説明

Fターム[3C001TC05]の内容

工作機械の自動制御 (2,390) | 検出信号の処理 (237) | 関数式によるもの (97)

Fターム[3C001TC05]に分類される特許

81 - 97 / 97


【課題】ボールネジにおいて、稼動段階の発熱を原因とする各位置の温度分布を考慮したうえで、各作動時間において、指令位置を適切に補正する方法を提供すること。
【解決手段】ボールネジ1の両端又はその近傍、メネジ2との螺合位置又はその近傍において、所定の時刻毎に温度測定を行い、前記測定位置の中間位置につき、熱伝導方程式に基づく一般解又はその近似解による温度分布を、当該所定の時間の経過毎にマイクロコンピュータによって算定することによるボールネジ1における温度分布の算定方法、及び当該温度分布に基づいて、各所定の位置の固定端11からの発熱を原因とする長さの増加量を算定し、必要に応じて引張応力(テンション)が加えられている場合の各位置の長さの増加量、更には固定端11の変位量をも考慮したうえで、固定端11からの最終的な長さの増加量を差し引くことによって、前記課題を達成することができるボールネジにおける指令位置の変位を補正する方法。 (もっと読む)


【課題】 対象物の加工、切削、搬送等を行なう際の対象物搭載部分およびリニアスケール等の位置検出器部分の温度を検出し、温度変化に伴う対象物搭載部分および位置検出器部分の熱膨張量または熱収縮量等の補正量を算出し、補正量に基づいて移動体の移動量を補正し、対象物の加工精度、切削精度、搬送位置決め精度を向上させることができる位置決め制御装置および位置決め制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 前記位置決めステージの温度変化である検出信号を処理する温度信号処理部と、前記位置検出手段および前記位置決め対象物の熱膨張または熱収縮に伴う位置ずれを、位置補正量として算出する位置補正処理部とを備え、前記位置補正量に基づいて、前記モータを位置決め制御する。 (もっと読む)


【課題】 熱媒体の制御目標温度に対する温度変動を緩衝させることにより構造体の熱変位を低減し加工精度の向上を図る。
【解決手段】 構造体として、基部をなすベース2と、ベース2に立設されたコラム3と、コラム3に設けられ、ワークWを加工する工具電極Eを装着する加工ヘッド4と、ワークWを配置するワーク保持ユニット5と、を有する放電加工装置1において、冷却媒体を流通させる流路21cを含み、ベースおよびコラムの外周面に装着された熱交換プレート20と、冷却媒体の温度を制御目標温度に制御する冷却媒体温度制御装置50と、を備え、熱交換プレート20は、冷却媒体を流通させる流路21cとベースおよびコラムの外周面との間に熱伝導緩衝板22を介在させた構成を含む。 (もっと読む)


この発明の目的は、固定ベアリング及び浮動ベアリングにより旋回するボールねじを有する、少なくとも1つの旋回式又は回転式工具を具えるワークピースを機械加工する機械であって、かかるボールねじ(1)の伸長した分の長さを測定する装置(4)を有する機械である。また、この発明は、ボールねじ(1)の長さUを検出するステップと、ボールねじ(1)の軸の長さIを検出するステップと、軸の伸長した長さIと軸の基準長さIとの差ΔIを算出するステップと、差値を補正値に補償するステップとを含む、前述の請求項のいずれか1項の熱変位を測定して、補償する方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】機械本体の複数個所の温度測定に基づいて加工点における熱的な変位量を推定し補正する機能を備えた工作機械における、補正に用いられる所定の関係式に適合する最適な温度測定位置を容易に求める。
【解決手段】温度測定位置決定の処理にあたっては、まず工作機械本体の解析用の3Dモデルが作成され(S21)、温度測定ブロックが設定されると共に各ブロック毎に複数個の候補点が設定される(S22)。ブロックは、例えば工作機械本体のベースの前部上面側、前部下面側、後部上面側、後部下面側、テーブル、主軸ヘッド、コラムの7つとされる。次いで、解析処理(CAE)により、工作機械本体に所定の温度変化を与えた際の、時系列毎の各候補点の温度変化Δt、及び加工点における変位量δの温度データが算出される(S33)。その温度データから、遺伝的アルゴリズムを用いて各ブロックに1個ずつの最適な温度測定位置が求められる(S24)。 (もっと読む)


