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Fターム[3G002CA14]の内容

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Fターム[3G002CA14]に分類される特許

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【課題】TBCと非常に多数のフィルム冷却孔を有するタービン翼において、簡便な方法でフィルム冷却孔の閉塞なしにTBCをタービン翼に施工する方法を提供する。
【解決手段】遮熱コーティング、及び、内部冷却通路を有するタービン翼に、外表面から該内部冷却通路に連通するフィルム冷却孔を加工する方法であって、(1)翼基材にボンドコートを施工する工程と、(2)放電加工で冷却孔を穿孔する工程と、(3)トップコートを施工する工程と、(4)冷却孔列を含む帯状の領域に対し、ブラスト法やウォータージェット法等を用いて、トップコートを機械的方法で除去する工程と、からなることを特徴とするタービン翼の冷却孔加工方法を採用した。これにより、冷却孔の閉塞や、穿孔によるTBCの損傷がほとんど生じない、より信頼性の高いフィルム冷却システムとTBCを併用した翼を、より簡便に加工することを可能とした。 (もっと読む)


【課題】表層のトップコート層のみを選択的に除去して、冷却孔周辺の耐酸化性をもつボンドコート層の保持を可能としたガスタービン翼の製造方法を提供する。
【解決手段】基材表面に耐酸化金属系のボンドコート層を介してセラミック系のトップコート層を被覆するガスタービン高温部品の製造方法において、翼基材76に耐酸化金属系のボンドコート層74を施工する第1の工程(A)と、前記基材表面にボンドコート層が施工されたガスタービン高温部品に複数の冷却孔70,72を形成する第2の工程(B)と、前記冷却孔が形成された前記ボンドコート層の表面にセラミック系のトップコート層73を形成する第3の工程(C)と、前記複数の冷却孔を含む所定の領域を露出するように前記ガスタービン高温部品の表面をマスキング82し、非マスキング面85にショットブラスト83を施工して該非マスキング面のトップコート層を除去する第4の工程(D)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも容易に製造でき、かつ、従来よりも耐久性に優れた熱遮蔽コーティング膜及びその製造方法、並びにそれを用いた耐熱合金部材を提供する。
【解決手段】基材3上に形成される熱遮蔽コーティング膜10であって、金属からなる金属粒子11を複数含み、複数の金属粒子11間に金属の酸化物(金属酸化物)11aが連続的に接合して形成されているボンドコート1と、金属の酸化物を含む酸化物層2とを有することを特徴とする、熱遮蔽コーティング膜。 (もっと読む)


【課題】遮熱性、熱サイクル耐久性及び耐エロージョン性を兼ね備えた遮熱コーティングと、これを備えたタービン部材及びガスタービンを提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングは、耐熱基材1上に形成されたセラミックス層3を備える遮熱コーティングであって、セラミックス層3が耐熱基材1の側から表層に向かって、段階的にまたは連続的に気孔率が高くなるよう形成される。セラミックス層3が、気孔率が5%以下で、且つ、膜厚が20μm以下の最表層を更に備えても良い。 (もっと読む)


【課題】ニッケル、及び、コバルト基の耐熱合金をコールドスプレーによって高効率,低コストで成膜することを可能とし、低入熱,低コストの耐熱部材の製造及び補修方法を提供する。
【解決手段】耐熱合金を構成する元素の内から選択された組成を有し、かつ、その総和が前記耐熱合金の組成となるよう選択された、複数種類の金属粉末を選択する工程と、前記複数種類の金属粉末粒子が溶融しない温度に保たれた超音速ガス流を形成し、この超音速ガス流中に前記複数種類の金属粉末を投入し、粉末粒子を基体に超音速で衝突させて、金属基体上に前記複数種類の金属粉末の混合皮膜を形成する工程と、前記複数種類の金属粉末の混合皮膜を形成した金属基体に熱処理を施し、堆積層を均質化,合金化して、目的の耐熱合金の堆積層を得ると共に、金属基体と皮膜との間で拡散を生じさせて両者の密着を強固にする、熱処理の工程とを有する方法で、耐熱合金皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐酸化性及び延性に優れる遮熱コーティングを提供する。
【解決手段】耐熱合金基材11上に、金属結合層12と、セラミックス層13とを備え、金属結合層12が、基板11側から順に第1層12a及び第2層12bが積層されて構成される遮熱コーティング。第1層11aが、質量%で、Ni:20〜40%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Co:残部、第2層11bが、質量%で、Ni:20〜40%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Re:0.5〜10%、Co:残部とされるまたは、第1層11aが、質量%で、Co:0.1〜12%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Ni:残部、第2層11bが、質量%で、Co:0.1〜12%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Re:0.5〜10%、Ni:残部とされる。 (もっと読む)


【課題】冷却空気孔付き部品の被覆時、被覆された冷却空気孔を再加工する際、冷却空気孔列(10)の正しい配列位置を求めることが問題となる。
【解決手段】これは、被覆工程時に少なくとも2個の冷却空気孔がマスキング材料で覆われ、冷却空気孔列(10)の配列位置がこの2個の被覆されなかった冷却空気孔(13)を基に求められることによって解決される。 (もっと読む)


