説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】 解体に際して鋼板に付着したコンクリートの分離作業が不要な鋼板コンクリート構造を提供すること。
【解決手段】 鋼板コンクリート構造の鋼板1とコンクリート2の間に、当該鋼板1と当該コンクリート2の密着性を低くする材料の部材6を挿入し、解体に際してコンクリート2の表面が剥離するのを抑え、鋼板1に剥離したコンクリートが付着してしまうのが防止できるようにしたもの。このとき、部材6の設置に代えてコーティングしてもよい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、原子炉建屋内で解体された解体物を、原子炉建屋から保管施設に効率よく移送することができる原子炉撤去工法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、原子力発電所設備に建設された原子炉建屋100とタービン建屋9とは、既存のメインスチームトンネル(トンネル)10によって直結されており、このメインスチームトンネル10を、原子炉建屋100に格納された原子炉圧力容器2の解体時の搬出用通路として利用し、メインスチームトンネル10を介して解体物をタービン建屋9に移送して保管する。このように、既存のメインスチームトンネル10を解体物の搬出用通路として利用することにより、作業者は第1クルーの作業者のみで足りるので、作業者人員を大幅に削減することができる。また、搬出作業、搬送作業、保管作業という一連の作業も第1クルーの作業者のみで実施できるため、原子炉建屋100からタービン建屋9に解体物を効率よく移送することができる。 (もっと読む)


【課題】伸縮管の揺れを抑制できると共に燃料交換機の移動停止中における掴み具の位置決め精度を向上できる燃料交換機を提供する。
【解決手段】燃料交換機は、横行台車に設置された伸縮管6の揺れを抑制するため、振れ止め装置14及び速度フィードバック装置36を備える。振れ止め装置14は、横行台車に設置された4つのサスペンション27を、伸縮管6との間に環状間隙30を形成する振れ止めリング28に四方から連結する。速度フィードバック装置36は、伸縮管6に設けられた第1支持部材に設置された第1磁石装置17、及び横行台車に設けられた第2支持部材26に設置された第2磁石装置18、ロードセル19及び変位検出装置19を含んでいる。変位検出装置19が検出した伸縮管6の揺動速度により第1電磁石装置17に供給する電流を制御し、それらの磁石装置間に発生する引力等により伸縮管6の揺れを抑制する。 (もっと読む)


【課題】 広い硫酸濃度範囲においてアクチノイドを選択的に分離回収でき、しかも、吸着容量が大きいアクチノイド吸着材を提供する。
【解決手段】 アクチノイドと選択的に錯体を生成する有機化合物としてトリオクチルホスフィンオキシド(TOPO)を固体粉末状でアルギン酸カルシウムゲルの担体に内包し、アクチノイドを選択的に分離するアクチノイド吸着材。 (もっと読む)


【課題】フェライト皮膜の形成に使用した溶液の廃棄のために要する処理時間を短縮する。
【解決手段】皮膜形成装置を皮膜形成対象の配管系に接続する。その配管系の配管内面への化学除染を実施する。除染終了後、フェライト皮膜形成に用いる皮膜形成水溶液(鉄(II)イオンを含む有機酸溶液、酸化剤及びpH調整剤を含む)の温度調整を行い、配管内面にフェライト皮膜を形成する。フェライト皮膜形成後における使用済の皮膜形成水溶液(廃液)の処理方法は以下の工程を有する。廃液に含まれる固形粒子をフィルタで除去する。皮膜形成対象箇所(例えば、再循環系配管)に循環する廃液のpHが4以上になるように、pH調整剤(ヒドラジン)を廃液に注入する。このpHを維持し、廃液に含まれる有機酸(ギ酸)を酸化剤及び触媒を用いて分解しながら、廃液に含まれる鉄(II)イオンをカチオン交換樹脂で除去する。 (もっと読む)


