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Fターム[3G015BE16]の内容

Fターム[3G015BE16]に分類される特許

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【課題】PCV方式でブローバイガスを新気と交換する場合に、クランク室からのブローバイガスと新気がチェーンケースとカム室との間で混在し、クランク室の換気効率が低下することを回避する。
【解決手段】ヘッドカバー8内に新気21が通る新気通路17とブローバイガス22が通るブローバイガス通路28を形成するためのバッフルプレート16を配置し、そのバッフルプレート16とヘッドカバー8の間でブローバイガス室25を形成し、さらに、バッフルプレート16にカム室15とチェーンケース14との間を隔てる仕切壁16iを設け、その仕切壁16iに隣接し、ブローバイガス室25側に突出する溝形状16hを設けた。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減することができるとともに、ヘッドカバー内やクランクケース内の換気効率を高めることができる、エンジンのブローバイガス還流装置を提供する。
【解決手段】ヘッドカバー2内にヘッドカバー天井壁10と対向するオイルミスト遮蔽板13を取り付け、ヘッドカバー天井壁10とオイルミスト遮蔽板13との間にブローバイガス通過隙間18を形成し、ブローバイガス通過隙間18の下流にPCVバルブを配置し、新気導入パイプ14のパイプ出口17を、ブローバイガス通過隙間18の外側でヘッドカバー2内に配置することにより、新気導入パイプ14のパイプ出口17から流出した新気12が、ブローバイガス通過隙間18からPCVバルブ3に短絡することなく、新気導入パイプ14のパイプ出口17からヘッドカバー2内とクランクケース内とに導入されるようにした。 (もっと読む)


【課題】低コストな構成で吸気系におけるデポジットの発生を抑制することができるとともに、クランク室内の換気性能に優れたブローバイガス還流装置を提供する。
【解決手段】チェーンケース12が前端に取り付けられたエンジン1に設けられ、クランク室20内に吸気通路26aから新気を導入することによりクランク室20内のブローバイガスの換気を行うとともに、カム室22からブローバイガスを吸気通路26aに還流させるPCV装置30であって、クランク室20とカム室22とがチェーン室21を介してエンジン1の前端側Frで連通し、クランク室20とチェーン室21とカム室22とにより構成されるブローバイガス還流通路33と、ブローバイガス還流通路33の下流に設けられ、ブローバイガスに含まれるオイル成分を分離するオイルセパレータ35とを備え、新気導入口32がエンジン1の後端側Rrに設けられた構成を有する。 (もっと読む)


【課題】オイルパン側から逆流したオイルが吸気に混入するのを防止することができるエンジンのブリーザ装置を提供する。
【解決手段】ブローバイガス中のオイルミストを前記ミストセパレータ35で分離し、オイルミスト分離後のブローバイガスをガス通路としての前記ガス管37で前記エンジン2の吸気系としての前記吸気管39に還元する一方、ブローバイガスから分離したオイルをオイル通路としての前記オイル管40で前記オイルパン41に回収する前記ブリーザ装置1において、前記オイルパン41側から前記ミストセパレータ35側へのオイルの逆流を阻止する第一逆止弁としての前記第一ボール弁43を、前記オイル管40に設けた。 (もっと読む)


【課題】 エンジンを停止したときに、ベンチレータからガス取出通路を介してブレザに油水分が逆流してヘッドカバー内に油水分が溜まるのを防止できるようにする。
【解決手段】 ブレザ33からガス取出通路37を介してブレザガスAをベンチレータ35に導入し、ベンチレータ35からガス戻し通路38を介してエンジン2の燃焼室にブローバイガスBを戻すと共に、油水分Cをオイル戻し通路39を介してオイルパン24に戻し可能に構成し、ベンチレータ35をエンジン2のヘッドカバー23よりも上方に設けたエンジンのブレザガス取出装置であって、
ブレザ33とベンチレータ35との間のガス取出通路37のヘッドカバー23側に、エンジン2の停止時にベンチレータ35からヘッドカバー23側に戻る油水分Cをオイルパン24に流すドレン配管41を設けている。 (もっと読む)


