説明

キヤノン化成株式会社により出願された特許

151 - 160 / 640


【課題】転写ローラ等に有用な、低硬度かつ表面凹凸が小さく、環境変化等によるローラ抵抗値の変動量が小さい導電性ゴムローラを提供する。
【解決手段】発泡ゴム層のゴム成分の主成分が極性ゴムであり、発泡ゴム層中には、少なくとも充填剤としてタルクが、該ゴム成分100質量部に対し、10質量部以上60質量部以下、かつ、発泡ゴム層中の全充填剤の50質量%であり、該発泡ゴム層の平均表面粗さが70μm以下である。 (もっと読む)


【課題】表面層に濃淡ムラが発生するのを防ぎ、濃淡ムラが画像上に発生することのない導電性ローラの製造に用いるディッピング装置を提供する。また、このようなディッピング装置を用いた導電性ローラの製造方法、及び現像ローラを提供する。
【解決手段】導電性ローラの表面層を浸漬塗布して形成するディッピング装置であって、該表面層用の塗工液を貯溜するディッピング管と、該ディッピング管の上端部から溢れた該塗工液を受ける容器と、該ディッピング管及び該容器を外部から密封する筐体と、該筐体の内部雰囲気を排気可能に接続された排気管と、を有し、前記容器の上端部は、該ディッピング管の該上端部から鉛直下方に1cm以上離れて配置され、当該ディッピング装置は、該容器の外壁から縦及び横方向の20cm以内の位置、並びに該容器の前記上端部から鉛直下方の方向の50cm以内の位置に障害物を有さないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】周方向の抵抗ムラが小さい電子写真用導電ローラとその製造方法を提供する。
【解決手段】円筒状のパイプ(7)とパイプの両端にそれぞれ配設された軸芯体を保持するための二つの駒(8a)(8b)とを有する金型を用い、前記パイプに沿って軸芯体を金型内に設置し、前記二つの駒(8a)(8b)の一方に設けられた注入穴より樹脂層材料を金型内に注入し、金型を加熱することにより樹脂層材料を硬化させて軸芯体の周りに樹脂層を形成する工程を有する電子写真用導電ローラの製造方法において、樹脂層材料が、粘度、フィラー充填量及び10%硬化時間が特定の範囲にある付加反応型液状シリコーンゴムであり、樹脂層材料を金型に注入する平均速度が特定の範囲にあり、樹脂層の長さ、樹脂層の厚さ並びに注入側、中央部及び出口側の加熱温度(T1)(T2)(T3)が特定の関係を満たす電子写真用導電ローラの製造方法。この方法で製造されたローラ。 (もっと読む)


【課題】ローラーの周方向の通気量を全周に亘って、簡単な構成で高精度に測定することができるローラーの通気量測定装置を提供する。更に、このローラーの通気量測定装置を用いて測定して得られる通気量に基づき評価することによりトナーの保持、放出性能が精密に評価されたトナー供給ローラーを提供する。
【解決手段】芯金と、その外周に形成された発泡弾性体層とを有するローラーの通気量測定装置である。ローラーの軸方向の一定距離の範囲の測定領域を除いて該測定領域の両側の発泡弾性体層を密閉する密閉治具と、測定領域の下方から発泡弾性体層に密着するノズルとを有する。更に、該ノズルに接続される吸引ポンプと、該吸引ポンプの作動により測定領域の解放領域から発泡弾性体層を通過してノズルに流入する空気量を測定する流量計とを有する。 (もっと読む)


【課題】効率よく製造可能な、且つ、可塑剤の染み出しもなく、優れた画像を得ることのできる導電性ローラを提供する。
【解決手段】クロスヘッドダイを備えた押出機を用いて未加硫のゴム組成物を押出すと同時に、芯金を該クロスヘッドダイを通過させて、該芯金の外周面上に未加硫のゴム層を配置せしめた後、加硫工程を経て製造される導電性ローラにおいて、前記未加硫のゴム組成物が、ゴム成分として、エチレンオキサイド80モル%以上95モル%以下含むエチレンオキサイドとアリルグリシジルエーテルとが共重合されている多元共重合体(A)と、ヨウ素価が20以上35以下のエチレンプロピレンゴム(B)を含有し、且つ、該エチレンプロピレンゴム(B)の含有量が全ゴム成分に対し3質量%以上30質量%以下であるゴム組成物であることを特徴とする導電性ローラ。 (もっと読む)


