説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】原子力プラント構成部材への放射性核種の付着を効果的に抑制し、かつ、フェライト皮膜形成後の廃液処理に用いられるイオン交換樹脂の廃棄物量を低減する方法を提供する。
【解決手段】鉄(II)イオン、鉄(II)イオンを作成するために鉄を溶解した有機酸(ギ酸)、鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する酸化剤(過酸化水素)及びpH調整剤(ヒドラジン)を含みpHが5.5〜9.0に調整された処理液を、原子力プラントを構成する金属部材の表面に接触させ、この表面に鉄(II)イオンを吸着させる。吸着された鉄(II)イオンを20℃〜200℃の温度条件下で酸化させて金属部材の表面にフェライト皮膜を形成する。フェライト皮膜の形成終了後、フェライト皮膜の形成に使用した処理液に含まれているpH調整剤及び有機酸を、酸化剤が供給される分解装置を用いて分解する。 (もっと読む)


【課題】配管を含む複数の部材間に作用する摩擦力を利用して配管を完全固定することができる配管支持構造を提供する。
【解決手段】配管1と、配管1を支持する配管支持部材2と、配管1の上半部に巻回される固定金具3と、固定金具3の両端部を配管支持部材2に締結するボルト4及びナット5と、配管1と配管支持部材2との間及び配管1と固定金具3との間に開設された摩擦力体6とをもって配管支持構造を構成する。配管支持部材2とナット5との間及び固定金具3とボルト4との間に摩擦力体6を設けることもできる。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器の仮閉鎖を必要とせずに原子力発電プラントにおける配管の残留応力改善作業を行えるようにする。
【解決手段】残留応力改善処理の対象とする配管2に高周波加熱装置10の高周波加熱コイル16を装着し、この高周波加熱コイルで配管を外周面から加熱する。その一方で、加熱部位に対応する部位で配管を内周面から冷却する。その冷却は、配管の内部に開口部29から挿入した冷却水噴射手段14の噴射ノズル27から噴射水28を配管の内周面に噴射することで行う。 (もっと読む)


【課題】小口径配管内表面の引張残留応力を低減させる熱処理方法を提供する。
【解決手段】配管の残留応力低減対象箇所を所望の温度に加熱する手順と、冷却水を収容した密閉容器を加圧器8として加圧気体を供給して前記冷却水を加圧する手順と、前記所望の温度に加熱された配管対象箇所内部に、前記加圧された冷却水を、少なくとも該冷却水が前記加熱された配管対象箇所内面に接する箇所で膜沸騰を生じさせない流量、圧力で通流する手順とを有し、配管の残留応力低減対象箇所を所望の温度に加熱するために、配管の下方及び側方を囲む油容器23を設け、配管の加熱目標温度に調整した油を前記油容器23に供給する手順を備えた小口径配管内表面の引張残留応力低減方法とする。 (もっと読む)


【課題】作業用開口部に溜まった水を完全に排出することができて、床面を含む任意の作業面の溶接が可能な水中溶接装置を提供する。
【解決手段】水中溶接装置に、作業用開口部11及び排水口12が開設されたチャンバー1と、チャンバー1内に収納された溶接トーチ2と、チャンバーを作業面に固定する吸着パッド8と、チャンバー1内に外部からガスを供給するガス供給ライン15a〜15hを備え、チャンバー1の外面の作業用開口部11を取り囲む位置に透水性及び弾力性を有するシールパッキン13を設ける。吸着パッド8によりチャンバー1を作業面に固定すると共にガス供給ライン15a〜15cを通してチャンバー1内に所要のガスを導入し、チャンバー1内の水を排水口12及びシールパッキン13を通して外部に排出する。 (もっと読む)


