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Fターム[2G085BA14]の内容

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Fターム[2G085BA14]に分類される特許

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【課題】光源サイズが数μmの、コンパクトで低コストな高輝度のX線を得る円形加速装置、電磁波発生装置、及び電磁波撮像システムの提供。
【解決手段】高電圧電源から供給されるパルス状電圧を印加することにより電子をパルス的に発生する電子発生手段1と、電子発生手段1で発生した電子を入射し、この入射した電子を加速する電子加速手段13、及び入射した電子を偏向させるための電子偏向手段14を有する円形加速器とからなる円形加速装置2において、前記高電圧電源は、電子発生手段1に印加する前記パルス状電圧の立ち上がり時間波形及び立ち下がり時間波形の少なくとも一方を鈍らせる回路要素を備えた。 (もっと読む)


【課題】偏向電磁石の磁場計測を不要とし、安価で信頼性が高くしかも運転調整が容易な加速器の制御を行なう。
【解決手段】制御装置1は、タイマ2、偏向電磁石電流用パターンメモリ3、周波数用パターンメモリ4、周波数基準値補正回路5を備える。タイマ2から偏向電磁石電流用パターンメモリ3と周波数用パターンメモリ4に同時に、タイムクロックが所定の時間間隔でシリアルに伝送される。このタイムクロックに同期し、偏向電磁石電流用パターンメモリ3から偏向電磁石の電流基準値が偏向電磁石電流発生装置6に出力され、偏向電磁石10にコイル電流が流れる。同様に、周波数用パターンメモリ4から出力される周波数基準値が、偏向電磁石電流発生装置6からの電流偏差信号により補正され、高周波発生装置7に出力され、補正された周波数基準値を基に周回ビーム11が加速される。 (もっと読む)


【課題】
線形加速器を利用し、治療部位に応じて中性子を多方向から治療部位に照射可能なBNCT装置を提供する。
【解決手段】
線形加速器3を用いて陽子エネルギを、Be(p,xn)反応によって単位陽子電流当りに発生する中性子発生率が、Li(p,n)反応によって単位陽子電流当りに発生する中性子発生率より大きく、かつ、核破砕反応によって単位陽子電流当りに発生する中性子発生率よりも小さくなる範囲のエネルギに陽子を加速する。加速された陽子を複数の四重極電磁石14および偏向電磁石15A、15B、15Cからなる回転ガントリ5Aに入射し、回転ガントリ5Aの先端に設置した中性子発生用のベリリウムのターゲット7に衝突させる。ターゲット7で発生した高速中性子を、脱着可能な中性子照射部9を用いてホウ素中性子捕捉療法に必要な熱中性子または熱外中性子に調整し、治療部位に多方向から照射する。 (もっと読む)


【課題】X線光源サイズが数μmのコンパクトで、X線ターゲットの放熱効果が大きく低コストな高輝度大強度のX線源を得る。
【解決手段】荷電粒子発生手段、荷電粒子加速手段、偏向磁界発生手段および荷電粒子の安定周回軌道上に配置されたX線ターゲットを有する円形加速器において、上記X線ターゲット14を、先端が直径10μm程度の針状に尖った金属棒とし、針状突起部の方向を荷電粒子が周回している方向に対し垂直方向とした。 (もっと読む)


【課題】渦電流損失を増大させることなく、従来に比較して構成が簡単で製作等も容易に行える各種の交流電磁石を提供する。
【解決手段】偏向電磁石102は、真空ダクト101を挟んだ状態で磁極110aが対向する鉄心110と、その磁極110aとなる片部に巻回された励磁コイル111と、この励磁コイル111の長手方向端部での接続を行う渡りブスバー150とを有している。励磁コイル111に多数の素線を撚り合わせたストランド線を用い、磁極長手方向端部位置で各ストランド線を渡りブスバー150にて接続した。 (もっと読む)


【課題】エッジ角による収束力を容易に変えることにある。
【解決手段】電子銃から出射した電子を高周波加速空胴1に導き、この高周波加速空胴1内で電子を加速すると共に、この加速された電子を前記高周波加速空胴1の外部に設けられた偏向電磁石2により、ビーム軌道を180度偏向した後、再度前記高周波加速空胴1内に入射して加速することを複数回繰返して、高エネルギーを得る電子線装置において、前記偏向電磁石2の磁極端部に入出射ビームに対して所望のエッジ角を有する鉄片10を着脱可能に取付けて、収束力を調整可能にする。 (もっと読む)


