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Fターム[2H048GA12]の内容

光学フィルタ (54,542) | 干渉フィルタ (5,046) | 作用 (1,062) | バンドパスフィルタ (721)

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【課題】 透過させる光の波長帯幅及び波長域を、重ね合わせの調整をすることなく変化させることが可能な光学フィルタ及び光学装置を提供すること。
【解決手段】光学フィルタ1は、第1の遮断波長よりも短い波長の光を透過する第1の多層膜2と、第2の遮断波長よりも長い波長の光を透過する第2の多層膜4と、を備える。第1の遮断波長は、第1の多層膜2において多層膜が延在する面内の第1の方向D1に沿って増加するように変化する。第2の遮断波長は、第2の多層膜において多層膜が延在する面内の第2の方向D2に沿って増加するように変化する。第1及び第2の多層膜2、4は、第1及び第2の方向D1、D2が交差するように重ね合わされている。 (もっと読む)


【課題】阻止帯域と透過帯域との境界における分光特性の立ち上がりが急峻で透過帯域でのリップルを抑制し、成膜時の制御が容易な膜構成で光学特性が安定した光学フィルタ、及び光学機器を提供する。
【解決手段】低屈折率層20と高屈折率層21とが交互に積層され、高屈折率層21の屈折率が基板18に向かって漸次高く変化する第1の積層部51と、低屈折率層20の屈折率が第1の積層部51のうちの最も低い屈折率と略同一であり高屈折率層21の屈折率が第1の積層部51から漸次高く変化する第2の積層部52と、低屈折率層20の屈折率が第2の積層部52と略同一であり高屈折率層21の屈折率が第2の積層部51から漸次低く変化する第3の積層部53と、低屈折率層20の屈折率が第3の積層部53から漸次高く変化し高屈折率層21の屈折率が第3の積層部52から漸次低く変化する第4の積層部54とを備えている。 (もっと読む)


【課題】量産適正に優れ、安価で薄く、かつ、イメージセンサへの光の入射角度を制限して精細な画像を取得することができる密着型の撮像装置を提供する。
【解決手段】密着型撮像装置10は、イメージセンサ16に被写体11を近接させて、被写体11の画像を取得する撮像装置であり、角度制限フィルタ15を備える。角度制限フィルタ15は、平行平板のガラス基板26と、ガラス基板26上に設けられた誘電体多層膜27とからなり、表面に対して略垂直に入射する特定波長域の光を透過するとともに、この特定波長域外の光と、この特定波長域内の波長の光であっても表面に対して斜めに入射する光を遮光する。 (もっと読む)


【課題】光通信用の光学フィルタとして用いられる多層膜光学素子を製造する際に、マイクロクラックの発生を回避しつつ多層膜光学素子のサイズを大形化する。
【解決手段】所定の溶解速度をもつ第1剥離層2aと、この第1剥離層2aより小さい溶解速度をもつ第2剥離層2bとが積層された構成を有する剥離膜2を基板1の上に成膜する(図(a))。次に、剥離膜2の上に多層光学膜を成膜する(図(b))。その後、多層光学膜を所定のサイズに切削する(図(c))。最後に、剥離膜2を溶解させて多層光学膜を基板から分離する(図(d))。剥離膜2は、溶解速度の異なる第1剥離層2aおよび第2剥離層2bから構成されているため、これら第1剥離層2a、第2剥離層2bの厚さを適宜設定することで、剥離膜2全体の溶解速度を多層光学膜3に応じて任意に調整可能となる。 (もっと読む)


【課題】外部光の入射角が変化したり、または見る角度が変化しても、反射される光の色相は、変化しなくなるので、高色純度を具現できる光結晶型カラーフィルタ、及び、これを具備する反射型液晶ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】基板と、該基板上に二次元格子構造を有するように形成される光結晶とを含む光結晶型カラーフィルタである。前記光結晶はナノサイズの単位ブロックで構成され、前記単位ブロックは周期性を有する二次元配列を形成している。 (もっと読む)


