説明

株式会社ヴァレオジャパンにより出願された特許

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【課題】ケースの内側にガス通路が形成される逆止弁において、弁体の急激な動きを緩和することで、弁体の挙動の乱れによるチャタリングやハンチングを抑える。
【解決手段】閉弁圧が開弁圧よりも小さく設定された逆止弁50において、底部51aに弁孔58が形成された有底筒状のケース51と、このケース51の深さ方向に沿ってケース内を移動し、弁孔58を開閉する弁体52と、弁体52を底部52aに対して付勢するバネ53と、弁体52の動きを制限すると共に連通部54cが形成されたストッパ54とを備え、弁体52とケース51の内周面との間に弁孔58から連通部54cにかけてガス通路65を形成し、弁体52に摺動可能に嵌合する区画部材56により弁体52とストッパ54との間にダンパ室55を形成する。 (もっと読む)


【課題】スクロール型圧縮機において、偏心軸と駆動軸から別体化すると共に、ブッシュの偏心軸への装着、特に止部となる頭部とブッシュとのスラスト方向隙間の適正化を図ること。
【解決手段】端板20a上の渦巻壁20cを形成する固定スクロール部材20と、この固定スクロール部材20と噛合し、圧縮室27を形成すると共に端板21a上に渦巻壁21cを形成する旋回スクロール部材21と、この旋回スクロール部材21を公転させ、少なくとも偏心軸とブッシュと、オルダムリングとを備えた公転機構45と、この公転機構45に回転力を与える駆動軸12とより成るスクロール型圧縮機1において、前記ブッシュに貫通孔47を形成する。前記駆動軸12の端面にあって軸方向に嵌合孔46を形成する。それから、前記偏心軸を頭部付偏心軸23とする。この頭部付偏心軸23をブッシュ24の貫通孔47に挿入した後に、前記嵌合孔46へ圧入している。 (もっと読む)


【課題】斜板式圧縮機において、斜板とシューの耐摩耗性と摺動性を向上させた斜板式圧縮機及び斜板式圧縮機の斜板の表面処理方法を提供する。
【解決手段】可変容量斜板式圧縮機は、クランク室を貫通してハウジングに回転自在に支持されたシャフトと、シャフトが挿通される開口部を有すると共にクランク室に配されてシャフトの回転に同期して回転する斜板22と、斜板22の周縁に係留され、斜板22の回転に伴いハウジングに形成されたシリンダボア内を往復摺動するピストンと、斜板22の両側面とピストンの係合部との間に配設され、斜板22及びピストンの両者と摺接するシュー24とを有している。斜板22は、鉄系材料であり、斜板22のシュー24との摺接面34は、ガス軟窒化処理が施された後、形成された硬化層36を残しつつ窒化化合物層を除去する除去処理が施され、さらに固体潤滑剤の皮膜が形成する皮膜処理37が施されている。 (もっと読む)


【課題】 長期使用に伴うバッテリの変形を想定したうえで、バッテリの温度調整を効率よく行うことができるバッテリ温度調整装置を提供すること。
【解決手段】
車両に搭載されたバッテリの温度を調整するバッテリ温度調整装置において、軟質のシート状の素材からなる袋体と、袋体に液体の熱媒体を送るポンプとを備え、バッテリの温度調整時には、熱媒体の圧力により袋体が膨張してバッテリに圧接するようにした。 (もっと読む)


【課題】インバータ装置と電動機とを電気的に接続するターミナルの装着構造を改良してターミナルの固定状態の耐久性を確保する。インバータ回路基板とターミナルの設置位置とがオーバラップする場合でも回路基板の設置を容易にする。
【解決手段】仕切壁50に形成された貫通孔61にターミナル60を固定し、インバータ側コネクタ74と電動機側コネクタ76とをターミナル60を介して電気的に接続する場合に、ターミナル60の本体部63を、端子ピン64が貫通固定された挿通部63aとフランジ部63bとで構成し、貫通孔61に対して電動機収容部側から挿入してフランジ部63bを仕切壁50に係止させ、その状態をスナップリング71で保持する。また、ターミナル60の端子ピン64をインバータ回路基板52の通孔72を貫通させてインバータ側コネクタ74と接続する。 (もっと読む)


