説明

株式会社SUMCOにより出願された特許

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【課題】シリコンウェーハとエピタキシャル層との界面における不純物濃度の低下を防止する。
【解決手段】シリコンウェーハを反応炉内で水素ベークする第1の工程(ステップS3)と、反応炉にシリコン原料ガス及びドーパントガスを導入することにより、水素ベークされたシリコンウェーハの表面にエピタキシャル層を形成する第2の工程(ステップS4)とを備える。第1の工程においては、反応炉内にドーパントガスを導入し、外方拡散により低下するシリコンウェーハ表層の不純物濃度を補う。これにより、シリコンウェーハとエピタキシャル層との界面における不純物濃度の低下が抑制されたエピタキシャルウェーハを製造することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ウェーハの反りを抑制しながら、硬脆性材料のスライス時間を短縮可能な硬脆性材料のスライス方法を提供する。
【解決手段】スライス初期では、第1の固定砥粒による硬脆性材料の切断が進行し、これに伴い、電着固定砥粒ワイヤの走行モータの負荷電流が徐々に低下し、電着固定砥粒ワイヤに撓みが生じてくる。しかしながら、第1の固定砥粒の粒度が第2の固定砥粒の粒度に達した時、鋭角な角部を有した未使用の第2の固定砥粒が、硬脆性材料の切断溝の底部に当接し、それ以降、切断溝の底部の主な研削は第2の固定砥粒が引き継ぐ。これにより、走行モータの負荷電流の低下が徐々に回復し、撓みが徐々に減少する。その結果、一定の押し付け速度のままで硬脆性材料をスライス可能となる。よって、ウェーハの反りを抑制しながら、硬脆性材料のスライス時間を短縮できる。 (もっと読む)


【課題】エピタキシャル欠陥がテイル部付近の直胴部で発生することを防止できる窒素ドープエピウェーハの製造方法を提供する。
【解決手段】CZ法にて窒素ドープしたシリコン単結晶を引き上げる際に、引上速度V[mm/min]と、融点〜1350℃までの結晶成長軸方向の平均温度勾配G[℃/mm]との比をV/G[mm/℃min]≧0.25に設定し、かつ、800〜750℃の温度領域の冷却速度Cv≧1.7℃/minとする。 (もっと読む)


【課題】安全かつ安価に、シリコンウェーハをはじめとする半導体ウェーハの表面を多孔質化して、表面における光の反射ロスを低減することが可能な太陽電池用ウェーハを製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、半導体ウェーハの少なくとも片面を多孔質化して太陽電池用ウェーハを製造する方法であって、前記半導体ウェーハの少なくとも前記片面に低級アルコール液を接触させる第1工程(S1)と、該第1工程の後に、前記半導体ウェーハの少なくとも前記片面に金属イオンを含むフッ化水素酸を接触させる第2工程(S2)と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単純な単結晶シリコン基板を出発基板としてGaN膜を形成することができ、反りやクラックが抑制された半導体基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10は、単結晶シリコン基板11と、単結晶シリコン基板11の表面に形成された転位層を含む加工ダメージ層12と、加工ダメージ層12の表面に形成されたバッファ層13と、バッファ層13の表面に形成された窒化ガリウム膜14とを備えている。加工ダメージ層12は、単結晶シリコン基板11の表面から深さ0.5μmまでの範囲内に形成されている。加工ダメージ層12は、#2000〜#8000の砥石を用いて単結晶シリコン基板11の表面を研削した後、転位層の一部が残るように単結晶シリコン基板11の表面を研磨することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】超音波の減衰や洗浄槽内での不均一な液流の影響を受けることなくウェーハ面内をムラ無く均一に洗浄することが可能なウェーハ洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄液2で満たされた洗浄槽11と、洗浄槽11内でウェーハ1を揺動可能に保持する受け台12と、ウェーハ1を保持して上下方向に移動させるウェーハチャック13とを備えている。ウェーハ1の回転動作時には、受け台12の揺動角度が−θ度の位置でウェーハ1が受け台12から浮いた状態となるようにウェーハチャック13でウェーハ1を持ち上げる。次に、受け台12だけを回動させて+θの角度まで傾けた後、ウェーハチャック13を開放してウェーハ1を再び受け台12に載せることによって、ウェーハ1を周方向に回転させる。 (もっと読む)


【課題】低酸素濃度のシリコン単結晶において、L/D領域およびB−band領域を高感度に検出し得る手段を提供すること。
【解決手段】シリコン単結晶の検査方法。一態様は、チョクラルスキー法により育成された格子間酸素濃度(旧ASTM)が12E17atoms/cm3未満のシリコン単結晶インゴットから切り出されたサンプルの表面を銅で汚染すること、上記汚染後のサンプルに、700℃以上800℃未満の温度域で5分間以上加熱した後に該温度域から2.5℃/分を超える降温速度で急冷する加熱冷却処理を施すこと、上記加熱冷却処理後の前記サンプル表面を選択エッチングすること、上記選択エッチング後のサンプル表面のピットが局在している領域をL/D領域として特定すること、を含む。他の態様は、異なる処理を施した2つのサンプルの対比結果からB−band領域を特定することを含む。 (もっと読む)


【課題】単純な単結晶シリコン基板を出発基板として窒化ガリウム膜を形成することができ、反りやクラックが抑制された半導体基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10は、面方位(111)を有する単結晶シリコン基板11と、単結晶シリコン基板11の最表面を除く表層領域に形成された不完全な絶縁性を有する埋め込み酸化層12と、単結晶シリコン基板11の最表面に形成されたバッファ層13と、バッファ層13の表面に形成された窒化ガリウム層14とを備えている。埋め込み酸化層12は、単結晶シリコン基板11の表面にドーズ量が5E+14atoms/cm以上5E+17atoms/cm以下の酸素イオンを注入した後、500〜1350℃で熱処理することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】単純な単結晶シリコン基板を出発基板として窒化ガリウム膜を形成することができ、反りやクラックが抑制された半導体基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10は、単結晶シリコン基板11と、単結晶シリコン基板11の表面に形成された炭素含有シリコン層12と、炭素含有シリコン層12の表面に形成されたバッファ層13と、バッファ層13の表面に形成された窒化ガリウム膜14とを備えている。炭素含有シリコン層12に含まれる炭素の濃度は1E+18atoms/cm以上1E+21atoms/cm以下であり、例えば単結晶シリコン基板11をプロパンガス雰囲気下で熱処理することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】単純な単結晶シリコン基板を出発基板として窒化ガリウム膜を形成することができ、反りやクラックが抑制された半導体基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10は、単結晶シリコン基板11と、前記単結晶シリコン基板11の最表面を除く表層領域に形成された転位層12と、前記単結晶シリコン基板11の前記最表面に形成されたバッファ層13と、前記バッファ層13の表面に形成された窒化ガリウム層14とを備えている。転位層12は、窒化ガリウム層14が形成された単結晶シリコン基板14の表層領域に転位が発生し且つ単結晶シリコン基板11の最表面には転位が発生しない条件下でイオン注入することにより形成される。イオン注入では、ドーズ量が5E+14atoms/cm以上5E+17atoms/cm以下のアルゴンイオンを注入する。 (もっと読む)


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