【課題】導電性弾性層が芯金との密着性が良好で比較的低硬度であり耐圧縮永久歪性に優れ、且つ導電性弾性層からの滲み出しによる導電性変化が抑制された導電性ゴムローラを提供する。
【解決手段】芯金2の外周面上に1層以上の導電性弾性層2を有する導電性ゴムローラ1において、導電性弾性層2が、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴムを主ゴム成分として含有し、135℃デカリン中で測定した極限粘度[η]が0.20dl/g以上0.80dl/g以下である液状エチレン−プロピレン共重合体、硫黄及びカーボンブラックを含有するゴム組成物を加硫してなる。 (もっと読む)


【課題】形状ムラがなく、製造された積層シームレスチューブが帯電部材の表面層用に良好である帯電部材用被覆チューブを容易に製造できる方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2層からなる積層チューブを重力方向に押し出す工程における各層の樹脂圧が200kg/cm2以上450kg/cm2以下であり、かつ、各層間の樹脂圧の差が±50kg/cm2以内にあり、最外部層が、融点が110℃以上170℃以下である炭化水素系ワックスを含むことにより、上記課題は達成される。 (もっと読む)


【課題】材料のロスが少なく、少ない工程で効率よく、しかも、ブレード端部に樹脂被覆を成形できるブレード成形型を提供することにある。特に、電子写真装置の現像装置において、ブレード端部に曲面を有する樹脂被覆が形成されることにより現像ローラーとの当接が適切になされる現像剤量規制ブレードを成形することができるブレード成形型を提供する。
【解決手段】支持板と、該支持板の表裏及び端部に樹脂被覆とを有するブレードの成形型において、支持板が連続供給される搬送路と、該搬送路を拡張して設けた樹脂被覆を形成するキャビティと、該キャビティに支持板の表裏方向から溶融した樹脂被覆材を供給する被覆材供給ゲートとを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ローラ基材の外周面全体に塗料を塗布する上層塗工方法において、ローラ基材を液面から離す際の跡が発生せず、比較的短時間で塗膜を形成することができ、かつローラ基材の側面や軸心体への塗料の付着を防ぐことが可能な塗工方法を提供することを課題としている。
【解決手段】本発明に係る塗工方法は、ローラ基材の外周面をおよそ水平な状態で塗料に浸し、該ローラ基材を回転させることで該ローラ基材の外周面に塗料を塗布する塗工方法において、前記ローラ基材と塗工槽中の塗料液面がおよそ水平の状態で該ローラ基材の外周面全体に塗料を付着させる工程と、前記ローラ基材の回転を継続したまま該ローラ基材と塗工槽を同じ方向に同時に傾けて塗料を塗工槽から溢流させる工程と、を有することを特徴とする (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、リングヘッドによる乾燥工程において、塗工欠陥による外観不良を抑えることで画像不良を防ぎ、高品質なローラ部材を安定して製造するローラ部材の製造方法を提供することである。
【解決手段】軸芯体と、その外周に形成された弾性層と、該弾性層の外周に形成された表面層とを有するローラ部材の該表面層を、リングヘッドにより形成するローラ部材の製造方法において、表面層形成用塗料を塗布するのと同時に塗布表面層に気体を吹きかけ乾燥させる乾燥工程を有し、該表面層形成用塗料の主溶剤の相対蒸発速度rと、該塗料が塗布された直後のゴムローラ近傍の風速vが、
5≦rv≦200
r:主溶剤の相対蒸発速度(酢酸ブチルを1とする)
v:ゴムローラ近傍の風速(m/min)
を満たすことを特徴とするローラ部材の製造方法。 (もっと読む)


151 - 160 / 640