説明

メタウォーター株式会社により出願された特許

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【課題】亜硝酸型硝化工程を採用した脱窒方法において、亜硝化槽における窒素ガスおよび一酸化二窒素の発生を防止する有機性原水の脱窒方法を提供すること。
【解決手段】アンモニア性窒素を含有する有機性原水を、亜硝酸性窒素に酸化する亜硝酸型硝化工程と、前記亜硝化槽からの流出水から窒素ガスを発生させる脱窒工程とからなる有機性原水の脱窒方法の前処理工程として、アンモニア性窒素を含む有機性廃水を、生物担体8が投入され、かつ溶存酸素量が2.8mg/L以下であるように曝気量を制御されたBOD分解槽1に導入して有機物を分解するBOD分解工程を設けることを特徴とする有機性原水の脱窒方法。 (もっと読む)


【課題】砂層部とフリーボード部から構成される流動床式焼却炉において、各燃料供給ガンへの燃料の供給量制御と併せて、燃料供給ガンの使用本数増減によるΔTの制御を行い、フリーボード部の温度をダイオキシン成分の完全分解に必要な一定温度としながら、砂層部での燃焼効率を最適に維持する技術を提供すること。
【解決手段】砂層部2に多数の燃料供給ガン13を備えた流動床式焼却炉1で汚泥を焼却する際に、フリーボード部3の温度がダイオキシン成分の完全分解に必要な一定温度となるように各燃料供給ガン13への燃料供給量の合計量を制御しながら、砂層部温度(Ts)とフリーボード部温度(Tf)との温度差ΔTp(実測値)が目標値ΔTsとなるように燃料供給ガン13の使用本数を増減する。 (もっと読む)


【課題】水に浮きやすい夾雑物を効率よく排出できる排水枡を提供する。
【解決手段】水よりも比重が小さい夾雑物を含んだ排水を溜める槽2と、その槽2に溜めた排水を槽2外へ排出する排水管3とを有する排水枡において、排水管3から分岐して槽2に排水を流入させる戻り管4を設け、排水管3の吸入側に水中ポンプ5を接続して、その水中ポンプ5の吸い込み口8を槽2の底面中央部近傍に開口させ、その水中ポンプ5によって、槽2から排水管3に送られた排水を戻り管4を経由して槽2内に吐出させることにより、槽2に溜めた排水に旋回流を発生させて槽2内で排水を攪拌する。このようにすれば、槽2内の排水の旋回流により、水に浮きやすい夾雑物は、槽2内を旋回しながらポンプ5の吸い込み口8まで運ばれ、効率よく槽2外へ排出することができる。 (もっと読む)


【課題】焼却残渣の焙焼処理時に塩素添加が必要な場合において、ランニングコストの低減を図る。
【解決手段】焼却残渣を、塩素源及び還元剤となる添加剤を添加して焙焼加熱し、焼却残渣の無害化処理を行なう方法において、前記添加剤として、廃棄物より生成した未洗浄の炭化物を使用する。このような未洗浄の炭化物は、塩素を3〜5%程度含有しており、酸化鉛から塩化鉛を生成して揮発させる際に添加する塩素源として利用でき、焼却残渣の焙焼処理に伴うランニングコストを抑制できる。また、焼却残渣の加熱に伴い、炭化物も燃焼するため、加熱のための化石燃料の消費を抑制することもできる。さらに、炭化物は燃焼時に焙焼炉内の酸素を消費するため、炉内を還元雰囲気とする効果もあり、六価クロムを三価クロムとして無害化する還元剤としての効果も期待できる。 (もっと読む)