【課題】例示的な実施形態は、ガスタービン用の複数層モジュラかつ交換可能熱シールド(100)を含む。
【解決手段】本熱シールド(100)装置は、翼形部(34)に隣接するベース層(102)と、ベース層(102)に結合された温度層(103)とを含むことができ、ベース層(102)及び温度層(103)は、翼形部(34)の外形に整合する。本発明の別の態様によると、翼形部システムが提供され、翼形部システムは、前縁、インピンジメント孔、後縁通路、正圧側面及び負圧側面を有する翼形部と、翼形部を覆って配置された熱シールドとを含むことができる。 (もっと読む)


【課題】ガスタービンエンジンに存在する高温水蒸気環境からCMCを保護するための耐環境コーティングの製造方法の提供。
【解決手段】焼結助剤を用いた耐環境コーティング12の製造方法は、ボンドコート層14をセラミック部品10に塗布するステップと、遷移層スラリ、外層スラリー、及び柔軟層スラリーをそれぞれ製造するステップと、少なくとも遷移層スラリーと、外層スラリー又は柔軟層スラリーのいずれか1つ以上を部品10に塗布するステップと、該部品を乾燥させるステップと、焼結助剤溶液を塗布されたスラリー層に浸透させるステップと、部品を焼結させて、少なくともボンドコート層14、遷移層16、及び外層20又は柔軟層18のいずれか1つ以上を有する耐環境コーティング12を製造する。焼結中に、主要材料と焼結助剤の間の反応により、多孔率を有する遷移層、外層、及び柔軟層が形成される。 (もっと読む)


【課題】高温水蒸気環境での使用に適したセラミック部品用の耐環境コーティング方法を提供する。
【解決手段】ボンドコート層14をセラミック部品10に塗布する工程、少なくとも有機溶剤と、希土類二ケイ酸塩又はドープ希土類二ケイ酸塩から選択される主要遷移材料と、少なくとも1つのスラリー焼結助剤とを混ぜ合わせた遷移層スラリー、少なくとも有機溶剤と、希土類一ケイ酸塩又はドープ希土類一ケイ酸塩から選択される主要外部材料とを混ぜ合わせた外層スラリー、少なくとも有機溶剤と、BSAS又は希土類ドープBSASからなる主要柔軟材料とを混ぜ合わせた柔軟層スラリー、遷移層スラリー、の少なくともいずれか1つ以上をセラミック部品10に塗布する工程、該セラミック部品10を焼結させて、ボンドコート層14、遷移層16、及び外層20又は柔軟層18のいずれか1つ以上を有する耐環境コーティングを製造する工程、を含む方法とする。 (もっと読む)


【課題】YSZよりも高温安定性に優れ高靭性を有する遮熱コーティング用材料、該遮熱コーティング用材料を用いて形成されたセラミックス層を有する耐久性に優れた遮熱コーティング、該遮熱コーティングを備えるタービン用部材、ガスタービンを提供することを目的とする。
【解決手段】耐熱合金基材11上に、金属結合層12と、金属結合層12上に形成されたセラミックス層13とを備える遮熱コーティングにおいて、セラミックス層13が、安定化剤としてTa及びYを含有するZrOを主とし、Yの含有量が、10質量%以上30質量%以下であることを特徴とする遮熱コーティング用材料とされる。 (もっと読む)


【課題】セラミックス基複合材料からなるタービン翼に複雑な構造を作り込むことを可能とする。
【解決手段】セラミックス基複合材料からなると共に中空のタービン翼の製造方法であって、マンドレル周りにセラミックス繊維からなる織物を形成する織物形成工程S1と、マンドレル周りの織物の一部を押圧しながら織物に対して含浸処理を施すことによってマンドレルを消失させると共にセラミックスマトリックスを形成する含浸工程S2とを有する。 (もっと読む)