【課題】比較的小型の加速器装置を利用して、ほぼ同時かつ同方向に二つの異なる波長帯の短パルス高輝度光ビームを得ることができる二帯域短パルス高輝度光源を提供することを目的とする。
【解決手段】二帯域短パルス高輝度光源装置は、大電荷量の線形加速器を用いた相対論的電子ビームに大出力短パルスレーザーを衝突させるコンプトン散乱により準単色の硬X線ビームを発生させ、前記電子ビームを周期長の短いアンジュレータで短パルスレーザーから分離した一部分と相互作用させてバンチスライス法によるテラヘルツ光を発生させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンにおいて、荷電粒子ビームの加速を制御する誘導加速セルと印加される誘導電圧の発生タイミングを制御する装置である一組の誘導加速装置及び荷電粒子ビームの加速方法を提供すること。
【解決手段】誘導加速装置5は、誘導電圧を印加する誘導加速セル6と、誘導加速セル6に伝送線を介してパルス電圧を与え、駆動するスイッチング電源5bと、スイッチング電源5bに電力を供給するDC充電器5cと、スイッチング電源5bのオンオフを制御するゲート信号パターン13aを生成するパターン生成器13、及びゲート信号パターン13aの基になるゲート親信号12aのオンオフを制御するデジタル信号処理装置12からなるインテリジェント制御装置7から構成される。 (もっと読む)


【課題】
集束イオンビーム形成装置において、加速器と集束レンズ系を一体化とすることにより小型化を実現するとともに、加速器の加速管も集束レンズ系の一部とすることで装置全体の縮小率も最大化することで、ナノビームを形成する。
【解決手段】
加速器が、折り返し型タンデム加速器であるため、高電圧ターミナル部に180°分析電磁石を置き、高エネルギー側の加速管の入口部にエネルギー分析及び発散制限スリット機能を有するスリットを設置し、再度、単孔レンズ効果を有する加速管によりビームを加速するとともに、集束を行い、MeV領域高エネルギーイオンナノビームを形成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、1台の加速器が出力する荷電粒子ビームを、複数のターゲットに照射するように構成し、BNCTによるがん治療や、PET用薬剤に用いられるRIの製造等に効率よく利用し、採算性の向上が図れる加速器利用システムを提供することを課題にする。
【解決手段】 加速器利用システム(100)は、加速器(110)から出射する荷電粒子ビーム(5)が、ターゲット(201,301)に照射して起きる核反応を利用するものであり、荷電粒子ビーム(5)の軌道を形成しその軌道上に出入自在な複数のターゲット(201,301)が配置されるビーム輸送管(6)と、荷電粒子ビーム(5)が照射する少なくとも1つのターゲット(201,301)を前記軌道上に位置させるターゲット駆動機構(204,304)と、を前記課題の解決手段として備える。 (もっと読む)


【課題】粒子線治療施設の安全な運転及び粒子線の照射場所へ粒子線を確実に供給を装置を提供する。
【解決手段】粒子を加速し少なくとも2つの照射場所へ粒子を供給するための加速器ユニット3及び粒子線供給ユニット5と、照射に必要なパラメータを設定及び制御する加速器制御ユニット31と、粒子線を要求する照射場所に至る加速器ユニット3及び粒子線供給ユニット5内の粒子線経路に沿った正しい粒子線案内を確保および監視するための割当ユニット35とを備えた粒子線治療施設1において、加速器ユニット3及び粒子線供給ユニット5は、粒子線経路の設定可能な少なくとも1つの要素を有し、この要素は、少なくとも1つの設定パラメータを伝達するために加速器制御ユニット31に接続され、直接的かつ固定的に割当てられた信号接続手段を介して少なくとも1つの活性化信号を受信するために割当ユニット35の信号出力部に接続される。 (もっと読む)


【課題】
電力系統のインピーダンスが大きな場所でも、高いビーム精度を保てる加速器システム用の電圧型自励変換装置を提供する。
【解決手段】
本発明の電圧型自励変換装置は、一端を交流系統に接続し、他端を一定周期で変動する負荷に接続し、交流を直流に変換するコンバータ部と、コンバータ部の直流出力を入力し、周期性がある電流指令値に基づいて前記負荷に電流を流すチョッパ部と、コンバータ部の制御装置とを備え、コンバータ部の制御装置が、コンバータ部の直流出力電圧を入力し、直流電圧を負荷の変動周期の自然数倍の周期の期間サンプリングし、サンプリングした直流電圧検出値の移動平均を算出し、移動平均値と、コンバータ部の直流電圧指令値とを用いて、コンバータ部の直流出力電圧を制御する。 (もっと読む)