【課題】 簡便かつ精確に主軸の変位を補正可能な変位補正方法を提供すること。
【解決手段】 主軸の先端に設けられた工具ホルダを介して所定の工具を脱着可能な数値制御工作機械において、(1)実際の工作機械運転に先立ち、主軸を最高回転数Nで回転および停止させたときの運転経過時間tと工具先端の変位量G1およびG2を一回のみ実測し、(2)この実測値に基づいて、変位量G1およびG2を、主軸の発熱・放熱に伴う変位量F1およびF2と、工具ホルダの引き込みに伴う変位量E1およびE2との和により求め、(3)実際の工作機械運転の回転開始時には、回転数nについて、適当な補正係数hを変位量G1に乗じた変位量h・G1を計算し、この変位量を打ち消す量を回転時補正量として工具先端の位置指令値を補正し、(4)工作機械運転の回転停止時には、主軸の回転数nについて、補正係数hを変位量G2に乗じた変位量h・G2を計算し、この変位量を打ち消す量を回転停止時補正量として工具先端の位置指令値を補正する。 (もっと読む)


【課題】 低コストで高精度なボールねじ熱変位の補正方法を提供する。
【解決手段】 ボールねじ14と接触している熱源の熱量を温度センサ2の温度から推定し、該熱源の熱量と該熱源がボールねじ全長に与える熱量の比率の分布とを予め記憶し、推定した熱源の熱量と、該比率の分布と、該熱源の位置とから該熱源がボールねじに与える熱量分布の時間変化を推定し、推定された熱量分布の時間変化から第1の温度分布の時間変化を推定する一方、ボールねじ14と接触していない熱源の温度を、温度センサ1,3,4から推定し、該熱源の温度と該熱源がボールねじ全長に与える温度の比率の分布を予め記憶し、推定した熱源の温度と、該比率の分布と、該熱源の位置とから該熱源がボールねじに与える第2の温度分布の時間変化を推定する。そして、これらの第1及び第2の温度分布を足してボールねじの温度分布を推定し、ボールねじの熱変位補正量を求める。 (もっと読む)


【課題】 極座標制御方式マシニングセンタにおける基準点の補正方法を提供する。
【解決手段】 極座標制御方式マシニングセンタは、ワークを載置する旋回テーブル50と、旋回テーブル50の旋回中心Cを通るY軸に沿って制御される工具ヘッドを有し、工具ヘッドの工具主軸は、旋回テーブル50に垂直なZ軸に沿って制御される。旋回テーブル50上に基準点誤差量測定用ピン100を取付け、工具主軸に取付けたタッチセンサSでY軸上の座標を検知して主軸原点位置からの距離Lを演算し、Y軸上の基準点誤差量ΔYを補正する。距離R位置にタッチセンサSを設定し、ピン100を両側からタッチさせて、角度θ,θを検知する。この角度差からX軸方向の誤差量ΔXを演算して補正する。 (もっと読む)


【課題】 工作機械の構造物の温度分布を考慮し、また機械の位置情報、工具の刃先位置又はワーク位置情報に基づいて熱変位量を推定する熱変位補正方法を提供する。
【解決手段】 コラムの複数箇所の温度を測定することにより各軸方向に関するコラムの温度分布関数を算出し、その温度分布関数とサドル位置および工具の刃先位置より、サドルの現在位置におけるコラムの熱変位量と、サドルから刃先位置までの変位量をそれぞれ算出し、両者の和を熱変位推定値として、その熱変位推定値に基づきNC装置により熱変位を補正する。 (もっと読む)


【課題】 加工点における熱的な変位量の推定を的確に行い、補正によって加工精度を十分に高める。
【解決手段】 工作機械本体11を構成するベース12、コラム14、主軸ヘッド15、テーブル13の温度変化度合の相違する複数の温度測定箇所に位置して温度センサ28〜36を設ける。制御装置は、各温度センサ28〜36により同一時刻に測定された初期の温度を基準温度(T0 )として記憶装置に記憶する。制御装置は、任意の時点における各温度センサ28〜36の現在の測定温度(T)を取込み、各測定温度(T)と各基準温度(T0 )と比から温度変化(ΔT)を求め、その温度変化(ΔT)に基づいて各構成部位の熱的な変位量を算出して加工点における変位量に換算し、その換算された変位量に応じて各軸の移動量を補正する。このとき、各構成部位の熱的な変位量を、各構成部位の熱膨張・熱収縮と、温度上昇度合の相違に起因する反りとの双方を考慮して求める。 (もっと読む)


【解決手段】 機械のツールに近接し、前記機械の非回転部に反応して振動信号を出力するためのセンサーと、前記センサーの出力に反応して前記振動信号のダイナミクスを特徴付ける複数の特徴的数量を計算し、前記特徴的数量を相互に関連付けて機械の動作に関連するパラメータを検出するように設定されたプロセッサとを含む機械加工用ダイナミクス計器である。
(もっと読む)