【課題】放射性核種の付着をさらに抑制することができる原子力プラント構成部材への放射性核種の付着抑制方法を提供する。
【解決手段】原子力プラントの構成部材、例えば、再循環系配管に皮膜形成装置を接続する(ステップS1)。皮膜形成装置は、Fe2+を含む薬剤を注入するFe2+注入装置、Zn2+を含む薬剤を注入するZn2+注入装置、過酸化水素を注入する酸化剤注入装置、及びヒドラジンを注入するpH調整剤注入装置を備えている。再循環系配管に接続された、皮膜形成装置の循環配管に、Fe2+、Zn2+、過酸化水素及びヒドラジンをそれぞれ注入する(ステップS4、S5,S6,S7)。Fe2+、Zn2+、過酸化水素及びヒドラジンを含む処理液を、循環配管から再循環系配管に供給する。Fe2+、Zn2+が再循環系配管の内面に吸着され、Znフェライト皮膜がその内面に形成される。 (もっと読む)


【課題】 水素発生量が多い場合でも、容器内部の酸素が消費された後でも、容器内部の水の放射線分解で発生する水素を抑制し、放射性廃棄物を容器内部に密閉する放射性廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】 容器に納まる大きさ/長さに切断した放射性廃棄物3を容器1に入れる。水素と酸素から水を形成する反応を促進する活性成分を粉末状安定化合物に担持させた粉末状触媒4を充填する。蓋2を閉め、容器1と蓋2とを溶接して密閉する。水素発生量が多くても、容器内部の水素濃度を低く保持できる。
粉末状安定化合物として、酸素を吸収/放出する希土類元素の酸化物や、希土類元素とその他の金属との複合酸化物を用いてもよい。容器内部の酸素が消費されても、粉末状安定化合物が酸素を供給するので、放射線分解で発生した水素を除去できる。 (もっと読む)


【課題】
原子力発電所の原子炉圧力容器底部ドレンラインのドレン止め弁の健全性を確保する。
【解決手段】
原子炉圧力容器底部のドレンラインに設置されているドレン止め弁にシートリークが発生した場合、洗浄切替弁を閉じ、洗浄水供給弁を開いて、洗浄水供給配管からドレン配管内に純水を、ドレン止め弁の下流側から上流に向けて逆流させてドレン止め弁の弁シート部に噛み込んだ異物を洗い流してシートリーク発生を解消を行い、シートリーク発生が解消されない場合には、洗浄切替弁と洗浄水供給弁との両弁を閉じて、洗浄切替弁と洗浄水供給弁とをドレン止め弁のバックアップ止め弁として使用する。 (もっと読む)


【課題】効率を増大できるジェットポンプ及び原子炉を提供する。
【解決手段】ジェットポンプ20はノズル部28及びリングヘッダー23を有するノズル装置9を備える。ノズル部28はリングヘッダー23の下端に結合される。ノズル装置9は軸方向に曲面を形成する内部円筒部材27の内側に冷却水吸引通路35を形成している。ノズル部28は円筒部材29,31を有し、円筒部材29と円筒部材31の間に環状の噴出口34を形成する。円筒部材31の下端32は円筒部材29の下端30よりも上方に位置している。下端32が下端30よりも上方に位置するので、噴出口34から噴出された噴出流40は、混合器11の中心軸に向って傾斜するように噴出される。このため、冷却水吸引通路35の下方で噴出流40の内側に大きな吸引力を発生する逆円錐形の減圧領域41が形成される。 (もっと読む)


【課題】ポロシティ等の溶接欠陥の発生の無い高品質な溶接部を得ることができると共に、安定した溶接ビードを形成することができるレーザとアークを併用した複合溶接装置及び方法を提供する。
【解決手段】レーザ光の照射によって被溶接材の表面に細く深い溝状のキーホールを形成し、アーク熱源用の電極と被溶接材の間にアークを発生させることによって、被溶接材の表面に溶融池を形成する。キーホールと溶融池は接続される。キーホールは、レーザ用シールドガスによってシールドされ、溶融池は、アーク用シールドガスによってシールドされる。レーザ用シールドガスとアーク用シールドガスは異なるガスである。 (もっと読む)


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