説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】鉄損の少ない磁心が得られる圧粉成形体を成形可能な圧粉成形体の成形方法を提供する。
【解決手段】柱状の第一パンチ(下パンチ12)と筒状のダイ10とでつくるキャビティに、絶縁層を具える軟磁性粉末と潤滑剤との混合粉末3を充填し、下パンチ12と上パンチ11とで混合粉末3を加圧して、磁心に利用される圧粉成形体100を製造する。下パンチ12は、液媒に固体潤滑剤の粉末を分散させた金型用潤滑剤を充填する液溜め溝24を具える。液溜め溝24から下パンチ12の外周面12oとダイ10の内周面10iとの間に金型用潤滑剤を供給して、下パンチ12とダイ10との相対移動により、ダイ10の内周面10iに金型用潤滑剤を塗布する。混合粉末3は、潤滑剤を0.4質量%〜0.8質量%含む。成形用金型1に金型用潤滑剤を塗布すると共に、潤滑剤を含む混合粉末3を利用することで、金型1と成形体との摺接などによって絶縁層の損傷を防止できる。 (もっと読む)


【課題】粉末の重量ばらつきを効果的に抑制することができる給粉方法、粉末成形方法及び粉末成形体を提供する。
【解決手段】ダイ12と、このダイ12に対して相対的に昇降可能な下パンチ13とを、ダイ12の上面12aと下パンチ13の上面13aとが略面一になるように配置する工程、下部に開口23aを有する給粉ボックス23を、前記開口23aが下パンチ13の上方に配置される給粉位置まで、ダイ12の上面12aに沿って前進移動させる工程、及び給粉ボックス23を給粉位置において進退方向に振りながら、ダイ12に対して下パンチ13を相対的に下降させることにより、給粉ボックス23内の粉末Pを前記開口23aから、ダイ12と下パンチ13とにより形成されたキャビティ15内に供給する工程を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】リアクトルの損失低減に効果的な外側コアを製造できる外側コアの製造方法を提供する。
【解決手段】リアクトルに具わる外側コアを平面視した場合、外側コアの平面形状が、外側コアの内側コアとの対向側よりも、その反対側の方が、対向面に沿った幅方向の寸法が小さい形状の加圧成形体である。この外側コアを製造するための製造方法であって、準備工程と、成形工程とを具える。準備工程では、外側コアの原料粉末として、軟磁性粒子に絶縁被膜が被覆された被覆軟磁性粒子を複数具えてなる被覆軟磁性粉末を用意する。成形工程では、相対的に移動可能な柱状の下パンチ12と筒状のダイ10Aとで作られる成形空間31に、被覆軟磁性粉末を充填し、下パンチ12と柱状の上パンチ11とにより成形空間31内の被覆軟磁性粉末を加圧成形する。その際、外側コアにおける対向面を上パンチ11で加圧する。 (もっと読む)


【課題】低損失な圧粉成形体、及びその圧粉成形体を製造することができる圧粉成形体の製造方法、圧粉成形体を具えるリアクトル、コンバータ、電力変換装置を提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の外周に絶縁被膜が被覆された被覆軟磁性粒子を複数具えてなる被覆軟磁性粉末を用いて圧粉成形体を製造する方法で、素材準備工程と、照射工程とを具える。素材準備工程では、被覆軟磁性粉末を加圧成形した素材成形体を用意する。照射工程では、素材成形体の表面の一部にレーザを照射する。素材成形体の表面の一部にレーザを照射することにより、素材成形体の表面で複数の軟磁性粒子の構成材料同士が導通した導通部の分断箇所を増加することができ、圧粉成形体の損失を低減できる。 (もっと読む)


【課題】低損失な圧粉成形体、及びその圧粉成形体を製造することができる圧粉成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の外周に絶縁被膜が被覆された被覆軟磁性粒子を複数具えてなる被覆軟磁性粉末を用いて圧粉成形体を製造する方法で、素材準備工程と、照射工程とを具える。素材準備工程では、被覆軟磁性粉末を加圧成形した素材成形体を用意する。照射工程では、素材成形体の表面の一部にレーザを照射する。素材成形体の表面の一部にレーザを照射することにより、素材成形体の表面で複数の軟磁性粒子の構成材料同士が導通した導通部の分断箇所を増加することができ、圧粉成形体の損失を低減できる。 (もっと読む)


