説明

Fターム[3G002CB07]の内容

タービンロータ・ノズル・シール (8,739) | 目的、効果 (426) | 断熱 (48)

Fターム[3G002CB07]に分類される特許

1 - 20 / 48


【課題】TBCと非常に多数のフィルム冷却孔を有するタービン翼において、簡便な方法でフィルム冷却孔の閉塞なしにTBCをタービン翼に施工する方法を提供する。
【解決手段】遮熱コーティング、及び、内部冷却通路を有するタービン翼に、外表面から該内部冷却通路に連通するフィルム冷却孔を加工する方法であって、(1)翼基材にボンドコートを施工する工程と、(2)放電加工で冷却孔を穿孔する工程と、(3)トップコートを施工する工程と、(4)冷却孔列を含む帯状の領域に対し、ブラスト法やウォータージェット法等を用いて、トップコートを機械的方法で除去する工程と、からなることを特徴とするタービン翼の冷却孔加工方法を採用した。これにより、冷却孔の閉塞や、穿孔によるTBCの損傷がほとんど生じない、より信頼性の高いフィルム冷却システムとTBCを併用した翼を、より簡便に加工することを可能とした。 (もっと読む)


【課題】表層のトップコート層のみを選択的に除去して、冷却孔周辺の耐酸化性をもつボンドコート層の保持を可能としたガスタービン翼の製造方法を提供する。
【解決手段】基材表面に耐酸化金属系のボンドコート層を介してセラミック系のトップコート層を被覆するガスタービン高温部品の製造方法において、翼基材76に耐酸化金属系のボンドコート層74を施工する第1の工程(A)と、前記基材表面にボンドコート層が施工されたガスタービン高温部品に複数の冷却孔70,72を形成する第2の工程(B)と、前記冷却孔が形成された前記ボンドコート層の表面にセラミック系のトップコート層73を形成する第3の工程(C)と、前記複数の冷却孔を含む所定の領域を露出するように前記ガスタービン高温部品の表面をマスキング82し、非マスキング面85にショットブラスト83を施工して該非マスキング面のトップコート層を除去する第4の工程(D)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも容易に製造でき、かつ、従来よりも耐久性に優れた熱遮蔽コーティング膜及びその製造方法、並びにそれを用いた耐熱合金部材を提供する。
【解決手段】基材3上に形成される熱遮蔽コーティング膜10であって、金属からなる金属粒子11を複数含み、複数の金属粒子11間に金属の酸化物(金属酸化物)11aが連続的に接合して形成されているボンドコート1と、金属の酸化物を含む酸化物層2とを有することを特徴とする、熱遮蔽コーティング膜。 (もっと読む)


【課題】複雑な形状をした静翼に対して、品質が良好な遮熱コーティングができる施工方法を提供する。
【解決手段】ロボット1の先端部には溶射ガン2が取り付けられており、ターンテーブル10上には、翼100が載置されている。ターンテーブル10を時計周り方向に回転させつつ、ロボット1の先端部を反時計周り方向に水平に移動させていく。このとき、溶射ガン2に対向している翼面の曲率変化が小さいとき(対向する翼面が翼腹面、翼背面であるとき)には、ターンテーブル10を規定回転速度で回転させ、溶射ガン2を規定移動速度で移動させる。溶射ガン2に対向している翼面の曲率変化が大きいとき(対向する翼面が翼前縁面であるとき)には、曲率変化が大きくなるにしたがい、ターンテーブル10の回転速度を規定回転速度よりも遅くし、溶射ガン2の移動速度を規定移動速度よりも速くする。 (もっと読む)


【課題】低品位燃料を用いた溶融塩腐食環境下での長期間の運転においても、十分な耐久性,信頼性を有するTBCを提供する。
【解決手段】Ni,CoまたはFeを主成分とする耐熱合金基材10の表面に、合金からなる結合層11を介して、セラミックスからなる遮熱層12を設けた遮熱コーティングを有する耐熱部材において、前記遮熱コーティング層が、多孔質のセラミックスよりなる遮熱層12と、その上に設けられたセラミック繊維17を含有したシリカを主成分とする緻密質の環境遮蔽層13からなり、さらに、多孔質セラミックス遮熱層の気孔15内に、環境遮蔽層13のシリカを主成分とする物質の一部が含浸した含浸層14を有する構成とした。 (もっと読む)


【課題】遮熱性、熱サイクル耐久性及び耐エロージョン性を兼ね備えた遮熱コーティングと、これを備えたタービン部材及びガスタービンを提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングは、耐熱基材1上に形成されたセラミックス層3を備える遮熱コーティングであって、セラミックス層3が耐熱基材1の側から表層に向かって、段階的にまたは連続的に気孔率が高くなるよう形成される。セラミックス層3が、気孔率が5%以下で、且つ、膜厚が20μm以下の最表層を更に備えても良い。 (もっと読む)


