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Fターム[2C057AG39]の内容

インクジェット(粒子形成、飛翔制御) (80,135) | ヘッドの共通構造 (18,662) | エネルギー(圧力、熱)発生素子の構造 (4,826) | 圧力発生素子のサイズ(縦、横、高さ)の特定 (232)

Fターム[2C057AG39]に分類される特許

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【課題】圧電素子を構成する圧電膜や振動板等を薄膜化することで半導体プロセスで一般に用いられている微細加工を可能とする圧電素子の製造方法、および、長尺でかつ高密度に形成された液吐出口を有する液体噴射記録ヘッドの製造方法を実現する。
【解決手段】液吐出口2と圧力室3と、Pb、TiおよびZrを有する圧電膜9とその両側に設けられた電極7、8からなる圧電振動部10とを備える。圧電膜9は、それぞれペロブスカイト構造を有しかつ互いに接するように形成された第1層11と第2層12とを含んでなり、成膜時の温度から少なくとも450℃までの間を30℃/min以上の冷却速度で急速冷却して成膜し、単一配向結晶あるいは単結晶PZTを形成する。 (もっと読む)


【課題】 高粘度の液体であってもミスト噴射できるようにすること。
【解決手段】 インクが充填されるインク室14と、超音波相当の周波数の電気信号が与えられるコイル52と、コイル52によって発生する磁界に応じて振動し、インク室14内のインクに超音波を与える振動板20と、インク室14に連通し、超音波によりミスト化したインクが噴射されるノズル12と、コイル52に超音波相当の電気信号を与えるヘッドドライバ184を備えた。コイル52の内側には磁性体からなるコア54が配置され、コア54から離間して振動板20上に磁性体22が設けられ、コイル52に電流が流れるとコア54が磁化してコア54と振動板20上の磁性体22との間に磁力が発生することにより振動板20が超音波振動する。 (もっと読む)


【課題】 装置本体との間の信号線の数を増加させたり回路構成を複雑にせず、かつ、記録速度を低下させずに、記録ヘッドに設けられた種類の異なる記録素子それぞれを適切な電力で駆動する。
【解決手段】 所望の記録特性を得るために印加すべき電力が異なる2種類の記録素子をそれぞれ複数有する記録ヘッドに対して、2種類の記録素子にそれぞれ対応した2つの駆動期間を時分割で示す信号ENBを供給して、第1の駆動期間に従って第1の記録素子に電力を印加し、第2の駆動期間に従って第2の記録素子に電力を印加する。 (もっと読む)


【課題】 下電極内の層間剥離を防止した圧電素子及びその製造方法、液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置を提供する。
【解決手段】 基板上にイリジウムを主成分とする厚さが20nmを限度とする金属層65を少なくとも最上層に含む複数層で構成された下電極60を形成する工程と、前記下電極60上に圧電体前駆体膜を塗布する塗布工程と前記塗布工程により塗布された前記圧電体前駆体膜を乾燥する乾燥工程と前記乾燥工程により乾燥した前記圧電体前駆体膜を脱脂する脱脂工程と前記脱脂工程により脱脂された前記圧電体前駆体膜を焼成して結晶化して圧電体膜とする焼成工程とを有する圧電体膜形成工程を複数回行って複数層の圧電体層を形成する工程と、前記圧電体層上に上電極を形成する工程とにより圧電素子を形成する。 (もっと読む)


【課題】 圧電体層の変位を液体に伝達する場合の特性劣化を抑止することができる圧電素子及び圧電装置を提供する。
【解決手段】 圧電装置1は、圧電素子2と、圧電素子2の底面に接合され、液体を収容するための液室31を有する液体流通部3とを備えている。圧電素子2は、活性領域層5と、活性領域層5の下側に配置された変位伝達層6とからなっている。活性領域層5は、圧電体層7と、圧電体層7を挟んで対向するように配置され、圧電体層7を変位させるための複数の内部個別電極8及び内部コモン電極9とを複数層にわたって有している。活性領域層5の最下側に位置する内部電極は、内部コモン電極9である。変位伝達層6は、液室31内の液体に圧電体7の変位を伝える層である。変位伝達層6の液体流通部3側の端面6aには、液室31内の液体に負電界を印加するための導電膜12が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 省エネ型吐出ヘッドの提供。
【解決手段】 厚みを熱伝導距離よりも薄くした宙空ヒータ。 (もっと読む)


【課題】 液体吐出ヘッド用基板、液体吐出ヘッドの大型化を避け、記録速度を低下させることなく高記録密度を実現する。
【解決手段】 各電気熱変換素子H1103に対応する吐出口H1107を有するオリフィスプレートH1111に組み合わされることで、吐出口H1107に連通される複数のインク流路H1114と、インク供給口H1102の長辺方向の側縁に連通された共通液室H1112と、複数のインク流路H1114と共通液室H1112との間に位置する複数のインク導入部H1113とを構成する。各インク導入部H1113は、複数のインク流路H1114にそれぞれ連通される。また、各インク流路H1114は、インク流動方向の上流端の端部から各電気熱変換素子H1103の主面の中心までの距離がほぼ等しくされる。 (もっと読む)


