説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】制御棒が水平加振を受けたときに、曲げ変形による圧縮応力を受けるブレードにおいて、発生する面外変形量を抑制することができ、適当な剛さと十分な強度をもつ制御棒を提供する。
【解決手段】軸心から四方に伸びる4枚のブレードと、これらのブレードの上端部に取付けられたハンドルと、各々の前記ブレードの下端部に取付けられた下部支持部材と、ハンドルと下部支持部材とを結合するタイロッドを有する制御棒において、制御棒のブレードを構成するシース端部の曲面を含む部分に開口部を長手方向に複数設け、開口部は端部の曲面を含む表面側,端部の曲面を含む裏面側、と交互に繰返す配置とする。 (もっと読む)


【課題】原子炉出力を低下させる炉心水位制御システムにおいて、炉心流量を強制的に減少させ原子炉出力を低下させ炉心水位を回復させる際、出力低下幅の調節ができず必要以上の出力低下を招くことを抑制する。
【解決手段】原子炉に冷却水を供給する給水ポンプと、原子炉圧力に基づいて負荷要求偏差信号を出力する圧力制御装置と、負荷要求偏差信号に応じて再循環ポンプの回転数を調節する再循環流量制御装置と、給水ポンプにより供給される給水流量と主蒸気流量の差分値を出力する減算器を有する原子炉水位制御システムにおいて、原子炉給水流量の低下をもたらす事象の発生時に、給水流量と前記主蒸気流量の差分値を前記負荷要求偏差信号に替えて再循環流量制御装置に入力し差分値に応じ炉心流量を調節する。 (もっと読む)


【課題】従来は測定し難かった測定対象物であっても容易に測定できるX線回折装置及びX線回折の測定方法を提供する。
【解決手段】X線を照射するX線照射源1と、X線が測定対象物9に照射されて回折したX線を検出する検出器2と、X線照射源1と検出器2とを移動可能に支持する支持部材10と、を備えているX線回折装置100であって、支持部材10は、直交する二軸のそれぞれの軸方向に、それぞれ独立して移動可能な第1の位置決め手段13及び第2の位置決め手段14と、二軸に垂直な軸の軸方向に移動可能な第3の位置決め手段15とを備え、X線照射源1及び検出器2が固定された第1の位置決め手段13、第2の位置決め手段14及び第3の位置決め手段15が所定の位置に移動することにより、X線の照射位置及び回折したX線の検出位置が決定されるように構成されているX線回折装置。 (もっと読む)


【課題】広範囲領域でのスポット溶接の有無、およびスポット溶接位置の検査を可能とするスポット溶接検査方法および装置を提供する。
【解決手段】スポット溶接を施した溶接母材に対して斜光を照射する第1の投光機と、上方から溶接母材の画像を取得する撮像機と、第1の投光機および撮像機を搭載し、溶接母材に対する位置調整可能な走査装置と、撮像機からの画像情報を処理する処理装置から構成され、処理装置は、撮像機から得られた3階層レベルの輝度の第1の画像から、中間輝度レベルと中間輝度レベル以外の輝度の2階層レベルの輝度で構成された第2の画像を得、中間輝度レベル以外の輝度の部分をスポット溶接のエッジ部分とする第1の手段、第1の手段によるエッジ部分からスポット溶接の中心位置を決定する第2の手段を備える。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントなどに設置されている安全弁において、安全弁下流側に流体の流れ(漏洩)が認められた場合、系統圧力上昇に伴う安全弁の作動か、または熱膨張等による強制的な外力によるものかを確認する。
【解決手段】配管内の流体状態を検知する温度センサと、圧力センサと、弁棒の変位を検知する変位センサにより外観では確認できない安全弁の作動、シートリークの有無、センサ異常等を確認する。 (もっと読む)


