説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】複数の部材を鑞材で接合して構成される焼結部品の接合の信頼性を高めるために、溶融した鑞材セット孔内の鑞材が、2つの部材の接合面間の隙間の各域にスムーズに流れるようにすることを課題としている。
【解決手段】第1部材1と第2部材2を重ね合わせ、この状態で鑞材セット孔6に予め挿入した鑞材チップ10を溶かし、溶融した鑞材を接合面4,5間の隙間に浸透させて第1部材1と第2部材2を接合する。その際に、接合面5上の鑞材セット孔6の開口縁に、高さが0.05〜0.3mmの隙間拡大部8を設けておき、その隙間拡大部8を接合面4,5間の隙間の入口にして溶融した鑞材を接合面4,5間に浸透させるようにした。 (もっと読む)


【課題】複数の部材を鑞材で接合して構成される焼結部品の不良低減のために、接合面間に浸透させる溶融鑞材の2つの部材の接合面の開放端からの外部への溢れ出しを抑えることを課題としている。
【解決手段】第1部材1と第2部材2を重ね合わせ、この状態で鑞材セット孔6内の鑞材チップ10を溶かして接合面4,5間に浸透させ、その鑞材で第1部材1と第2部材2を接合する。その際に、接合面4又は5上に鑞材誘導路9を設けておいて浸透速度を向上させる。また、鑞材誘導路9の終端を閉鎖して接合面の開放端からの鑞材の溢れ出しを抑制し、接合面4,5の全域への鑞材の浸透性を高めるようにした。 (もっと読む)


【課題】焼結金属製スプロケットの側面に、その側面を凹ませて形成される立体的なマークを、切削加工が不要で付与コストのかからない方法で付与できるようにすることを課題としている。
【解決手段】焼結金属製スプロケット1の円筒又は円錐状の側面6に、その側面を凹ませて形成されるマーク5aを設け、そのマーク5aは、部品の軸心と平行で少なくとも一端が部品の端面に切り抜けている金型成形された溝で構成した。 (もっと読む)


【課題】複数の部材を鑞材で接合して構成される焼結部品の品質低下を防止するために、接合部の開放端から部品の側面に鑞材が溢れ出す事態を減少させることを課題としている。
【解決手段】第1部材1と第2部材2接合面4,5の輪郭の一部分が端面視で部品の側面21と重なる位置にあり、その接合面4,5を鑞付けして製造される焼結部品を改善の対象にしてこの焼結部品の前記接合面4,5の部品の側面に開放する部分の縁部に、鑞溜りとなる空間10を間に生じさせる面取り部8,9を対向して設けた。 (もっと読む)


【課題】締結用座金の摩擦抵抗を、潤滑油を用いて低減できるようにして締結作業での緊締・弛緩の良好な操作性を確保するとともに、締結部材の焼き付き防止の信頼性も高めることを課題としている。
【解決手段】ボルト5と被締結部材12との間に挟み込む座金10−1などの受圧部品を焼結金属で形成し、その受圧部品を表面に開口した無数の空孔に潤滑油を含ませて使用するようにした。 (もっと読む)


【課題】靭性に優れるアルミニウム合金、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明アルミニウム合金は、質量%で、Siを5%以上10%以下、少なくとも1種の希土類元素を合計で1%以上6%以下、Zrを0.3%以上1.5%以下含有し、Fe,Ni,Co,Cr,Mn,Mo,W及びVからなる群から選択される1種以上の遷移元素のうち、Fe及びNiの双方を少なくとも含有し、これら遷移元素を合計で5%以上12%以下含有し、残部が実質的にAlからなる。特定の組成とすることで上記アルミニウム合金は、引張強さが高く、伸びといった靭性に優れる。このアルミニウム合金は、更に、Mgを0.1質量%以上0.5質量%以下含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】磁気探傷法で磁気が残留しにくい軟質磁性合金で形成された部品、例えば、一端面に足を有している部品の足の根元部における傷の有無の探傷を確実に行えるようにすることを課題としている。
【解決手段】軟質磁性合金で形成された部品1を、その部品の足2が吸着面17に当接する向きにして磁石15に吸着させ、この吸着状態を維持しながら磁化した部品1を磁粉液に浸漬して当該部品に磁粉液中の磁粉を付着させ、部品1に対する磁粉の付着状況から傷の有無を判定するようにした。 (もっと読む)


【課題】焼入れと焼き戻しを行うワークの熱処理方法において、油焼入れしたワークの焼き戻しを、寸法精度の低下を抑えてコスト負担の少ない設備で安全に効率的に行えるようにすることを課題としている。
【解決手段】横向きの加熱コイル5が複数個並列に配置された焼き戻しステーション2を設け、油焼入れしたワークWをその焼き戻しステーション2に送り込んで対をなす対向加熱コイル5,5間に起立姿勢にして配置し、しかる後、加熱コイル5に通電してワークWの端面を焼き戻しのために誘導加熱するようにした。 (もっと読む)


【課題】細長いピンを焼結体に設けられたピン孔に圧入するときのピンの変形を、圧入代の付与、管理を難しくせずに防止できるようにすることを課題としている。
【解決手段】焼結体11が非円形断面のピン孔12を有し、そのピン孔にピン孔と略相似形の断面形状を持った細長いピン13を圧入して構成される焼結部品であり、前記ピン孔12の中心対称位置の2箇所の孔面12b、12bの周方向途中に凸部14を各1個設け、その凸部14に圧入代をつけて前記ピン13の圧入を凸部形成部のみで行った。 (もっと読む)


【課題】少なくともインナーロータの歯形がサイクロイド曲線で形成された内接歯車式ポンプの騒音と駆動トルク損失の低減を図ることを課題としている。
【解決手段】インナーロータとアウターロータの歯数差が1枚の内接歯車式ポンプを改善の対象にし、このポンプのインナーロータ1を、2つの基礎円を用いて歯形が形成されるもの、即ち、歯先1aは、第2基礎円Di2に外接した第2転円biの外周の一点の軌跡(外転サイクロイド曲線)によって形成され、歯底1bは、その第2基礎円よりも大径の第1基礎円Di1に内接した第1転円aiの外周の一点の軌跡(内転サイクロイド曲線)によって形成されるものにした。 (もっと読む)


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