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Fターム[2G075DA13]の内容

Fターム[2G075DA13]に分類される特許

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【課題】
本発明は、原子炉圧力容器内の機器の健全性及び異常を評価するために、機器間の微小な相対振動を監視する原子炉振動監視装置及び原子炉振動監視方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、一つの超音波センサから発振した超音波を、相対振動をする複数の機器に照射し、複数の機器からの反射波を処理し、前記相対振動を算出することを特徴とする。また、前記相対振動を前記各反射波の検出時間差に基づいて算出してもよい。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉内機器の振動状態を超音波を用いて監視する際に、計測対象からの反射エコーを特定することが容易な沸騰水型原子炉内機器の振動計測方法を提供することにある。
【解決手段】沸騰水型原子炉内機器であるジェットポンプ109の振動計測対象部位には、複数の超音波反射面から形成される超音波反射板301が設けられる。送受信部303は、超音波反射板301に向けて原子炉外に設置した超音波センサ302より超音波を送信する。超音波送受信部303は、超音波反射板のそれぞれの反射面で生じた反射波を超音波センサで受信する。信号処理部305は、反射波を連続して収録し、連続して収録された前記反射波の時間ごとの反射波の移動量を算出し、前記時間ごとの反射波の移動量から、前記計測対象部位における振動状態を計測する。 (もっと読む)


【課題】ジェットポンプの共振を精度良く検出できるジェットポンプを提供する。
【解決手段】ジェットポンプ15の振動監視装置25は、圧力導管26に接続された圧力変換器27、圧力変換器27に接続された信号処理装置28を有する。ジェットポンプ15のスリップジョイント部において、スロート18の下端部がディフューザ19の上端部内に挿入されてスロート18とディフューザ19の間に形成される環状間隙に、圧力導管26が連絡される。環状間隙の変動圧力が、圧力導管26に伝えられて電気信号に変化される。この電気信号を入力した信号処理装置28が、環状隙間33の変動圧力をフーリエ変換し、変動圧力のパワースペクトル密度を算出する。共振周波数でのパワースペクトル密度がこの設定値よりも大きくなったとき、信号処理装置28は警報信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】振動領域モニタの検証性を向上する。
【解決手段】振動領域モニタ1は、局部出力領域モニタ10から送信されたLPRM検出信号のノイズを除去するノイズ除去フィルタ14と、ノイズが除去されたLPRM検出値の時間平均値を計算する平均化処理部15と、LPRM検出値の平均値を入力され時間平均値を演算する時間平均処理部16と、LPRM検出値の高さ方向平均値及び時間平均値が入力されセル値毎に規格化セル値を演算する規格化セル値演算部17と、規格化セル値毎に振幅ベーストリップ、増加率トリップ及びペリオドベーストリップにより出力振動の監視を行い設定値を超えたときにスクラムトリップを出力するトリップ判定部13と、時系列で変化可能な模擬セル値を生成しトリップ判定部13に出力する健全性確認用基本信号発信部11と、を有する。 (もっと読む)


【課題】圧力容器の外表面に固定される超音波センサが、過酷な環境下で長期間機能し、狭い空間に対し取り付け容易である、原子炉内構造物の振動計測技術を提供することを目的とする。
【解決手段】振動計測装置10は、原子炉の圧力容器60表面に密着される面に開口部21を有するホルダ20と、ホルダ20に収容され超音波を送信又は受信する振動子30と、ホルダ20内に充填されたカプラント11と、振動子30を開口部21の方向に付勢する付勢部材12とを備え、カプラント11は、常温で固体であり、圧力容器60からの伝熱で融解する金属材料であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】演算対象の数が変化しうる複数のLPRM信号を平均化処理するに際し、抽出される振動成分が異常な変化をすることを抑制し、信頼性の高い原子炉の出力振動監視技術を提供することを目的とする。
【解決手段】LPRM信号を指定のセルに割り付けて受信する受信部2と、セルに割り付けられたLPRM信号のうち除外条件に該当するLPRM信号を検索する除外処理部3と、LPRM信号をセル毎に平均化して平均フラックス値Hを出力する平均化部4と、平均フラックス値Hの時間平均を演算して時間平均フラックス値Jを出力する時間平均部5と、平均フラックス値Hを時間平均フラックス値Jで除算して規格値Kを出力する規格値演算部6と、除外条件に該当するLPRM信号に変更があった場合に初期化信号Sを出力する初期化部10と、規格値Kから所定のアルゴリズムに基づく判定を実行する判定部7と、を備える。 (もっと読む)