【課題】大量のオゾンを使用せず、低コストで排水から処理水質に優れた再生水を製造することができる方法を提供する。
【解決手段】下水処理水などの原水にオゾン接触塔2等を用いてオゾンを接触させ、原水中の固形分の凝集性を高めたうえで凝集剤注入ポンプ6により凝集剤を注入して凝集させ、分離膜8で膜ろ過する再生水の製造方法である。分離膜前の原水中の残留オゾン濃度を溶存オゾン濃度計5で測定し、原水の水質悪化に伴い必要オゾン量がオゾン発生器の能力を超えることにより残留オゾン濃度が所定値よりも低下した際には凝集剤の注入量を増加させ、必要オゾン量がオゾン発生器の能力を超えない領域においては、投入オゾン量またはオゾン消費量に応じて凝集剤の添加量を増減させる。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物を原料として製造された炭化物の可燃分含有率を瞬時に正確に測定し、可燃分含有率に応じて振り分けを行い、それぞれの用途に出荷することができる炭化物の出荷方法を提供する。
【解決手段】有機性廃棄物を炭化炉1により炭化させて得られた粉粒状の炭化物の嵩比重を測定し、比較的低比重の炭化物を可燃分含有率の高い炭化物、比較的高比重の炭化物を可燃分含有率の低い炭化物として振り分けてサイロ7,8,9に貯留したうえ、用途に応じて出荷する。炭化炉1を流動床式炭化炉とすれば、均一な粒径の炭化物を得ることができる。出荷時に各サイロ内の炭化物をブレンドすることもできる。 (もっと読む)


【課題】汚泥乾燥機に投入される下水脱水汚泥の性状が変動した場合にも、乾燥品含水率を一定に維持することができる汚泥乾燥機の運転制御方法を提供する。
【解決手段】脱水汚泥を熱風により乾燥させる汚泥乾燥機の内部に温度計13を設置して乾燥品の温度を直接計測し、計測された乾燥品の温度が一定となるように乾燥条件を制御することにより、乾燥品の温度と乾燥品の含水率との間の強い相関を利用して、乾燥品含水率を一定に維持する。汚泥乾燥機が熱風回転乾燥機であることが好ましく、その場合の乾燥条件の制御は、汚泥乾燥機の入口熱風温度T1、出口排ガス温度T2、熱風供給量V、脱水汚泥供給量Wの何れかを操作することにより行うことができる。 (もっと読む)


【課題】N分を含む汚泥を焼却する際のNOの発生量を「高温焼却法」と同等レベルまで抑制することができ、しかも補助燃料の使用量を「高温焼却法」に比べて大幅に低下させることができる流動焼却炉を提供する。
【解決手段】流動焼却炉の炉体1の下方部分を、空気比が1.0未満の流動用空気を燃料とともに供給して汚泥を流動させつつ熱分解する熱分解ゾーン3とし、その直上部分を空気比が0.1〜0.3の二次燃焼用空気のみを供給し、局所高温場を形成してNOを分解する層上燃焼ゾーン4とする。砂層の直上部に炉体1の中央部まで延びる二次燃焼用空気供給管8を配置し、大型炉においても炉中心部まで二次燃焼用空気を均一に供給できるようにする。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物を処理した熱分解残渣(炭化物)と改質ガスの性状を利用先の用途に合わせて調整する。
【解決手段】有機性廃棄物を、酸素比1以下の還元雰囲気下に保たれたガス化炉3内に投入して、熱分解ガス、タール、熱分解残渣(炭化物)に熱分解し、サイクロン装置5で、遠心力の作用により熱分解残渣を回収するとともに、タール及び熱分解ガスを、改質炉6に導入して、改質炉6内で、タール及び熱分解残渣(炭化物)を、酸素及び水蒸気と反応させて改質ガスを生成する。ガス化炉3や改質炉6の炉内の水炭素比(HO/C比)を制御して、熱分解残渣(炭化物)に含まれる炭素量と改質ガスに含まれる炭素量の配合比率を調整する。なお、ガス化炉3や改質炉6の炉内の水炭素比は、ガス化炉3や改質炉6の炉内に供給する水蒸気量を調整することにより制御することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】流動媒体との接触により廃棄物を熱分解ガスと固形分とに分離する流動床式ガス化炉と、前記熱分解ガスを燃焼させる燃焼炉とを有する廃棄物焼却装置で、熱回収工程において溶融した塩化物が付着、固着し、塩素系ガスにより熱交換器が腐食されることを抑制する。
【解決手段】熱分解ガスJを燃焼炉31で燃焼させ、固形分Fを、流動媒体Cとともに流動床式ガス化炉21から排出させる。 (もっと読む)


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