説明

日精樹脂工業株式会社により出願された特許

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【課題】金属成形用の射出装置において、シリンダ本体内のライナを締まりばめした場合に生じがちなシリンダ本体とノズル部材間からの溶融材料の漏洩を防止する。
【解決手段】シリンダ本体の前端側の開口内を二段に拡径してライナのフランジ嵌合部とノズル部材のフランジ嵌合部とに形成し、シリンダ上部に供給口を穿設する。ライナの前端外周をフランジに形成してシリンダ本体内に嵌挿し、フランジをシリンダ本体の開口内に嵌合する。供給孔と供給口とを同位置にして熱膨張によりライナをシリンダ内面に密着する。先端をノズルに形成したノズル部材の円筒部の後端外周をフランジに形成する。そのフランジを上記開口内に嵌合して後端面をライナの先端面に当接する。ノズル部材の円筒部周囲の連結リングをボルトにより締付ける。ノズル部材をライナのフランジを介してシリンダ本体に締結する。 (もっと読む)


【課題】インサート成形用射出金型において、上下型内に設けた保持ピンの同時作動を、ラック・ピニオンを保持ピンの連動装置として採用することにより、射出装置が備える押出ロッドをもって同時に作動できるようにする。
【解決手段】キャビティ上下面の対向位置に下型内と上型内の保持ピン出入自在に設ける。下型内の保持ピンを突出プレートに連結する。上型内の保持ピンをキャビティ方向に弾圧して設けた保持プレートに連結する。保持プレートに連動杆をパーティング面から先端を保持ストロークだけ突出して設ける。ケース内のピニオンの両側に駆動ラックとケース内を往復動する従動ラックを噛合した連動装置を、下型のキャビティプレートに装着して従動ラックを連動杆の直下に設置する。駆動ラックを上記突出プレートに連結する。 (もっと読む)


【課題】加圧成形手段を備えた射出金型において、突出ピンと加圧部材とを共通の押圧ロッドにより作動した際の突出作動時における加圧部材の突出防止と、加圧部材による成形品の加圧深さの制御とを可能となす。
【解決手段】可動盤側の突出ピンと加圧部材とを備えたキャビティプレートの内側の突出板と、突出用穴と加圧用穴とを有する型取付板との間に、加圧部材の加圧軸を固設した加圧盤を突出板に加圧軸を通して設ける。加圧盤の盤体裏面に側面から内方に形成した突出ストロークよりも深い横溝を設ける。横溝にロッド受部材を摺動自在に嵌合して設ける。加圧盤を型取付板の加圧用穴に横溝を位置させて設ける。加圧軸の先端面とキャビティプレートのプレート面との間に加圧制限間隙を形成する。加圧盤とキャビティプレートとにわたり加圧盤を型取付板側に常時弾圧して加圧制限間隙と突出板との間の加圧作動間隙とを確保するばね部材を設ける。 (もっと読む)


【課題】 新コードデータの追加毎に行う上位制御装置のカスタマイズ作業を不要にして容易かつ確実な実施を可能にするとともに、様々なケースに柔軟に対応し、かつ全体のコストダウンに寄与する。
【解決手段】 新コードデータDc及びこれに対応する関連情報データDiが成形機コントローラ2で発生したなら新コードデータDc及びこの新コードデータDcに対応する関連情報データDiを含む成形機マスタファイルFmiを作成するマスタファイル作成処理手段Msと、成形機マスタファイルFmiと上位マスタファイルFmをマージ処理して新コードデータDc及びこの新コードデータDcに対応する関連情報データDiを含む新しい上位マスタファイルFmnを作成するマージ処理手段Mmと、上位制御装置3における上位マスタファイルFmを新しい上位マスタファイルFmnに更新処理するマスタファイル更新処理手段Meとを備える。 (もっと読む)


【課題】 急激な圧力変動を有効に抑制し、かつ抑制の安定化を図り、成形品の更なる高品質化及び均質化を実現する。
【解決手段】 予め、充填工程Ziにおける速度目標値V1…及び圧力Pが到達可能な所定のリミット圧Psを設定して試し成形を行い、良品が得られる試し成形の射出速度Vに係わる速度データDvを検出し、かつ圧力Pがリミット圧Psに到達した以降の速度データDvから得る所定の速度変化パターンVpを速度制御パターンVs…として登録するとともに、量産成形時に、速度目標値V1…となるように射出速度Vに対するフィードバック制御を行い、圧力Pがリミット圧Psに対応するリミット検出圧Pssに到達したなら、次の切換点tc…に達するまで、速度制御パターンVs…に基づく射出速度Vに対する速度制御を行う。 (もっと読む)


