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Fターム[3H039CC30]の内容

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Fターム[3H039CC30]に分類される特許

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【課題】間欠連通路による起動不良改善を図りつつ、確実に背圧異常上昇回避を図ることができるスクロール圧縮機を提供すること。
【解決手段】スクロール圧縮機は、背圧室110と圧縮室100とを間欠的に連通し、この連通する圧縮室100の圧力が起動時では背圧室110の圧力である背圧より高くなり且つ定常運転時では背圧よりも低くなる当該圧縮室100につながれる間欠連通路40と、背圧室110から混合流体を背圧弁26を介して圧縮室100へ流出する背圧弁流路60と、背圧弁流路60の途中に設けられて背圧を中間圧力に制御する背圧弁26とを備える。下流側背圧弁流路60b1の下流口は、定常運転時の旋回スクロール3の旋回に伴って、圧力が不連続に急変する領域を含む領域に臨むと共に、間欠連通路40が圧縮室100に連通するよりも前か、または、連通すると同時に圧力が不連続に急変する部分の領域に臨む。 (もっと読む)


【課題】
スクロール圧縮機において、吐出圧力よりも高圧になった圧縮室内の冷媒をリリース穴からリリース制御弁を経由して密閉容器内の吐出圧力空間へ放出させる場合に、リリース制御弁における流路抵抗と吐出圧損を低減する。
【解決手段】
スクロール圧縮機50では、固定スクロールラップ2bと旋回スクロールラップ3bとで圧縮室23が形成される。冷媒ガスが過圧縮されるのを防止するリリース弁装置30は、固定スクロールラップ間に形成されたリリース穴31と、リリース穴に接続しリリース穴より大径の弁室32と、弁室に接続するガイド部33と、ガイド部に嵌合するストッパ37と、このストッパの突起部に係合する弾性体と、弾性体とリリース穴間に配置されたバルブシート35とを有する。弁室とガイド部の境界近傍から固定スクロールの吐出穴までを連通する連通路40aを形成した。 (もっと読む)


【課題】可動スクロールのスラスト荷重(軸方向支持力)を軽減し、高効率で摩耗の少ないスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】固定・可動両スクロールにて圧縮した高圧の冷媒ガスを前記可動スクロール2背面の環状シール部材6で囲まれた中央部に供給する流入通路15と、環状シール部材に囲まれた中央部から環状シール部材の外周部に流出させる流出通路17とを備え、環状シール部材の中央部と外周部における冷媒ガスの合成圧力で可動スクロールを固定スクロール1に押しつける圧縮機であって、流入通路には流入側減圧部16を、流出通路には流出側減圧部18を設け、前記流入側減圧部の最小通路断面積は前記流出側通路断面積よりも2〜4倍大きくした構成としてある。これにより、可動スクロールの摺動損失が小さくなるので高エネルギ効率のスクロール圧縮機となる。 (もっと読む)


【課題】コストアップや本体ケーシングの大型化を招くことなく起動時の液圧縮後も摺動部を効率よく潤滑できる電動圧縮機の提供。
【解決手段】固定スクロール4に対し旋回スクロール5を旋回駆動する駆動軸8と、駆動軸を軸受け支持する主軸受部材21と、旋回スクロールの自転防止用オルダムリング7とを備え、前記圧縮機構部の起動時に液圧縮が発生した場合、高圧な液冷媒を本体ケーシング内の高圧空間11に排除する1個または複数個の細孔16を圧縮機構部に備えた構成としてあり、起動時の液圧縮発生時にオルダムリング7の摺動部に浸入した液冷媒を効率的に排除することで潤滑性が確保でき、潤滑性能の低い安価な部品でも摺動部を構成することができるとともに、小型で安価な電動圧縮機とすることができる。 (もっと読む)


