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Fターム[2G088LL11]の内容

放射線の測定 (34,480) | 補正、補償、校正 (2,903) | 雑音除去 (754)

Fターム[2G088LL11]に分類される特許

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【課題】 コンパクトな構成で、第1の電極層近傍に存在する残存電荷を消去する。
【解決手段】 放射線画像検出器10は、赤外光L3の照射により該赤外光L3よりも波長の短い蛍光L4を発するアップコンバージョン蛍光体層17と、第1の電極層11と、放射線の照射量に応じた電荷を発生する記録用光導電層12と、蓄電部16と、電荷輸送層13と、読取光の照射により導電性を呈する読取用光導電層14と、第2の電極層15とを有している。第2電極層15側には、面状光源が設けられ、消去時には赤外光L3および青色光L2を射出する。赤外光L3は、各層を透過して、アップコンバージョン蛍光体層17を照射する。この赤外光L3の照射によりアップコンバージョン蛍光体層17から蛍光L4が発せられる。この蛍光L4により、第1の電極層11近傍に存在する正の残存電荷が励起され、該正の残存電荷とトラップされていた負の電荷との結合が促進される。 (もっと読む)


【課題】
低ガンマ線感度の中性子イメージングプレートを提供する。
【解決手段】
BaFBr:Eu2+蛍光体粉末と、10B同位体の組成比が90%のホウ酸(H10BO)粉末とを、均一に混合した粉末を金属基板に塗布した後、焼結し、BaFBr:Eu2+蛍光体粉末の表面に欠陥を熱拡散により導入して、表面有感輝尽性蛍光体とし、10Bが中性子を捕獲した際放出するα粒子とLi粒子の阻止能が、バックグラウンドとなるガンマ線により発生する電子の阻止能より大きいことを利用してガンマ線に対する感度を低下させて、低ガンマ線感度中性子イメージングプレートとする。 (もっと読む)


【課題】 特定のセリウム付活珪酸塩化合物の単結晶、特にLnとしてイオン半径がTbよりも小さいDy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Y及びScからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を用いた単結晶であって、蛍光特性に十分優れたシンチレータ用単結晶を提供する。
【解決手段】 特定のセリウム付活珪酸塩化合物の単結晶であって、周期表2族に属する元素からなる群より選択される1種以上の元素を前記単結晶の全質量に対して0.00005〜0.1質量%含有するシンチレータ用単結晶。 (もっと読む)


本発明は、シンチレータおよび光検出器を有する、イオン化放射、好ましくはγ線とX線の測定のための検出器であって、該光検出器が、予め規定された光源、好ましくは発光ダイオード(LED)を使うことによって安定させられ、その状況で、光源の光パルスの長さおよび/または形状が、シンチレータによって発散された光パルスの長さおよび/または形状と異なっていることを特徴とする検出器に関わる。光源誘起パルスと放射誘起パルスは、それらのパルス幅に基づいてすべての他のパルスから分離される。検出器は、集積されたγパルスの平均のパルス幅に依存する検出器温度シフト(偏移)によって、検出器の、出力信号のパルス波高であるところの、測定された光出力を修正することによってさらに安定させられる。
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【課題】 パルス計数計で、ノイズ補正により補正結果が低く出力されることがなく、低い計数率での統計的な揺らぎが増加せず、信号帯域とほぼ同じ周波数帯域のノイズが重畳した場合でも、リアルタイム処理可能な範囲で、ノイズの影響を低減する。
【解決手段】 パルス信号を出力するセンサ1と、パルス信号を計数する時間間隔を決定する計数間隔設定手段2と、センサ出力のパルス数を計数する計数手段3と、計数間隔設定手段2の出力からその間隔でのセンサ出力の最大上昇率を評価する上昇率評価手段8と、過去の平均値に基づいて比較値を算出する比較値設定手段7と、今回の計数値と比較値とを比較する比較手段4と、比較手段4の判断結果に基づいて、上昇率評価手段8の出力と過去の平均値とを用いて、今回の計数値を補正する補正手段5と、補正手段5の過去の出力値を用いて過去の平均値を算出する平均算出手段6と、を有する。 (もっと読む)


【課題】より改善された画像ベースのアーティファクト低減方法を提供すること。
【解決手段】大きな値のハウンスフィールド単位値(HU)を有するCT画像中の画素を識別するステップと、前記画素を取巻く周辺領域を識別するステップと、前記領域内で各画素の値を修正するステップとを含むようにする。 (もっと読む)