【課題】センダストと同等、或いはセンダストを超える高透磁率で、かつセンダストに近似する低鉄損の圧粉磁心とその製造方法とを提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の表面に絶縁被膜を有する複数の被覆粒子からなる被覆粉末と、これら被覆粒子を一体化する保形材とを備える。この圧粉磁心は、前記軟磁性粒子は、Fe-Si-Al合金粒子とFe-Ni合金粒子と混合粒子で構成され、当該圧粉磁心をX線回折法により分析した際、次の回折ピーク強度比が0.45以下である。Fe2O3の1stピークの積分強度/{(Fe-Si-AlとFe-Niの重複した1stピークの積分強度×Fe-Si-AlとFe-Niの合計体積に占めるFe-Niの体積分率)+FeNi3の1stピークの積分強度} (もっと読む)


【課題】粉末成形体の足部の密度が低下するのを防止することができる粉末成形用金型を提供する。
【解決手段】足部W2を有する粉末成形体Wを加圧成形する粉末成形用金型1は、金属粉末が充填される大孔部2aを有するダイ2と、大孔部2a内の上方に昇降可能に配設された上パンチ3と、前記大孔部2a内の下方に昇降可能に配設され、金属粉末が充填されるように当該大孔部2aに連通する小孔部4aを有する第1下パンチ4と、前記小孔部4aの下方において当該小孔部4aに対して昇降可能に配設され、前記足部W2を成形するための第2下パンチ5とを備えている。前記上パンチ3は、大孔部2a内に昇降可能に配設された上パンチ本体部31と、この上パンチ本体部31の下面31aから小孔部4aの上部開口4a1に向けて突出する突出部32とを有している。 (もっと読む)


【課題】従来の開放型焼成炉において不可避であった脱炭現象を抑制することができる開放型焼成炉を提供する。
【解決手段】予熱室1、加熱室、徐冷室及び冷却室がこの順に設けられ、金型潤滑剤を含む金属粉末を加圧成形した粉末成形体9を焼結する開放型焼成炉。前記予熱室1の上部空間に燃焼ガスを供給する燃焼ガス供給部16と、前記予熱室1内に配設されており、供給された燃焼ガスを、当該予熱室内に搬送された粉末成形体に向けて分散して供給する分散板20とを備えている。 (もっと読む)


【課題】インナーロータ2とアウターロータ3の理論偏心位置でのチップクリアランスtが、トップの位置(図(a)の状態)に対し、その位置からインナーロータ2が一歯の半分の角度回転した半歯の位置(同図(b)の状態)で大きくなることを抑制する。
【解決手段】歯数がnのインナーロータ2と歯数が(n+1)のアウターロータ3とを、偏心eさせて組み合わせた内接歯車式ポンプ用ロータである。そのインナーロータ2がその小径Ls、歯数nが同じサイクロイド歯形と比較して歯丈が高いものであって、偏心量e<(インナーロータ2の大径(Lo)−インナーロータ2の小径(Ls))/4とする。このように、従来の(Lo−Ls)/4より偏心量eを小さく、例えば、0.1mm小さくすると、同図(a)と(b)から理解できるように、両位置(図aとb)のチップクリアランスtが同じ(0.030mm)となって、ポンプ室4の容積効率の低下を招かなくなる。 (もっと読む)


【課題】 上面に溝を有するダイにおいて金型の嵌め合いの応力を原因とする破損を防止し、このダイを用いた粉末成形により均一な密度の焼結部品を製造することを課題とする。
【解決手段】 粉末成形用の金型に用いられ、上面に溝を有する成形用ダイであって、前記成形用ダイは上ダイと前記上ダイに当接する下ダイにより構成され、前記溝の溝底部は前記下ダイに設けられ、前記溝の溝側面は前記上ダイに設けられた上部溝側面と、それに続くように前記下ダイに設けられた下部溝側面から構成され、前記下ダイは成形孔を有する第1下ダイと前記第1下ダイの外側に焼き嵌めにより勘合する第2下ダイとを有する成形用ダイとした。 (もっと読む)


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