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Fターム[2D118JA14]の内容

護岸 (9,935) | 防波、消波のための構造 (396) | 通気孔型 (12)

Fターム[2D118JA14]に分類される特許

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【課題】高水位の増水に対する従来の対応策は、何れも水位圧力に対抗する形で堤防の構造を強化し、或いは嵩上げするもので、増水等による自然の力と同等の力で対抗しようとするものであり、構造物の強度や規模において異常時の自然力を想定し、それを上回る安全度を構造物の強度や規模に求めてきた。
【解決手段】水位が変動する河川側の側腹に異常水位時の増水位流入口2を設けた管体状の築堤ブロック1を、底部12に所定の勾配をつけ、排水地に向けて並列して堤防を構築することにより、堤防中に超過水誘導路を形成して高位水のエネルギーを吸収し、これを利用して超過水を処理方向に誘導排水するように構成した (もっと読む)


【技術課題】 大きな津波の進入を阻止する防波堤を提供する。
【解決手段】 防波堤1の海側の壁面に波返し用の凹曲面2を形成し、津波4の波頭をこの凹曲面2に沿って上昇反転させることにより、波動エネルギーを減衰させて陸上側に津波4が進行するのを阻止する。また、防波堤1には貫通穴6、段差8を形成し、この貫通穴6、段差8の作用で防波堤に作用する波動エネルギーを減衰させる。 (もっと読む)


【課題】駆動装置や人的操作を必要とせず、津波や高潮の際の災害を抑制することのできる津波高潮減災構造物を提供する。
【解決手段】本津波高潮減災構造物1は、内部に遊水室2としての空間を有すると共に波浪と対向する前壁6に開口部7が形成される本体部3と、該本体部3の天端に設けた、波浪と対向するように起伏自在に構成される起伏天端壁部5とから構成されるので、駆動装置や人的操作を必要とせず、津波や高潮の際の災害を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の防波堤は、波を防ぐことを目的にしていたため、湾内(5)の海水(3b)か澱んでいたが、高潮で被害を受けるのは満潮の時だけである。そこで、本発明の防波堤は櫛の歯のように、干潮水位(3a)のなればケーソン(1)に開いた穴(2)が見え、最高水位(3)の時は水中に沈むので、防波堤の役目を果たす。
【解決手段】 本発明の防波堤は、ケーソン(1)の最高水位(3)より下に穴(2)開け、その穴(2)は湾内(5)側は大きく、外海(4)側は小さくなっていることで、大きな波を小さくしてから湾内(5)に流す。 (もっと読む)


減衰要素は、頭部分、首部分および土台部分を備える。首部分は、頭部分と比較して細く、隣接する減衰要素の首部分が連続的な流路を形成する。この流路は、上記頭部分を介して、頭部分の断面積が土台部分の断面積よりも小さくなるように連結される。このようにして、水制御構造体、音減衰壁などを提供することができる。かかる減衰要素は、それらを垂直に分割し、垂直部品のそれぞれをコンクリートから金型にて製造することにより、非常に簡易な方法で製造することができる。
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【課題】高波による港外側の水面の上昇時における安定性を高める。
【解決手段】固定式防波堤11である。堤体12の底面12cの港外側壁面12aから港内側寄りの所定の位置に、堤体12の幅方向に連通する溝13を設ける。この溝13と堤体12の上面12dを、適数の枝管14で連通させる。
【効果】底面に作用する浮力を、従来の防波堤に比べて大幅に低減することができる。また、枝管内と港外側の水位変動のピークが重ならず、波浪によって生じる水平力と静水圧によって生じる揚圧力は、異なる位相で作用することになって、底面に作用する浮力の低減との相乗効果で港外側の水面上昇時における安定性が大幅に向上する。 (もっと読む)