【課題】核熱水力安定性の監視精度及び信頼性を向上させる原子炉の出力監視技術を提供する。
【解決手段】原子炉の出力監視装置30において、炉心で中性子を検出する複数の核計装検出器31から出力される核計装信号Sの出力振動を示す時系列データから第1安定性指標を算出する第1算出部42と、前記第1安定性指標と第1基準値を対比して前記炉心の核熱水力安定性が安定しているか悪化しているかを判定する第1判定部44と、前記第1判定部44において前記悪化と判定された場合に前記時系列データに基づき前記炉心の第2安定性指標を算出する第2算出部47と、前記第2安定性指標と第2基準値を対比して前記出力振動の抑制操作を実行するか否かを判定する第2判定部47と、を備える。 (もっと読む)


【課題】長期にわたり安定的に原子炉を監視することができる原子炉監視技術を提供することを目的とする。
【解決手段】原子炉監視装置10は、原子炉圧力容器1の表面に装着され、この原子炉圧力容器1内に超音波を送信して反射波を受信する素子11と、素子11を原子炉圧力容器1に磁力で押し付ける磁気固定部16と、前記素子が送受信した信号に基づいて演算処理を実行する信号処理部20と、を備える。 (もっと読む)


【課題】振動測定の対象物表面に対して、超音波トランスデューサ設置の容器壁が傾きを有している場合にも、容器内の測定対象物の振動を非破壊で高精度に振動監視をすることができ、信頼性の高い構造物の振動監視装置および監視方法を提供する。
【解決手段】本発明の構造物の振動監視装置10は、容器11内の構造物16の振動を容器外部から監視するものである。この振動監視装置10は、容器11の外壁に角度調整手段14を介して設けられた超音波トランスデューサ13と、超音波送受信装置18と、A/D変換装置19と、測定対象物16振動情報に変換する信号処理装置20と、測定対象物16の振動情報を表示する表示装置21とからなり、超音波トランスデューサ13は、容器外壁12との間に超音波伝播媒体を有し、かつ容器11内の測定対象物16から反射してくる超音波を受信可能に、容器外壁12に傾きを持って設置されたものである。 (もっと読む)


【課題】原子力発電施設のタービンを駆動させる蒸気を輸送する主蒸気配管の圧力脈動測定において、できるだけ少ない枚数のひずみゲージを用いて圧力脈動に起因する主蒸気配管の配管周方向のひずみを精度良く測定し、かつ、計測データ収集の信頼性を向上させる。
【解決手段】主蒸気配管の配管周方向のひずみ量を計測するひずみゲージを、主蒸気配管の配管径方向断面図心に対して互いに点対称となる位置に設置される二枚を一組として、複数組設置することで、曲げによって生じるひずみ成分を除去しつつ計測データ収集の信頼性を向上させ、主蒸気配管の配管軸方向のひずみ量を計測するひずみゲージを設置することで、配管軸方向外力によって生じるひずみ成分を除去する。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器内に傾斜して設置された炉内構造物に対しても振動の測定を可能とする原子炉振動監視装置を提供する。
【解決手段】原子炉振動監視装置は、原子炉圧力容器3の外側面に設置され原子炉内の炉内構造物に超音波パルスを入射する送信用超音波トランスジューサ1と、送信用超音波トランスジューサ1と電気的に接続され送信信号を送信する超音波送信器6と、原子炉圧力容器3の外側面に設置され反射した反射超音波パルスを受信して受信した反射超音波パルスを受信信号に変換する受信用超音波トランスジューサ2と、受信用超音波トランスジューサ2と電気的に接続され受信信号を受信する超音波受信器7と、超音波送信器6と電気的に接続され超音波送信器に信号を入力しかつ超音波受信器7と電気的に接続され超音波受信器7から信号を受信して処理する信号処理装置8と、信号処理装置8により処理された振動情報を表示する表示装置9とを有する。 (もっと読む)