【課題】
圧電振動子の機械的強度を低下することなく、高密度に実装したノズルを構成し、より微細なインク滴を精度良く飛翔させる飛翔特性の継続的な安定化を図る。また、圧電振動子の先端に塗布する接着剤の量の制御を容易にし、より安価で高精細かつ高速印刷分野へ適用可能なインクジェット式記録装置用ヘッドを提供する。
【解決手段】
接着剤(70)を介して振動板(31)に当接する圧電振動子(51)の凸部(51a)先端面から棚部までの高さが20μm以上あり、接着剤(70)の硬化後の硬度がJIS―Dスケールで30°以下、かつヤング率が2.5×10〜7.0×10Paとする。 (もっと読む)


【課題】 圧電アクチュエータの駆動効率の向上とクロストークの抑制が可能であり、さらに、圧力室内に滞留する気泡をより確実に排出することのできる液体移送装置を提供すること。
【解決手段】 圧力室14のインク流入口14aとインク流出口14bは圧力室14の縁の近傍に配置され、振動板30の圧力室14側の面の、各圧力室14の縁よりも内側で、且つ、個別電極32と重なる領域よりも外側の領域(駆動部31aよりも外側の領域)には、圧力室14の縁に沿って延びる溝40が形成されており、さらに、振動板30の圧力室14側の面の、インク流入口14aと重なる領域とインク流出口14bと重なる領域には、溝40を分断する分断部41がそれぞれ設けられている。 (もっと読む)


【課題】圧電アクチュエータに特別な加工を施すことなく、圧力室の駆動パターンによる液体の移送速度の変動を確実に抑えること。
【解決手段】振動板30の厚さをTv(mm)、その弾性率をEv(kg/mm2)、圧電層31の厚さをTp(mm)、その弾性率をEp(kg/mm2)、圧力室14の幅をWc(mm)、隔壁部10aの圧力室14の幅方向長さをWa(mm)、隔壁部10aと振動板30との間に介在する接着層38の厚さをTa(mm)、その弾性率をEa(kg/mm2)とし、さらに、A=((Tv+Tp)3×(Ev+Ep)/2)/Wc1/2、B=Ea×Wa/Taとしたときに、これらA及びBの値が、−0.03A−1200(1/B)+0.08>0の関係を満たしている。 (もっと読む)


【課題】優れた圧電/電歪特性を有するとともに、屈曲変位が多数回繰り返されるような場合であっても十分な耐久性を発揮する圧電/電歪体を提供する。
【解決手段】圧電/電歪性を有する多数の結晶粒子31からなる膜状又は1以上の層を持つ層状の圧電/電歪体30である。任意の厚み方向の断面において観察される多数の結晶粒子31に占める、厚み方向の少なくともいずれかの外部との界面35a,35bにその一部が露出している結晶粒子32の個数割合が、80%以上である。 (もっと読む)


【課題】焼成反りが小さく、駆動電極を高密度に配列した場合でも、不要な圧電振動を抑制し、変位のばらつきを低減した圧電アクチュエータ及び液体吐出装置を提供する。
【解決手段】振動板2上に設けられた複数のコモン電極4aと、4aを覆うように該振動板2の上に設けられた圧電セラミック層5と、5の上に、コモン電極4aの各々と対向するように5の上に設けた複数の駆動電極6aと、5の表面に、6aの各々にそれぞれ隣接するように設けられた複数の接地端子4d及び電圧端子6dと、を具備し、各接地端子4dと各コモン電極4aとをビア電極4cを介し電気的接続し、各電圧端子6dと各駆動電極6aとをそれぞれ電気的接続して、コモン電極4aと駆動電極6aの間に電圧印加させて、コモン電極4a、駆動電極6a及びこれらに挟持される圧電セラミック層5によって構成される変位素子7が、変位することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 応力集中によって振動板にクラック等が発生するのを防止することができる液体噴射ヘッド及びこの液体噴射ヘッドを具備する液体噴射装置を提供する。
【解決手段】 液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板10と、流路形成基板10の一方面側に設けられて二酸化シリコンからなる第1の弾性膜50と第1の弾性膜50上に設けられて第1の弾性膜よりも靭性の高い材料からなる第2の弾性膜55とを少なくとも有する振動板と、振動板上に設けられて下電極60、圧電体層70及び上電極80からなる圧電素子300と、流路形成基板10の振動板上に接合され圧電素子300を保護する圧電素子保持部31を有する保護基板30とを具備し、且つ圧電素子保持部31の縁部の少なくとも内側に、振動板を構成する第1の弾性膜50を圧電素子保持部31の縁部に沿って分離する第1の弾性膜分離部51を有するようにする。 (もっと読む)


【課題】 振動板の剥がれを防止して耐久性及び信頼性を向上した液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】 基板の一方面に振動板を形成する工程と、振動板上に下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子を形成する工程とを具備し、振動板を形成する工程が、基板の一方面側にジルコニウム層を形成する成膜工程と、ジルコニウム層を所定の熱酸化温度で熱酸化させて酸化ジルコニウム層からなる絶縁体膜を形成すると同時に絶縁体膜の応力を調整する熱酸化工程とを少なくとも含む絶縁体膜形成工程を有するようにする。 (もっと読む)


