説明

日本コンクリート工業株式会社により出願された特許

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【課題】コンクリートスラッジから高純度の炭酸カルシウムを分離し回収できるコンクリートスラッジ処理装置を提供する。
【解決手段】コンクリートスラッジ処理装置1は、コンクリートスラッジからカルシウムを液体に溶出する溶出反応装置2と、カルシウムが溶出した液体から炭酸カルシウムを析出する析出反応装置3とを備える。第1経路4、第2経路5および第3経路6にて、溶出反応装置2および析出反応装置3を液体が循環可能に接続する。第2経路5に、炭酸カルシウムが析出した液体から炭酸カルシウムを分離する炭酸カルシウム分離装置7を設ける。第3経路6に、カルシウムが溶出した液体から二酸化ケイ素を分離する二酸化ケイ素分離装置8を設ける。 (もっと読む)


【課題】繊維シート表面のコンクリートの被り厚さを一定に保つことができるコンクリート成形物を提供する。
【解決手段】コンクリートによって成形された成形部本体11と、この成形部本体11の表面部分に埋設された繊維シート12と、この繊維シート12に一定領域ごとに取付けられて、この繊維シート12を前記成形部本体11の表面から一定の深さに設置したスペーサ13とを具備したコンクリート成形物20である。スペーサ13は、前記成形部本体11の表面14と前記繊維シート12との間に介在されたスペーサ本体部15と、このスペーサ本体部15から突出されて前記繊維シート12に結合されるスペーサ取付部16とを具備している。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単であってかつ構架材との十分な接続強度を確保できるプレストレストコンクリート構造体を提供する。
【解決手段】プレストレストコンクリート構造体としてのPC壁体11cは、遠心力成形法などで長尺に成形したコンクリート成形部21の内部に、プレストレストコンクリート用の緊張材としてのPC鋼材16を軸方向に配設している。コンクリート成形部21の軸方向途中部に、構架材接続用の角形の鋼管51をコンクリート成形部21の外周面に露出した状態でボックス状に埋込む。この角形の鋼管51は、コンクリート成形部21の外形に沿って同様の形状に成形し、コンクリート成形部21の凹溝22と連続する凹溝22aを有している。 (もっと読む)


【課題】周辺地盤や地下水との短絡的な熱交換が可能であるため採熱または放熱の熱交換効率を向上でき、かつ熱交換用管の設置本数の制限を緩和でき、かつ深い深度でも熱交換用管の設置作業を迅速かつ容易にでき施工コストを低減できるとともに熱交換用管の破損を防止できる地中熱交換ユニット設置方法を提供する。
【解決手段】(a)地中に杭体のみを挿入する通常工法より大きな掘削径の掘削孔11を、オーガなどによって予め掘削する。(b)この掘削孔11にコンクリート製既成杭の杭体12を挿入する。(c)この杭体12の設置後に、通常工法より大径の掘削孔11内で、杭体12の外周部(根固め液もしくは杭周固定液13を充填した部分)に、円筒篭状に組立てた地中熱交換ユニット14を、設置済みの杭体12を案内に挿入し、所定の深さに設置する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート体に効率的に吸水防止層を形成できる吸水防止層形成方法を提供する。
【解決手段】吸水防止層2を形成する浸透性吸水防止材3をコンクリート体1の表面に塗布する。コンクリート体1の少なくとも浸透性吸水防止材3を塗布した部分を遮蔽体4によって覆う。コンクリート体1に浸透性吸水防止材3による吸水防止層2を形成した後、コンクリート体1から遮蔽体4を外す。このように、浸透性吸水防止材3を塗布した後に、浸透性吸水防止材3を塗布した部分を遮蔽体4で覆うことにより、浸透性吸水防止材3の揮発を抑制でき、浸透性吸水防止材3を有効にコンクリート体1内部まで深く浸透できるので、コンクリート体1に効率的に吸水防止層2を形成できる。
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【課題】止水効果が低下することなく確実に止水でき、かつ特殊な止水治具を用いることなく容易に施工できるコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】プレストレストコンクリートによって形成した複数の壁体本体12を土地部13と空間部14との境界面に沿って連続的に配列する。壁体本体12は、隣接し合う側面の土地部13側および空間部14側に間隔をおいてそれぞれグラウト溝15a,15bを備えている。また、これらのグラウト溝15a,15b間には止水材溝16を備え、この止水材溝16にはゲル化止水材19を備えている。また、空間部14側のグラウト溝15bに袋グラウト17を設ける。さらに、グラウト溝15aを注入通路として、少なくとも袋グラウト17より土地部13側の壁体本体12間の隙間に隙間グラウト材18を充填する。これら、袋グラウト17と隙間グラウト材18とゲル化止水材19とが設けられたことにより確実に止水できる。 (もっと読む)