【課題】長期にわたりセンサの保守作業を行うことなく、そのセンサの故障などの異常を設置状態で確認することができる機器モニタリング装置を提供する。
【解決手段】検出対象となる機器1の状態を監視する監視手段7と、監視手段7に模擬信号を付与する模擬信号付与手段14と、監視手段7に付与した模擬信号に基づいて監視手段7の監視結果の健全性を確認する評価手段12とを備え、監視手段12は、機器1に取り付けられ、機器1の物理量を計測するセンサ2と、センサ2の信号を処理する信号処理手段3と、信号処理手段3による信号処理結果の信号を無線で送信する無線送信手段4とを有し、模擬信号付与手段14は、エネルギーを送信するエネルギー送信手段10と、その送信された量のエネルギーを得て、そのエネルギーをセンサ2の計測対象である物理量に変換してセンサ2に付与するエネルギー付与手段8と、を有する。 (もっと読む)


【課題】核熱水力安定性の監視精度及び信頼性を向上させる原子炉の出力監視技術を提供する。
【解決手段】原子炉の出力監視装置において、炉心に設けられる複数の核計装検出器31から出力される複数の核計装信号Sを個別に処理してそれぞれの前記核計装検出器31に対応する第1安定性指標K1を算出する算出部44と、それぞれの前記算出部44から複数の前記第1安定性指標K1を入力して統計処理を実行する統計処理部70と、前記統計処理の結果から前記炉心における核熱水力安定性を評価する第1評価部81と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】監視対象物の交換時期を定期検査前に告知できること。
【解決手段】原子炉圧力容器12内に配設されたジェットポンプのウェッジ36の振動を、超音波を用いて監視する振動・劣化監視装置110であって、原子炉圧力容器外に設置されて超音波を送受信する超音波センサ41と、超音波センサにて送信されウェッジにて反射され超音波センサにて受信された超音波を信号処理して、ウェッジの振動振幅を計測する信号処理部25と、ウェッジの振動振幅の時系列変化を蓄積する演算部111と、このウェッジの振動振幅の時系列変化から、その振動振幅が最大となる振動周波数とその最大振幅を求める周波数分析器112とを有し、演算部または周波数分析器は、ウェッジの振動振幅が最大となる振動周波数の時系列変化を蓄積し、演算部は、蓄積した振動周波数の時系列変化が、予め算出した周波数変化の許容値に至ったときに、アラーム113等へ警告信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、容易かつ正確に二相流から管体に作用する励振力を評価することが可能な二相流励振力評価方法及び二相流励振力評価装置を提供する。
【解決手段】本発明の二相流励振力評価方法は、複数の管体3の一つを、少なくとも表面の一部を導通可能な材質で形成して、起振手段4によって振動させた状態で、該管体3の変位または応力を測定するとともに、該管体3の表面の所定位置における電位と基準電位との電位差に基づいて管体3近傍に流れる二相流Fのボイド率を測定する。 (もっと読む)