【課題】効率を更に増大できるジェットポンプを提供する。
【解決手段】ジェットポンプ1のノズル装置15はノズル部21及びリングヘッダー25を有する。ノズル部21はリングヘッダー25の下端に設置される複数のノズル22を有する。ノズル22相互間には間隙24が形成される。ノズル22内の噴出口23において、下流でのその周方向における幅W2が上流でのその周方向における幅W1よりも狭くなっている。各噴出口23はノズル装置15内に形成される冷却水吸引流路29を取り囲んで配置される。リングヘッダー25内に供給された駆動水20は、各噴出口23から噴出される。周方向にて隣り合う噴出流30の相互間には、ギャップ31が形成される。ダウンカマ7内の被駆動水19の一部は噴出流30によって、ギャップ31を介して内側領域32に吸引される。 (もっと読む)


【課題】 放射性核種の付着を効果的に抑制する原子力プラント構成部材を提供する。
【解決手段】 金属鉄をギ酸で溶解することによって生成された鉄(II)イオンを含む第1の薬剤、鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤(例えば、過酸化水素)、pHを調整するための第3の薬剤(例えば、ヒドラジン)を混合して生成されて鉄(II)イオン及び第2の薬剤を含みpHが5.5〜9.0に調整された処理液を、原子力プラントを構成する金属部材の表面に接触させ、20℃〜200℃においてその金属部材の表面にフェライト皮膜を形成させる。これによって、表面にフェライト皮膜が形成された原子力プラント構成部材が得られる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、開先加工を施さない略I型継手又は略T型継手のままで、裏ビード形成の裏波溶接を行う必要がなく、溶け込み促進剤塗布前の溶融封止及び塗布後の表裏両面溶接によってブローホールや溶け不足のない深い溶け込みの健全な溶融接合部を得るのに有効な両面溶接方法を提供する。
【解決手段】
ステンレス鋼材又は低炭素鋼材からなる略I型継手部又は略T型継手部の表面側及び裏面側に溶け込み促進剤を塗布して非消耗電極方式のアーク溶接を施工する両面溶接方法において、溶け込み促進剤を塗布する以前に継手部の表面又は表裏両面を小エネルギの仮付け条件で溶融封止し、溶融封止後の継手部の表面側に溶け込み促進剤を塗布した後にアーク溶接の施工によって特定範囲の溶け込み深さまで溶融接合し、反対側の残り継手部の裏面側に溶け込み促進剤を塗布した後にアーク溶接の施工によって特定範囲の溶け込み深さまで溶融接合する。 (もっと読む)


【課題】 複数の収納管を設置した放射性物質貯蔵施設において、放射性物質の貯蔵容量,冷却機能,遮へい機能を確保しながら、構造強度および耐震機能を高める手段を備えた放射性物質貯蔵施設を提供する。
【解決手段】 放射性物質貯蔵容器2を収納する複数の収納管7を配置した貯蔵エリア3を放射線遮へい部材により形成し、貯蔵エリア3に冷却空気を取り込む吸気通路5と貯蔵エリア3を通過した冷却空気を排出する排気通路6とを設けた放射性物質貯蔵施設1において、収納管7を放射性物質貯蔵施設1から免震支持する免震装置10をそれぞれの収納管7の底部に設置した放射性物質貯蔵施設。 (もっと読む)


【課題】 放射性物質貯蔵エリア内の構造を簡素化し、各収納管に対する冷却効率を均一にして放射性物質の冷却性能を高めた放射性物質貯蔵施設を提供する。
【解決手段】 放射性物質貯蔵エリア2と、冷却空気を導く吸気通路8と、排出される冷却空気を外部に導く排気通路9と、貯蔵エリア2内に配置され内部に放射性物質が収納される複数の収納管4とを有する放射性物質貯蔵施設1において、貯蔵エリア2内の各収納管4の放射性物質を収納する部分より下側に多数の空気流通孔を形成した多孔板11Aを水平に配置し、貯蔵エリア2の床面と多孔板11Aとの間に形成された下部プレナム13を吸気通路8と接続し、貯蔵エリア2内の各収納管4の放射性物質を収納する部分より上側にも多数の空気流通孔を形成した多孔板11Bを水平に配置し、貯蔵エリア2の天井面と多孔板11Bとの間に形成された上部プレナム14を排気通路9に接続した放射性物質貯蔵施設。 (もっと読む)


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