【課題】 室温の範囲である特定の転移温度よりも低い温度で可視光及び赤外放射を透過し、転移温度よりも高い時に赤外放射を反射する光学構造を提供する。
【解決手段】
本発明は、多層誘電光学構造を開示し、多層構造の光学材料の1つが、室温に近い特定の温度Tcを上回る温度で光学的に等方状態を示し、これを下回る温度で複屈折状態を示す。光学構造は、Tcを上回る温度で所定の波長範囲の電磁放射を反射するが、Tcを下回る温度ではこれを透過させる。所定の波長は、700nm〜2500nmの近赤外放射であることができ、光学構造は、夏の暑い日には太陽熱を除去するが、冬の寒い日には、太陽熱を内部に通す。
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【課題】2個以上の光学材料が接着剤を用いることなく接合された接合光学部品とその製造方法を提供すること。
【解決手段】2個以上の光学材料(Nd:YAG結晶とYAG結晶)1とこれ等光学材料間に設けられ材料間の反射を防止する誘電体多層膜2とを具備した特定波長域を透過させる接合光学部品であって、光学材料とその両面に原子層堆積(ALD)法により成膜された両面対称構造を有する一対の誘電体多層膜とで構成される2個以上の誘電体多層膜構造体10がその誘電体多層膜を介し直接接合されて成ることを特徴とする。また、接合光学部品の製造方法は、光学材料の両面にALD法により両面対称構造を有する一対の誘電体多層膜を同時に成膜して誘電体多層膜構造体を製造し、得られた2個以上の誘電体多層膜構造体をその誘電体多層膜を介し直接接合して接合光学部品を製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】阻止帯域と透過帯域との境界における分光特性の立ち上がりが急峻で透過帯域でのリップルを抑制し、成膜時の制御が容易な膜構成で光学特性が安定した光学フィルタ、及び光学機器を提供する。
【解決手段】低屈折率層20と高屈折率層21とが交互に積層され、高屈折率層21の屈折率が基板18に向かって漸次高く変化する第1の積層部22と、第1の積層部22に隣接し、高屈折率層21の屈折率が第1の積層部22を構成する高屈折率層21のうち最も高い屈折率と略同一である第2の積層部23と、第2の積層部23に隣接し、高屈折率層21の屈折率が第2の積層部23側から漸次低く変化する第3の積層部24とを備え、第1から第3の積層部22〜24を構成する低屈折率層20の屈折率が略同一とされ、第1の積層部22と第3の積層部24とを構成する高屈折率層21の屈折率勾配の絶対値が異なる構成とされる。 (もっと読む)


【課題】膜応力がバランスして反りの発生を低減できかつ1枚の基板に対する膜層数も大幅に低減された誘電体多層膜ミラーを提供すること。
【解決手段】特定波長域を反射させる誘電体多層膜ミラーであって、基板1の両面に両面対称構造を有する一対の誘電体多層膜2が原子層堆積(ALD)法により成膜された誘電体多層膜構造体10を2枚以上接合して成ることを特徴とする。また、このミラーの製造方法は、原子層堆積(ALD)法により基板1の両面に両面対称構造を有する一対の誘電体多層膜2を同時に成膜して誘電体多層膜構造体10を製造し、得られた2枚以上の誘電体多層膜構造体を接合して誘電体多層膜ミラーを製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】イメージセンサへの光の入射角度を制限し、撮像時のノイズを低減するとともに、安価で製造が容易な撮像フィルタを提供する。
【解決手段】角度制限フィルタ15は、イメージセンサの前面に配置され、イメージセンサへの光の入射角を制限するものであり、透明で板状のガラス基板26と、第1遮光膜27、第2遮光膜28、入射角依存性反射膜29から構成される。第1遮光膜27は、ガラス基板26の入射側表面に設けられており、イメージセンサの画素配列に応じて設けられた入射開口31に、入射光を通す部分を制限する。第2遮光膜28は、ガラス基板26の出射側表面に設けられており、入射開口31と中心位置が一致するように設けられた出射開口32に、入射光を通す部分を制限する。入射角依存性反射膜は、略垂直に入射する入射光を透過し、傾斜して入射する入射光を反射する。 (もっと読む)


