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Fターム[3G002AA11]の内容

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【課題】本発明は、ロータ母材の化学組成が異なる、少なくとも2つのロータの突合せ部を、溶接部を介して連結したタービンロータにおいて、溶接継手部における硬度分布に段差が無く強度の不均一を緩和したバタリング層を形成し、信頼性の高いタービンロータを提供することを目的とする。
【解決手段】ロータ母材の化学組成が異なる、少なくとも2つのロータの突合せ部を、溶接部を介して接合したタービンロータにおいて、少なくとも一方の前記突合せ部にバタリング層5を設ける。該バタリング層の硬度分布を、前記ロータ母材の硬度を始点とし、前記溶接部の硬度を終点とする直線の±5%の範囲内で変化するように構成している。 (もっと読む)


【課題】手間のかかる冷却無しでも高められた運転温度に適しており且つ特に耐クリープ性の材料から成る構成部材及び耐クリープ性の小さな材料から成る構成部材から機械的な強度を損失させることなく溶接されているターボ機械用のロータ、並びにこのようなロータの製作法を提供する。
【解決手段】両ロータ区分(11,12)を結合するために、これらの両ロータ区分(11,12)間に粉末冶金法で製作された移行域(21,22)が配置されており、該移行域の一方の側が、両ロータ区分(11,12)の内の一方と溶接されており且つ溶接されたロータ区分と同じ組成を有しており、前記移行域の他方の側が、両ロータ区分(11,12)の内の他方と粉末冶金法で結合されているようにした。 (もっと読む)


【課題】 タービンエンジン用のシャフト(100)を提供する。
【解決手段】 シャフト(100)は、第1端部(102)、対向する第2端部(104)、およびその間に延在する管状部分(106)を包含し、当該管状部分の一部に外接する補強層(116)であって、補強繊維(118)を包含する金属マトリックス複合(MMC)材料を包含する当該補強層を包含し、更に当該補強層の一部および当該管状部分に外接するクラッディング(120)を包含する。シャフト(100)は、単一スプール式ガスタービンエンジン(10)、2スプール式ガスタービンエンジン、マルチスプール式ガスタービンエンジン、FLADEエンジン、可変サイクルガスタービンエンジン、適応サイクルガスタービンエンジン、又はタービンベース複合サイクルエンジンの内部に結合することができる。 (もっと読む)


【課題】鍛造性等の加工性を維持しつつ、高温強度を向上させることができるNi基合金、およびこのNi基合金からなるタービンロータを提供することを目的とする。
【解決手段】Ni基合金は、重量%で、C:0.05〜0.15、Cr:24〜28、Co:10〜15、Mo:9〜10、Al:0.8〜1.5、Ti:0.1〜0.6、B:0.001〜0.006を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなる。この化学組成範囲でNi基合金を構成することで、高温強度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 一体羽根ロータを製造するためのシステムを提供する。
【解決手段】 このシステムは、少なくとも1つの金属マトリックス複合材料(18)と、連続的な半径方向外方に面する円錐面(24)とを含むリング要素(20)と;翼形要素(10)であって、複数の個別翼形羽根(12)をさらに含み、各個別翼形羽根(12)の少なくとも一部分が少なくとも1つの金属マトリックス複合材料(18)で強化されており、該複数の翼形羽根(12)の各々が半径方向内方に面する羽根の円錐面(14)をさらに含む前記翼形要素(10)と;軸方向に付加される溶接負荷の下で該リング要素(20)と該翼形要素(10)とを摩擦係合して、該円錐面(14)(24)に沿ってそれらの間でイナーシャ溶接を実行するイナーシャ溶接手段とを含む。 (もっと読む)


【課題】
バックシールドを使用せずに、タービンロータ内周側の溶接部表面に欠陥を含まないタービンロータ、及びタービンロータの溶接装置を提供する。
【解決手段】
少なくとも2個に分割したタービンロータを突合せ溶接により溶接部を介して接続した中心孔を有するタービンロータにおいて、溶接部はCを0.04〜0.22質量%、Siを0.08〜0.46質量%、Mnを0.3〜1.05質量%、Niを0.15〜2.3質量%、Crを1.8〜5.0質量%、Moを0.4〜1.1質量%および残部としてFeから構成される鋼材とする。 (もっと読む)


