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Fターム[3G024HA01]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | 材質 (1,032) | 金属材料 (524)

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ディーゼルエンジン用の湿式シリンダライナ(16)には、キャビテーションによって引き起こされる壊食の影響を排除するための表面組織(28)が設けられる。表面組織(28)は、エンジンの冷却剤流路(20)内のシリンダライナ(16)の外面(26)の周囲に施されるリン酸マンガンのコーティング(30)として形成してもよい。リン酸マンガンは、平均粒子サイズが2から8μmで、塊状であり、はっきりとしたファッセットが作成され、カリフラワーのような配列を持たない結晶構造およびその結晶を囲む識別可能な経路網が形成されるように施される。この結晶構造は、固有の粘着力および表面張力の影響を伴なって作用し、シリンダライナ(16)の外面(26)周囲に停滞流体層を作成する。この停滞流体層は、自己回復する装甲板のように機能する。シリンダライナ(16)が急速に湾曲することでキャビテーションの泡が生じると、これらの泡は停滞流体層によって外面(26)からある距離を隔てて保持される。泡が爆縮するにつれて、その運動エネルギが、シリンダライナ(16)の外面(26)に直接放散されず、停滞流体層内に放散される。リン酸マンガンコーティング(30)は、水分子を固定するためのラビリンスまたはエンジン冷却剤として作用するので、停滞流体層の形成が促進される。 (もっと読む)


【課題】 オイルコントロールバルブの装着部位の変形を防止できる樹脂製シリンダヘッドカバーの提供。
【解決手段】 スリーブ10,12は樹脂製キャップ18,20にて覆われて樹脂製シリンダヘッドカバーに一体化されている。このスリーブ10,12の内部空間がオイルコントロールバルブを装着する装着穴となっているので、他の部分では高い精度は不要であり、加工による負担は軽減する。更に複数の加工箇所間の影響も無くなり切削抵抗等による装着穴の寸法精度上の影響もなくなる。更にスリーブ10,12は樹脂製シリンダヘッドカバー本体4を形成する樹脂よりも高剛性であるので樹脂製シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに取り付ける時などにおいて変形や歪みの影響が装着穴に及びにくい。このようにして装着不良や作動不良などを引き起こすおそれのある装着部位の変形を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 多数の高精度な加工が必要なく、装着部位の変形を防止できてオイルコントロールバルブの高い装着性を維持できる樹脂製シリンダヘッドカバー。
【解決手段】 本シリンダヘッドカバー2においては、高い加工精度が必要なのはOCV4が装着されるスリーブ8内の装着穴10であり、他の部分については高い加工精度は不要である。したがって高精度な加工は極めて少なく、加工時の負担は減少する。更に複数の加工箇所間の影響も無くなり、切削抵抗等による装着穴10の寸法精度上の影響もなくなる。そして樹脂製シリンダヘッドカバー2をシリンダヘッド34へ締結する時の変形やクリープ現象による変形があっても、樹脂よりも高剛性の材料である金属にて形成されているスリーブ8は、これらの変形に対抗して装着穴10の寸法精度を維持できる。したがって課題が達成される。 (もっと読む)


【課題】 ボアピン表面の耐摩耗性を向上させることにより、シリンダボアの形成位置精度を良好に維持でき、従来材料に比べて耐用寿命が長いシリンダブロック鋳造用ボアピンを提供する。
【解決手段】 シリンダブロックを鋳造する際にライナに嵌め込んで用いられるボアピンであって、該ボアピンがサーメットからなることを特徴とし、前記サーメットが炭化タングステンを40%以上含有する超硬合金であることを特徴とする。また、シリンダブロックを鋳造する際にライナに嵌め込んで用いられるボアピンであって、炭化タングステンを40%以上含有する超硬合金からなる母材の少なくともライナと接触する部分に硬質皮膜を形成したことを特徴とし、前記硬質皮膜は、TiNおよびTiCNのいずれか
からなることを特徴とする。 (もっと読む)


ここに記載の油受は、プラスチック材料(例えば、熱可塑性ポリアミド)から成るシェルと、プラスチック製シェルの外面及び/又は内面に固定して取り付けられた複数の穿孔付きの支持構造体(例えば、金属製)とを備える。特に、油受(2)は、(a)プラスチック材料から成るシェル(11)であって、内面と外面を有し、該シェルの内面が中空内部(40)を定める前記シェル(11)と;(b)(i)シェル(11)の外面の少なくとも一部、及び(ii)シェル(11)の内面の少なくとも一部のうちの少なくとも1つに接し且つ固定的に取り付けられた支持構造体(12)であって、エッジ付きの複数の穿孔(20)を有する前記支持構造体(12)とを備える。プラスチック製のシェル(11)は、支持構造体(12)上へのプラスチック材料の成形により形成され、シェル(11)のプラスチック材料の一部は、支持構造体(12)の穿孔(20)の少なくともいくつかを通って延び、穿孔(20)のエッジが、それを通って延びるプラスチック材料に埋め込まれることで、支持構造体(12)をプラスチック製シェル(11)に固定して取り付ける。本発明の油受は、機械装置(例えば、内燃機関及び/又は電気式のエンジン)の油受又は油だめとして使用でき、装置の運転中、好ましくは連続的にそこに油を収集してそこから油を再分配する。
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【課題】エンジンのシリンダヘッドにおいて、フランジの背面とシリンダヘッド側壁とに挟まれる部位に鋳造時の型割りによって形成される余肉部を削減し、シリンダヘッドの軽量化を図るとともに、鋳造欠陥の発生を低減することにある。
【解決手段】シリンダヘッドの動弁室と連通する空間部を内包してフランジの背面側でシリンダヘッドに軸支されるカムシャフトの軸線方向に延びる膨出部を、シリンダヘッド側壁から膨出して設けている。 (もっと読む)


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