説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】焼結部品の重量ばらつきを低減するために、粉末のキャビティへの流入性を経済的で取り扱い性にも影響を及ぼさない方法で高めてキャビティに対する粉末充填のばらつきを小さく抑えられるようにする。
【解決手段】帯板を渦巻き形状に成形して渦巻き空間を帯板巻回層間に生じさせた給粉治具1を提供する。その給粉治具1をキャビティCに対して粉末Pを投入する給粉ボックス13の内部に挿入し、渦巻き空間に入り込んだ粉末Pを帯板巻回層で掻き動かしながらキャビティへの粉末充填を行うと充填のばらつきが小さく抑えられる。 (もっと読む)


【課題】内接歯車ポンプ用ロータの寿命向上、性能劣化の抑制、焼き付き防止のために、焼結合金で形成されたポンプロータを高圧で使用したときにも、インナーロータとアウターロータの噛み合い面の偏摩耗が防止されるようにすることを課題としている。
【解決手段】焼結合金で形成されたるインナーロータ2及び/若しくはアウターロータ3の端面基準での歯先2a、3aの直角度を、10mm長さ当たりの長手直角方向変位量δが10μm以下となるようにして両ロータの噛み合い部の局部当たりを減少させた。 (もっと読む)


【課題】鉄系焼結合金の機械部品を連続的に焼き入れし、これをマルテンサイト変態開始点以上、オーステナイト化温度以下の温度が維持されている間にサイジングプレスで良好にサイジングするための熱処理設備であって、搬送装置を構成する機器の作動中のしゃくりをなくして搬送装置の運転が正確かつ円滑になされるようにすること、及び搬送中にワークにダメージを与えないようにすることを課題としている。
【解決手段】連続熱処理装置に加熱炉1で加熱したワークWを焼き入れ油槽12内に入れて引き上げる焼き入れ搬送装置4を含ませ、その焼き入れ搬送装置を構成する投入機構13の駆動源である水平シリンダ13aを油圧シリンダで、回転テーブル15の駆動源をサーボモータ15aで、取り出し装置の昇降機構をボールねじとサーボモータでそれぞれ構成した。 (もっと読む)


【課題】内接歯車ポンプ用ロータの寿命向上、性能劣化の抑制、焼き付き防止のために、焼結合金で形成されたポンプロータを高圧で使用したときにも、インナーロータとアウターロータの噛み合い面の偏摩耗が防止されるようにすることを課題としている。
【解決手段】焼結合金で形成されるインナーロータ2及び/若しくはアウターロータ3の歯先をロータ厚み方向中央部において径方向に膨らんだ中凸形状にした。これと併せて端面基準での歯先2a、3aの直角度を、10mm長さ当たりの長手直角方向変位量で表してその変位量δが10μm以下になるものにすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】冷却槽に投入後のワークの処理が単一の機構でなされるようにして鉄系材料で形成されるワーク(機械部品)の連続焼き入れなどを行なう熱処理用冷却装置の構造の簡素化、信頼性向上を実現し、併せて保守・管理の手間の削減、ワーク1個当たりの処理時間の短縮、処理中のワークの傷つき防止などを図ることを課題としている。
【解決手段】熱処理用冷却装置1を、冷却液3を入れた冷却槽2と、その冷却槽の内部に傾斜配置にして設けるワークガイド4と、上端を外部に出して冷却槽2内に設けるバケットコンベヤ5とで構成し、加熱して冷却槽2に投入される処理対象のワークWを冷却槽2内のワークガイド4で受けて液面下に待機させたバケットコンベヤのバケット5aに誘導し、バケット5a内に納まったワークを、バケットコンベヤ5を駆動して冷却槽2から取り出すようにした。 (もっと読む)


【課題】焼結後に行うサイジングでの矯正効果が顕著に発揮されて薄肉鉄系焼結部品についても反りが小さく抑えられるようにすると共に、実施性に優れる方法で部品の高強度化、高硬度化も実現することを課題としている。
【解決手段】焼結後にサイジングを行う鉄系焼結部品の製造を以下の方法で行う。即ち、
焼結体のサイジングを300〜600℃の温度下で行い、その後、熱処理を施すようにした。この方法で、肉厚の薄いクラッチ部品10などを製造する。 (もっと読む)


【課題】ボス部を有する第1成形体と第2成形体を鑞付け接合して構成される焼結部品を品質上のトラブルを招かずに鑞付け接合できるようにして焼結部品製造時の不良発生率を低減させることを課題としている。
【解決手段】ボス部4を有する第1成形体1に、接合面6を取り囲む凸部7を形成し、第2成形体10の位置決めと、接合面から溢れ出た余剰鑞材の部品表面への流れ出しの防止を凸部7で行えるようにした。また、接合面6をボス部設置領域の端面9と同一平面にしてボス部4の付け根に亀裂を生じさせる原因となる第1成形体1の各部の密度差を小さく抑えられるようにした。 (もっと読む)


【課題】互いに接して軸方向に相対移動する2つの金型のうち、どちらか一方の金型のコーナ部にR面又は斜面が設けられ、そのR面又は斜面によって他方の金型との間に粉末が入り込む下すぼみの空間が作り出される粉末成形金型において起こる金型間への粉末の噛み込みを防止する。
【解決手段】第1金型(ダイ1)が、キャビティ6内の粉末を軸方向に加圧する成形面と第2金型(下パンチ2)との摺動面とが交差する角部にその角部を面取りするR面又は斜面5cを有し、前記第1金型と第2金型を含む金型によって前記キャビティ6が作り出されるようにした粉末成形金型を改善の対象にして、第1金型に、R面又は斜面5cの下端から第2金型側に向けてせり出すフラットランド9を形成した。 (もっと読む)


【課題】この発明は、端面に段差を有する高密度焼結部品を、金型のトランスファーによるネットシェイプやニアネットシェイプ成形を可能にしながら金型の焼き付きや部品の割れなどを生じさせずに低コストで製造できるようにすることを課題としている。
【解決手段】粉末の成形をトランスファー成形で行って圧粉体を得る圧粉成形工程と、得られた圧粉体を焼結する工程を経て端面に段差のある焼結部品を製造するときの粉末の成形を、少なくとも前記トランスファー成形で圧縮方向の相対移動を生じる部分の表面が摩擦係数0.3以下の固体潤滑膜30に被覆された金型を使用して行なうようにした。 (もっと読む)


【課題】粉末冶金法で製造される焼結部品の品質を安定させるために、粉末成形装置に採用される給粉装置を改良してキャビティへの粉末の流入性を高め、各回の供給の条件も安定させてキャビティに対する粉末充填のばらつきを小さく抑えること課題としている。
【解決手段】ダイ10上でスライドして往復運動するシューボックス2と、ホッパ内の粉末をシューボックス2に送り込む管3とを備えさせ、管3の末端3Eの平面視輪郭形状を楕円形となし、この末端3Eをシューボックス2の中に設置してダイ10の上面に接近させた。 (もっと読む)


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