【課題】高粘性・高流動性を有するコンクリート等自硬性物質を成形させるのに、自硬性物質を確実に成形空間に移動させて、成形精度を高めることができるコンクリート等自硬性物質の成形用型枠および成形方法を提供する。
【解決手段】充填する高粘性・高流動性を有するコンクリート等自硬性物質6を収容できるように側壁板5で囲む深さ空間7を有する固定型枠1に対して、固定型枠1に下端部を軸着し、自硬性物質6を挟み込むようにしてこの固定型枠1の深さ空間7に入り込み、かつ、固定型枠1側に移動して最終には必要とする成形空間9を得る可動型枠2とからなるコンクリート等自硬性物質の成形用型枠を使用し、可動型枠2を固定型枠1側に移動することにより、充填したコンクリート等自硬性物質6を展伸させて成形する。 (もっと読む)


【課題】汚れ防止対策を行った高欄を提供する。
【解決手段】天端部14、傾斜部15および鉛直部16において、少なくとも路面とは反対側に位置する各外表面に外表面保護用の保護塗膜層24を設ける。さらに、少なくとも天端部14および傾斜部15の路面とは反対側に位置する各外表面において、保護塗膜層24に重ねて汚れ防止用の防汚塗膜層25を設ける。これらの保護塗膜層24および防汚塗膜層25は、撥水性を有する高密度な塗膜層であるので、表面で雨などの水分を弾くことができ、高欄本体13の外表面が湿潤な状態になることを防止し、汚れを防止する。また、天端部14および傾斜部15に樹脂系の塗装材による塗装材塗膜層26を設けると、さらに撥水性能が向上し、汚れを防止する。 (もっと読む)


【課題】グラウト材との付着力を高めることができるようにして縁切れによる止水効果の減少を防止できるコンクリート壁体を提供する。
【解決手段】PC壁体11は、コンクリートにより長尺状に形成した壁体本体12と、この壁体本体12の側面に長手方向に形成したグラウト注入溝13と、このグラウト注入溝13の表面に形成した凹凸粗面14とを具備している。凹凸粗面14は、遠心成形時の型枠内面に設置した凝結遅延剤によりコンクリートの凝結を遅らせて、成形後に形成する。 (もっと読む)


【課題】蝶番で一体化した補修パネルによるトンネル内面の補修において、トンネル内施工位置で補修パネルを設置済みパネルにスムーズに隙間無く接合し、ピース間・リング間のパネル相互に目違い・段違いを発生させることなく設置でき、トンネル内面の完全な補修を効率的・短時間・低コストでできるトンネル補修工法・補修用覆工板を提供する。
【解決手段】覆工板を4分割してプレキャスト製の天端パネル10と側壁パネル11と底板パネル12から構成し、天端パネル10に側壁パネル11を蝶番13で接続してヒンジ構造のアーチ状パネルとし、トンネル内の施工位置でアーチ状パネルを開いて天端パネルと側壁パネルを接合端面の埋設ピン等で段差無く接合し、アーチ状パネルを設置済みパネルに押付け、接合端面の調芯ピン等で段差無く接合し、底板パネル12を設置済みパネルに押し付け、接合端面の調芯ピン等で段差無く接合し、底板パネル12の両端部を側壁パネル11に接続する。 (もっと読む)


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