【課題】高温環境下においても充分な遮熱性と耐久性とを備え、被覆対象とされる耐熱合金基材からの剥離が発生しにくい遮熱コーティング層、タービン部材及遮熱コーティング層の形成方法を提供すること。
【解決手段】耐熱合金基材11に形成された遮熱コーティング層10であって、耐熱合金基材11にアンダーコートとして形成された金属結合層13と、該金属結合層13上にトップコートとして形成されたセラミックス層15とを備え、前記セラミックス層15は、前記耐熱合金基材11側が前記セラミックス層の厚さ方向に延在する縦割16Aが面方向に分散された縦割領域16とされ、表面に近づくに従って前記縦割領域16から微細気孔18Aが分散されたポーラス領域18に漸次移行することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い遮熱効果を有し、熱サイクル耐久性に優れる遮熱コーティング材及びこれを備えたガスタービン、並びに遮熱コーティング材の製造方法を提供する。
【解決手段】耐熱基材上に形成されたセラミックス層を備える遮熱コーティング材であって、前記セラミックス層が気孔を含有し、前記セラミックス層に対する前記気孔の気孔占有率が11%以上32%以下であり、前記気孔が、気孔径30μm以上150μm以下の大径気孔を含むことを特徴とする遮熱コーティング材。耐熱基材上に溶射法によりセラミックス層を形成する遮熱コーティング材の製造方法であって、樹脂粉末とセラミックス粉末とを混合して混合粉末を作製する工程と、前記混合粉末を前記耐熱基材上に溶射する工程と、前記混合粉末を溶射した前記耐熱基材を熱処理して、前記セラミックス層中に気孔を形成する工程とを備えることを特徴とする遮熱コーティング材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】基材に変形や組織変化を生じさせず、製造時間が短く、製造コストが安い簡単なプロセスで、高温酸化性および耐食性に優れる被膜を形成するコーティング方法を提供する。
【解決手段】コーティング方法は、Aイオン(Aは、CoまたはNiを示す。)を含む電解液中にMCrAlY粉末(式中、Mは、NiおよびCoから選択される少なくとも1種の元素を示し、AがCoであるときに少なくともNiを含み、AがNiであるときに少なくともCoを含む。)を分散させて得られた分散液中に、合金基材80を浸漬し、回動可能な筒状回転電極と筒状回転電極の表面を被覆する不織布層31とを有する回転電極装置10を用い、合金基材の表面が不織布層で被覆された筒状回転電極を転がしながら電解して、合金基材表面上に複合被膜層を形成する。 (もっと読む)


【課題】 バリアコーティングを有する部品の検査を向上させる方法を提供する。
【解決手段】 バリアコーティング(12、20)を有する部品(10)の検査を向上させる方法は、部品(10)を形成し、該部品(10)に少なくとも1つの層(14、16、18、22)を有するバリアコーティング(12、20)を塗布することを含み、該バリアコーティング(12、20)の層(14、16、18、22)がタガント(26)から成っている。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、600〜800℃の高温下において、飛来粒子による厳しい摩耗環境で使用される部材(タービン動・静翼,シュラウドセグメントなどのガスタービン高温部材)に適した耐摩耗コーティング部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
母材表面に高速フレーム溶射(以下、HVOF)によってクロムカーバイドコーティングを施した後、皮膜密着性を高めるため、MCrAlYコーティング(M:NiCoあるいはCoNi)を施し、その上に気孔率8%以下となるように緻密化したイットリア部分安定化ジルコニアコーティングを施し、更にその上に気孔率5%以下となるように緻密化したアルミナコーティングを直接施工する。 (もっと読む)


【課題】水蒸気等の有害な環境派生種に対してバリアとなる優れた能力を有する頑強な皮膜系により保護された物品を経済的、再現性のある態様で製造する方法を提供する。
【解決手段】基材202及びボンドコート204上に配置された自己封止性の実質的に気密なシール層210に希土類アミノケイ酸塩を含む混合物を適用する。基材は、ケイ素含有セラミックス及びセラミック母材複合材料などの耐熱性材料とする。基材上に自己封止性シール層を配置し、シール層をシール層の少なくとも一部が流れる封止温度に加熱する工程を採用する。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金の表面に、製品の形状や寸法に拘らず、比較的簡単な方法により、均一な膜厚のRe基合金からなる拡散バリア層を形成する。
【解決手段】この無電解めっき浴は、基材上に50at%以上のReを含むNi−Re−B合金を無電解めっき処理により形成するためのものであって、Ni2+とReOをそれぞれ0.01〜0.5mol/Lの範囲で等当量ずつを含む金属供給源成分と、クエン酸と少なくとも一種の他の有機酸を含む錯化剤成分であって、Ni2+とReOの合計に対するクエン酸のモル濃度比が1/20〜1/5であり、Ni2+とReOの合計に対する前記クエン酸と前記少なくとも一種の他の有機酸の総有機酸量のモル濃度比が1/2〜10である錯化剤成分と、ジメチルアミンボランをNi2+とReOの合計に対してモル濃度比で1/4〜2含む還元剤成分とを含み、pHを6〜8に調整したものである。 (もっと読む)


【課題】熱障壁で被覆された超合金の分野に関する。
【解決手段】3.5重量%〜7.5重量%のCr、0重量%〜1.5重量%のMo、1.5重量%〜5.5重量%のRe、2.5重量%〜5.5重量%のRu、3.5重量%〜8.5重量%のW、5重量%〜6.5重量%のAl、0重量%〜2.5重量%のTi、4.5重量%〜9重量%のTa、0.08重量%〜0.12重量%のHf、0.08重量%〜0.12重量%のSiの組成物を有し、残り100重量%まではNiと任意の不純物によって構成される単結晶超合金(10)の上に、安定化されたジルコニア(20)が直接堆積され、ジルコニアは希土類によって構成される群から選択される元素の少なくとも1つの酸化物、または酸化タンタルと少なくとも1つの希土類酸化物との組み合わせ、または酸化ニオブと少なくとも1つの希土類酸化物の組み合わせによって安定化される。 (もっと読む)


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