画像再構成法は、従来の再構成法を用いて対象の合成画像を再構成することを含む。合成画像はスキャンの対象に関して利用可能な最良の情報を採用し、この情報は高度にアンダーサンプリングされた画像フレームの再構成を限定するために用いられる。画像フレームは、限定された取得データを用いて再構成され、画像の画質は、画像内の画素値を合成画像において対応画素値で重み付けすることによって、対象の先験的情報を用いて改善される。
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【課題】オフセット信号を調節・補正することにより信号変換時間を短縮し、X線画像を改善する。
【解決手段】フラット・パネル検出器(112)からの画像のオフセット補正のためのシステム及び方法を提供する。幾つかの実施形態では、複数の照射ウィンドウにおいてイメージング・システム(100)についてシステム・アイドル間に取得された1又は複数のオフセット・マップを展開する。幾つかの実施形態では、画像取得の前にイメージング・システムについて取得された照射パラメータを用いて後続のX線画像から減算するオフセット・マップを選択する。さらに他の実施形態では、1又は複数のオフセット・マップ及び照射パラメータを集積して、選択されたオフセット・マップに基づいてX線画像から雑音要素を減算するようにプロセッサ(128、130)に指令する実行可能な命令を開示し、これにより画像取得と処理画像の表示との間の時間を最短にする。 (もっと読む)


【課題】 電荷情報を正確に読み出すことができる撮像センサおよびそれを用いた撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 フラットパネル型X線検出器(FPD)3に駆動信号を与えて駆動させるゲートドライバ回路38について、その回路38からの駆動信号に同期してスイッチング電源39が動作する制御を制御回路5が行うことで、駆動信号のONまたはOFFの切り換え毎に同じ振幅のノイズが入る。ノイズが同じ振幅であればオフセット補正などで補正して除去することが可能になる。したがって、同じ振幅のノイズが混入したとしてもオフセット補正などで補正すれば、電荷情報であるキャリアを正確に読み出すことができる。 (もっと読む)


【課題】暗電流の減少と電荷移動度及び寿命の増大とを可能にするように撮像用検出器内部の分極を低減する。
【解決手段】画像検出装置(10)内部の分極を低減する方法が、画像検出装置に少なくとも1個の遮断接点を結合するステップと、画像検出装置内部の分極を低減するのを容易にするために画像検出装置を加熱するステップとを含んでいる。他の観点では、画像検出装置を提供する。この画像検出装置は、基材と、基材に結合されている遮断接点と、画像検出装置内部の分極を低減するのを容易にするために上述の基材の温度を高めるように構成されている熱源とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】エネルギー線の種類を弁別するためのエネルギー線検出素子において、空乏層の厚みを精度良く調整できるようにすると共に暗電流の増加を抑制できるようにすること。
【解決手段】第1の表面S1及び第2の表面S2を有している第1導電型の第1半導体基板2と、第1の表面S1に貼着されており第1半導体基板2と異なる面方位を有すると共に第1半導体基板2よりも厚い第1導電型の第2半導体基板3と、表面S2に貼着されており第2半導体基板3よりも厚い第1導電型の第3半導体基板4と、第1半導体基板2に電気的に接続されたカソード電極10と、素子の二つの表面に設けられたアノード電極9,14及びカソード電極15とを備える。 (もっと読む)


【課題】 放射線検出信号に含まれる時間遅れ分を放射線検出信号から簡易に除去することができる放射線撮像装置および放射線検出信号処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 検出されたX線検出信号に含まれる時間遅れ分をX線検出信号から除去することで時間遅れ分に関するラグ補正を行う際に、撮像におけるX線の照射前の非照射時に複数のX線検出信号を取得して(ステップS2〜S5)、それらX線検出信号に基づくラグ画像を取得し(ステップS6)、その取得されたラグ画像をX線画像から減算する(ステップS8)ことで上述したラグ補正を行うので、X線検出信号に含まれる時間遅れ分をX線検出信号から簡易に除去することができる。 (もっと読む)


【課題】広範囲のエネルギーの中性子に対して感度特性の良好な線量測定を実現する。
【解決手段】熱中性子検出器20は、外界から飛来する熱中性子と、中・高速中性子が人体で減速・反射されて入射する熱中性子とを検出する。高速中性子検出器30は、ラジエータ32による高速中性子の反跳反応で生じた陽子を検出するが、同時にバックグラウンドγ線も検出してしまう。この検出信号を、波高弁別回路62は、バックグラウンドγ線を完全に除去するよりも低いしきい値で波高弁別する。波高弁別回路62の出力にはγ線の検出パルスが混じっているが、これは波形弁別処理部70で波形弁別を行うことで除去するので、高速中性子の検出パルスのみを抽出できる。高速中性子検出の波高弁別のしきい値を低くできるので、従来感度の悪かった0.01〜0.1MeV近傍の中性子も検出できるようになり、感度特性が向上した。 (もっと読む)


【課題】 放射線画像撮影装置の耐衝撃性能と画質性能の双方を満足させる。
【解決手段】 筐体の放射線入射側の内壁と検出パネルとの間に緩衝材を配置する。実線で示す緩衝材の特性では、X線に対する空間的な分布特性において、発泡像による影響が周波数帯F1〜F2に対して或るピークを中心に確率的に現れる。この周波数帯F1〜F2を、ナイキスト周波数Fsよりも高域にすることにより、可視画像として発泡による構造的な像が見えなくなり、大きな違和感を与えることがない。なお、ナイキスト周波数Fsは、センサの画素ピッチをpとするとFs=1/2pで表現される。 (もっと読む)


