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Fターム[3G024HA02]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | 材質 (1,032) | 金属材料 (524) | 鋳鉄又は鋳鋼 (82)

Fターム[3G024HA02]に分類される特許

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【課題】低フリクションを実現することができるのはもちろんのこと、既存の設備を利用してボアの加工形状を容易に得ることができるシリンダブロックおよびその加工方法を提供する。
【解決手段】ボア111の内面111Aの断面は、シリンダヘッド220の未締結状態において、略真円形状をなして中心軸線に関して対称な形状をなしている。シリンダヘッド220の締結時にくびれ状に変形するボア111のくびれ予定部112Aは、未締結状態において、ボア111の最小径部分113Aと比較して径方向外側に予め拡張されている。これにより、締結後のくびれ予定部112A(締結後の最小径部分112B)の径を、径方向外側に予め拡張していない場合と比較して大きく設定することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジン部品の表面に耐磨耗性に優れた合金層をコーティングし、部品寿命を向上させる表面硬化方法を提案する。
【解決手段】内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッドのバルブシート部の表面硬化方法において、乾燥させた内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッド15のバルブシート部19の塗膜の上に、黒鉛粉末をシンナー等の溶剤で希釈した吸収剤10を塗布被覆し、レーザあるいは電子ビームの照射時に、MC系炭化物を焼結し、金属粉末の鋳鉄母材への拡散を促進させることにより、前記バルブシート部19に合金層21を形成する。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックへの応力集中を緩和して耐久性の更なる向上を図ることのできるクランクシャフトの軸受け構造を提供する。
【解決手段】このクランクシャフトの軸受け構造は、シリンダブロック10の下面11と、該シリンダブロック10の下面11に固定されたクランクキャップ20とによりクランクシャフトを回転可能に軸支する。ここでは特に、シリンダブロック10の下面11のクランクキャップ20と接する部分におけるクランクシャフトに直交する両側に、クランクキャップ20のエッジ部21が接する位置から外側に一定の距離をおいて凹部11aを形成する。 (もっと読む)


【課題】 簡単かつ低コストな構成でありながら、耐スカッフ性及び耐摩耗性に優れると共に耐腐食性にも優れるシリンダライナ材に適した鋳鉄及び該鋳鉄により製造されたシリンダライナを提供する。
【解決手段】 本発明に係る鋳鉄は、主としてパーライトからなる基地相であるパーライト相20に、ステダイトを含む硬質相と、片状黒鉛相10と、を所定に分散させた組織を有すると共に、前記パーライト相20において、層状に析出されるフェライト相20Aとセメンタイト相20Bのうち、セメンタイト相20Bの析出割合を所定に高めたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ベアリングキャップの剛性を確保しつつ、クランクシャフトからベアリングキャップを介してバルクヘッドに作用する応力を低減し得るベアリングキャップを提供する。
【解決手段】シリンダブロック(1)のバルクヘッド(2)にボルト締結することによってクランクシャフトを回転可能に支持するベアリングキャップ(11)において、バルクヘッド(2)との接合面(12)を含むベアリングキャップ両端部に、ベアリングキャップ両側面(33、34)よりも外側へ張り出した拡大部(61、62)を形成し、拡大部(61、62)はバルクヘッド(2)との接合面(12)に形成される第一拡大部(25、26)と、第一拡大部(25、26)よりも張り出しが少なく、ボルト頭部側に形成される第二拡大部(36、37)とを有する。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックに挿入保持されるシリンダライナに関し、シリンダボア内(シリンダライナ筒内)からの冷却損失を低減して燃費を向上する。
【解決手段】シリンダブロック2に挿入保持されるシリンダライナ10であって、シリンダライナ10の外周には溝11が形成されており、溝11のシリンダライナ10径方向厚み対する溝深さ率を小さく設定するほど、溝11のシリンダライナ10外周面積に対する溝面積率を大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】Al製シリンダライナに摺動性を付与することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】図(a)に示すように、アルミニウム合金溶湯23が満たされているラドル14を回転金型11へ移動する。回転金型11へ挿入する前のタイミングでラドル14に、ホッパ18から鋳鉄粉末26を投下する。鋳鉄粉末26の投入開始、停止はバルブ19で実施し、バルブ19により適量の鋳鉄粉末26をアルミニウム合金溶湯23に混入する。
【効果】摺動部材は、アルミニウム合金母材中に、黒鉛が晶出した鉄基合金が分散している。黒鉛が潤滑油を保持するなどして潤滑作用を発揮し、摺動性が確保される。 (もっと読む)