【課題】砂により損傷されないコーティングシステムを提供する。
【解決手段】サーマルバリアコーティング14にナトリウム含有化合物を、ドーパントの形、第2相の形、または不連続層として含有させる。サーマルバリアコーティング14は、ジルコン酸塩、ハフニウム酸塩、チタン酸塩およびそれらの混合物からなる群より選択される1つまたは複数の層のセラミック材料層16を含む。 (もっと読む)


【課題】 ディスク、シール要素、ブレードリテイナ、その他のロータ部品をタービンエンジンの高い運転温度での酸化及び腐食から保護する方法の提供。
【解決手段】 タービンエンジンロータ部品(30)の被覆方法は、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム及びオスミウムからなる群から選択される1種以上の白金族金属をロータ部品上に堆積し、ロータ部品(30)を500℃〜800℃の温度に加熱する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】高温強度と高温延性が優れ、10ton以上の大型鍛造品の製造が可能なNi−Fe基鍛造超合金とその製造法および蒸気タービンロータを提供する。
【解決手段】30から40重量%のFe、14から16重量%のCr、1.2から1.7重量%のTi、1.1から1.5重量%のAl、1.9から2.7重量%のNb、0.05重量%以下のC、残部Niおよび不可避的不純物よりなるNi−Fe基超合金の鍛造材に溶体化処理と時効処理を施し、初期平均粒径が50〜100nmのγ’相(NiAl)を析出させる。10ton以上の大型鍛造品の製造が可能であり、しかも、高温強度と高温延性が優れるので、主蒸気温度が650℃以上の蒸気タービンロータ材として好適である。 (もっと読む)


【課題】合金の選択および結晶方位に関して改良されたガスタービンエンジン部品の提供。
【解決手段】単結晶鋳造により、ガスタービンエンジンにおける第1の部品(240)を、第2の部品(242,244)と協働するように、設計する方法が提供される。第1の部品(240)への少なくとも局所的な第1の作動応力は、第1の方向(522)を有する。第1の作動応力が、第2の方向(524)において、負のポアソン効果または高い正のポアソン効果のいずれかによって、第1の部品(240)が第2の部品(242,244)に対して所望の係合をさせるように、第1の部品(240)内の結晶方位または第1の部品(240)の物理的な構成を選択する。単結晶または高度にテクスチャー化された鉄基およびニッケル基合金は、高温および/または腐食環境において、このような効果を発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】ガスタービンエンジンに用いる高圧タービン部品は、高温腐食、高温酸化及び燃料ガス中での浸食による環境ダメージを受ける。高圧タービン部品の基体材料の表面に有害な影響を与えずに簡単に施工できる被覆方法を提供する。
【解決手段】ガスタービンエンジンのタービン部品10は、その部品の表面26に設けられた非晶質リン酸塩含有皮膜52で被覆されている。この皮膜52は厚さが約0.10〜約10μmであり、約1000°F超の温度で耐酸化性及び耐高温腐食性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】 耐熱材料の使用範囲を小さくする蒸気タービンロータを提供する。
【解決手段】 円柱状に形成された上流部11aと、前記上流部11aと一体に形成され、動翼12が嵌め込まれた下流部11bと、外表面に動翼12が形成され、前記上流部11aの表面に嵌め込まれ、下流部11bに用いられた材料よりも耐熱性に優れた材料である耐熱材料を用いて製作された動翼一体型リング13とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】発電設備の経済的な運用改善を行うことができる蒸気タービンロータ及び蒸気タービンを提供する。
【解決手段】二種類の異なる材料を接合して一本のタービンロータを形成するとともに、接合されたこのタービンロータはその両端を二個のジャーナル軸受によって支持される蒸気タービン用の接合ロータであり、当該接合ロータの二個のジャーナル軸受の間に蒸気タービンの高圧部と中圧部と低圧部が形成されているボルト締結タイプの高中低圧一体接合ロータにおいて、当該接合ロータのボルト締結による接合位置は高圧第一段落近傍または中圧第一段落近傍の最高温度位置と低圧最終段落ホイールの間の位置であるとともに定格運転状態における蒸気温度が150℃以上400℃以下の位置であって、高温側ロータ部分はCrMoV鋼と称される低合金鋼からなり、低温側ロータ部分はNiCrMoVと称される低合金鋼からなる。 (もっと読む)