【課題】放射能の測定時間をさらに短縮することができる燃料集合体放射能測定装置を提供する。
【解決手段】燃料集合体放射能測定装置は、LaBr(Ce)シンチレータ4を含む放射線信号発生装置3、AD変換器12、デジタル信号処理器13およびデータ解析装置18を有する。デジタル信号処理器13はFPGA14およびCPU17を有する。燃料プールの水中に配置された燃料集合体から放出されたγ線を入射したLaBr(Ce)シンチレータ4はシンチレータ光を発し、光電子増倍管5がこの光を電気信号である放射線検出信号に変換する。FPGA14の波高解析装置15が、AD変換器12で生成されたデジタル波形を有する放射線検出信号を入力し、このデジタル波形を台形波形に変換して最大波高値を求める。データ解析装置18が、入力した複数の最大波高値を用いてターゲット核種を定量し、燃焼度を求める。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントの発電機負荷遮断事象中に原子炉冷却材インベントリを極力維持し、原子炉圧力容器内最大圧力を低減する。
【解決手段】主蒸気管4と、逃し安全弁10と、主蒸気管4と復水器7をつなぐバイパス管22に設けたタービンバイパス弁16と、タービン5の無負荷状態を検出する第1の検出手段による検出結果に基づいて蒸気加減弁15を閉止しタービンバイパス弁16を開放する信号を発生させる装置とを備え、無負荷状態において蒸気加減弁15を閉止しタービンバイパス弁16を開放する沸騰水型軽水炉の運転制御装置において、タービンバイパス弁16の開度を検出する第2の検出手段と、原子炉圧力容器2内の圧力を検出する第3の検出手段と、前記第1,第2,第3の各検出手段の検出結果を判定要素として逃し安全弁10の開閉制御を司る制御装置とを備えたことを特徴とする原子力発電プラントの運転制御装置。 (もっと読む)


【課題】カメラの損傷を回避することができる配管溶接部の予防保全方法を提供する。
【解決手段】連結された第1走行体29及び第2走行体28を有する配管内アクセス装置27は、第1走行体29の駆動輪41及び第2走行体28の駆動輪35の回転によって、配管25内を移動する。噴射ノズル30及びCCDカメラ31が第1走行体29に設けられたシリンダ装置34に取り付けられる。第1走行体29が配管25の溶接部26に到達したとき、配管内アクセス装置27の移動が停止され、噴射ノズル30がシリンダ装置34の外側に向って移動し、CCDカメラ31がシリンダ装置34内に収納される。溶接部26の外面が高周波誘導加熱装置55によって加熱され、噴射ノズル30から噴射された冷却水によって溶接部26の内面が冷却される。これによって、溶接部26付近の内面に圧縮残留応力が付与される。 (もっと読む)


【課題】地震時に配管の移動を拘束するという本来の機能を確保することができる配管支持装置を提供する。
【解決手段】防振器6A,6Bと、防振器6Aと配管3との間で接続されたワイヤ8A及び防振器6Bと配管3との間で接続されたワイヤ8Bとを備え、地震時に配管3の移動を拘束する配管支持装置において、ワイヤ8A,8Bを案内する複数のワイヤ案内金具9を備え、これらワイヤ案内金具9は、ワイヤ8A又は8Bが取り外されないように挿通する挿通穴11をそれぞれ有する。 (もっと読む)


【課題】原子力プラント構成部材の腐食をさらに抑制できる原子力プラント構成部材への皮膜形成方法を提供する。
【解決手段】皮膜形成装置の収納容器に燃料スペーサ及びスペーサスプリングを収納する(S1)。ニッケルイオン及びギ酸を含む薬液、過酸化水素及びヒドラジンを、循環配管内に流れる、60〜100℃の範囲内の温度の皮膜形成水溶液に注入する(S3〜S5)。循環配管内に流れる、ニッケルイオン、ギ酸、過酸化水素及びヒドラジンを含む、60〜100℃の範囲内の温度の膜形成水溶液に、鉄(II)イオン及びギ酸を含む溶液を注入する(S6)。60〜100℃の範囲内の温度で5.5〜9.0のpHの、ニッケルイオン、ギ酸、過酸化水素、ヒドラジン及び鉄(II)イオンを含む皮膜形成水溶液を、収納容器内に供給し、燃料スペーサ及びスペーサスプリングの表面にヘマタイトを含むフェライト皮膜が形成される。 (もっと読む)


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