【課題】コストの低減が図られたシリンダヘッドカバー構造を提供する。
【解決手段】樹脂製のシリンダヘッドカバー1の裏側に、樹脂製のバッフルプレート2を振動溶着により接合し、両者間に第1オイルセパレータ室3と、第1オイルセパレータ室3に一端が連通し、他端がシリンダヘッドとシリンダヘッドカバー1との分割面に向かって斜めに延びる延長通路5が形成されている。延長通路5は、シリンダヘッドカバー1とバッフルプレート2とにそれぞれ半割形状に形成され、延長通路5の分割面は、延長通路5の傾きに沿って傾いて設定されていると共に、バッフルプレート1の外周縁におけるシリンダヘッドカバーとバッフルプレート2との分割面と連続するよう形成されている。これによって、少ない組み立て工数、少ない部品点数で延長通路5を形成することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高温のブローバイガスに含まれるオイルミストを確実に液状にし、気油分離することを目的とする。
【解決手段】ノズル(21)から噴出され、断熱膨張し更に冷却された冷却空気とブローバイガスがディフューザ(22)で吸引混合し、ブローバイガスは冷却されミスト状のエンジンオイルが液状にされる。更には、ブローバイガスがバッフルプレート(23)に吹き付けられることにより液状にされたエンジンオイルとブローバイガスの分離が促進され、エンジンオイルとブローバイガスが気油分離される。 (もっと読む)


【課題】動弁機構または変速機を収容するエンジンケースと、上記エンジンケースの内外を連通しブローバイガスを気液分離するブリーザ室と、上記エンジンケースに支持されエンジンケース内の状態を検出する検出器とを備えたエンジンのブリーザ構造において、ブリーザ室の構造を改善して、エンジンの小型化を図る。
【解決手段】上記検出器は、外形の大部分が柱状を呈し、少なくともその一部がブリーザ室内に配置され、その検出器の側面によってブリーザ室のラビリンスが形成される。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガスを環流させる配管内での水分の凍結を確実に防止する。
【解決手段】ブローバイガス通路の雰囲気温度Tが0度以上の場合、吸湿チャンバを用いることなくバイパス管路にブローバイガスを通して吸気系に環流させる常温時制御を実行し(S2)、T<0の場合、吸湿チャンバ内にブローバイガスを通して吸気系に環流させる極低温時制御を実行する(S3)。極低温時制御では、切換バルブを制御して吸気チャンバと吸湿チャンバとを連通させ、同時にバイパス管路を遮断して吸湿チャンバの管路とシリンダヘッドからの管路とを連通させる。これにより、PCVバルブが閉弁して吸湿チャンバ内にブローバイガスが導入されたとき、ブローバイガス中の水分が吸湿材で吸湿され、水分が凍結する極低温時にも拘わらず、配管を形成するホース等の凍結による不具合発生を確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガスを環流させる配管内での水分の凍結を確実に防止する。
【解決手段】吸湿チャンバ内の湿度Hcが第1の閾値a以下の場合、通常制御を実行し(S3)、第1の閾値aを超えた場合、再生制御を実行する(S5)。通常制御では、切換バルブを制御して吸気チャンバと吸湿チャンバとを連通させ、同時にバイパス管路を遮断して吸湿チャンバの管路とシリンダヘッドからの管路とを連通させる。これにより、PCVバルブが閉弁して吸湿チャンバ内にブローバイガスが導入されたとき、ブローバイガス中の水分が吸湿材で吸湿され、通路の凍結を確実に防止することができる。一方、再生制御では、スロットル弁の開度がPCVバルブが開く特定領域となるように制御し、吸湿チャンバ内に大気を導入して吸湿材を乾燥させる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のアイドル運転中、且つ車載空気調和機の駆動中のときに燃費の悪化を抑制することのできる内燃機関のブローバイガス還元装置を提供する。
【解決手段】ブローバイガス還元装置60は、アイドル運転中に空気調和機80を駆動するエンジン10について、エンジン10の換気を行うものであって、エンジン10から吸気通路49に供給されるブローバイガスの量を機関負荷に基づいて電子制御式のPCVバルブ63により調整する。ここで、アイドル運転中、且つ空気調和機80の駆動中のとき、ブローバイガスの量が機関負荷に対応した値よりも小さくしている。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガスをサージタンク内で吸気と混合し再燃焼させる場合、サージタンク内で発生する吸気の脈動によって吸気が逆流する場合がある。ブローバイガスを含んだ吸気が逆流するとスロットル部の軸部にカーボンなどが堆積しスロットルの動きを制御できなくなるおそれがある。
【解決手段】サージタンクと連通路で連通されたチャンバーを設け、連通路はサージタンク内へ突出させた筒部に隣接して形成する。逆流するブローバイガスを含む吸気は、サージタンク内壁に沿って進むので、筒部の外側面に当たり、連通路を通ってチャンバーに導入され、スロットル部には戻らない。 (もっと読む)