【課題】所定のタービン構成部品に限定的に耐食性耐熱材料を用いることで、高温蒸気で駆動して熱効率の向上を図ることができ、さらに経済性にも優れた蒸気タービンおよびタービンロータを提供することを目的とする。
【解決手段】620℃以上の高温蒸気が導入される再熱蒸気タービン100であって、再熱蒸気タービン100のタービンロータ113が、初段のノズル114aら蒸気温度がほぼ550℃になる段落の動翼115aにわたる領域に位置し、耐食性耐熱材料からなる高温タービンロータ構成部113aと、この高温タービンロータ構成部113aを挟着して連結し、高温タービンロータ構成部113aとは異なる材料からなる低温タービンロータ構成部113bとから構成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、積層溶接における最終溶接によって形成される熱影響部への応力集中がかからず、高い疲労強度を有する蒸気タービン溶接ロータとその製造方法及び蒸気タービンとそれを用いた発電プラントを提供することにある。
【解決手段】本発明は、少なくとも2個に分割されたタービンロータを突合せ溶接により接続された蒸気タービン溶接ロータにおいて、前記タービンロータの両者の突合せ部は、その中心部に形成された中空部と、その外周側に形成された前記タービンロータの基部面より径方向に対して隆起した外周側隆起部とを有し、前記突合せ部に形成された開先部が積層溶接によって前記突合せ溶接されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】TiAl系合金からなるタービンホイールと、構造用鋼からなるロータシャフトとの間に、ニッケルろうからなるろう材を配置し、ろう材を液相線以上の温度に加熱することにより、タービンホイールとロータシャフトとを接合する工程において、ロータシャフトの軟化を低減し、ろう付け後にロータシャフトの硬度回復のための熱処理を必要としないろう付け方法を提供する。
【解決手段】タービンホイールに赤外線を照射し、タービンホイールをろう材の液相線以上の温度に赤外線加熱することにより、タービンホイールからの熱伝導によって、接合部に配置したろう材を溶融させて、タービンホイールとロータシャフトを接合することで、シャフト温度の上昇を抑制する。 (もっと読む)


【課題】概略的にはタービンエンジンに関し、より詳細には、タービンエンジンのロータの溶接に関する。
【解決手段】それぞれが溶接面を含むロータの2つの部分を互いに溶接する方法が提供される。その方法は、第1のロータ部分102の溶接面114を第2のロータ部分104の溶接面116に密着させて配置することを含む。その方法はまた、さねはぎ継ぎ125がそれら間で形成されるように、第1の部分を囲むフランジに実質的に密着させて第2の部分を配置することも含む。 (もっと読む)


【課題】ガスタービンエンジン超合金物品を局部的に熱処理して、この物品の歪み誘起疲労耐性を向上させるための方法を提供すること。
【解決手段】この方法は、γ′ソルバス温度を有するガスタービンエンジン超合金物品を用意する段階と、物品の選択された部分だけを局部的に過時効させて、物品の選択された部分における疲労耐性を局部的に向上させる段階とを含み、この局部過時効サイクルが、約843℃で約3〜4時間加熱することを含む。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高温用途に耐えられるニッケル基合金の安定化処理を提供する。
【解決手段】 本発明の熱処理においては、粉末冶金(PM)合金Aの鍛造品を、2030°F、2時間、で溶体化処理してから、油焼入れした。次に、鍛造品を、1800°F、1時間、で安定化処理してから、4時間、ファン空気冷却(FAC)した。続いて、鍛造品を、1350°F、8時間、で時効硬化(エージング)をしてから、ファン空気冷却(FAC)した。特に、クリープ破断特性は、従来の安定化処理(1500°F、4時間)に代えて、1800°F、1時間行うことによって改善された。 (もっと読む)


【課題】改質アルミナイド層が形成される基体の被覆のための、従来と異なる方法を提示し、そのような層を有する加工物を使用可能にすること。
【解決手段】基体を被覆するための方法が提示され、PtMAlの種類の白金により改質されたアルミナイドの層が基体に形成され、ここで、Mは鉄Fe又はニッケルNi又はコバルトCoなどの金属、又はこれらの金属の組み合わせを示し、層が気相による物理的な堆積PVDによって形成され、アルミニウムAl及び金属Mの少なくとも2つの成分が気相により物理的に堆積され、堆積が少なくとも0.1mbar、好ましくは少なくとも0.4mbar、特に0.4mbarと0.6mbarの間のプロセス圧力で実行される。この種類の方法を用いて形成された層を付着した基体を備える加工物、特にタービン翼がさらに提示される。 (もっと読む)


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