【課題】信頼性を向上させることが可能なスクロール圧縮機を得る。
【解決手段】圧縮機構14と、フレーム4と、吐出管12と、吐出逆止弁20と、バネとを備え、フレーム4には、吐出逆止弁20を擦動自在に収納する弁通路4fと、密閉容器10の内部と吐出管12とを連通させる吐出連通路と、バネを保持し、かつ、圧縮機構14で圧縮された冷媒ガスが密閉容器10の外部に吐出する際の吐出圧力によりバネの付勢力に打ち勝って押し付けられる吐出逆止弁20を止める弁止まり面4gと、弁止まり面4gに吐出逆止弁20が擦動している状態のときに密閉容器10の外部から吐出連通路へ逆流した冷媒ガスを導入する冷媒導入路4eとが設けられている。 (もっと読む)


【課題】圧縮機の運転時における吸入圧力損失を抑制し、かつ、圧縮機の停止時における吐出逆止弁の閉じ遅れに伴う揺動スクロールの逆転を防止することができるスクロール圧縮機を得る。
【解決手段】圧縮機構14と、フレーム4と、吐出管12と、吐出逆止弁20と、バネとを備え、フレーム4には、弁通路4fと、吐出連通路と、弁止まり面4gと、弁止まり面4gに吐出逆止弁20が擦動している状態のときに密閉容器10の外部から吐出連通路へ逆流した冷媒ガスを導入する冷媒導入路4eとが設けられ、吐出管12は、密閉容器10を貫通して密閉容器10内に挿入され、かつ、密閉容器10の外側で接合している。 (もっと読む)


【課題】リリーフポートからの吐出時の圧損を低減して効率の向上を図るとともに、リリーフ弁の数を最小限に抑えて構成の複雑化を回避しつつ、その配置の自由度を高めることができるスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】吐出ポートの外周側に圧縮室を吐出チャンバー16に連通する複数孔群からなるリリーフポート31Aが設けられているスクロール圧縮機において、固定スクロール16の端板端面の少なくとも複数孔群のリリーフポート31Aが開口されている部分に対応してプレート部材を設け、該プレート部材と固定スクロール16の端板端面との間に、リリーフポート31Aの複数孔群を1つに集約し、該リリーフポート31A位置から離れた位置で吐出チャンバーに連通する単一のリリーフ流路37を形成するとともに、該リリーフ流路37の吐出チャンバーへの開口部39にリリーフ弁34Aを設けた。 (もっと読む)


【課題】リリース弁装置を設置した際の弁押圧体の圧入による固定スクロールへの変形を抑制するとともに、衝突によるリテーナ及び弁押圧体の変形や衝突音を抑制することを課題とする。
【解決手段】固定スクロールは、圧縮室の圧力が設定圧力より上昇すると、圧縮室と吐出圧室とを連通するように開路するリリース弁装置を有し、リリース弁装置は、圧縮室と吐出圧室とを連通するリリース流路と、リリース流路を開閉するリリース弁と、リリース弁とリテーナとの間に配置されリリース弁に弾性押圧力を付与する弁押圧体と、弁押圧体の移動範囲を制限するリテーナと、を有し、リリース弁がリリース流路を閉じた状態及びリリース流路を開いた状態の何れの状態においても、弾性押圧力により弁押圧体がリテーナに押し付けられる。 (もっと読む)


【課題】背圧弁によって制御された背圧室の背圧によって旋回スクロールを固定スクロールへ付勢するスクロール圧縮機において、起動直後や通常運転途中での運転条件の切り替え時に、背圧の昇圧不足による離脱状態(旋回スクロールが固定スクロールへ付勢できずに両者が離れた状態)が生じる場合があった。このため、このような離脱状態の時に、吐出圧を背圧室へ導入する背圧弁があるが、背圧弁周りに吐出圧領域を形成する必要が生じ、その吐出圧領域と背圧領域等の圧力が異なる領域間のシール性の確保が困難であるという問題があった。
【解決手段】離脱状態の時に、背圧弁によって圧縮室と背圧室を繋ぐ流路を設ける。これにより、離脱状態時に圧縮室の圧力が吐出圧に近づくというスクロール圧縮機の特性から、圧縮室の吐出圧に近い高圧が背圧室へ流入し、背圧が急上昇して離脱状態から速やかに正常な運転へ復帰できる。 (もっと読む)