【課題】 環境問題に配慮して液体成分を機外へ放出しないようにし、構造を複雑化することなく、液体成分(エンジンオイルの油滴)を回収して適切に処理できるようにする。
【解決手段】 ブローバイガスの分離用管本体を前記排風ダクト室内に立設し、分離用管本体の上端部に気体成分の吐出口と下端部に液体成分の排出口とを有し、中間部にブローバイガスを導入する導入口と該導入口の下方に位置するラジエータの排風取入れ口とを形成し、前記排出口にドレン排出弁を設け、前記分離用管本体の前記排風取入れ口と前記底部との間を、液体成分の液体貯留部として形成した。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッド上に流入するブローバイガスの早期の希薄化により潤滑油の劣化促進を防止する。
【解決手段】有蓋空間4aにはチェーンカバーに対向する縁部にはデッキ部10とカムキャップ14との間が大きく開けられた間隙28が形成されている。この位置はタイミングチェーン40の上昇側である。したがって間隙28では有蓋空間4a内に流入するブローバイガスのほとんどが通過する。この間隙28とその近傍に向けヘッドカバー8の内面に形成された新気導入口8bから新気を流入させることでブローバイガスのほとんどを有蓋空間4a内に流入したタイミングで新気により希薄化できる。このため有蓋空間4a内にてブローバイガスや潤滑油の流れに淀みが生じたとしても、潤滑油に対しては希薄なブローバイガスが接触するのみであり、潤滑油の劣化が促進されることはない。 (もっと読む)


【課題】油面が何れの方向に傾斜したとしてもオイルがケースの外側へ噴出するのを確実に防止することのできるブリーザ装置を提供する。
【解決手段】動力機構のケース1aに設けられ、ケース1aの内部と外部との圧力変化を調整するブリーザ装置8であって、ケース1aに貯留されたオイルに、オイルの油面が第1方向は高く第2方向は低い傾斜面となる第1の力が作用した際には、第1の力により作動してケース1aの内部と外部とを連通する第2方向を向く開口9dを設け、ケース1aに貯留されたオイルに、オイルの油面が第2方向は高く第1方向は低い傾斜面となる第2の力が作用した際には、第2の力により作動してケース1aの内部と外部とを連通する第1方向を向く開口9dを設け、この開口9dが形成された管部材9をケース1aに対し回転可能に設け、管部材9の開口9dが形成された側と反対側に錘部材10を備えて構成する。 (もっと読む)


