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Fターム[3C046FF22]の内容

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Fターム[3C046FF22]に分類される特許

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【課題】 硬質被覆層が高速重切削、高速断続切削ですぐれた耐剥離性、耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】下部層がTi化合物層、上部層がα型Al層からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる表面被覆切削工具であって、下部層直上のAl結晶粒の30から70%は(11−20)配向Al結晶粒からなり、上部層の全Al結晶粒の45%以上は、(0001)配向Al結晶粒からなり、さらに好ましくは、下部層の最表面層は、500nmまでの深さ領域にわたってのみ0.5から3原子%の酸素を含有する酸素含有TiCN層からなり、また、下部層最表面層の酸素含有TiCN結晶粒数と、下部層と上部層の界面におけるAl結晶粒数との比の値が0.01から0.5である表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層とAl層からなる上部層が被覆形成された表面被覆切削工具において、上記Al層について、(0001)面の法線がなす傾斜角を測定して傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、0〜10度の範囲内の度数合計が20〜50%の割合を占め、さらに、上部層のAl粒について結晶粒内平均方位差を求めた場合、上記0〜10度の範囲内の傾斜角区分に存在するAl結晶粒の結晶粒内平均方位差の平均は5度未満を示し、一方、上記0〜10度の範囲を外れる傾斜角区分に存在する結晶粒の結晶粒内平均方位差の平均は5度以上を示す。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、物理蒸着法によって硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、硬質被覆層は、組成式:(Al1−x−yCrSi)(N1−z)で表される平均層厚0.5〜8.0μmの複合炭窒化物層あるいは複合窒化物層からなり、硬質被覆層は、構成元素のうち90原子%以上が金属元素である断面長径0.05〜1.0μmの金属粒子を含有し、該金属粒子は硬質被覆層中に3〜20%の縦断面面積比率で分散分布し、金属粒子のうち、構成元素に50原子%以上のAlを含み、かつ縦断面形状のアスペクト比が2.0以上かつ断面長径が基板表面となす鋭角が45°以下などの条件を満たす粒子の縦断面面積比率をA%、それ以外の粒子の縦断面面積比率をB%としたとき、0.3≦A/(A+B)である。 (もっと読む)


【課題】炭窒酸化チタンコーティングが施された切削インサートおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】コーティングされた切削インサートの製造方法、およびコーティングされた切削インサートは、表面を有する基材を提供するステップと、炭窒酸化チタンのCVDコーティング層を被覆するステップとを含む。炭窒酸化チタンコーティング層を被覆するためのガス状混合物は、窒素、メタン、塩化水素、四塩化チタン、アセトニトリル、一酸化炭素および水素の組成物を有する。炭窒酸化チタンコーティング層は、2次元平面図で測定すると、平均長が約1.0μmより大きく、平均幅が約0.2μmより大きく、平均アスペクト比が約2.0より大きい炭窒酸化チタンウィスカを含む。 (もっと読む)


【課題】耐密着性に優れ、耐欠損性に優れた表面被覆部材を提供する。
【解決手段】基体2の表面に、TiCN層4と、Ti、Al、炭素および酸素を含み、平均膜厚が5〜30nmで途切れることなく存在する中間層5と、α型Al層9とが順に被着形成された積層体を有する被覆層3を備え、TiCNの(200)面に帰属される回折ピークが現れる2θの値θとJCPDSカードのθt0との差△θ(=θ−θt0)と、Alのα型結晶構造の回折ピークが現れる各結晶面の2θの値θa(hkl)とJCPDSカードのθa0(hkl)との差△θa(hkl)(=θa(hkl)−θa0(hkl))と、の差△θ(hkl)(=△θ−△θa(hkl))がいずれも−0.2°〜0.2°の表面被覆部材1である。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、下部層と中間層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、(a)下部層はTi化合物層からなり、(b)中間層は、κ型結晶構造のAl層にZrを0.004〜0.12%(ただし、全体組成に対するZrの割合を原子%で示す)含むZr含有κ型Al層(下部中間層)と、該下部中間層の表面に部分的に形成されたZrO薄層(上部中間層)からなり、(c)上部層は、その垂直断面を観察した場合、κ型Al相と上記ZrO薄層上に形成されたα型Al相のα−κ混合組織を有し、さらに、その表面研磨面を観察した場合、α型Al相の周囲をκ型Al相が囲繞するα−κ網目状混合組織を有するAl層からなる。 (もっと読む)