【課題】耐酸化性及び延性に優れる遮熱コーティングを提供する。
【解決手段】耐熱合金基材11上に、金属結合層12と、セラミックス層13とを備え、金属結合層12が、基板11側から順に第1層12a及び第2層12bが積層されて構成される遮熱コーティング。第1層11aが、質量%で、Ni:20〜40%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Co:残部、第2層11bが、質量%で、Ni:20〜40%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Re:0.5〜10%、Co:残部とされるまたは、第1層11aが、質量%で、Co:0.1〜12%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Ni:残部、第2層11bが、質量%で、Co:0.1〜12%、Cr:10〜30%、Al:4〜15%、Y:0.1〜5%、Re:0.5〜10%、Ni:残部とされる。 (もっと読む)


【課題】冷却空気孔付き部品の被覆時、被覆された冷却空気孔を再加工する際、冷却空気孔列(10)の正しい配列位置を求めることが問題となる。
【解決手段】これは、被覆工程時に少なくとも2個の冷却空気孔がマスキング材料で覆われ、冷却空気孔列(10)の配列位置がこの2個の被覆されなかった冷却空気孔(13)を基に求められることによって解決される。 (もっと読む)


【課題】例示的な実施形態は、ガスタービン用の複数層モジュラかつ交換可能熱シールド(100)を含む。
【解決手段】本熱シールド(100)装置は、翼形部(34)に隣接するベース層(102)と、ベース層(102)に結合された温度層(103)とを含むことができ、ベース層(102)及び温度層(103)は、翼形部(34)の外形に整合する。本発明の別の態様によると、翼形部システムが提供され、翼形部システムは、前縁、インピンジメント孔、後縁通路、正圧側面及び負圧側面を有する翼形部と、翼形部を覆って配置された熱シールドとを含むことができる。 (もっと読む)


【課題】金属基材上に設け熱サイクルに付したとき通常は割れたり剥げたりする厚さを有するようにセラミック皮膜全体をコロイド系プロセスで形成することができる、皮膜系及びコロイド系皮膜法を提供する。
【解決手段】表面領域12,16,18上に前駆体プライマー層を形成した後、前駆体プライマー層より厚い少なくとも1つの前駆体コーティング層14を前駆体プライマー層上に形成する。前駆体プライマー層は第1のセラミック材料の粒子と前駆体を含有している。前駆体コーティング層は第1のセラミック材料と同じ主成分を有する第2のセラミック材料の粒子と前駆体を含有している。その後、前駆体プライマー層と前駆体コーティング層を加熱して、それぞれ本質的に第1及び第2のセラミック材料の粒子とマトリックスからなるセラミック膜20とセラミック皮膜層をそれぞれ形成する。 (もっと読む)


【課題】YSZよりも高温安定性に優れ高靭性を有する遮熱コーティング用材料、該遮熱コーティング用材料を用いて形成されたセラミックス層を有する耐久性に優れた遮熱コーティング、該遮熱コーティングを備えるタービン用部材、ガスタービンを提供することを目的とする。
【解決手段】耐熱合金基材11上に、金属結合層12と、金属結合層12上に形成されたセラミックス層13とを備える遮熱コーティングにおいて、セラミックス層13が、安定化剤としてTa及びYを含有するZrOを主とし、Yの含有量が、10質量%以上30質量%以下であることを特徴とする遮熱コーティング用材料とされる。 (もっと読む)


【課題】高温環境下においても充分な遮熱性と耐久性とを備え、被覆対象とされる耐熱合金基材からの剥離が発生しにくい遮熱コーティング層、タービン部材及遮熱コーティング層の形成方法を提供すること。
【解決手段】耐熱合金基材11に形成された遮熱コーティング層10であって、耐熱合金基材11にアンダーコートとして形成された金属結合層13と、該金属結合層13上にトップコートとして形成されたセラミックス層15とを備え、前記セラミックス層15は、前記耐熱合金基材11側が前記セラミックス層の厚さ方向に延在する縦割16Aが面方向に分散された縦割領域16とされ、表面に近づくに従って前記縦割領域16から微細気孔18Aが分散されたポーラス領域18に漸次移行することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属ボンディングコート(22)及びセラミックトップコート(24)を備えた断熱皮膜システムを含む金属タービン構成部品を補修する方法を提供する。
【解決手段】本方法は、(a)機械的プロセスを使用してトップコート(24)を除去するステップと、(b)構成部品の材料が実質的に全く除去されないように、該構成部品から金属ボンディングコート(22)を部分的に剥取るステップと、(c)タービン構成部品内の少なくとも1つの欠陥を補修するステップと、(d)タービン構成部品に新しい金属ボンディングコート(26’、28’)を施工するステップと、(e)金属ボンディングコート(26’、28’)を覆って新しいセラミックトップコート(24’)を施工するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】高温水蒸気劣化耐性を示し、しかもFGIの断熱特性及び下側のCMCの機械特性を維持し、成分を比較的簡単かつ安価に加工することのできる優れた酸化物/酸化物CMC系マトリックスを提供する。
【解決手段】酸化物/酸化物CMCマトリックスにおいて、希土類リン酸塩バインダがマトリックス中、マトリックス上の断熱層中、又はその両方に配合される。希土類リン酸塩は、通常約5〜50体積%の量、好ましくは約10〜30体積%の量でマトリックス中に配合される。使用量は、例えば結合するマトリックス種の所望の量及びマトリックスの所望の気孔率(体積%)に依存する。 (もっと読む)


