説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】成形圧によるミドルパンチ7bの撓みを抑制する。
【解決手段】筒状体1とフランジ2とからなる焼結製品Pを成形する粉末成形金型であって、ダイス5と、一対のパンチ6、7からなる。そのロアパンチ7は、インナーパンチ7aと、凹み3を形成するミドルパンチ7b及びアウターパンチ7cからなる。各パンチ支持用フランジ8a、8b、8cは筒状体の外面全周に亘る円環状とする。長尺状のミドルパンチに成形圧が加わると、その剛性及びフランジのホルダー9bによる支持力により成形圧に抗するが、そのフランジが円環状で、インナーパンチの外周面全周に引っかかる(圧接する)ため、十分な抗力を果たしてミドルパンチは振れ(撓み)難く、各パンチ間のムシレや焼付けも生じ難く、各パンチの寿命が向上し、成形体の亀裂、メクレ等の不具合も減少する。このパンチの寿命向上によって焼結製品の低廉化が図れ、不具合の減少によって焼結製品の品質向上を図り得る。 (もっと読む)


【課題】成形時における潤滑剤の液状化の状態や離型後における成形体表面への潤滑剤の過剰な染み出しに伴う問題が生じ難い焼結材用粉末、この粉末を用いて得られた焼結材用成形体、焼結材、及び焼結材用成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】焼結材用粉末は、母相粉末に潤滑剤の粉末が添加されたものである。この潤滑剤は、ずり速度:6(rpm)における粘度をη6(Pa・s)、ずり速度:60(rpm)における粘度をη60(Pa・s)とするとき、粘度η6が100Pa・s以上であり、かつ粘度η60に対する粘度η6の比η660が3以上となる温度域を有する。このようなチクソ性を有する潤滑剤を含有することで、成形時にせん断力が加わった状態では、液状化した潤滑剤により、成形や離型を容易に行うことができ、離型後にせん断力が消失した状態では、潤滑剤がゲル状になることで、過剰な染み出しを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】粉末冶金法で製造される内接歯車ポンプ用ロータの吐出性能(吐出量)を、インナーロータとアウターロータの歯面の傾き修正をせずに安定させることを課題としている。
【解決手段】少なくともサイジングの工程を経て製造されるインナーロータ2とアウターロータ3について、それぞれのロータの歯面6,7に対して鋭角に交わる側の端面をA面、鈍角に交わる側の端面をB面として、インナーロータのA面とアウターロータのB面が同じ側に置かれるようにインナーロータ2とアウターロータ3を組み合わせた。 (もっと読む)


【課題】粉末冶金法で製造される内接歯車ポンプ用ロータの脈動性能を、インナーロータとアウターロータの歯面の傾き修正をせずに安定させることを課題としている。
【解決手段】少なくともサイジングの工程を経て製造されるインナーロータ2とアウターロータ3について、それぞれのロータの歯面6,7に対して鋭角に交わる側の端面をA面、鈍角に交わる側の端面をB面として、インナーロータのA面とアウターロータのA面が同じ側に置かれるようにインナーロータ2とアウターロータ3を組み合わせた。 (もっと読む)


【課題】内接歯車式ポンプのキャビテーションを抑制して騒音抑制や耐久性向上の効果を高め、同時にポンプの安定した性能が発揮される回転数領域を広げてポンプ性能を向上させることを課題としている。
【解決手段】インナーロータとアウターロータを組み合わせた内接歯車式ポンプ用のポンプロータを改善の対象にして、インナーロータ2の歯先の頂点Viとアウターロータ3の歯先の頂点Voを互いに突き合わせた状態において、ロータ周方向におけるロータ間隙間の変化率Δtを、歯間隙間寸法が最小となる歯先頂点同士の突き合わせ位置Aを境にして、ロータ回転方向前方側よりもロータ回転方向後方側で小さくした。 (もっと読む)


【課題】高温下においても抗折強度の優れた軟磁性材料および圧粉磁心を提供する。
【解決手段】軟磁性材料は、金属磁性粒子10と、金属磁性粒子10の表面を取り囲む絶縁被膜20とを有する複数の複合磁性粒子30と、芳香族ポリエーテルケトン樹脂40と、平均粒径2.0μm以下の微粒子状の金属石鹸および/または六方晶系の結晶構造を有する無機潤滑剤50とを備える。絶縁被膜20は、リン酸塩を含む。 (もっと読む)


【課題】焼結部品の重量ばらつきを低減するために、給粉装置から供給される粉末の金型キャビティへの流入性を、給粉ボックスの移動速度規制を受けない方法、かつ、経済的で取り扱い性にも優れた方法で高めることを課題としている。
【解決手段】外枠2と、その外枠の内側を複数に区画する複数の仕切り板3とを有し、仕切り板3は、給粉ボックス13の進退方向前後に両端があり、かつ、隣り合う仕切り板間の間隔が一端側で広がり、他端側で狭くなるように配置され、隣り合う仕切り板間に粉末通路4が作り出された給粉補助治具1を粉末成形装置の給粉ボックスの内部に設置して給粉を行うようにした。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射装置固定用ホルダを、材質、形状の制限を受けず、また、グリス塗布のための工程増や塗布したグリスによる問題も生じさせずにボルトによる締付けの軸力を安定させられるものにすることを課題としている。
【解決手段】燃料噴射装置を押圧してエンジンのシリンダヘッドに固定するホルダ1を焼結金属で形成し、ボルトに加圧される座面5に外部に開口した空孔を備えさせてその空孔に潤滑油を含ませて使用するようにした。 (もっと読む)


【課題】強度が高く、耐摩耗性に優れる液相焼結アルミニウム合金、及びこの合金の製造に適した液相焼結アルミニウム合金の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明液相焼結アルミニウム合金は、母材中に、酸化アルミニウムを主成分とする硬質粒子及びムライトを主成分とする硬質粒子の少なくとも一方を0.5質量%以上3.0質量%以下含有する。特定の硬質粒子を特定の範囲含むことで、鉄系焼結材よりも高強度であり、耐摩耗性に優れる。この液相焼結アルミニウム合金は、母材粉末と、酸化アルミニウムを主成分とする硬質粒子及びムライトを主成分とする硬質粒子の少なくとも一方とを混合した混合粉末を成形した成形体を液相焼結することで製造される。焼結法により製造することで、複雑な三次元形状の製品でも簡単に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】外径チャックで保持したときに歪を発生しやすいワークの内径加工を高精度に安定して行えるようにしたワークの機械加工方法を提供することを課題としている。
【解決手段】スプリングコレット5の爪部5aをワーク10の第1の穴14に挿入し、その爪部を第1の穴14の内径面に圧接するまで拡径させて内径チャック4でワーク10を保持し、この状態で、ワーク10と工具ホルダ17に保持された工具16を相対回転させてワークに設けられた第1の穴と同心配置の第2の穴15の内径面を工具16で加工するようにした。 (もっと読む)


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