【課題】簡略な構成で、ブローバイガス中に含まれるオイルを効率的に分離する。
【解決手段】過給機11のコンプレッサ11Cにより加圧された空気を、インタークーラ14を介して吸気マニホルド16へと供給する。インタークーラ14の出口から、吸気取出通路22を介してオイル分離装置21のタービン入口へと吸気を導く。オイル分離装置21のタービン出口から排気された加圧空気をコンプレッサ11Cの上流側へと還流する。オイル分離装置21のタービンにタービンシャフトを介して羽根車を連結する。羽根車にブローバイガスを供給し、ブローバイガス中に含まれるオイルを羽根車による遠心力により分離する。オイル分離がなされたブローバイガスを中空のタービンシャフト内を通して、オイル分離装置21のタービン側へと導き、加圧空気とともにコンプレッサ11Cの上流側へと還流する。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガス換気装置を備えた内燃機関に取り付けられ、オイルフィラー開口の周辺部におけるスラッジの発生を防止できるシリンダヘッドカバーを提供すること。
【解決手段】幅方向両側の側部膨出部11,12及び長手方向の一端部の端部膨出部15を有するシリンダヘッドカバー1は、プレート本体61及び延出部62を有するプレート6を内部に備える。シリンダヘッドカバー1の一方の側部膨出部11及び端部膨出部15の内側面と、プレート本体61及び延出部62の上側面との間に、新気通路7が形成される。新気通路7は、長手方向の他端側からカムスプロケット32を一端側に越えて延在して、端部開口がカムスプロケット32の一端側に位置する。シリンダヘッドカバー1内部のカムスプロケット32よりも一端側を換気できるので、シリンダヘッドカバー1内側面のオイルフィラー開口19の近傍部分へのオイルの付着及びスラッジの発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】4サイクル複数気筒エンジンにおいて、クランクケース内のブローバイガス量を、圧力センサーにより気筒毎に検出できるブローバイガス量検出方法を提供する。
【解決手段】光センサー等によりクランク角度を連続して検出して、制御手段に入力し、圧力センサー等により、所定のクランク角度間隔でクランクケース内圧力B2を測定して、制御手段に入力する。制御手段は、前記所定のクランク角度間隔毎の圧力変化B2に基づいて、気筒毎のブローバイガス増加圧D1及びブローバイガス増加量の変化を検出する。好ましくは、通常運転時に検出した各気筒の爆発時期近傍の最大ブローバイガス増加圧と、予め設定された限界ブローバイガス増加圧とを比較し、検出したブローバイガス増加圧が限界ブローバイガス増加圧以上に大きいと判別した時に、対応する気筒からクランクケース内へのブローバイガス量が異常増加していると認識する。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガスから取り出された燃料を燃料タンクに効率よく排出することができる内燃機関のブローバイガス処理装置を提供する。
【解決手段】エンジン本体2の燃焼室3から漏れるブローバイガスを吸気通路4に還流させる還流通路17に設けられ、ブローバイガスを冷却してブローバイガス中の燃料成分を液化する冷却器21と、この冷却器21にて液化された燃料を燃料タンク25に導く燃料回収通路26とを備えたブローバイガス処理装置において、圧力導入路24を介して冷却器21から燃料回収通路26へとコンプレッサ6bの過給圧を作用させることにより、冷却器21にて取り出された液体の燃料を燃料タンク25へ排出する。 (もっと読む)


【課題】オイルセパレータにより除去できなかったオイルに起因する吸気デポジットの発生を回避可能なブローバイガス還元装置及びそのブローバイガス還元装置を備えた内燃機関を提供する。
【解決手段】ブローバイガス中のオイルミストを分離除去するオイルセパレータ92の下流側に、PCVバルブ97及び、オイルセパレータ92で除去できなかったオイルを回収するためのオイルトラッパ98を備えさせ、このオイルセパレータ92からオイルトラッパ98に亘るブローバイガスの流路をエンジンEのカム室3A内に位置させる。これにより、この流路内での結露水の発生を抑制し、PCV装置9からエンジンEの吸気系に亘る全域において、スラッジが発生する条件(NOx、オイル、酸性水)が揃ってしまう領域を存在させないようにする。また、吸気系へのオイル導入量を大幅に低減し、吸気デポジットの発生を回避する。 (もっと読む)


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