【課題】原子炉のプロセス量のうち炉心の出力空間分布を用いて出力安定性および燃料健全性を反映するパラメータを作成し、そのパラメータに基づいて原子炉の出力不安定性や燃料健全性が確保されるよう原子炉の出力制御が可能な沸騰水型原子炉の出力制御システムおよび出力制御方法を提供することを目的とすること。
【解決手段】本発明では、沸騰水型原子炉の出力制御システムにおいて、炉心2(図2参照)に設けられるLPRM101群により取得された複数の局部出力から成る出力空間分布001が入力可能に設けられ、その出力空間分布001を出力安定性や燃料健全性を反映するように縮約して縮約パラメータを作成する縮約計算装置と、その縮約パラメータが設定範囲にあるか否かを逐次判定し、この縮約パラメータが設定範囲から逸脱したとき、制御棒、原子炉水位その他の出力制御手段から1つ若しくは複数の出力制御手段を選択して作動させる制御判定装置103と、を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、実機ドライヤの振動健全性をより精度良く評価することを目的とする。
【解決手段】本発明は、原子炉圧力容器の蒸気ドーム内で発生する蒸気の湿分を低減する蒸気乾燥器と、前記蒸気を外部へ輸送する複数の主蒸気配管を有する原子力プラントで、縮小モデルを使用して、前記蒸気乾燥器の振動健全性を評価する方法であって、前記縮小モデルで蒸気試験を実施し、前記蒸気乾燥器に作用する変動応力を算出し、振動健全性を確認することを特徴とする。
【効果】本発明によれば、実機ドライヤの振動健全性をより精度良く評価することが可能
となる。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器内に設けられる構造体の振動変位の予測において、構造体の振動変位を直接検出する場合と同等に高い予測精度を有すると共にその予測精度の経時的低下を低減できる原子炉振動監視技術を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器の外側から、その内に設けられる燃料集合体や制御棒案内管などの構造体の振動挙動を監視する原子炉振動監視システムにおいて、構造体の振動変位を検出する超音波式変位センサと、原子炉圧力容器の振動特性を検出する振動感応センサと、超音波式変位センサにより検出された構造体の振動変位と振動変位センサにより検出された原子炉圧力容器の振動特性とを相関付けて記録し、振動感応センサにより検出された原子炉圧力容器の振動特性を前記相関と照合することにより構造体の振動変位を予測し、振動変位が制限値を超える場合に異常信号を生成し、原子炉圧力容器の異常を報知する警告装置とを備える。 (もっと読む)


【課題】監視対象物の振動による摩耗劣化に基づく位置変化を時系列に把握して、その監視対象物の交換時期を定期検査前に告知できること。
【解決手段】原子炉圧力容器12内に配設されたジェットポンプのウェッジ36の振動による摩耗劣化に基づく位置変化を、超音波を用いて監視する振動・劣化監視装置100であって、ウェッジ36の長手方向に沿って原子炉圧力容器外に複数設置されて、超音波を送信し且つ受信する超音波センサ41と、超音波センサ41にて送信されウェッジ36にて反射され超音波センサ41にて受信された超音波を信号処理して、ウェッジ36の位置を計測する信号処理部102と、ウェッジ36の位置の時系列変化を蓄積すると共に、この蓄積した位置の時系列変化と、ウェッジ36の摩耗の進展に伴う位置変化データとを比較して、ウェッジ36が許容摩耗量に到達する時期を予測する演算部103と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】高温・高放射線環境下においても安定した振動計測が可能な超音波プローブを提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器2の外側面から炉内構造物に対して超音波を送信し、反射した反射超音波を受信する超音波センサ41と、センサ面48に被覆されたカプラント43と、超音波センサ41を収納する超音波センサホルダ44と、センサ面48およびカプラント43を、原子炉圧力容器2の外側面に押し付ける方向に弾性力を付与する弾性体45と、超音波センサホルダ44を支持し、超音波センサホルダ44を原子炉圧力容器2の外側面に固定する磁力を備えたホルダ支持体46とを備え、センサ面48は、無負荷状態においてはホルダ支持体46の設置面となる面49よりも突出した。 (もっと読む)


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