説明

キヤノンアネルバ株式会社により出願された特許

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【課題】基板9の温度を比較的低温に保ちながら、微細なホール90の内面に配線材料を埋め込むことを可能にする。
【解決手段】基板9に形成された微細なホール90の内面にアルミのベース薄膜93をイオン化スパッタによって作成した後、300℃程度の温度でアルミ膜をスパッタによって作成しながらリフローさせてリフロー薄膜91を作成する(D)。ホール90内のベース薄膜93が厚いためにリフロー薄膜91の拡散が促進され、ボイド92の無い埋め込みが可能になる。ベース薄膜93は途切れを防止するため150℃以下の温度で作成される。スパッタチャンバーはプラズマを形成するイオン化手段を有し、このプラズマ中でスパッタ粒子がイオン化される。イオン化スパッタ粒子は電界設定手段が与える電界によって基板9に垂直に多く入射し、ホール90内のカバレッジが向上する。 (もっと読む)


【課題】均一なガス流分布の形成を可能とするとともに、ガス吹出板6の温度及びその分布の制御性に優れたガス放出機構2を実現し、均一な処理を連続して行うことが可能な基板表面処理装置を提供する。
【解決手段】基板載置機構7及びガス放出機構2を対向して配置した処理室1、処理室1の排気手段及びガス供給手段22からなる基板表面処理装置において、ガス放出機構2は、上流側から、前記ガス供給手段22と連通するガス分散空間4、複数のガス通路5aを有しかつ冷媒流路5bが設けられた冷却ジャケット5、前記ガス通路5aと連通する複数のガス吹出孔6aを有するガス吹出板6の順に配置された構成で、前記ガス吹出板6は、前記冷却ジャケット5に固定されており、前記ガス分散空間4には、小孔4aを有するガス分散板4bが設けられていることを特徴とする。また、ガス吹出板6と冷却ジャケット5との間にガス分散機構を設けて、冷媒流路5bの真下にもガス吹出孔6aを設ける構成としても良い。 (もっと読む)


【課題】マスクでカバーすべき部分への蒸着材料の回り込みを防止して、ガラス基板上に所定パターンの成膜を正確に行うことのできる基板トレイ及び成膜装置を提供する。
【解決手段】基板を保持して薄膜材料源と対向配置される基板トレイであって、基板を保持し、薄膜材料源から出て基板に堆積される薄膜材料粒子が通過する開口が設けられた保持部材と、保持部材と基板との間に配置され、開口を通過した薄膜材料粒子が基板上に堆積することを遮ることにより基板上の薄膜を所定形状とするための第1マスクと、保持部材と第1マスクとの間に配置され、第1マスクへの薄膜材料粒子の堆積を遮るように、第1マスクの少なくとも一部を覆う第2マスクと、を備えることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 アスペクト比4以上のホールの内面にボトムカバレッジ率よく成膜を行えるようにする。
【解決手段】 チタン等の金属製のターゲット2をスパッタして基板50に所定の薄膜を作成するスパッタチャンバー内に所定のガスを導入するガス導入手段4は、ターゲット2から放出されるスパッタ粒子に反応して、ホール500の側面501に対する付着性がスパッタ粒子単体の場合よりもより低く且つホール500の底面502において解離可能な化合物を生成する水素等の反応性ガスを導入することが可能である。狭いホール500の底面502まで効率よくスパッタ粒子が到達できるので、ホール500の底面502での膜堆積が促進され、ボトムカバレッジ率が向上する。 (もっと読む)


【課題】ウェハ処理装置で正常位置に対してどの方向に位置ずれが生じても確実に位置ずれを検出でき、少数の光学的センサを用いて検出できるウェハ位置ずれ検出装置およびウェハ位置ずれ検出方法を提供する。
【解決手段】このウェハ位置ずれ検出装置は、伸びと縮みを行うアーム機構部、アーム機構部の先部の把持プレート37、アーム機構部を回転させる回転機構部、回転機構部等を支持するベース、ベースの上に位置不変の第1および第2の光センサ13,14を備えたロボットアーム12を有する。ウェハ17が第1の位置にあるときにおける、第1の光センサによる検出結果と第2の光センサによる検出結果との第1の組合せ結果と、ウェハが第2の位置にあるときにおける、第1の光センサによる検出結果と第2の光センサによる検出結果との第2の組合せ結果とに基づいてウェハの位置ずれの有無を判定する。 (もっと読む)