経路に沿って移動する荷電粒子源を備えた放射線源を開示する。ビームが衝突すると放射を生成するターゲット材料が、経路に沿って配置されている。ターゲットに衝突する前のビームを偏向させるために磁石が設けられている。この磁石は、時間に対して変化する磁場または定常磁場を生成ことができる。定常磁場は、ビームにかけて空間的に変化する。磁石は電磁石または永久磁石であってよい。或る例では、ビームを偏向させることにより、ビームが複数の軸に沿ってターゲットに衝突する。別の例では、ビームの各部分が異なった形で偏向される。そのため、線源は、走査する対象物を均等な放射線によって照射することができる。荷電粒子は電子または陽子であってよく、また放射はX光線またはガンマ光線放射、または中性子であってよい。このような線源を組み込んだ走査システム、放射の生成方法、および対象物の検査方法も開示している。
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【課題】大強度X線の発生が可能で、発生するX線のエネルギーを高速に切り替えられる、小型で低コストな電磁波発生装置の実現。
【解決手段】円形加速器からなる電磁波発生装置において、円形加速器を構成する偏向電磁石が、その形状により、入射または加速電子に対して収束機能を有することにより、当該加速器が、電子の入射、加速の全過程でその径方向の所定範囲で安定な電子周回軌道を有し、この安定な電子周回軌道上にターゲットが設置され、このターゲットの設置位置に対応して、周回する電子ビームが前記ターゲットに衝突する領域と、前記ターゲットに衝突しない領域が設定され、偏向電磁石の偏向磁界及び電子ビーム加速の両時間変化パターンの制御により、これらの領域間を電子が周回しつつ移動して、前記ターゲットと衝突することでX線を発生させるようにした。 (もっと読む)


【課題】磁場が安定するまでの時間遅れを短縮することができる。
【解決手段】磁場を発生する磁極6a,6b及びこの磁極6a,6bに設けたリターンヨーク7a,7bを有する複数の電磁鋼板5を積層して構成した磁心2と、磁極6a,6bを励磁するコイル3,4とを備え、複数の電磁鋼板5のうちの少なくとも1つの電磁鋼板5に、磁極6a,6b側で閉塞し、磁極6a,6b側と反対側で開放したスリット8を少なくとも1つ形成する。 (もっと読む)


【課題】 荷電粒子の進行方向に沿って荷電粒子を加速することができる粒子線加速器を提供すること。
【解決手段】 本発明にかかる粒子線加速器は、スパイラル形偏向用電磁石3により軌道が偏向された荷電粒子ビームが加速部5で加速され真空ダクト1の環状真空通路を異なる軌道で複数回周回し荷電粒子ビームが加速される粒子線加速器であって、真空ダクト1の加速部5にはギャップ9が形成され、このギャップ9を構成する真空ダクト1の端面が第1の軌道を周回中の荷電粒子ビームの進行方向と第2の軌道を周回中の荷電粒子ビームの進行方向との各々に垂直に形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】電力系統に対する負荷を小さくする。
【解決手段】イオンビームを設定されたエネルギーとなるまで加速する加速器1と、加速器1から出射されたイオンビームを輸送するビーム輸送系2と、加速器1及びビーム輸送系2に備えられる電磁石の励磁を行う電磁石電源3,4と、初期化運転において、ビーム輸送系2に属する電磁石の初期化を行った後に加速器1に属する電磁石の初期化を行うように、電磁石電源3,4を制御する制御装置5とを備える。 (もっと読む)


【課題】 電界で壊れやすい陰極を使用し、かつ高電界を加えて電子流を希望する速度まで加速する方法及び装置を開発すること。
【解決手段】 本発明は、電界により壊れやすい陰極を設置した、低電界電子放射部と、高電界を加えて電子流を高速度に加速する高電界電子流加速部とを、90度から180度の位置関係に設置し、いくつかの電磁石を使用して、低電界電子放射部と高電界電子流加速部との間を、曲線的に連結することにより、高電界電子流加速部の電界の影響を、陰極の設置された低電界電子放射部に及ぼさないようにし、壊れやすい陰極を長時間の使用に耐えられる構造にした。 (もっと読む)


【課題】 X方向のワブラー電磁石とY方向のワブラー電磁石のうちいずれか一方の電磁石を省略して、装置全体の小型化を図るようにする。
【解決手段】 四極電磁石4,5,6を経由して最終偏向電磁石7内に入射してきた荷電粒子ビーム2は、最終偏向電磁石7内で生じる偏向電磁場を例えば一定の周期をもって増減させることにより、最終偏向電磁石7内を円弧状に進行しつつ、X方向の成分を含んでスキャンされる。そして、X方向の成分を含んでスキャンされた荷電粒子ビーム2はY方向のワブラー電磁石8を通過する間にY方向の成分を含んでスキャンされる。これにより荷電粒子ビーム2は、X方向の成分とY方向の成分を含んでスキャンされ、標的9に対して例えば円を描くように照射される。 (もっと読む)


【課題】 従来、ベータトロン加速装置の高出射効率化を図るため、主励磁用加速コアと副励磁用加速コアを設け、加速電圧パターンを主コアの主励磁電源、副コアの副励磁電源による電圧を重畳しているが、粒子加速期間中に副励磁電源の逆励磁過程における負電圧が重畳され、粒子加速電圧が若干低下するという課題解消を目的としている。
【解決手段】 粒子加速期間中に副励磁電源には、これにつながるコイル両端を短絡し、自由電流を流し、副励磁用加速の磁束を保持する動作を備え、加速期間中に負の電圧が印加されないようにした。 (もっと読む)


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