【課題】ダイクロイック膜付きのトリミングフィルタを用いる従来の波長選択手法に比べてゴースト・フレアを低減させることができ、かつ、各色について色バランスの整った状態で、理想的な分光特性に近い特性を得て色再現性の向上を図ることができるようにする。
【解決手段】緑色光反射ダイクロイック膜DGの特性を示す曲線と青色光反射ダイクロイック膜DBの特性を示す曲線とが、理想的な緑色の分光特性の特性曲線に沿う形状を有するように構成する。また、緑色光反射ダイクロイック膜DGの反射特性曲線が、各色の分光特性のバランスが良くなるように、所定波長範囲内で所定の反射率となるようにする。これにより、特に、緑色の取り出し効率の低下を防ぎ、各色の分光特性のバランスを整えることができる。 (もっと読む)


複数の回折素子から形成されるアライメントフィーチャを有するアライメントターゲットを含むパターニングデバイスであって、各回折素子は吸収積層体および多層反射積層体を含む、パターニングデバイスが提供される。回折素子は、プリ・アライメントに使用される波長の光で照射される際に、プリ・アライメントに使用される所定の回折次数を増加させ、かつプリ・アライメントシステムの所定の方向に光を回折するように構成される。回折素子は、各アライメントフィーチャの面積の少なくとも半分を占めてよい。回折素子は、レチクルのアライメントに使用される波長で照射される際に、一次回折またはより高次の回折を増加させ、一方0次回折次数および鏡面反射を実質的に減少させるように構成され得る。各回折素子の寸法は、各アライメントフィーチャの回折格子周期に依存し得る。 (もっと読む)


【課題】遠赤外光や中赤外光を透過光とするように高周波化することができ、しかも、透過率が高く良好なフィルタ特性を備えた自立型バンドパスフィルタを提供する。
【解決手段】複数個の円形の孔2が一定間隔で2次元配列に形成されたメッシュ状のフィルタ用金属板1を備え、その厚みt(μm)を、透過光の中心波長λ0(μm)に対して、t≧λ0にすることにより、従来は困難であった遠赤外光や中赤外光を透過光とする微細構造に形成して高周波化し、かつ、透過率を高くして良好なフィルタ特性を備える。 (もっと読む)


【課題】光学特性を犠牲にすることなく、更に光学特性の観点からは過剰な積層数を必要とせず、基板の膜応力に起因する変形をより低減する。
【解決手段】IR阻止域の薄膜積層構造体43が最も厚い構成になることから、基板31の片面に第3阻止域Cの薄膜積層構造体43、他面に第1阻止域A、第2阻止域Bの薄膜積層構造体41、42を成膜する。連続したIR阻止域の薄膜積層構造体を分割して基板両面に積層することにより、基板両面の物理膜厚の差を小さくすることができ、膜応力を低減できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は多層膜からなる偏光子の有効な偏光分離波長領域を、入射角の制限や使用できる材料を持つ屈折率の制限のもとで拡大し、さらに特定の複数の波長の直線偏光だけを透過するといった選択性を同時に有する機能を単独で実現できる多層膜偏光子を提供しようとするものである。
【解決手段】本発明の多層膜偏光子は、屈折率の異なる少なくとも2種類以上の膜材料からなる多層膜に、斜入射光線の入射角に伴う反射帯の立ち上がり・立ち下がりの偏光透過特性の違いを利用し、互いに直交する偏光成分を透過・反射させる多層膜偏光子において、互いに長、短波長を中心波長とする2つの反射帯多層膜層をその分離面に設け、短波長反射帯の長波長側立ち上がりと長波長反射帯の短波長側立ち下がりを近接させ、それぞれの反射、透過偏光特性を乗ずることにより偏光分離有効波長帯を拡げるものとした。 (もっと読む)


