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Fターム[3H130BA01]の内容

非容積形ポンプの構造 (71,514) | 目的,機能 (11,459) | キャビテーション (52)

Fターム[3H130BA01]に分類される特許

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【課題】翼全体の荷重バランスを向上させつつ、逆流や2次流れやキャビテーションなどによる振動を抑制し、高い吸込み性能を実現できるインデューサ装置を提供する。
【解決手段】インデューサ装置10の翼9は、回転軸3aに結合される根元9aと根元9aと反対側の先端9bとを有するとともに、上流端である前縁9cと下流端である後縁9dとを有する。回転軸3aの軸方向における流体速度成分ベクトルCaを回転する翼9から見た相対速度ベクトルωと、翼9の翼面との成す角度を流体の進入角度αとして、(1)進入角度αは前縁9cよりも後縁9dのほうが大きく、(2)根元9aでの進入角度と先端9bでの進入角度との差の大きさは、前縁9cと後縁9dとで少なくともほぼ同じであり、(3)前縁9cでの進入角度と後縁9dでの進入角度との差の大きさは、根元9aと先端9bとで少なくともほぼ同じである。 (もっと読む)


本発明による遠心ポンプ(10)は、羽根車(20)と、それを包囲するケーシング(50)を有する。羽根車は、主通路(24)を有し、主通路(24)は、第1の通路(241)と第2の通路(242)に分岐し、第1の通路及び第2の通路(241,242)に共通する供給入口(22)を有する。第1の通路(241)は、半径方向に差し向けられた第1の出口(243)を有し、第2の通路(242)は、半径方向に差し向けられ且つ第1の出口(243)の後方に位置する第2の出口(244)を有する。羽根車(20)は、ケーシング(50)と協働して、軸線方向平衡システムを形成する。軸線方向平衡システムは、羽根車の後面(27)とケーシングのうちの上記後面(27)に面する部分(57)との間に形成されたチャンバ(90)を有する。チャンバ(90)への入口は、第2の出口(244)のレベルに位置する。
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【課題】製造が容易でありながらも完成時にバリが羽根中間部分にさえも残らないように製造でき、バリ影響による高回転時の吐出性能の低下を抑制する。
【解決手段】裁頭円錐状のフロントプレート1と、複数放射方向に延びる硬質合成樹脂製の単位羽根板21の上面を羽根先端面21aとして形成し、且つこの上に該羽根先端面21aの幅よりは小さい幅で上端が鋭角の先鋭突条4を一体形成した羽根2とを備える。先鋭突条4の長手方向全長に亘って略同等高さに形成し、且つ少なくとも長手方向の中間箇所で羽根2の回転方向前側の羽根先端面21aに逃げ溝部5を形成しておき、羽根2の上にフロントプレート1を載置して先鋭突条4端とフロントプレート1下面とを接触させ、そして、これらの間に適宜な加圧力を加えつつ温度が上がるようなエネルギーを与えて、先鋭突条4を溶融してフロントプレート1を羽根2に溶着する。 (もっと読む)


【課題】 冬季などにおいても容易に、かつ簡易な構造でキャビテーションを再現する。
【解決手段】 貯水タンク2内の水Wの温度をヒータ3で上昇させ、ポンプ4によって貯水タンク2内の水Wを吸い出し、圧力調整弁51でポンプ4の吸込口側の圧力を下げてキャビテーションを発生させる。これにより、気温が低い冬季などにおいても、水温が高く水Wの飽和蒸気圧が高いため、ポンプ4の吸込口側の圧力を大きく下げなくてもキャビテーションを発生させることができる。 (もっと読む)


【課題】ポンプ吸込性能の阻害要因となるケーシング形状の改善を図った渦巻ポンプを提供する。
【解決手段】ケーシング51は吸込流路54の内壁面において羽根車室58の吸込口部60の開口縁周囲に連なる部位に羽根車53の回転軸心方向に隆起する凸状部62を有し、凸状部62は、羽根車53の回転軸心方向において羽根車室内の羽根始端位置から凸状部の頂上までの回転軸心方向の距離をBとし、羽根車53の回転軸心方向において羽根車室内の羽根始端位置から吸込口部に対向するケーシング51の吸込流路54の内壁面における最遠方位置までの距離をAとして、B/Aが0.23乃至0.31である条件を満たす形状をなす。 (もっと読む)


【課題】発電プラントの蒸気系統に接続されたドレンタンクの水位制御の際にポンプのNPSHを確保する。
【解決手段】本発明のタンク水位制御システムは、主蒸気或いはタービン抽気を凝縮させた凝縮水を貯蔵するタンク1と、タンクの貯水を排出するポンプ3と、ポンプの下流に設けられ排出する水量を調節する水量調節弁4と、タンク内の水位を検出する水位検出器5と、検出水位がタンク内の所定水位になるように水量調節弁の弁開度を制御する水位調節計7とを備える。加えて、ポンプ3の吸入圧力を検出する圧力検出器6と、検出圧力がポンプのNPSH(有効吸込み水頭)を確保するために必要な設定圧力より高くなるように水量調節弁4の弁開度を制御する圧力調節計8とを備え、検出圧力が設定圧力+αの圧力閾値より低くなったら、水位調節計7による制御から圧力調節計8による制御に切替える。 (もっと読む)


