、4を対向して突設し、接続パイプ3、4の外周に互いに逆向きのネジ山5、6を螺刻し、それらの間を連結ナット7で螺着する。 (もっと読む)


【課題】 SUS444等のフェライト系ステンレスにおいて、ろう付け性が良好となるNi−Cr−P系ろう材の提供。
【解決手段】 重量%で、Crが12〜14%,Pが9〜11%で、
Sn:0.05〜10%,Bi:0.5%〜10%,Cu:0.5〜10%の内のいずれか一つ以上の成分を有し、それらの合計が10%以下で、残部が不可避不純物とNiからなるNi−Cr−P系ろう材。 (もっと読む)


【課題】 フラックスや真空設備を必要とすることなく大気圧下での細流路を有する熱交換器のフラックスレスろう付けを可能にする。
【解決手段】 質量%で、Mgを0.1〜5.0%、Siを3〜13%含有するAl−Si系ろう材が最表面に位置するアルミニウムクラッド材を用いて、減圧を伴わない非酸化性雰囲気で加熱温度559〜620℃において、前記Al−Si系ろう材によりろう付け対象部材との接触密着部を接合する。フラックスや真空設備を必要とせずに大気圧下でのフラックスレスろう付けが可能になり、ろう材以外の被ろう付け構成部材へMgを添加した場合にもろう付け阻害要因とはならない。減圧を伴わない雰囲気での加熱となるため、MgやZnの蒸発による炉内壁等の汚染も殆ど生じない。しかも、細流路を有する熱交換器の細流路内のろうフィレットによる目詰まりが殆どない。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム製熱交換器において、フラックスを塗布せずに大気圧・不活性ガス雰囲気中でロウ付する方法を提供する。
【解決手段】 互いに接合される二部材のうち、少なくとも一方の部材の表面に、Al-Si系合金のロウ材層がクラッドされ、そのロウ材層中に0.5〜2mass%のMgを含有させることにより、前記部材の表面にフラックスを塗布せずにロウ付を可能とする。 (もっと読む)


【課題】 インナーフィン用のプレートを高密度に積層して、熱容量が大きくコンパクトな熱交換器を提供するとともに、そのろう付けによってプレート各部にろうの目詰まりが生じないようにすること。
【解決手段】 細長い金属板からなるフィンプレート5をその厚み方向に積層するとともに、その高さ方向を偏平な熱交換器本体4の内部高さに整合させる。そして、各フィンプレート5の高さ方向両端面と熱交換器本体4を構成する本体プレート1内面と、のみをろう付け固定し、フィンプレート5どうしはろう付けされないようにする。 (もっと読む)


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