【課題】 エンジン本体のシリンダヘッド2の冷却水通路9を流通する冷却水によってシリンダヘッド2の内部に搭載されるウェイストゲートバルブ(バルブユニット)の温度上昇を抑制することで、コストを低減することを課題とする。
【解決手段】 シリンダヘッド2の内部に、ターボ過給機のタービンホイールを迂回するバイパス流路10と、このバイパス流路10を開閉するバルブ本体11を有するバルブユニットと、このバルブユニットを構成するバルブ本体11、バルブアーム12、バルブシート36、ベアリング37を冷却するための冷却水通路9とを設けている。これにより、冷却水通路9を流通する冷却水によってバルブユニットが効率良く冷却され、バルブユニットの温度が下がる。この結果、バルブユニットの構成材料として、高耐熱性金属よりも耐熱性が低く、安価な耐熱性金属を使用可能となり、製品コストを低減できる。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体の漏れを防止しつつ、ボア間領域の冷却性を高めることが可能なエンジンの冷却構造、およびエンジンの冷却構造の製造方法を提供する。
【解決手段】エンジンの冷却構造1は、複数のシリンダライナ31と、複数のシリンダライナ31のうち、隣り合うシリンダライナ同士を連結する連結部32とを有する連結ライナ3が鋳込まれたシリンダブロック2と、シリンダブロック2のデッキ面21に対して設けられたシリンダヘッド22と、を備える。連結部32は、デッキ面21からボア間領域Rで露出している。通路322はシリンダブロック2のうち、連結部32に形成されるとともに、連結部32のうち、デッキ面21から露出した部分に開口している。 (もっと読む)


【課題】異物捕集穴の穴形状を簡素化しながらも、異物捕集穴内からの異物の再流出を防止することのできるウォータジャケットスペーサを提供する。
【解決手段】ウォータジャケットスペーサ20は、内燃機関のシリンダブロック10に形成されたウォータジャケット14内に配置されるスペーサ本体21に、上端が開口した有底縦穴状の異物捕集穴27を有する。異物捕集穴27は、ストレート状でかつ軸線方向の全長に亘って冷却水の流速を低下させる断面形状に形成される。スペーサ本体21に上面を開口する有底状の切欠き凹部25が形成され、切欠き凹部25の底面において異物捕集穴27の上端が開口される。異物捕集穴27の断面形状が四角形である。 (もっと読む)


【課題】 穴の内周面に簡便かつ迅速にライニングを行う方法を提供する。
【解決手段】 円形の断面を有する穴が形成された母材12のその穴の内周面に、円筒形状をなすライニング材14をライニングする方法であって、母材の穴の内周面とライニング材との間に間隔を設けるようにしてそれら母材およびライニング材をセットし、その間隔内に円筒形状をなすインサート材が挿入された状態で、そのインサート材と母材およびライニング材とを相対回転させ、発生する摩擦熱を利用して、インサート材を介して母材の穴の内周面とライニング材の外周面との接合を行う。このライニング方法は、アルミニウム合金製の本体に形成されたボアの内周面への鉄合金製のライナのライニングに、適用できる。 (もっと読む)


【課題】肉厚を低減させて軽量化を図ることができるシリンダライナを提供すること。
【解決手段】外周面から壁内に向かって斜め上方にあけられた第1のクーリングボア15を複数本備え、上端面の、板厚方向における中央部に第1の周溝16を備えたシリンダライナ10であって、前記第1のクーリングボア15の出口を、前記第1の周溝16を形成する底面に、その平面視形状が楕円形状または長円形状もしくは円形状を呈するようにして設けた。 (もっと読む)


【課題】排気ガスの過冷却を抑制することのできるエンジンの冷却装置を提供することを目的とする。
【解決手段】主冷却ジャケット部100に、互いに連続する、吸気ポート部6周辺の吸気側空間14と、排気ポート部7周辺の排気側下部空間15とを設け、サブ冷却ジャケット部400に、排気側下部空間15の上方に位置する排気側上部空間27を設け、主冷却ジャケット部100とサブ冷却ジャケット部400とを、上下方向に延びる円筒孔で構成された連通路26を介して互いに連通させる一方、当該連通路26以外の部分において互いに上下方向に肉壁を介して離間させる。 (もっと読む)


