説明

東洋機械金属株式会社により出願された特許

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【課題】射出駆動用モータの駆動力を伝達するためのベルトに比較的大きな負荷が加えられても破断や損傷することを防止できるようにする。
【解決手段】3つの射出駆動用モータ8a,8b,8cの各々に固定された駆動伝達プーリ22a,22b,22cに対してモータ用駆動伝達ベルト23を掛け回し、モータ用駆動伝達ベルト23の内側から外側に向かってこのモータ用駆動伝達ベルト23を押圧して張力を与える駆動伝達ベルト用テンションアイドラ25を設ける。3つの射出駆動用モータ8a,8b,8cを同時に駆動しているとき、各駆動伝達プーリ22a,22b,22cと駆動伝達ベルト用テンションアイドラ25の近傍を通過するモータ用駆動伝達ベルト23の部位は山折りの状態で駆動されるから、モータ用駆動伝達ベルト23が高速で回転されているときに、モータ用駆動伝達ベルト23に対する負荷を軽減することができる。 (もっと読む)


【課題】小型にしてエネルギ効率が高く、かつ射出プランジャの前進速度を高精度に制御可能なダイカストマシンを提供する。
【解決手段】ダイカストマシンの射出用メカニズム10を、射出用サーボモータ12と、当該射出用サーボモータ12の回転力を直進運動に変換する射出用ボールねじ機構13と、当該射出用ボールねじ機構13を構成するねじ軸13aによりピストン体14aが駆動される圧油発生用油圧シリンダ14と、当該圧油発生用油圧シリンダ14と射出用油圧シリンダ1の前進用油室1aとをつなぐ管路15に備えられたチェック弁16とをもって構成する。 (もっと読む)


【課題】加熱シリンダの計量樹脂溜め部に供給された物理発泡剤がチェックリングを超えてスクリュー本体側に逆流せず、均質な発泡成形品を成形可能な発泡成形用射出成形機を提供する。
【解決手段】サックバック時に樹脂通路を機械的にロック可能なロック機構付きのチェックリング24を、スクリュー14の先端部に取り付ける。スクリュー14を回転駆動して、計量樹脂溜め部16に所定量の溶融樹脂が蓄えられた後、樹脂通路を機械的に遮断し、計量樹脂溜め部16内に物理発泡剤を供給する。 (もっと読む)


【課題】射出成形機の射出成形に用いられる溶融樹脂の粘度測定及び粘度調整を自動的に行えるようにする。
【解決手段】成形品を成形する自動運転を行っているときに、ショット数カウント手段17が射出ノズル3から溶融樹脂を射出するショット数をカウントし、カウントされたショット数が予め設定した所定数値に達すると、射出ノズル3から射出された溶融樹脂の粘度が自動的に算出され、算出された溶融樹脂の粘度が所定の樹脂粘度の範囲に収まっていないときには、温度調節手段15により加熱ヒータ10の設定温度の変更がなされ、溶融樹脂の粘度が所定の樹脂粘度に収まるように調整され、その後に、成形品の成形を繰り返し行う自動運転が再び開始される。よって、射出成形機により成形品を連続的に製造する自動運転途中に、溶融樹脂の粘度測定及び粘度調整を自動的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】金属溶湯を汲み上げるラドルに金属溶湯が残存することがないよう自動的に排湯する給湯機における排湯方法を提供する。
【解決手段】ダイカストマシンの操作スイッチの操作が所定時間無く、オートパワーオフスタンバイタイマーで計時された時間が予め設定した所定時間に達すると、ダイカストマシンを操作・管理するオペレータが不在であるとみなされ、ダイカストマシンを作動するポンプモータが停止されて、ダイカストマシンはスタンバイ状態になる。スタンバイ状態になったとするオフモード信号が、ダイカストマシンから給湯機1の受信手段に出力され、且つ給湯機の汲み直しタイマーがタイムアップされると、ラドル6に金属溶湯が残存することがないよう排湯動作が行われる。 (もっと読む)