【課題】薄型のデジタルカメラやカメラ付携帯電話等のカメラモジュールに搭載されると共に、基板として大面積超薄基板を適用してもフィルター製造時における基板の反りが起こり難いUV−IRカットフィルターの製造方法等を提供する。
【解決手段】CCD若しくはCMOSから成る撮像デバイスと組み合わせて紫外光と近赤外光を遮断するUV−IRカットフィルターの製造方法であって、基板の厚さと基板の直径との比が1/2000以下である大面積超薄基板の両面に、両面対称構造を有する誘電体多層膜を原子層堆積(Atomic Layer Deposition:ALD)法により両面同時に成膜することを特徴とする。この製造方法では基板両面に原子層毎同時に堆積され、各層に膜応力があったとしても両面で膜応力がバランスするため、大面積超薄基板を適用しても基板の反りが起こり難い。 (もっと読む)


【課題】基板表面の高度な研磨の有無に関わらず、基板上に樹脂組成物の極平坦面を作製し、その極平坦面上に光学薄膜を積層することにより得られる複合基板を用いた光学部品を提供する。
【解決手段】光学基板上に、光硬化性樹脂組成物、熱硬化性もしくは熱可塑性樹脂組成物などの樹脂組成物を載せ、光学基板よりも極めて平坦な平面を有する極平坦プレス板にて印圧し、樹脂組成物を光や温度変化によって硬化させて複合基板を形成し、上記複合基板上に、機能性無機光学薄膜、誘電体多層光学薄膜、光学機能性金属薄膜などの薄膜を、低温スパッタ法、イオンビームスパッタ法などで積層して、反射ミラー、ビームスプリッタ、バンドパスフィルタ、バンドストップフィルタ、エッジフィルタなどの光学部品を成形する。 (もっと読む)


【課題】光学素子の全体の光学特性を補正可能にすることによって、投射画像の色ムラを
低減する画像表示装置を提供すること。
【解決手段】第1ダイクロイックミラー31aがA−A断面方向とB−B断面方向とに照
明光の入射角度α、β、γ、δに対応した光学特性を有することにより、照明光の入射角
度依存性に応じて生じる光学特性のずれを第1ダイクロイックミラー31a全体において
正確に又は近似的に補正することができる。これにより、第1ダイクロイックミラー31
aの素子面3cの各領域AL、AC、AR、AU、ADにおいて所定波長成分を適切に反
射又は透過させることができ、投射画像全体の色ムラを抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】使用する光(例えばレーザビーム)を高いS/N比で検出することができ、かつ1万Gを超える高衝撃を受けても、割れ、ひびなどの損傷をほとんど受けない耐衝撃光学シーカとその製造方法を提供する。
【解決手段】発射時に高衝撃を受け、所定の狭帯域の光3を検出する耐衝撃光学シーカ10。狭帯域の光3を検出する光学センサ12と、その前面に配置された集光レンズ14及び光学フィルタ16と、その前面に配置されこれらを保護する光学ドーム18とを備える。集光レンズ、光学フィルタ及び光学ドームは、発射時の高衝撃に耐え、前記光3の透過率が高く、かつ転移温度が約200℃以上の耐衝撃耐熱プラスチックからなる。またこれらの一部又は全部が、その片面又は両面に薄膜多層膜20を有し、薄膜多層膜の全体で所定の狭帯域のバンドパスフィルタを構成する。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単でかつ製造コストが安価であり、ロットごとの光学特性のばらつきが少ない光学フィルター及びその製造方法並びに光学機器を提供する。
【解決手段】光を吸収する多層膜Mが基材Sの表面に形成された光学フィルターPであって、多層膜Mは、複数の膜が積層された誘電体膜Fと、誘電体膜Fを構成する複数の膜の間の少なくとも1か所に形成され光を吸収する性質を有する吸収膜Aとを備えている。そして、誘電体膜Fは、金属元素Xの酸化物、窒化物若しくは酸窒化物で構成される第1の膜F1と、金属元素Yの酸化物、窒化物若しくは酸窒化物、又は金属元素Xと金属元素Yからなる合金の酸化物、窒化物若しくは酸窒化物で構成される第2の膜F2と、のうち2種類以上の膜が積層された構成を有している。また、吸収膜Aは、金属元素X及び金属元素Yの一方又は両方を含有している。 (もっと読む)


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