【課題】電動機の性能を損なわず、且つ、薄板鋼板の大きさを大きくすることなく、積層コアの外周部に形成された隆起部をハウジングと干渉せずに組み付けることが可能な電動機のステータ収容構造を提供する。
【解決手段】複数の薄板鋼板を積層して形成される積層コア34にコイルを巻設して形成されるステータ31をハウジング2に収容して構成される電動機のステータ収容構造であって、積層コアの外周部に形成された隆起部61をハウジング2の内周面に形成された凹部62に配置させてステータ31をハウジング2に収容する。 (もっと読む)


【課題】室内暖房用熱交換器を車室内側に配置するヒートポンプシステムを採用した場合に、高温高圧の熱交換媒体が配管から漏洩しても、熱交換媒体が車室内空間に漏洩するのを防止して、高温高圧の熱交換媒体が搭乗者に当たらないようにし、車室内空間に霧状に充満して車両前方に対する視界不良を起こすのを防止した車両用空調装置を提供する。
【解決手段】ヒートポンプシステム25を構成する配管35のうち室内暖房用熱交換器9を収納するケース7外で且つ車室内空間4内に位置するケース外配管35aを、カバー38で覆って、ケース外配管35aの周囲に気密性の高い閉鎖空間44を画成する。ファイヤーボード5に取付けられたグロメット55に、閉鎖空間44と車室外域3とを連通させて閉鎖空間44内に漏洩した熱交換媒体を車室外域3に排出するための通路部60を設ける。そして、通路部60の開口61を開閉する開閉手段を弁構造64とする。 (もっと読む)


【課題】自転防止部機構としてオルダム機構を採用しながら、旋回スクロールの背面に、オイル交じりの媒体を留まらせてオルダムリングの潤滑を確実に行うと共に圧縮機構のコンパクト化を維持する。
【解決手段】旋回スクロール部材11と駆動軸を軸支するブロック部材5との間にオルダムリング18が設けられるスクロール型圧縮機において、固定スクロール部材10とブロック部材5とによって旋回スクロール部材11からの軸方向の荷重を受ける環状のスラストレース16を挟持し、このスラストレース16に旋回スクロール部材11の端面を全周に亘って摺接可能に密接させ、また、スラストレース16をブロック部材5に形成された対をなすキー溝部25b,25cよりも径方向外側までブロック部材5の端面に密接させ、旋回スクロール部材11、スラストレース16、及びブロック部材5によって停留空間を画成し、この停留空間にオイル混じりの媒体を停留させる。 (もっと読む)


【課題】取付足部等の寸法誤差によるシリンダボアの変形を防止すると共に、取付足部の剛性を確保した圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機1は、少なくともフロント側ハウジング2とリア側ハウジング3とを組み付けて構成するハウジング8を備え、ハウジング8に設けられた取付足部31を取付箇所にボルトによって締付けることで設置される。取付足部31は、フロント側ハウジング2とリア側ハウジング3とにそれぞれ設けられ、フロント側ハウジング2とリア側ハウジング3との少なくとも一方に圧縮機の上下方向に一対設けられている。取付足部31には、ボルトを挿通するボルト挿通孔32を形成し、その突出された先端部にボルトの挿通方向に対して垂直に形成された平坦面33を備え、平坦面33は、圧縮機1の上下方向に沿った平坦面33の巾が突出部31bの上下方向の巾より小さく、圧縮機1の前後方向に沿った平坦面33の巾より小さく形成されている。 (もっと読む)


【課題】ヒートポンプシステムの既存のエネルギーとしてコンプレッサから発する熱に着目して、コンプレッサから発する熱をコンプレッサの周囲の空気に蓄熱し、ひいてはコンプレッサから室内熱交換器に流れる熱交換媒体の温度を上昇するヒートポンプシステムを提供する。
【解決手段】ヒートポンプシステム2を構成するコンプレッサ23を、コンプレッサ収納用構造体30に収納する。コンプレッサ収納用構造体30は、開閉手段35、36を利用して一時的に密封可能な構造とし、コンプレッサ23の周囲の空気をコンプレッサ収納用構造体30内に滞留させることにより、コンプレッサ23の発した熱がコンプレッサ23の周囲の空気に伝播・蓄熱されるようにする。これにより、コンプレッサ23の周囲の空気でコンプレッサ23を保温し、コンプレッサ23から吐出される熱交換媒体の温度を上昇させる。 (もっと読む)


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