説明

住友電工スチールワイヤー株式会社により出願された特許

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【課題】 めっき処理を施すことなしに、ゴムとの接着性に優れたビードコード用ワイヤを得ることができるビードコード用ワイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】 ビードコード用ワイヤを製造する場合には、まず鋼線をデスケール処理する。続いて、デスケール処理がなされた鋼線に対して電解による化成皮膜処理を施すことにより、鋼線の表面にリン酸塩皮膜を形成する。続いて、化成皮膜処理がされた鋼線に対して乾式の伸線加工を施した後、更に仕上げ伸線として湿式の伸線加工を施すことにより、ビードコード用ワイヤを得る。このとき、ビードコード用ワイヤの表面に、耐食性を有するリン酸亜鉛皮膜が残留するように、伸線加工を実施する。 (もっと読む)


【課題】中空スラブを形成するときに、内部に流体を充填した袋体を使用した場合でも、袋体が変形し難く、且つ、容易に施工可能な中空スラブ形成用部材を提供する。
【解決手段】中空スラブ形成用部材は、くびれ部11と、このくびれ部11により区分された複数の部屋部12とを有し、内部に流体を注入可能な袋体10である。この袋体10を上部筋31,32と下部筋41,42との間に配置すると共に、袋体10のくびれ部11にフック50を引っ掛けて袋体10を固定する。そして、下部筋31,32と上部筋41,42と袋体10の外周にコンクリート20を打設して中空スラブ(床スラブ1)を形成する。 (もっと読む)


【課題】オイルテンパー線の材料に起因するノイズ信号を低減し、および/または、スケールの剥離に依存するノイズ信号を低減することで、既存の探傷器を用いて30μm程度の微小な疵の検出を可能にしたオイルテンパー線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼線表面にスケールを有するオイルテンパー線であって、鋼線の金属組織が、焼戻しマルテンサイトと、焼戻しマルテンサイト中に分布したCoを含有する球状化セメンタイトとを含み、鋼線の保磁力が38.0Oe以上であることを特徴とするオイルテンパー線である。 (もっと読む)


【課題】マルチケーブルを使用したサドル構造の出口部に容易にゴムブーツを装着させるためのゴムブーツ拡径治具を提供する。
【解決手段】少なくとも2つ以上の分割片21からなり、マルチケーブルが挿通されるサドル構造の出口部を封止する筒状のゴムブーツ30をゴムブーツ30の内部から径方向外方に拡径する内部拡径部材20と、内部拡径部材20の外周で、さらにゴムブーツ30の外周に配置される外部筒状部材10と、内部拡径部材20の一端側を外部筒状部材10に保持する連結支持部材(フック14)と、内部拡径部材20の他端側を外部筒状部材10に保持するとともに、内部拡径部材20の外部筒状部材10に対する相対的位置を変化させる可動連結部材16とを備える。 (もっと読む)