【課題】加工精度が良く、耐熱性、耐久性、信頼性の高い安価な液体吐出ヘッド及びその製造方法を提供する。
【解決手段】この液体吐出ヘッド60は、熱膨張係数が13×10-6/°C以下の耐熱性及び耐食性材料のシリコンからなる圧力室隔壁61’と、圧力室隔壁61’上にエアロゾルデポジション法によって形成され、熱膨張係数が13×10-6/°C以下の耐熱性及び耐食性材料のアルミナからなる振動板62と、振動板62上(下部電極63上)にエアロゾルデポジション法によって形成されたPZT圧電膜64とを備えている。圧力室隔壁61’及び振動板62は、アニールを行っても変形や変質、組成変化が発生することがなく、また、PZT圧電膜64の剥離や割れなどが生じず、更に腐食性がある液体を使用しても溶解や変質することがない。 (もっと読む)


【課題】 更なる小液滴化に際して、第2の吐出口部のインク淀みを軽減し、偏った吐出口のメニスカスを防ぎ、不安定なサテライトを低減し、画像劣化と浮遊ミストの少ない安定した吐出を実現できるインクジェット記録ヘッドを提供する。
【解決手段】 1つの発泡室11に対して2つのヒータ1a,1bが備えられており、それらのヒータ1a,1bは第2の吐出口部10の中心または重心に対して略対称に配置されている。素子基板2の主面に対して垂直な方向から見た平面透視図において、2つのヒータ1a,1bの一方のヒータ1aは、第2の吐出口部10の内側の領域と、第2の吐出口部10の外側の領域とを跨ぐように配置されている。 (もっと読む)


【課題】エアロゾルデポジション法(AD法)にて製膜された圧電膜であっても膜応力が除去された圧電膜を有し、これにより振動板の反りの発生やデバイスの耐久性の低下を解決することができる液体吐出ヘッド及びその製造方法を提供する。
【解決手段】犠牲基板61上に犠牲層62を形成し、この犠牲層62上にAD法にてPZT圧電膜63を製膜する(図5(A)、(B))。このPZT圧電膜63のアニール処理後、PZT圧電膜63上に共通電極64及び振動板65を形成し、その後、エッチングで犠牲層62を取り去り、犠牲基板61を剥離する(図5(C)〜(F))。これにより、AD法にて製膜されたPZT圧電膜63の膜応力を除去する。その後、圧力室隔壁66の接着、PZT圧電膜63のパターン化、個別電極67の形成、及びノズルプレート68の接着を行って液圧シリンダ60を作製する(図5(G)〜(I))。 (もっと読む)


【課題】インク供給口からの距離が互いに異なるように吐出口が千鳥状に配置された記録ヘッドにおいて、インク供給口から離れた側の吐出口からも安定してインクを吐出することが可能な記録ヘッドを提供する。
【解決手段】記録ヘッド101は、インク供給口500の少なくとも片側に複数の吐出口100からなる吐出口群900aを有している。吐出口群900aは、インク供給口500からの距離が互いに異なる第1の吐出口100aと第2の吐出口100bとに分けられる。各吐出口100a、100bに対応して、いずれも発熱抵抗体からなる記録素子400a、400bが各インク流路300a、300b内に配置されている。第1の記録素子400aの外形形状は長方形に形成され、一方、第2の記録素子400bの外形形状は略正方形に形成されている。 (もっと読む)


【課題】支持基板の材料の制約を受けることがなく、その支持基板上に成膜される圧電体の膜応力を低減させ、支持基板の変形を抑制可能にする。
【解決手段】この圧電アクチュエータ60は、振動板となるZrO2基板62上にエアロゾルデポジション法によりPZT圧電膜64を成膜して構成されるが、このZrO2基板62とPZT圧電膜64との間にスパッタ法等により所要の厚みをもった白金(Pt)からなる応力バッファ層66を介在させる。ZrO2の熱膨張係数はPZTの熱膨張係数よりも大きいが、Ptの熱膨張係数はPZTの熱膨張係数よりも小さい。PZT圧電膜64にはZrO2基板62との熱膨張係数の差等により圧縮応力が働くが、PZTよりも熱膨張係数の小さい適宜の厚みの応力バッファ層66を介在させることで、PZT圧電膜64の膜応力を相殺するよういしている。 (もっと読む)


シリコン基板をエッチングする方法が記載される。本方法は、第1シリコン基板(200)を犠牲シリコン基板(240、241)へ接合するステップを含む。第1シリコン基板(200)がエッチングされる。第1シリコン基板(200)が犠牲シリコン基板(240、241)から分離することを引き起こすために、第1シリコン基板(200)と犠牲シリコン基板(240、241)との界面に圧力が加えられる。金属刃(620)を有する装置を使用すると、これらの基板を分離することができる。
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