【課題】従来技術では、固定スクロールに軸受部を設けているので、吐出ポートの大きさが制約され、吐出通路面積を広く確保できないといった課題がある。また、不足圧縮時に吐出ポートから高圧ガスが圧縮室内に逆流する可能性もある。本発明は、軸貫通スクロール圧縮機の吐出圧損を低減するとともに不足圧縮時であっても高圧ガスの圧縮室への逆流を防止することを目的とする。
【解決手段】本発明の目的は、固定スクロールに圧縮したガスを吐出する複数の吐出口を設けることによって達成される。特に、固定スクロールが、旋回スクロールと固定スクロールとで形成される圧縮室のうち旋回スクロールの渦巻の外側に形成される旋回外線室に開口する第1の吐出口と、旋回スクロールと固定スクロールとで形成される圧縮室のうち旋回スクロールの渦巻の内側に形成される旋回内線室に開口する第2の吐出口と、を有することによって達成される。 (もっと読む)


【課題】運転停止時に潤滑油が油溜りから流出することを防止したスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】スクロール圧縮機において、前記流量調整弁(6)は、前記貯油部(53)の潤滑油圧力と、吸入圧又は前記両スクロール間の潤滑油圧の中間圧いずれかとを、パイロット圧として導入して、前記スクロール圧縮機(100)の運転停止時には、前記流量調整弁(6)が、前記貯油部(53)から前記固定スクロール(22)に至る、前記給油路の一部を閉鎖し、前記スクロール圧縮機(100)の運転時には、前記流量調整弁(6)が、前記貯油部(53)の圧力と、前記吸入圧又は前記中間圧との差圧が、予め設定した値以上で前記給油路の一部を開放したことを特徴とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】正転運転及び逆転運転起動時に液冷媒圧縮により発生する性能低下及び主軸のロック、並びに圧縮機構部の軸受及び摺動部損傷等の不具合に対する信頼性の向上を図ることができるとともに、品質の向上を図ることができるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】この発明に係るスクロール圧縮機は、吸入ポートに連通するガイドフレームのリリーフポートの下端部に設けられ、スクロール圧縮機の停止時に圧縮機構部に侵入した液冷媒の自重により開き液冷媒を密閉容器空間に流出させる第1のリリーフバルブ機構を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧縮機の吐出圧力の高低やインジェクション冷媒の圧力の高低に関わらず、圧縮室内の冷媒が過圧縮となることによる性能低下を防ぐことを目的とする。
【解決手段】スクロール圧縮機は、渦巻歯1bの中心部に設けられた吐出ポート1dよりも渦巻歯1bの外周側に、インジェクション冷媒を注入するためのインジェクションポート1fが設けられるとともに、インジェクションポート1fよりも渦巻歯1bの中心側であって、吐出ポート1dよりも渦巻歯1bの外周側に、吐出圧以上の冷媒を吐出するためのリリーフポート1eが設けられた。 (もっと読む)


【課題】弁体の開き遅れを防止し、効率の高い容積形圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】吸込逆止弁を閉じる際に付勢として利用するバネを使用せず、逆流してくる吐出ガス冷媒の流体力によって生じる圧力差で応答性良く浮上するように、吸込逆止弁側壁を切り欠き、逆流してくるガス冷媒を弁体内部に導く窓部を複数箇所形成する。 (もっと読む)


【課題】吐出バイパスと液インジェクションに用いるポートが可能な限り簡素に形成され、製造コストの低減が可能なスクロール圧縮機及びそのスクロール圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】高圧縮比の定格条件のときに適正となる内部容積比に設定され、固定渦巻歯31b及び揺動渦巻歯のそれぞれを2.5巻以上の巻数で構成し、固定スクロール31の台板31aにおいて、固定渦巻歯31bの外向面側の伸開始点から伸開角略2πの位置と、固定渦巻歯31bの内向面側の伸開始点から伸開角略2πの位置とにそれぞれ共用ポート35を設けた。この共用ポートを、高圧縮比条件では液インジェクションポートとして用い、低圧縮比条件では吐出バイパスポートとして用いる。 (もっと読む)