【課題】低温環境下でも硬化速度の低下を防止でき、或いはプレグラウトPC鋼材の製造後の任意のタイミングで硬化促進を可能とし、かつプレストレストコンクリート構造物の施工の際に、PC鋼材の移動時や配設作業時に接触等の外力による発熱体の切断事故を防止することが可能なプレグラウトPC鋼材を得ることである。
【解決手段】プレグラウトPC鋼材Nは、樹脂製保護シース1とその内腔に配置されたPC鋼撚り線2からなるPC鋼材とを備え、保護シース1とPC鋼撚り線2との間隙に硬化性組成物3を充填され、保護シース1に通電により発熱する発熱体1’が埋め込まれて形成したものであり、通電により任意のタイミングで硬化を促進させ、寒冷時においても所要の硬化速度を得ることができるようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】 外的負荷に対する環状コア及び側線ワイヤの伸びの均等化を図ることができるビードコード及び車両用タイヤを提供する。
【解決手段】 ビードコード9は、環状コア10と、この環状コア10の周りに螺旋状に複数周にわたって一層巻き付けられた1本の側線ワイヤ11とを備えている。環状コア10は、2本の芯線ワイヤ12を撚り合わせてなる撚線13により形成されている。各芯線ワイヤ12の線径は、同一径である。環状コア10を形成する各芯線ワイヤ12の両端面同士は、それぞれ溶接により接合されている。環状コア10に対する側線ワイヤ11の巻き付け方向は、各芯線ワイヤ12の撚り方向と逆であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】セメントやグラウト材との高付着性を有し、かつ外周にシースを有するPC鋼撚り線として、引抜性も満足し得る高付着性樹脂被覆ストランドを得る。
【解決手段】高付着性樹脂被覆ストランドAは、高強度PC鋼の素線を用いた芯線1aを中心としてその周囲に複数の素線1bを撚り合わせて高強度PC鋼撚り線1を構成し、その周囲にはエポキシ樹脂を塗布して薄膜状の被覆層2が形成され、被覆層2の外周の表面には、多数の微粒子状のセメント粒子3が付着されている。セメント粒子3は、セメントと接触した場合に反応により一体化する性質を有し、粒子の径が小さくとも十分な対コンクリート付着力を得ることが出来る例えばセメントモルタルの粉体、又は粉砕後のコンクリート粉末等が用いられる。その外周にシース5が配設され、高付着性樹脂被覆ストランドAは、セメント粒子3が付着されていることにより、シース5との摩擦力を小さくすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】グラウンドアンカー緊張後、アンカー頭部の荷重変動が安定したあとに注入材を再充填する手間を省いたグラウンドアンカーの構造及び工法の提供。
【解決手段】アンカー構造は、硬化性樹脂層1aを全長に塗布した緊張材1の周りを外周に凹凸を有する被覆筒2で被覆したアンカー部材10、緊張材1の自由長部Lの上端の頭部に定着具4、アンカー部材10の下端に圧着部5a、その下端寄り位置の外周に耐荷体7とを備えている。硬化性樹脂層1aは緊張力付加後、一定時間経過して硬化する樹脂で構成される。このアンカー部材10を削孔H内に挿置し、この緊張材1の拘束長部周囲に硬化性充填材3を充填し、硬化性充填材3の硬化後に緊張材1の頭部に装着した定着具4により緊張材1に張力を加え、アンカー頭部の荷重変動が安定した後に張力調整し、その後に硬化性樹脂層1aが硬化することで緊張材1の変位が拘束されて緊張材1と周囲の地盤とを一体化する。 (もっと読む)


【課題】グラウンドアンカーに用いられるアンボンド防食PC鋼材、その製造方法、装置を与える。
【解決手段】防食PC鋼材Cは、複数の鋼素線を撚り合わせ、その外周に熱可塑性合成樹脂又は亜鉛メッキのような保護薄膜2を施したPC鋼撚り線1の所定長さの外周に油脂性の防食層3を塗布、その上に合成樹脂の薄膜フィルム4を被せ、さらにその上に保護被覆層5を備える。その製造装置は、保護薄膜を施したPC鋼撚り線1を送る送りローラ11、これに油脂性の防食層3を塗布する塗布装置13、その外周に薄膜フィルム4を供給するフィルム供給手段14、これに薄膜フィルム4を巻く巻付け手段15、所定位置に固定する装置からなる。 (もっと読む)


【課題】 金属ワイヤの伸線加工性を向上させ、表面性状の良好な金属ワイヤを得ることができる金属ワイヤの製造方法及びソーワイヤを提供する。
【解決手段】 金属ワイヤ10を製造する場合には、まずCu及びZnを含むと共にシアンを含まない非シアンめっき浴によって、金属素線11の表面上にブラスめっき内層12aを形成し、引き続き非シアンめっき浴によって、ブラスめっき内層12a上にブラスめっき外層12bを形成する。このとき、ブラスめっき外層12bのCu含有比をブラスめっき内層12aのCu含有比よりも高くする。続いて、ブラスめっき層12を419℃±30℃の温度で加熱する。そして、ブラスめっき層12に対して電解による化成皮膜処理を施すことにより、ブラスめっき層12の表面に燐酸鉄皮膜13を形成した後、伸線加工を施す。 (もっと読む)


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