【課題】コンピュータ数値制御(CNC)機械がもたらす能力を工作機械ユーザにより効果的に使用させるインタフェースを提供する。
【解決手段】適応制御系が提供する負荷監視能力は、スピンドル駆動装置126からの入来負荷信号を監視する。監視対象入来負荷が設定警告レベルを上回った場合、警告出力がアクティブとされ、入来負荷が設定警告レベル未満へ低下するまで維持される。入来負荷が設定警告レベルを上回る場合、警告出力と送り留保出力がアクティブとされ、適応コントローラのリセットが要求されるまで維持される。通常の切削操作は、警報レベルを生成した状態に対処されるまでは再開することはできない。工作機械128の適応制御操作は、入来負荷の監視と比例積分微分(PID)コントローラ(104,106,108)アルゴリズムに基づき送り速度変化を要求することでもたらされる。
(もっと読む)


ワークピースをワークピースの幾何学的設計データに適合させる装置及び方法。公称データ点は、幾何学的設計データから選択される。指令コードが作成され、測定されるデータ点を生成する。測定データ点は、ワークピースを幾何学的設計データに適合させるのに使用される公称測定点に関連する。装置及び方法は、また、ワークピースが許容誤差の難易内にあるかどうかを判断するのに使用され、プロセス制御用に使用され得る。
(もっと読む)


【課題】ニューラルネットワークを用いた工作機械の熱変形による加工誤差の補正において、従来とは異なる入力データを用いることにより、より高い精度でのワークの加工誤差の補正を可能にする。
【解決手段】入力値として加工時点における機械各部の温度データt0、t1・・・を用いて補正値δx、δy、δzを推論するニューラルネットワーク1を利用した工作機械の熱変形による加工誤差の補正方法において、室温に基づく補正量の演算誤差を補正するための遅れ時間と、直近の複数日において各時刻の室温を計測して得られた時刻−室温データを登録し、加工時点Tdにおける室温T0をこの時刻−室温データから求めて入力層の入力データとする。更に、機械起動時からの経時変化の幾つかのパターンa、b、c・・・を登録し、選択されたパターンと加工時の上記経過時間Tsから演算される経時変化δfを入力層の入力データとする。 (もっと読む)


【課題】 温度および熱変位の時定数差を埋めて、過渡状態から定常状態まで全ての運転状況において熱変位を正確に推定する。
【解決手段】 温度測定を含む熱変位補正実行中に回転速度が変化したとき(Step3)、その回転速度における熱変位時定数を算出して(Step4)、測定温度時定数と熱変位時定数を使い、各々の応答特性係数を算出する。そして、計測された温度と温度応答特性係数を用いて発熱量の変化を求め(Step5)、この結果を入力として熱変位相当温度変化を算出して(Step6)、主軸の熱変位推定演算を行う(Step7)。この値に基づき相当する補正量をNC装置に出力する(Step8)。 (もっと読む)


【課題】工具の位置決め補正精度を向上することができ、ワークの加工精度を向上することができる工作機械における加工プログラムの位置補正装置を提供する。
【解決手段】主軸装置に装着したレーザ投光器24をX,Y,Z軸測定基準位置PX,PY,PZに順次移動し、レーザ投光器24から遮光板30及び受光器29に向かって、レーザビームを照射する。受光器29によって、受光量を測定し、初期X,Y,Z軸受光量として記憶手段に記憶する。ワークの加工終了後において再び実際のX,Y,Z軸受光量を測定し、この測定X,Y,Z軸受光量と、前述した初期X,Y,Z軸受光量との受光量差を演算して加工プログラムの補正値を演算する。 (もっと読む)


数値制御式工作機械(33)で回転している部品(18、38)の機械加工を制御する方法及び関連した装置を提供する。本方法は、機械加工中、部品の寸法を示す瞬間値(V(i))を検出する工程と、検出された瞬間値を動的に演算処理する工程と、少なくとも一つの機械加工工程を、演算処理に基づいて制御する工程とを含む。本方法は、一連の検出された値の平均値(M(j))を動的に計算する工程と、機械加工中の平均値の傾向を示す変化指数(P)、及び計算によって得られた平均値の、部品の実際の寸法に関する遅延を許容する補正係数(K)を取得する工程と、機械加工を制御するため、工作機械の数値制御装置に伝達される、部品の瞬間的寸法(R)を演算処理する工程とを含む。
(もっと読む)


81 - 97 / 97