【課題】 吐出弁機構を有した高圧シェル型圧縮機において、冷媒回路の高圧空間と低圧空間が圧縮機を介して均圧するとき、吐出口が吐出弁によって閉鎖されるので、主軸に設けられた給油機構を経由して吸入空間と均圧することにより、高圧冷媒ガスとともに圧縮機底部の冷凍機油も一緒に外部の冷媒回路側へ流出され、圧縮機は冷凍機油不足に陥る課題がある。
【解決手段】 高圧シェル型スクロール圧縮機の吐出弁機構に主軸の揺動軸部と揺動スクロールの揺動軸受との軸受隙間の主軸の軸方向に直角な方向の断面積より大きく吐出口の開口面積より小さい開口部を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】加工が容易で、長期にわたり安定的に低騒音化を実現できるスクロール型圧縮機を提供する。
【解決手段】スクロール型の圧縮機10のマフラ室27は、固定スクロール20の端板21に上面26が開口するように設けられ、圧縮された冷媒を固定スクロール20の上部に設けられた高圧室50に吐出する吐出ポート23に連通する。圧縮された冷媒の高圧室50への吐出を遮断する吐出弁25により閉鎖される。マフラ室27は、圧縮された冷媒が高圧室50へ吐出される際に吐出弁25が押し上げられて上部が開口する形状であるため、加工が容易であり、冷媒に混入した潤滑油がマフラ室27に溜まりくい。また、マフラ室27は、吐出ポート23内および圧縮室60内に発生する圧力脈動の振動のうち、あらかじめ特定された周波数域を減衰できるサイズに設定される。 (もっと読む)


【課題】吐出弁が閉鎖される際の高圧ガスの圧縮室内への逆流に起因して発生する高周波音を低減することができるスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】固定スクロール21と旋回スクロール22とを備え、両スクロール21,22間に形成される一対の圧縮室23により圧縮されたガスを、両圧縮室23が合流して形成される中央圧縮室23Aより吐出ポート26A,26Bおよび吐出弁27を介して吐出チャンバ25に吐出するスクロール圧縮機1において、中央圧縮室23Aと吐出チャンバ25間に、吐出弁27により開閉される経路長L1,L2が異なる少なくとも2経路の吐出ポート26A,26Bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】可変容量式スクロール型圧縮機において、可変容量動作時の圧縮効率低下を抑制する。
【解決手段】固定基板部には、第1圧縮室Vaと吸入室22eとを連通するサブバイパスポート22g、および第2圧縮室Vbと吸入室22eとを連通するメインバイパスポート22hが設けられ、旋回スクロールの旋回中心Oとサブバイパスポート22gとを結んだ線を第1の仮想線L1とし、旋回中心Oを通ると共に第1の仮想線L1に直交する線を第2の仮想線L2としたとき、メインバイパスポート22hは、第1圧縮室Vaおよび吸入室22eが連通するタイミングと第2圧縮室Vbおよび吸入室22eが連通するタイミングとがずれるように、第2の仮想線L2よりもサブバイパスポート22g側に開口している。 (もっと読む)


【課題】固定スクロールと旋回スクロールとの最外噛合箇所でのシール性の低下を防止すると共に、吸込領域での作動流体の加熱も抑制して、エネルギー効率の向上を図る。
【解決手段】スクロール圧縮機は、固定スクロール2と、この固定スクロールと噛み合わされて旋回運動を行うことによって前記固定スクロールとの間に圧縮室100a,100bを形成する旋回スクロールと、旋回スクロールに固定スクロールへの押付力を与える背圧室と、この背圧室に圧縮機吐出側の油を導入する給油路とを有する。また、前記背圧室と閉込み開始後の前記圧縮室とのみ連通されると共に前後の差圧で開閉する背圧弁26を備え、背圧室の油を圧縮室へ流出させて前記背圧室の圧力を制御する圧縮室連通路60と、前記背圧室と前記圧縮室へ至る吸込領域105とのみ連通され、背圧室の油を前記吸込領域へ供給する吸込域連通路65とを備えている。 (もっと読む)


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