説明

国立大学法人京都工芸繊維大学により出願された特許

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【課題】酸化耐性アスコルビン酸パーオキシダーゼ(アスコルビン酸ペルオキシダーゼ)およびその製造方法ならびにアスコルビン酸パーオキシダーゼに酸化耐性を付与する方法の提供。
【解決手段】未改変アスコルビン酸パーオキシダーゼのアミノ酸配列において、少なくとも特定の配列の25位に相当する位置のアミノ酸がシステインからシステイン以外のアミノ酸に置換されたアミノ酸配列を有する、酸化耐性アスコルビン酸パーオキシダーゼおよびその製造方法、ならびに未改変アスコルビン酸パーオキシダーゼのアミノ酸配列において、少なくとも特定の配列の25位に相当する位置のアミノ酸をシステインからシステイン以外のアミノ酸に置換する工程を包含するアスコルビン酸パーオキシダーゼに酸化耐性を付与する方法からなる。 (もっと読む)


【課題】型くずれや、繊維がほどけるのを防止することができる医療用チューブ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の医療用チューブは、ナノファイバーにより構成される第1の筒体61と、第1の筒体61の外周面に巻回された補強用線材62と、ナノファイバーにより形成され、補強用線材62上に配置された第2の筒体63と、を備え、第1及び第2の筒体61,63のナノファイバーの少なくとも一部が、補強用線材62間の隙間を介して接着されており、第1の筒体61、第2の筒体63、及び補強用線材62により液不透過性の壁面を形成している。 (もっと読む)


【課題】液体でも固体でもサンプルを保持できる構成とした分光分析用サンプル保持基体を提供する。
【解決手段】赤外吸収スペクトル測定装置にセット可能なサンプル保持基板10に設けた開口に、不織布状のナノ・ファイバを、接着または圧着により設置する。このようにして設置された、ナノ・ファイバからなるサンプル保持体11に、所定濃度のサンプルの溶液を滴下し、サンプル保持体11に保持されたサンプル12を赤外吸収スペクトル測定の透過法を用いて残留物質を測定する。 (もっと読む)


【課題】従来技術では安価な検波器の構成が困難であるような高い周波数領域の信号を検波可能な回路を提供する。
【解決手段】容量C2を含む帰還回路を備え、基本発振周波数とその高調波発振周波数で発振するFET20を用いた帰還型発振器42を備えた超再生検波回路10において、クエンチ信号を発振器42に入力することにより、発振器42をクエンチング発振させている状態において、基本発振周波数と実質的に同一の周波数を有する搬送波をベースバンド信号に従って振幅変調してなる基本波信号と、高調波発振周波数と実質的に同一の周波数を有する搬送波をベースバンド信号に従って振幅変調してなる高調波信号との少なくとも一方を含む高周波信号を超再生検波回路10に入力することによりトランジスタにより超再生検波させかつ包絡線検波してベースバンド信号を含む復調信号を得る。 (もっと読む)


【課題】芳香族ポリエステル分解能を有する細菌、およびこれを用いた芳香族ポリエステル分解方法の提供。
【解決手段】特定の塩基配列と97%を超える相同性を示す16S rDNA配列を有し、かつ芳香族ポリエステル分解能を有する細菌。芳香族ポリエステルの存在下で該細菌を培養する、芳香族ポリエステル分解方法。該細菌が、さらにエチル−4−ヒドロキシベンゾエート、p−ヒドロキシ安息香酸、4−メチルカテコール、モノメチルテレフタレート、テレフタル酸およびテレフタル酸二ナトリウム塩からなる群より選択される化合物を分解する能力を有する、芳香族ポリエステル分解方法。 (もっと読む)