本発明は、EM(effective Micro−organisms;有用な微生物)と黄土を混合して形成される多数の環境調和型ブロックで沿岸海域の海底地盤に谷が形成されながら山が形成されるように潜堤を形成して水質浄化および赤潮発生を予防して海の森を早期に造成するとともに、大波の波浪エネルギーを基底層、中間層および上部層でそれぞれ吸収、分散および回折させて減衰させるので波高の間隔を著しく減らすことができるうえ、養浜現象で侵食部分を復元させることができるようにする、海岸侵食防止と魚場形成のための多谷多孔型潜堤および潜堤用環境調和型ブロックの製造方法に関する。本発明の海岸侵食防止と魚場形成のための多谷多孔型潜堤および潜堤用環境調和型ブロックの製造方法によれば、沿岸海域の海底地盤に多数のブロックで積層されてなる潜堤のエネルギー吸収部で波の波浪エネルギーを吸収、分散および回折させてより効果的に減衰させることができるうえ、ブロックの空隙維持突起の長さだけ維持される空隙と連通空間を介して魚類の移動が可能なので、魚類の生息地および散乱空間を提供するとともに、コンクリートモルタルに混合されたEMと黄土によってコンクリートの毒性を中和させながら水質浄化および赤潮発生を予防することができる。 (もっと読む)


【課題】良好な越波量低減効果を奏するケーソンを提供する。
【解決手段】開口102を介し海10より海水20を流入させて滞留させ、海水20の水勢を低減する遊水室103と、この遊水室103の上部空間104と前記海10の海面上13とを連通する連通路105とを消波型ケーソン100に備える。 (もっと読む)


【課題】低天端で、かつ景観にも影響を与えない津波防災構造物を提供することである。
【解決手段】津波防災構造物1は、堤体2の上面に前壁5と後壁9と上壁7とからなる中空堤体3が形成され、該中空堤体3内にはフロート10の上面に立設された昇降板4が内蔵され、長周期の波のみを中空堤体3内に流入させるための大きさが開口率と高さとによって決定された流入用スリット6が前壁5に開口され、該流入用スリット6からの波の流入によって昇降板4を上昇させて上壁7から突出させる昇降口8が上壁7に開口されてなる。 (もっと読む)


【課題】低天端で景観にも影響を与えない津波高潮防災構造物を提供することである。
【解決手段】津波高潮防災構造物1は、護岸2の下側に津波の越流水18を貯水する貯水空間3を形成し、該貯水空間3の上面に開口した越流水用取込口4には透水蓋10が設置され、護岸2の海側の面には排水口5が開口され、該排水口5が回転自在な排水蓋15で閉塞されている。 (もっと読む)


【課題】堤体の構造を変更することによりこれに作用する揚圧力を低減し、もって余分な施工を不要とする防波構造物を提供する。
【解決手段】捨石マウンド10上に堤体11を設置してなる防波構造物において、前記堤体11を、セル構造の堤本体12と、この堤本体12の内部に充填された中詰材13と、堤本体12の上部開口端に配置された多孔の蓋コンクリート14とから構成し、捨石マウンド10を透過して伝播される圧力を、堤体11の内部を透過して上方へ逃がし、堤体11に作用する揚圧力を低減させる。揚圧力が低減する分、堤体断面を小さくすることができ、堤本体12の小型化によるコスト低減を達成できる。 (もっと読む)


【課題】スリットケーソンの海上輸送が容易、かつコスト低廉に行えるようにする。
【解決手段】スリットケーソン2の筐体20の外側に位置し、この筐体20に設けられた開口部21を塞ぐ蓋体11と、この蓋体11と対向するように筐体20の内側に位置した係止部材12と、両者を平行リンク状に連結した一対のリンク部材13,13とで開口部21の密閉装置1を構成した。そして、蓋体11の裏面側には、開口部21の周囲の筐体外壁面22に圧接してこの開口部21を水密に塞ぐパッキン材14を設け、係止部材12の左右両側には、筐体内壁面23との間に介在して膨らむことにより、蓋体11を開口部21側に押付ける弾性中空部材15などの付勢手段を設けた。 (もっと読む)


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