【課題】プランジャ内装の金属成形用の射出装置におけるノズルからの溶湯漏れを、ノズル温度の制御や弁機構の設置によらず、プランジャの操作をもって防止する。
【解決手段】ノズルを先端に有するシリンダ本体内にプランジャを進退自在に備え、シリンダ本体の上部に穿設した供給口に金属材料の溶解保持炉を設けた金属成形用射出装置において、射出工程完了後にノズルタッチを維持しつつプランジャを前進限位置から供給口後位の後退位置に強制後退する。溶解保持炉内の溶湯を供給口からシリンダ本体内に流入して計量する。計量完了後に上記プランジャを後退位置から供給口前位の待機位置まで低速で前進移動して供給口を閉鎖する。シリンダ本体内と溶解保持炉内の溶湯を遮断してノズルからの溶湯漏れを防止する。 (もっと読む)


【課題】 省エネルギー性の観点や薄肉成形品の増加等に伴って型締力を小さくしたり型締力を発生させない場合でも、金型閉鎖位置を検出可能にして適応性(汎用性)を高める。検出に係わる正確性を高め、検出のバラツキを低減するとともに、金型閉鎖位置を制御などに利用して制御の応答性や制御精度をより高める。
【解決手段】 型閉工程の実行時に、第一位置検出手段2により可動型Cmの位置を直接検出して第一位置データDa…を得、かつ第二位置検出手段3により可動型Cmの位置以外の物理量を間接的に検出して可動型Cmの位置に係わる第二位置データDb…を得るとともに、第一位置データDa…の単位変位量ma…と第二位置データDb…の単位変位量mb…の比率Ed…を順次求め、比率Ed…の変化が予め設定した閉鎖検出条件を満たしたなら、当該閉鎖検出条件を満たしたときの第一位置データDaを金型閉鎖位置Xccとして検出する。 (もっと読む)


【課題】 外乱(温度変動等)による圧油の粘性に基づく圧損及びその変動の影響を回避し、成形品重量の減少傾向及びバラツキが大きくなる不具合を解消する。
【解決手段】 スクリュ位置センサ4から得る位置検出値Xdを変換した速度検出値Vdに基づいて速度のフィードバック制御を行うとともに、射出圧センサ6bから得る圧力検出値Pdbに基づいて圧力のフィードバック制御を行い、かつ少なくとも予め設定した圧力設定値Psと圧力検出値Pdbの圧力偏差値Epが予め設定した切換判断値Eps以下になったなら速度制御領域Zvから圧力制御領域Zpへの切換を行うとともに、この切換時に、速度制御領域Zvにおける速度指令値を所定の制御パターンDpにより制御した後に圧力制御領域Zpに移行させるVP切換制御機能部Fcとを備える。 (もっと読む)


【課題】 型開閉装置から金型を取外しかつ再取付けした際の前後の挙動変化から金型の取付不備又は取付不良等の不具合を容易かつ確実に発見できるようにして、当該不具合を発見できないことに伴う生産効率の低下や生産の遅延を生じる問題を解消する。
【解決手段】 少なくとも成形稼働時に、第一位置検出手段4aにより、金型Cを構成する可動型Cmの位置を直接検出して第一位置データDa…を得るとともに、第二位置検出手段4bにより、可動型Cmの位置以外の物理量を間接的に検出して可動型Cmの位置に係わる第二位置データDb…を得、第一位置データDa…又は第二位置データDb…における一方のデータをディスプレイ3のX軸又はY軸における一方の軸に対応させ、かつ他方のデータをX軸又はY軸における他方の軸に対応させた型位置グラフAi(Aic)により表示する。 (もっと読む)


【課題】回転式竪型射出成形機でターンテーブルを90°間欠回転して成形と完成品の取出しとを行う場合であっても、射出成形時間中の完成品の取出しと待機中の下型の保温とを可能となす。
【解決手段】固定盤に載置したターンテーブルの上方に可動盤を昇降自在に設ける。ターンテーブルの四方に4つの下型を等間隔に設置する。下型の停止位置を順に一次成形操作部、待機部、二次成形操作部、取出操作部とする。両成形操作部の下型と型閉する複数の上型と、待機部の下型と型閉する保温型とを上記可動盤に設ける。 (もっと読む)


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