説明

独立行政法人理化学研究所により出願された特許

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【課題】核酸の二重らせん構造を効果的に検出する標識物質の提供。
【解決手段】核酸塩基に、標識化合物と反応しうる、ペプチド構造もしくはペプトイド構造を有するスペーサーを有するヌクレオシド化合物及びそのホスホロアミダイト誘導体。該ホスホロアミダイト誘導体はホスホロアミダイト法により核酸に導入され、次に標識化合物との反応で標識された核酸が合成される。該標識された核酸は、核酸の二重らせん構造を効果的に検出可能な標識物質として用いることができる。該標識物質は、核酸の検出感度等に優れているので、研究用、臨床用、診断用、試験管内遺伝子検出、生体内遺伝子検出等、幅広い用途に使用可能である。 (もっと読む)


【課題】心筋梗塞や狭心症などの動脈硬化性疾患を検査する方法及びそれに用いる試薬の提供。
【解決手段】ヒト染色体5p15.3上に存在する一塩基多型を分析し、該分析結果に基づいて動脈硬化性疾患を検査する方法。前記一塩基多型が、特定の塩基配列の塩基番号61番目の塩基に相当する塩基、または該塩基と連鎖不平衡の関係にある塩基における多型である方法。 (もっと読む)


【課題】粒径分布幅の狭い粒子を高密度にて製造できる粒子の製造装置を提供する。
【解決手段】蒸気ガスを含む原料ガスの流路となる導管11と、外管12、および外管12の内側に設けられた内管13により構成されている二重管構造部22と、を備えており、上記外管12は、導管11と連結された一方の開口部12aと、外管12と内管13との間に冷却ガスを導入するための他方の開口部12bとを有し、内管13は、導管11と外管12とが連結されている位置において導管11に対して開口する開口部13aを有し、原料ガスと冷却ガスとが対向して生じる混合ガスを外部に取り出す流路となる。 (もっと読む)


【課題】植物を対象として、ゲノムDNAの遺伝的組換え頻度を上昇させることができる手法を確立する。
【解決手段】対象とする植物細胞内において発現可能な制限酵素遺伝子を当該植物細胞に導入し、当該制限酵素遺伝子を一過的に発現させてゲノムDNAに遺伝的組換えを誘導するか、プロモーターと制限酵素遺伝子をアグロバクテリウム法により導入することでゲノムDNAに遺伝的組換えを誘導する。 (もっと読む)


【課題】分級可能な荷電粒子の粒径の上限値を大きくすることが容易で、かつ粒径が変化しうる荷電粒子を分析可能な微分型電気移動度分級装置等を提供すること。
【解決手段】DMA(微分型電気移動度分級装置)100は、それぞれ入口スリット102、スリット104、出口スリット106を有する入口電極103、中間電極105、及び出口電極107が、所定の間隔をおいて対向するように順次配置された分級槽101と、分級槽101にシースガスを供給するガス供給部と、対向する上記電極間に所定の電圧を印加する電圧源108・109と、を備え、分級槽101は、対向する上記電極間毎に形成される第1分級部10及び第2分級部20を有し、上記ガス供給部は、分級槽101に供給する上記シースガスの流量を第1分級部10及び第2分級部20で個別に制御する。 (もっと読む)


【課題】細胞の移動および接着を高精度に制御することができ、かつ細胞接着領域を、目的、用途等に柔軟に対応させることができる基板、およびこれを備えた種々の装置を提供する。
【解決手段】細胞を接着させるための接着面21aを有する接着領域12と、接着領域12に隣接して設けられる、細胞の接着を阻害するための阻害領域13とを備えており、阻害領域13は、複数の多角柱形状の構造物22を備えている。 (もっと読む)


【課題】安定して強い力により2つの部材の関節角度を一定の状態に保持することができるアクチュエータおよびその制御方法を提供する。
【解決手段】ゴムチューブ83の両端は、第一,第二固定部材81,82にそれぞれ取り付けられる。ゴムチューブ83が径方向へ膨張変形すると、動力変換部材86により第一固定部材81と第二固定部材82の離間距離を短くする力を発生する。さらに、ゴム状態とガラス状態に変化する形状記憶ポリマー87が、ゴムチューブ83の内周側、動力変換部材86の外周側、および、ゴムチューブ83と動力変換部材86の中間層の少なくとも何れか一つに配置される。形状記憶ポリマー87をゴム状態にして、ゴムチューブ83の筒内部への供給流体圧力を制御して、第一,第二部材10,20の回転角度を変更する。形状記憶ポリマー87をガラス状態にして、第一,第二部材10,20の回転角度を保持する。 (もっと読む)


【課題】新規キシロースイソメラーゼ及びキシロース資化能を有する真核細胞の利用方法を提供する。
【解決手段】シロアリ原生生物由来のキシロースイソメラーゼをコードするDNAを用いて酵母等の真核細胞を形質転換することで、キシロース資化能を有する新規な真核細胞、および、該真核細胞を用いたエタノール、乳酸、酢酸、1,3−プロパン−ジオール、プロパノール、ブタノール、コハク酸、エチレン、グリセロール、ファルネソール、ゲラニルゲラニオール及びスクアレン等の生産方法。 (もっと読む)


【課題】プローブのスポット内での固定量を精度よく推定することができる新規な方法を提供する。
【解決手段】本発明は、粒子状物質と、所定のターゲットに反応するプローブとを所定の割合で含む試料を基体上に供して、当該液体のスポットを1ないしは複数個、基体上に形成する工程と、次いで、少なくとも1つの上記スポットに含まれる上記粒子状物質の個数を測定する工程と、次いで、測定された上記粒子状物質の個数から、当該スポットに含まれる上記プローブの量を推定する工程と、を含むプローブの固定量の推定方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】高分解能な多光子励起顕微鏡を提供する。
【解決手段】周期的な光サイクルを有する分子に対して、光サイクルを回すための第1の励起光(λ)と第2の励起光(λ)および信号光(FL)を発生させるための第3の励起光(λ)を照射し、信号光を検出する。ここで、第1または第2の励起光の少なくともいずれかを周波数ωで強度変調し、検出される信号光から周波数nω成分を抽出する。周波数nω成分は光サイクルをn回回った後に信号光が発生する遷移である。このように、励起光の波長を長くすることなく多光子励起の信号光を識別できるので、空間分解能を向上できる。本発明は、蛍光顕微鏡にもラマン散乱顕微鏡にも好適に適用できる。 (もっと読む)


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