【課題】低RAでも高MR比を有する磁気抵抗効果素子の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】 酸素や水などの酸化性ガスに対しゲッタ効果の大きい物質が前記MgO層を成膜する室内に設けられた構成部材(第1成膜室21内部の、成膜室内壁37、防着シールド36の内壁、仕切板22やシャッタなど)の表面に被着された成膜室内で前記MgO層を成膜するとによって、第1の強磁性層と第2の強磁性層との間にMgO(酸化マグネシウム)層を有する磁気抵抗効果素子を製造する。ゲッタ効果の大きい物質は、該物質の酸素ガス吸着エネルギーの値が145kcal/mol以上の物質であればよく、特に前記磁気抵抗効果素子を構成する物質としてのTa(タンタル)が好適である。 (もっと読む)


【課題】 スパッタリング装置に好適に用いられる電磁石ユニットを提供する。
【解決手段】 電磁石81には、第1のフォトダイオード825と第2のフォトダイオード828が設けられており、電磁石81への通電を制御する通電制御器82は、第1のフォトダイオード825からの光を受ける第1のフォトトランジスタ824と、第1のフォトトランジスタ824に接続された第1の正側駆動用トランジスタ821と、第2のフォトダイオード828からの光を受ける第2のフォトトランジスタ827と、第2のフォトトランジスタ827に接続された負側駆動用トランジスタ822とを備えている。第1のフォトトランジスタ824がオンすると、電磁石81に第一の向きに電流が流れ、第2のフォトトランジスタ827がオンすると、電磁石81に逆の第二の向きに電流が流れる。 (もっと読む)


【課題】全体のrf電極表面の下にほぼ均一な磁束分布パターンを生成し均一なウェハー処理速度を実現できるプラズマ処理方法および半導体デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】このプラズマ処理方法は、下部電極2上に搭載されたウェハー23の表面の付近の空間に容量結合型プラズマを生成し、ウェハーを処理するプラズマ処理方法であって、下部電極に対向する上部電極1の外側面上または内部に配置されたポイントカスプ磁界を作るための複数のマグネット6を、その周縁領域に広がる方向に、同じマグネット配列によって延長して配列し、上部電極の内側表面の近くには均一な磁束分布パターンによるポイントカスプ磁界7を作り、このポイントカスプ磁界7に基づき容量結合型プラズマを生成してウェハーを処理する。 (もっと読む)


【課題】 高アスペクト比のホールの内面に十分な被覆性でコンタクト膜バリア膜のような異種薄膜を真空中で作成できるようにする。
【解決手段】 コンタクト膜を作成するスパッタチャンバー2とコンタクト膜の上にバリア膜を作成するCVDチャンバー3とがセパレーションチャンバー1を介して気密に接続されており、セパレーションチャンバー2には基板9を真空中で搬送する搬送機構11と、内部に不活性ガスを導入する不活性ガス導入系12と、セパレーションチャンバー1内の圧力がCVDチャンバー3の圧力より高くCVDチャンバー3の残留ガスが所定のレベル以下になったのを確認したのを確認した後にゲートバルブ31を開ける制御部6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 二つの異なる周波数の高周波による高周波プラズマ処理において、プラズマの形成や維持を充分にし、且つ安定化させる。
【解決手段】 処理チャンバー1内にプロセスガス導入系2によりプロセスガスを導入し、プラズマ用電源4により高周波電極3にVHF帯の高周波電圧を印加して高周波放電を生じさせてプロセスガスのプラズマを形成し、基板ホルダー5上の基板9に所定の処理を施す。基板ホルダー5は別の高周波電極であり、HF帯の高周波電圧がイオン入射用電源50により印加され、発生する自己バイアス電圧によりプラズマ中のイオンが引き出されて基板9に入射する。コントローラ7は、プラズマ用電源4を動作させた後、プラズマが形成されて安定化したことを確認してからイオン入射用電源50を動作させるシーケンス制御プログラム70を実行する。 (もっと読む)


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