【課題】
少なくとも1つのシリンダを有した往復動ピストン燃焼機関、特に、大きなディーゼル機関において、往復動ピストン燃焼機関の耐摩耗性を改善すること。
【解決手段】
本発明は、少なくとも1つのシリンダを有した往復動ピストン燃焼機関、特に、大きなディーゼル機関に関し、往復動作のために各シリンダがその中にシリンダライナ及びピストンを配置させた機関に関する。ピストンは、少なくとも1つのピストンリングをそのジャケット表面上に有する。シリンダライナ、及び、シリンダライナの軸受面上で可動なピストンのピストンリングの材料は、理想的には、摩耗に対する耐性に関して互いに調和され、ピストンリングは、少なくともシリンダライナの軸受面に向かって面した表面上にクロムセラミックスから作製される被覆物を有し、シリンダライナは、均一に分布された0.01から1.99%の硬質相の割合を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックとの密着性及び熱伝導性が優れるシリンダライナを提供する。
【解決手段】シリンダライナ1は鋳鉄や鋼から形成されている。シリンダライナ1は外周面3と上面4に溶射皮膜6が形成されている。溶射材料としてはAl、Al合金、Fe、Fe合金、Zn、Zn合金、Cu、又はCu合金などが使用される。シリンダライナ1はアルミニウム合金等の軽合金から形成されているシリンダブロックに外周面3と上面4と下面5が鋳包まれる。シリンダライナ1は上面4と内周面7との角部に面取りが形成され、溶射皮膜6は上面4部において面取り部までにわたって形成されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトおよびカムシャフト間に設けられる調時伝動手段のタイミングベルトに張力が付与されるように駆動プーリおよび被動プーリの軸間寸法が設定されるタイミングベルト駆動エンジンにおいて、タイミングベルトによる噛合い騒音の発生を抑制し、タイミングベルトの耐久性を高める。
【解決手段】クランクケース35とは別体であるシリンダブロック36が、クランクケース35よりも熱膨張率の小さな材料によって形成される。 (もっと読む)


【課題】運転確実性を維持しながら製造も修理も簡単にされるような構成ユニットを提供する。
【解決手段】シリンダライナ11とクランクケース12とが、それぞれ1つの端面19;18を有しており、シリンダライナ11とクランクケース12との間に、シリンダライナを少なくとも部分的に取り囲みかつ前記端面19;18に対して開いた冷却水室17が形成されており、該冷却水室17を完全に覆い、かつシリンダライナ11の端面19を少なくとも部分的に覆う保持リング20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】表面構造体を有する外周面を備えたシリンダライナに関して、僅かな手間をかけるだけで製造でき、しかも信頼性の良い形状締結ならびにクランクケースに対するできるだけ高い熱伝達を保証し、ひいてはシリンダ内での均一な温度分布を保証するシリンダライナを提供する。
【解決手段】表面構造体12を有する外周面11が隆起部13,14を備え、隆起部13,14が、ベースの範囲に少なくとも1つの丸み付け部16を有し、隆起部の一部13が、少なくとも1つのアンダカット部15を有し、アンダカット部15を備えた2つの隆起部13の間に、アンダカット部15を有しない少なくとも1つの隆起部14が配置されている。 (もっと読む)


【課題】重量低減と剛性確保の両立が図られたシリンダブロックを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1の両側面2、3には、一対の横方向リブと一対の縦方向リブとからなる前端側箱形状部21、中央箱形状部22、後端側箱形状部23が設けられている。箱形状部21〜23を構成する横方向リブの一つは、シリンダブロック1下部のオイルパンレール10からなっている。中央箱形状部22を構成する横リブ16a、16b及び縦リブ17a、17bが、エンジンマウント取付用ボス部11を構成している。よって、箱形状部21〜23を構成するリブの少なくとも一部は、エンジンマウント取付用ボス部11やオイルパンレール10と共用化され、シリンダブロック1の重量増加を抑制しつつ、箱形状部21〜23によるシリンダブロック1の剛性向上が可能となる。 (もっと読む)


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