説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は、座屈または剥離を防止し、工期短縮を図れる原子炉格納容器を提供することである。
【解決手段】本発明は、原子炉圧力容器と、前記原子炉圧力容器を内部に保持する鋼板コンクリート構造の鋼板コンクリート構造物とを有する原子炉格納容器において、前記鋼板コンクリート構造物は、前記鋼板コンクリート構造物の外部側面に配置された外側円筒鋼板と、内部側面に配置された内側円筒鋼板と、前記外側円筒鋼板と内側円筒鋼板との間に打設されたコンクリートとを有し、前記外側円筒鋼板には複数のスタッドが、前記内側円筒鋼板には複数のライナアンカが、それぞれ対向するように設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】容器中の二相流状態における液膜厚さの分布情報を求めるために、CT画像により計測領域を2次元又は3次元の連続的情報として得る。CT装置での時間平均画像において液膜厚さを評価しようとした場合に、液膜分布を計測するために液膜の真値との相関関係を把握することが必要となる。
【解決手段】被検体を透過するエネルギーを持つX線源と、透過X線を検出する検出器と、被検体の全周方向からの透過データが取得可能な機構とからなるX線CT装置と、該被検体内の容器表面の液膜厚さを計測可能な厚さ計測器を少なくとも1つ有し、X線CT装置が取得するCT画像において厚さ計測器の計測位置と対応する箇所の液膜厚さを、厚さ計測器の計測値によりキャリブレーションを実施し、CT画像から液膜厚さを算出する。 (もっと読む)


【課題】小型化が可能で検査対象部位が狭隘部に存在する場合でもき裂の存在を精度良く診断できる炉内構造物のき裂診断方法を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器1内に設置されて原子炉ノズルに溶接された炉心スプレイ配管4に、加振装置16を固定アーム18及び可動アーム20を用いて装着する。おもり24が、おもり24の重心の位置と異なる位置で回転軸26に取り付けられている。モータ25を駆動しておもり24を回転させることにより、炉心スプレイ配管4が繰り返し荷重により加振される。加速度計29が加振されている炉心スプレイ配管4の固有振動数を測定し、この固有振動数が信号処理装置35に入力される。信号処理装置35は、測定された固有振動数と検査対象部位にき裂が存在しない状態における炉心スプレイ配管4の固有振動数とを比較し、検査対象部位におけるき裂の有無を診断する。 (もっと読む)


【課題】 再濃縮する前の六フッ化ウランの精製純度を向上することにある。
【解決手段】精製したい目的成分ガスと不純物を含む被処理ガスを、不純物を吸着する吸着剤が充填された吸着塔12に通して不純物を吸着させる吸着工程と、吸着工程を通過したガスを冷却して目的成分を凝縮させる凝縮工程と、凝縮工程から排出される不純物と未凝縮の目的成分ガスを吸着工程に戻すことで、精製した目的成分の純度を向上する。 (もっと読む)


【課題】機械診断で予め設定される故障原因よりも詳細な故障原因を提示できる故障原因診断装置を提供する。
【解決手段】設備13の状態を示す設備状態データを含む故障事例レコードを故障事例入力手段2により故障事例データベース6に格納する。原因診断手段3が、故障事例データベース6からの故障事例レコード及び原因データベース4からの判断規則に基づいて、推定した、設備13で発生した故障原因を表示手段8に表示する。保守員が入力手段7に入力した故障部品を、該当する故障事例レコードと対応付けて故障事例データベース6に登録する。原因データベース更新手段5が、或る判断規則に含まれる故障原因を含む全ての故障事例レコードを、故障事例データベース6から読み出し、故障原因を含む全ての故障事例レコードに含まれる設備状態データ及び故障部品に基づいて、故障原因及び故障部品を含む新たな判断規則を生成する。 (もっと読む)


【課題】探触子位置を機械的に移動することなく簡便に表面検査画像を作成する。
【解決手段】液中に浸漬したアレイ探触子101をフェーズドアレイ方式で動作させ、そのアレイ探触子101と被検体102の間で液体を介して超音波を送受信して、受信した情報に基づく検査画像を表示部104で表示する超音波探傷装置において、アレイ探触子101から被検体102の入射点に斜角超音波を発信して被検体102の表面に表面波105Bを発生させ、その表面波105Bの伝搬方向であるX軸方向と、電子走査で移動させられる入射点105の移動方向であるY軸方向とによるX−Y2次元座標軸にて検査画像を表示部に表示するための画像データを計算機103Aで作成し、表示部104に検査画像104AをCスコープで表示して可視化する。 (もっと読む)


【課題】原子力プラントの機器診断において、診断結果を提示する時期を決定するしきい値を適切に設定し、利用者にとって適切な時期に診断結果を提示可能な機器診断方法および診断装置を提供する。
【解決手段】原子力プラントの運転中に機器の状態を診断する機器診断方法および機器診断装置において、前記機器の状態量である計測データを計測し、前記計測データを用いて前記機器の機器異常度を計算し、前記機器の保守履歴情報を取得し、前記保守履歴情報から前記機器の機器故障確率を計算し、前記機器故障確率をもとに異常度しきい値を設定し、前記機器異常度が前記異常度しきい値を超えた場合に診断結果情報を提示する。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器内の気水分離器入口でのクオリティ分布を考慮して、気水分離器全体として低キャリーアンダーを実現できる気水分離設備を提供する。
【解決手段】原子炉中央部に配置される気水分離器の第1段排出流路8aの流路抵抗を、原子炉外周部に配置される気水分離器の第1段排出流路8aの流路抵抗よりも大きくすることで、気水分離器入口でのクオリティが高い原子炉中央部に配置される気水分離器においては気水分離器内部からのキャリーアンダーが抑制され、気水分離器入口でのクオリティが低い外周部に配置される気水分離器においては気水分離器外部からのキャリーアンダーが抑制されることにより、気水分離器の集合体である気水分離設備全体としてキャリーアンダーを低くすることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、腐食に対して留意した、或いは、確実に内側のケーシングの引き抜きおよび差込みが可能な対流防止機構を有する信頼性の高い高速増殖炉用1次主循環ポンプを提供し、また、前記対流防止機構の製造方法を提供することである。
【解決手段】本発明は、ポンプ部を覆いさらに上方に伸びる外側円筒ケーシングと、前記外側円筒ケーシングの内側に設けられた内側円筒ケーシングとで構成される二重円筒ケーシングの内部に充満する不活性ガスの対流を防止する対流防止機構を有する高速増殖炉用1次主循環ポンプにおいて、前記対流防止機構は前記二重円筒ケーシングのどちらか一方に固定され格子状に凹凸形状を有する凹凸部と、前記凹凸部と前記二重円筒ケーシングのうち前記凹凸部が固定されていない円筒ケーシングとの間の間隙とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】排ガス再結合器の流出口での水素濃度が上昇する前に再結合触媒の性能低下を知り、再結合触媒の交換が必要な時期を予測することにある。
【解決手段】排ガス再結合器内の再結合触媒内部に温度センサを設け、それらの温度センサで測定した温度と、再結合器に流入する排ガスの流量および水素濃度から予測した温度や流出口で測定した排ガス温度とを比較することで、再結合触媒全体の性能が低下して下流側に水素が流出する前に触媒性能の低下の兆候を監視し、かつ触媒性能の低下の兆候を検知するまでの時間を用いて再結合触媒の交換が必要な時期を予測する。 (もっと読む)


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