説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】
波長変換された蛍光を検出することにより、放射線の2次元イメージを得る。
【解決手段】
蛍光波長を他の波長にシフトさせる機能を持つ波長シフター板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔で波長シフター板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には、蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、波長シフター板の下面に上記の光ファイバと直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置し、放射線検出体から発生する蛍光を波長シフター板の波長シフト機能により他の波長に変換し、波長変換された蛍光を波長シフター板の溝内に配置した光ファイバ束と上面あるいは下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得る。 (もっと読む)


【解決課題】一般には困難と考えられる環境試料中の多様な物質からアスベストを簡便に識別する方法を提供する。
【解決手段】検体試料に対してレーザー光を照射し、検体試料中の物質から物質固有のレーザー誘起蛍光を発生させる第一の工程、顕微鏡観察視野内で発生したレーザー誘起蛍光を照射レーザー波長よりも長波長域にある任意の波長域に光透過特性を有する光学ローパスフィルターを通して光検出し、微粒子からの蛍光を2次元光検出器で画像計測する第二の工程、画像計測した微粒子の蛍光画像から微粒子のレーザー誘起蛍光を発する面積とその面積から発生する積算蛍光量を求める第三の工程、微粒子が蛍光を発生する面積とその面積から発生する蛍光量から単位照射面積当たりの蛍光量を算出し、予め同計測条件で求めておいたアスベストの単位面積当たりの蛍光量と比較する第四の工程を具備する、単位面積あたりのレーザー誘起蛍光量を指標とするアスベスト識別法。 (もっと読む)


【課題】 ブロー成形に適し優れた成形性を備えるとともに、化石燃料への依存度を低減し高い生分解性を備えることで環境へ十分な配慮がされ、低コスト化を実現したバイオマスプラスチック材料及びバイオマスプラスチック成形物の製造方法を提供する。
【解決手段】 バイオマスプラスチック材料は、生分解性を備えた米デンプンを主材とし、これにポリプロピレン等の非架橋性ポリマーを加えて溶融混練した混合物に、電子線を照射することにより架橋処理を施した架橋性ポリマーを加えて生成したバイオマスプラスチック材料を再度溶融混練し、ブロー成形を行うことにより、生分解性樹脂バイオマスプラスチック成形物が製造される。 (もっと読む)


【課題】プラズマ平衡磁場コイル(EFコイル)に対して分散させて締付力を加えることのできるプラズマ平衡磁場コイルの支持構造を提供する。
【解決手段】核融合装置用のEFコイル2の支持構造では、EFコイル2を挟んで一対のクランプ31,33を配置し、各クランプ31,33のEFコイル2の両側方への延出部分に締付力を付与して、EFコイル2を挟み込み、トロイダル磁場コイルに対してEFコイル2を支持する。各クランプ31,33とEFコイル2との間には、一対の圧力緩和板4が、各クランプ31,33の両延出部分間に配置されて介装される。圧力緩和板4は、最も肉厚を有した肉厚部から、クランプ31,33の延出部分の延出方向の両端部にかけて徐々に肉厚を薄くする断面形状を有している。圧力緩和板4は、平坦面をEFコイル2側に向け、傾斜面をクランプ31,33側に向けて介装される。 (もっと読む)


【課題】鉛ビスマスや超臨界圧水に対して高い耐食性を有すると同時に、強度、特に高温強度を向上スーパーODS鋼を提供すること。
【解決手段】Fe粉末に、総重量に対する比でCr粉末:13.0〜23.0%、Al粉末:3.5〜5.0%及びY2O3粉末:0.25〜0.45%、C粉末:0.02〜0.05%と、Hf粉末:0.2〜0.7%及びZr粉末:0.4〜1.0%の少なくとも一方とを添加した粉末をメカニカルアロイング処理することにより、酸化物分散強化型合金鋼を製造する。Hf又は/及びZrがAlによる酸化物の凝集を妨げ、酸化物の分布が9Cr ODS鋼並の微細且つ高密度なものとなるため、高温強度が改善される。また、Hf又は/及びZrが結晶粒界に炭化物や酸化物を形成し、粒界滑りを抑制して高温強度を改善する。 (もっと読む)


【解決課題】ホモポリマーの発生を低減させて、グラフト率の高いグラフト化基材を得ることができるグラフト化基材の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】高分子基材に反応活性点を生成させる反応活性点生成工程と、反応活性点を生成させた高分子基材に反応性モノマーをグラフト重合するグラフト重合反応工程と、形成されたグラフト鎖に官能基を導入する官能基導入工程と、を具備し、反応活性点生成工程とグラフト重合反応工程とは別個に行う、グラフト化基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】アスベストを飛散させずに低温で無害化する処理を行う。
【解決手段】水溶液に白石綿、青石綿、茶石綿などのアスベスト(石綿)を混合したものを、その混合液を含む容器の外部からの放射線照射により、混合液中に誘起される酸化還元反応を利用して、構造破壊にともなう非針状化・分解を促進して、アスベストの無害化する処理を行う。処理に用いる水溶液としては塩濃度の高い水溶液が好ましく、放射線としては水溶液や容器に対して充分な透過性をもち、アスベストに充分に吸収されるだけのエネルギーをもつガンマ線や電子線が好ましい。図2では、白石綿を浸漬した硫酸水溶液中に、入射エネルギー0.8MeVの電子線を照射することで、白石綿の構造が針状から粒状に変化することが、X線回折による結晶構造ならびに電子顕微鏡による表面構造の測定結果から確認できる。 (もっと読む)


【課題】原子炉の核出力を計測し、安全かつ適切に低コストで原子炉の制御を容易に行う。
【解決手段】偏差検出回路110は、基準値回路113から入力された基準値であるNAで規格化された中性子束の値NA/NAの1からの偏差である中性子束偏差を、サンプリング周期Sについて求めた値KA=ABS(1−(NA/NA))を算出する。設定値回路116は、中性子束偏差KA等に対する閾値である中性子束偏差閾値αを設定する。上記のNA等の値は運転サイクル毎に設定するが、αはこの原子炉の運転サイクルに関わらず予め設定することができる。警報判定回路117は、中性子束偏差とαの間の大小関係に基づいて、警報動作回路140に警報を発生させる信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】複雑な化学処理や大量の化学薬品を使用せずに、貴金属を回収することができる貴金属の回収方法と、強酸化性金属イオンの還元反応を促進可能な機能材料の製造方法を提供するとともに、複雑な化学処理や大量の化学薬品を使用せずに、強酸化性金属イオンの還元反応を効果的に促進させることが可能な強酸化性金属イオン含有水溶液の処理方法を提供する。
【解決手段】貴金属の回収と機能材料の製造の方法については、貴金属イオンを含む水溶液に少量の固体材料を添加し、放射線照射により水溶液中に誘起される還元反応を利用して、水溶液中の貴金属イオンを還元処理して固体材料の表面に分散または担持させる。強酸化性金属イオン含有水溶液の処理方法については、貴金属分散・担持固体材料を少量添加し、放射線照射により前記水溶液中および固体材料表面に誘起される還元反応を利用して、強酸化性金属イオンを低い酸化状態に還元して無害化する。 (もっと読む)


【課題】硝酸酸性溶液中のモリブデンを分離除去できる技術手段を提供する。
【解決手段】ヘマタイト相を有効成分とする吸着剤とする。 (もっと読む)


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