【課題】改良された靭性特性を有するCVD被覆インサートを提供する。
【解決手段】本発明は、50〜390Mpaの低引張応力レベルを有するTiC層と、原子間力顕微鏡(AFM)技術によって測定される平均Raが0.12μm以下の高い表面平滑度を有するAlと備えるCVD被覆切削工具インサートに関する。本発明は、被膜に非常に激しい湿潤吹き付け処理を施すことによって達成される。 (もっと読む)


【課題】切削性能、耐熱亀裂性、および寸法精度に優れた刃先交換型切削チップを提供する。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、少なくとも基材を含むものであって、該基材は、8.5〜12.5質量%の鉄系金属と、0.28〜1.13質量%のTaと、不可避不純物とを含み、かつ残部がWCである超硬合金からなり、該超硬合金の組織中のWC粒子は、0.8〜2μmの平均粒子径であり、基材の抗磁力をHC(kA/m)とし、基材に含まれるCoの質量%をMCo(質量%)とすると、下記式(I)を満たし、かつ超硬合金の組織中にTaを主成分とする相が析出していないことを特徴とする。
−1.2×MCo+31.7≧HC≧−1.2×MCo+27.2 ・・・(I) (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐欠損性、耐剥離性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、少なくとも、下部層(Ti化合物層)と上部層(α型Al層)を蒸着形成した表面被覆切削工具において、例えば、下部層−上部層界面に(Ti,W)CNO粒子を島状に分散分布させることによって、層厚Tの上部層の層厚方向に対する直交面に、極小引張残留応力値、極大引張残留応力値を示す複数の極小位置と極大位置が存在する直交面残留応力分布を形成し、極小引張残留応力値の平均値をσmin、極大引張残留応力値の平均値をσmax、隣接する極小位置と極大位置における引張残留応力差(絶対値)の平均値をδとした時、深さD1の位置の直交面におけるσ1min、σ1max、δ1と、深さD2の位置の直交面におけるσ2min、σ2max、δ2は、T>D2>D1>0で、かつ、σ1min>σ2min、σ1max>σ2max、δ2>δ1を満たす。 (もっと読む)


【課題】密着性に優れるとともに初期摩耗に優れた切削工具を提供する。
【解決手段】基体2の表面に、基体2側から、平均結晶幅が0.1〜1μmの柱状結晶にて構成される下層TiCN層4と、Al層5と、平均結晶幅が下層TiCN層4の平均結晶幅よりも大きい柱状結晶にて構成される上層TiCN層6とを積層した切削工具1であり、密着性に優れるとともに初期摩耗に優れる。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性にすぐれた表面被覆切削工具の製造方法を提供する。
【解決手段】工具基体の少なくとも最表面に、0.05〜5μmの膜厚を有し、コランダム型の結晶構造を有するαアルミナ構造の酸化アルミニウム層を被覆形成する表面被覆切削工具の製造方法において、上記酸化アルミニウム層は、アルミニウムのアルコキシドにアルコールを添加し、さらに酸(例えば、希塩酸)を添加(同時に、αアルミナ粒子を添加することも可能)した後、10℃以下の低温にて攪拌して生成させたアルミナゾルを、上記工具基体表面へ、あるいは、工具基体表面上に形成した硬質皮膜の最表面に塗布し、引き続き、100〜400℃での乾燥処理を1回以上繰り返し行い、次いで、500〜1000℃の温度範囲で焼成処理を行うゾル−ゲル法によって被覆形成する。 (もっと読む)