【課題】高い遮熱効果を有し、熱サイクル耐久性に優れる遮熱コーティング材及びこれを備えたガスタービン、並びに遮熱コーティング材の製造方法を提供する。
【解決手段】耐熱基材上に形成されたセラミックス層を備える遮熱コーティング材であって、前記セラミックス層が気孔を含有し、前記セラミックス層に対する前記気孔の気孔占有率が11%以上32%以下であり、前記気孔が、気孔径30μm以上150μm以下の大径気孔を含むことを特徴とする遮熱コーティング材。耐熱基材上に溶射法によりセラミックス層を形成する遮熱コーティング材の製造方法であって、樹脂粉末とセラミックス粉末とを混合して混合粉末を作製する工程と、前記混合粉末を前記耐熱基材上に溶射する工程と、前記混合粉末を溶射した前記耐熱基材を熱処理して、前記セラミックス層中に気孔を形成する工程とを備えることを特徴とする遮熱コーティング材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】基材に変形や組織変化を生じさせず、製造時間が短く、製造コストが安い簡単なプロセスで、高温酸化性および耐食性に優れる被膜を形成するコーティング方法を提供する。
【解決手段】コーティング方法は、Aイオン(Aは、CoまたはNiを示す。)を含む電解液中にMCrAlY粉末(式中、Mは、NiおよびCoから選択される少なくとも1種の元素を示し、AがCoであるときに少なくともNiを含み、AがNiであるときに少なくともCoを含む。)を分散させて得られた分散液中に、合金基材80を浸漬し、回動可能な筒状回転電極と筒状回転電極の表面を被覆する不織布層31とを有する回転電極装置10を用い、合金基材の表面が不織布層で被覆された筒状回転電極を転がしながら電解して、合金基材表面上に複合被膜層を形成する。 (もっと読む)


【課題】希土類安定化ジルコニアよりも熱伝導率が低い遮熱コーティング材料を提供する。
【解決手段】組成式(1):
Ln1-xTa1.5+x
(ただし、0.13≦x≦0.24、LnはSc、Y及びランタノイド元素からなる群より選択される1種類または2種類以上の元素を表す)
で表される化合物を主体として含む遮熱コーティング材料。及び、組成式(2):
Ln1-xNb1.5+x
(ただし、0.13≦x≦0.24、LnはSc、Y及びランタノイド元素からなる群より選択される1種類または2種類以上の元素を表す)
で表される化合物を主体として含む遮熱コーティング材料。 (もっと読む)


【課題】タービンブレードを提供する。
【解決手段】本タービンブレード(10)は、翼形部(12)と、該タービンブレード(10)の一端部において翼形部(12)に隣接して形成された先端シュラウド(20)とを含み、先端シュラウド(20)は、その中に形成された1以上の中空空間を有する。先端シュラウド(20)内に形成された中空空間の全ては、互いに流体連通しておりかつ冷却空洞(130)を形成する。翼形部(12)は、その中に形成された冷却媒体通路を含むことができる。冷却媒体通路は、該冷却媒体通路が冷却空洞(130)と流体連通するように翼形部(12)を貫通して延びることができる。 (もっと読む)


【課題】 バリアコーティングを有する部品の検査を向上させる方法を提供する。
【解決手段】 バリアコーティング(12、20)を有する部品(10)の検査を向上させる方法は、部品(10)を形成し、該部品(10)に少なくとも1つの層(14、16、18、22)を有するバリアコーティング(12、20)を塗布することを含み、該バリアコーティング(12、20)の層(14、16、18、22)がタガント(26)から成っている。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、600〜800℃の高温下において、飛来粒子による厳しい摩耗環境で使用される部材(タービン動・静翼,シュラウドセグメントなどのガスタービン高温部材)に適した耐摩耗コーティング部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
母材表面に高速フレーム溶射(以下、HVOF)によってクロムカーバイドコーティングを施した後、皮膜密着性を高めるため、MCrAlYコーティング(M:NiCoあるいはCoNi)を施し、その上に気孔率8%以下となるように緻密化したイットリア部分安定化ジルコニアコーティングを施し、更にその上に気孔率5%以下となるように緻密化したアルミナコーティングを直接施工する。 (もっと読む)


1 - 20 / 48