【課題】 放射線の照射を受けて電荷を発生して蓄積することにより放射線画像を記録し、読取光の照射により放射線画像の読取りが行われる放射線画像検出器であって、読取光を透過する第1の線状電極および読取光を遮光する第2の線状電極とが交互に配列された放射線画像検出器において、読取効率の向上を図る。
【解決手段】 第2の線状電極5dの長さ方向に延びる側端面5e上に、読取光を遮光する線状遮光絶縁体6を設け、線状遮光絶縁体6を、第1の線状電極5aと第2の線状電極5dとの間隔Waよりも小さい幅Wを有するものとし、第1の線状電極5aのエッジ近傍の読取用光導電層4において十分に放電させるとともに、第2の線状電極5dのエッジ近傍の読取用光導電層4における放電を防止する。 (もっと読む)


PETイメージングにおける長い走査時間は、患者又は器官の動きのために、分解能を著しく損ねることになる。本発明によれば、関心物体の動き及び/又は歪みを表現する動きフィールドに基づいて中間画像を順投影及び/又は逆投影することによって歪み又は動きを補償することができる。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で3つの線種の放射線を個別に測定でき、α線スペクトルとγ線スペクトルにより指示上昇の原因を容易に特定でき、測定領域に混入するラドンおよびトロンの娘核種によるバックグラウンド計数値を補償する高感度で高安定な放射線モニタを提供する。
【解決手段】放射線モニタは、測定対象から放射される放射線を検出してパルス信号を発する放射線検出器、パルス信号の波高に係わるスペクトルに基づき測定対象核種の放射能を測定する測定部を備える放射線モニタにおいて、放射線検出器は、線種によりパルス幅が異なるパルス信号を出力し、測定部は、パルス幅に基づき線種を弁別し、パルス信号の波高を測定し、パルス信号を該波高に対応するチャンネルに割り当てて計数してスペクトルとしてメモリに格納し、所定の時限に亘るパルス信号のスペクトルを分析することにより測定対象核種の放射能を測定する。 (もっと読む)


【課題】 放射線の照射を受けて電荷を発生して蓄積することにより放射線画像を記録し、読取光の照射により放射線画像の読取りが行われる放射線画像検出器であって、読取光を透過する第1の線状電極および読取光を遮光する第2の線状電極とが交互に配列された放射線画像検出器において、読取効率の向上を図るとともに残留電荷を適切に消去する。
【解決手段】 第2の線状電極5bの側端部5cに、読取光を遮光する線状遮光絶縁体6を設け、第2の線状電極5bの側端面5dからの線状遮光絶縁体6の幅Waを、第1の線状電極5aと第2の線状電極5bとの間隔Wbよりも小さくする。さらに、上記線状遮光絶縁体6を設ける箇所を上記側端部6のみにするとともに、線状遮光絶縁体6近傍の読取用光導電層4と第2の線状電極5bとを電気的に接続する第3の線状電極7を設ける。 (もっと読む)


【課題】高温環境下でもゲインが劣化せず、ゲインの補正の容易化も可能にする。
【解決手段】放射線を照射する線源2と、検出器3と、信号処理部10と、該信号処理部出力に基づいて所定の処理動作を制御する制御部4と、検出器3に所定電圧を供給する電圧供給部5とを少なくとも備える。信号処理部10は、可変ゲイン増幅手段12と、波高値判定手段20と、測定波高値が基準波高値以下であって計算電圧値が基準電圧値よりも低いと判定したときに検出器3への供給電圧値を高くする電圧判定手段23と、電圧判定手段が計算電圧値を前記基準電圧値以上と判定したときに増幅出力のゲインを計算してゲイン計算値がゲイン基準値以上であると判定したときに検出器3への供給電圧を高くするゲイン判定手段26と、ゲイン計算値が前記ゲイン基準値より小さいと判定したときに可変ゲイン増幅手段12にゲインの変更を指示するゲイン変更指示手段29とを備える。 (もっと読む)


【課題】 放射線検出器に影響を及ぼすデータラインノイズについて自動的に検査することができる放射線検出器の検査方法を提供する。
【解決手段】 ステップS1においてFPDから収集された出力信号に基づき、ステップS2は、着目データラインの出力信号の平均値と、着目データライン及びこれに隣接する隣接データラインの出力信号の総平均値との差分を算出する。ステップS3は、ステップS2と並行して、着目データラインに応じた閾値を算出する。ステップS4において、ステップS2で算出された差分とステップS3で算出された閾値とを比較して、その結果に応じて着目データラインにデータラインノイズが発生したか否かを判断する(ステップS5、S6)。このように、ステップS2からステップS6までのノイズ検出過程は、所定の演算処理のみによって行われるので、データラインノイズを自動的に検出することができる。 (もっと読む)


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