【課題】 従来技術の難点の少なくとも1つを打破するか、改善する、または、有用な代替手段を提供すること。
【解決手段】
サイポウイルスとバキュロウイルスは、ウイルス粒子が多角体と呼ばれるマイクロサイズのタンパク質結晶に封入されているため、根絶するのが難しい事でよく知られている。多角体の顕著な安定性は、バクテリアの胞子のように、これらの昆虫ウイルスが長年土の中に感染力を有したままで残っていることを意味する。1900年代前半以来、これらのユニークな生体内のタンパク質結晶は広範囲に性状解析されてきたが、その原子構造は未解明のままであった。ここでは、昆虫細胞から精製された5-12ミクロンの大きさのタンパク質結晶で、遺伝子組換え型と野生型(感染性を有する)のカイコサイポウイルス由来のタンパク質結晶である多角体の2Åの解析能での結晶構造の解析結果を説明する。これら多角体は、エックス線によるタンパク質の結晶構造解析に使用された結晶の中で、最も小さい結晶である。多角体はウイルスがコードする多角体タンパク質であるポリヘドリンタンパク質の3量体で作られていて、ヌクレオチドを含むことが分かった。これらの構成ブロックの形はいくつかのウイルス粒子を構成するキャプシッドの3量体の名残であるが、ポリヘドリンは新規な折りたたみ構造を持ち、生体内で20面体の外殻ではなく、むしろ3次元の立方体の結晶を構築するように進化してきた。ポリヘドリン3量体は、非共有結合の相互作用によって多角体内で広範囲に架橋されており、それはちょうど抗原と抗体の複合体形成と同様の絶妙な分子補完性を持っている。このようにして得られた非常に安定した密封された結晶は、外部環境からウイルス粒子を保護する。その構造は、多角体が細胞培養系、マイクロアレイ、および生物農薬といった分野で、生物工学的に応用できる強固で多様なナノ粒子の開発の基礎となることを示唆している。 (もっと読む)


【課題】純チタン又はチタン合金の疲労強度と耐摩耗性の改善を同時に実現することのできる表面処理方法を得る。
【解決手段】純チタン,α型チタン合金,β型チタン合金,又はα+β型チタン合金のいずれかより成る製品を処理対象とし,前記処理対象に対して温度973〜1271K,処理時間0.5〜12時間としたプラズマ窒化を行って窒素が拡散した硬化層を形成し,次いで,前記処理対象に対し1種又は2種以上の微粒子を衝突させて前記硬化層上に生じているTiN,Ti2N等の化合物層を除去し,必要に応じて残留応力を付与する。 (もっと読む)


【課題】ウイルスベクター−カイコ発現系による有用タンパク質を大量生産する方法。
【解決手段】バキュロウイルスベクター発現系において、昆虫の抗ウイルス活性によるウイルス増殖の抑制が、発現タンパク質の高発現の低下を招いているのではないかとの仮説をたてた。抗ウイルス活性を示すAVPをノックダウンしたトランスジェニックカイコを作製し、このカイコで有用タンパク質高発現用ベクターとして通常用いられるバキュロウイルス(カイコBombyx mori NPV(BmNPV)またはハイブリッドNPV(HyNPV))をベクターとして有用タンパク質を発現させた。AVP遺伝子ノックダウンカイコでのタンパク質発現量は、対照のカイコと比較して3倍以上も上昇した。 (もっと読む)


【課題】簡易な製造方法によって製造可能であり、かつ、応答時間が短い液晶表示素子、及びそのような液晶表示素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】有機重合性物質を溶解させた紡績液を静電噴霧法によって有機繊維化し、有機繊維層を一対の基板間に挟持させ、液晶を有機繊維層へ注入する。有機繊維層に液晶を充填した後、一対の基板間に挟持させてもよい。また、必要に応じて、有機繊維層に蒸熱処理を施してもよい。こうして製造された繊維液晶複合表示素子は、偏光板を有しなくても電界印加の有無によって透明/白濁のスイッチング機能を示す。 (もっと読む)


【課題】血液Sの定量採取及びその血液Sと試薬Rとの定量混合を簡単且つ確実に行うことである。
【解決手段】一端に開口を有する採血管本体21と、血液導入口、及びその血液導入口と前記採血管本体21とを連通する血液流路を有する蓋部材22と、を具備し、前記採血管本体21が、減圧吸引作用により前記血液導入口221Aから血液Sを吸引する減圧採血室21A、及び前記血液Sを希釈する試薬Rを収容する試薬収容室21Bを有し、前記蓋部材22が、前記血液流路から所定量の血液Sを採取して、前記試薬収容室21B内に導入する定量採取部222を有するものである。 (もっと読む)


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