【課題】非熟練者であっても成形条件の設定を簡単に行うことができて、使い勝手が良好な成形機を提供する。
【解決手段】成形機の駆動制御を司るマイコン部20に、成形ナビゲーションを記憶しておく。成形ナビゲーションを起動すると、成形条件の設定に必要な複数の設定画面が所定の順番で表示部に表示され、かつ表示された各設定画面中の成形条件を入力すべき設定項目の表示欄が周囲と異なる色で表示される。操作者は、周囲と異なる色で表示された設定項目の表示欄に、表示された順番に所定の設定値を入力する。これにより、成形条件の設定を完了することができる。よって、特別な熟練を要することなく成形機の稼働に必要な成形条件を漏れなく設定でき、成形条件の設定を高能率かつ確実に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】射出時におけるスクリュの加減速指令に対する応答性が良好で、高品質の薄物又は精密品を歩留まり良く成形可能な射出成形機及び射出成形機用制御回路を提供する。
【解決手段】射出制御用サーボアンプ26を介して射出用電動サーボモータ4を駆動する射出モータ駆動回路を備えた射出成形機において、前記射出制御用サーボアンプ26に、コントローラ11から出力される射出位置指令パターンxij0にスクリュ1の位置を追随させる射出速度指令vijと、コントローラ11から出力される加速度指令パターンaij0に所要の定数を乗算して得られるトルク加算値taを供給する。 (もっと読む)


【課題】射出成形機に構成される加熱シリンダのその外側に設けた遮熱カバーが高温になることを可及的に抑止する。
【解決手段】内部にスクリュー12が設けられると共に外周に加熱ヒータ16の装着された筒状の加熱シリンダ10と、加熱シリンダ10の先端に装着され金型のキャビティに溶融樹脂を射出する射出ノズル11と、加熱シリンダ10の外側を囲む2重カバーとを備え、この2重カバーは、保温カバー19とその外側に設けられた遮熱カバー25とからなり、加熱シリンダ10に保温カバー19を接合する保温カバー傾斜部22に一端が接合された保温カバー取付部18よりも、保温カバー19に遮熱カバー25を接合した遮熱カバー垂直面部26に形成した遮熱カバー取付部27を低位置に配設する。加熱シリンダ10の全体が高温に加熱されたときに、加熱シリンダ10の伝導熱が遮熱カバー25へ伝わり難い低位置に遮熱カバー取付部27を配置したことで遮熱カバー25が高温になることを抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】射出工程及び保圧工程における射出用電動サーボモータの駆動制御の応答性が高く、高品質の薄物、精密品又は厚物を高能率に成形可能な射出成形機を提供する。
【解決手段】VP切替位置に至ったとき、2次圧位置s2pがVP切替位置よりも後方(2次圧位置s2p≧VP切替位置)に設定されているか、前方(2次圧位置s2p<VP切替位置)に設定されているかの判定(2次圧位置判定)を行い、2次圧位置s2p≧VP切替位置である場合には、2次圧位置s2pまでスクリュ1を高速で後退させ、射出圧が予め設定された2次圧に至った段階で、保圧設定パターンpに従った制御に切り替える。2次圧位置s2p<VP切替位置である場合には、2次圧位置s2pまでスクリュ1を高速で前進させ、射出圧が予め設定された2次圧に至った段階で、保圧設定パターンpに従った制御に切り替える。この制御を、保圧工程中の最終の保圧設定圧力まで繰り返す。 (もっと読む)


【課題】熱による分解や劣化が生じやすい樹脂材料及びガラス繊維が混練された樹脂材料についても、良品を効率良く成形可能なスクリュー式射出装置を提供する。
【解決手段】スクリュー8の外面に、加熱シリンダ5に形成された原料樹脂供給穴20と対応する位置から先端部まで連続する螺旋溝8aを形成する。該螺旋溝8aは、原料樹脂供給穴20側において、フライトピッチp、溝幅w及び溝深さdが一定に形成された第1領域Dと、スクリュー8の先端側において、フライトピッチpが一定で、原料樹脂供給穴20側からスクリュー8の先端側に至るにしたがって溝深さdが順次浅くなり、かつ溝幅wが順次大きくなる第2領域Eとからなる。第1領域Dにおける螺旋溝8aのフライトピッチpと第2領域Eにおける螺旋溝8aのフライトピッチpとは同一であり、第2領域Eにおける各ピッチごとの容積は一定である。 (もっと読む)


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