【課題】CFRP材、高Si含有アルミニウム合金、グラファイト等の難削材の切削加工において、すぐれた耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットからなる工具基体表面に、結晶性ダイヤモンド層を被覆し、その上に0.2〜2.0μmの積層間隔で平均粒径1〜50nmのナノダイヤモンド膜と平均粒径0.1〜2μmの結晶性ダイヤモンド膜とが交互に積層された交互積層膜を被覆し、ついで、すくい面(あるいはさらに逃げ面)を紫外線レーザで照射することにより、すくい面(あるいはさらに逃げ面)の交互積層膜を除去するとともに、切れ刃を構成する交互積層膜のすくい面側表層(あるいはさらに逃げ面側表層)に、表面粗さRaが0.1μm以下で膜厚が10〜200nmの非晶質カーボン膜を形成したダイヤモンド被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、下部層(Ti化合物層)と上部層(酸化アルミニウム層)からなる硬質被覆層が蒸着形成された表面被覆切削工具において、上記下部層と上記上部層との隣接界面に存在する上記Ti化合物層側の結晶粒の数aと上記酸化アルミニウム層側の結晶粒の数bとの比率b/aは4<b/a<20であり、さらに、上記酸化アルミニウム層直下のTi化合物層の結晶粒の平均粒子径は0.5μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、下部層(Ti化合物層)と上部層(Al層)からなる硬質被覆層が蒸着形成された表面被覆切削工具において、上記下部層と上記上部層との隣接界面に存在する上記Ti化合物層側の結晶粒の数aと上記Al層側の結晶粒の数bとの比率b/aを切れ刃部においては0.8<b/a<1.2を満足し、さら上記Al層直下のTi化合物層の結晶粒の平均粒子径が0.1μm以下であり、逃げ面部およびすくい面部においては、4<b/a<20を満足し、さら上記Al層直下のTi化合物層の結晶粒の平均粒子径が0.1〜0.5μm以下である。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層として少なくともTiCN層を含むTi化合物層、(b)上部層としてα型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層のTiCN層について、{110}面の法線がなす傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜10度の範囲内の傾斜角を有するTiCN{110}結晶粒が、度数全体の50%以上を占め、また、上部層のα型Al層について、(0001)面の法線がなす傾斜角度数分布グラフを作成した場合、35〜45度の範囲内の傾斜角を有するAl(11−26)結晶粒が、度数全体の60%以上を占め、さらに、層厚方向に垂直な面内で観察した場合、Al(11−26)結晶粒の平均結晶粒径は、Al(11−26)結晶粒以外の結晶粒の2〜5倍である。 (もっと読む)


【課題】 高い密着性と耐摩耗性を有する切削工具等の表面被覆部材を提供する。
【解決手段】 基体5の表面に、Tiの炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物、窒酸化物および炭窒酸化物のうちの1層以上の下層7と、α型結晶構造のAl層8とを形成してなり、Al層8の表面から波長514.53nmのHe−Neレーザーを照射
して得られるラマンスペクトルにおいて、波数416〜420cm−1のAl層のピークから低波数側で隣り合うブロードピークのピーク強度I0に対して、波数1050〜1120cm−1の範囲内に現れるピークのピーク強度をI、波数780〜850cm−1の範囲内に現れるピークのピーク強度をIとしたとき、比(I/I)が0.05〜0.5、かつ比(I2/I)が0.05〜0.5の切削工具1等の表面被覆部材
である。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐剥離性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、下部層として、TiN、TiC、TiCN、TiCO、TiCNOの少なくとも1層以上からなるTi化合物層、上部層としてα型Al層、を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層と上部層の界面において、平均粒径5〜100nmのクロム酸化物粒子を、界面単位長さ当り30〜80%の線分割合で島状に点在分布させることにより、下部層−上部層間の付着強度を向上させるとともに、上部層のα型Al層の結晶方位分布制御を行うことにより、硬質被覆層の耐摩耗性を向上させることができる。 (もっと読む)


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