【課題】 流体機械の羽根は軸方向に流体を移動させる機構が無い。 其の事が遠心力を発生させ、キャビテーション等の欠陥を放置している。此の点を分析し、流体の流れ、体積変化密度変化を分析した結果、羽根に軸同心溝、エッジを設け、流域を明確化し、羽根の最外周部にトンネル状の流量安定板を組み込んで全形楔形処理し、抵抗を小さくくする羽根を装備する事が課題である。
【解決手段】 従来の加工方法を生かした改善対策と、羽根全体を新規板物部品組立にする場合と、何れの場合でも対応できる。何れにしても、最終的にはキャビテーション対策であり、羽根に軸方向の流れを起す機構を設ける事が解決手段である。 (もっと読む)


【課題】高性能を達成する羽根車の羽根成形性を向上すると同時に、羽根車の強度信頼性と溶接性を両立する事が出来る板金製羽根車を有するポンプを提供する。
【解決手段】回転軸と、前記回転軸に装着されたハブ及びこのハブの外周に設けられた羽根からなる板金製羽根車と、前記羽根車に流体を導く吸込みケーシングと、前記羽根車から吐出された流体を導く外周吐出ケーシング及び内周吐出ケーシングからなる吐出ケーシングとを備えたポンプにおいて、前記羽根車の羽根を、羽根車入口から出口に向かう方向で分割し、前記分割した羽根の吸込側羽根は型曲げで成形し、前記分割した羽根の吐出側羽根は完全二次元形状で定義してロールによる線曲げで成形して、ハブにそれぞれ吸込み側、吐出し側にタンデムに設置して溶接して羽根車を構成する。 (もっと読む)


【課題】 ポンプの揚水効率(揚水高さ)のアップ。
【解決手段】 真空揚水効率のアップは、水の圧力損失を、真空で上昇する水の高さより小さくする必要がある。
そこで、揚水パイプ(5)と吸い込みパイプ(6)の口をラッパ状(28)にし、それらパイプ(5・6)形状に合わせて、ポンプの両口(2・4)もラッパ状(28)にして、ポンプ(3)とパイプ(5・6)を、曲がりを作らず真直ぐに接続する。
そして、壁体外の大気圧を利用するために、壁体(1)の下に水の流入口(11)の穴を開け、壁体(1)の上に真空ポンプ(9)を外向きに取付け、その上にストップバルブを取付けた。
つぎに、ポンプ(3)や揚水パイプ(5)を壁体(1)で囲み、揚水パイプの先端を、壁体(1)の天蓋(7)から出した。
その環境状態で、真空ポンプ(9)で壁体(1)内を人工的に真空(13)し、所定の圧力に減圧されたらストップバルブ(10)を閉じ、真空ポンプ(9)を止め、ポンプ(2)を作動する。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションの発生を効果的に抑制できる流体機械を提供すること。
【解決手段】この流体機械1は、複数の主羽根22と、これらの主羽根22よりも短い翼長を有する複数のスプリッタ23とが交互に配列されて成るランナ2を備えている。ここで、隣り合う一対の主羽根22の中間位置に基準線oを引く。このとき、スプリッタ23が基準線oよりもスプリッタ23に対して負圧面を向けている主羽根22側に寄せられて配置されている。 (もっと読む)


【課題】水力機械の内部流路のキャビテーションによる壊食が発生する場所及び壊食速度を簡便に予測することができる水力機械の壊食予測方法、及び壊食予測装置を提供すること。
【解決手段】ポンプ等の水力機械の内部流路にキャビテーションによって発生する壊食を予測する水力機械の壊食予測装置であって、実機水力機械或いはモデル水力機械の内流路13の面にキャビテーションの衝撃荷重を電圧信号に変換する複数個の圧電素子14を設置すると共に、該水力機械の所定位置に圧電素子14が発する電圧信号を光に変換する発光素子15を設置し、キャビテーション発生時に、発光素子15が発する光をベルマウス2やポンプケーシング4に設けた観測窓5を通して計測し、内部流路13のキャビテーションにより壊食が発生する領域及び/又は壊食量の予測をする壊食領域・壊食量予測手段を設けた。 (もっと読む)


【課題】
ポンプの製造コストを低減するためにバランスホールを設置して、ポンプのインペラに作用する軸スラストを最大限に低減することである。またポンプ大流量域運転時において、バランスホール開口部からの漏れ流れによるキャビテーション性能の劣化を防ぎ、更にバランスホールを設置することによって漏れ損失が増加してポンプ効率が低下することを防ぐことである。
【解決手段】
ハブの表側、即ち羽根が存在する側のハブ面でのバランスホール開口部の中心位置が、ポンプのインペラを吸込み側から見た状態における羽根1ピッチ間において、回転軸中心と羽根圧力面の前縁を結ぶ直線と羽根の圧力面を表す曲線よりも、回転軸中心と羽根負圧面の前縁を結ぶ直線と羽根の負圧面を表す曲線に近づける。 (もっと読む)


【課題】冷温水を供給し、横置きに設置される水中ポンプに関し、特に運転可能最低水位を低減させるものを提供すること。
【解決手段】水中ポンプ1は、水中モータ10と、水中モータ10を覆う吸込ケーシング20と、水中モータ10の出力軸13にブッシュ等の継手14を介して連結された回転軸29と、回転軸29に接続された複数のポンプ部30と、ポンプ部30に接続された吐出ケーシング40と、を備え、吸込ケーシング20は、吸込ケーシング20の端部の上方以外に複数の吸込口26が設けられたストレーナ27により構成されている。 (もっと読む)


【課題】ポンプ内における非対称キャビテーションの発生を良好に抑制することで歩留まりの向上が図られた、ポンプ、及びポンプの駆動方法を提供する。
【解決手段】液体を加圧するポンプのインペラ14上流側に配設され、回転駆動される軸部33とその外周部に螺旋状に形成された羽根34とを有し、上流側からの液体を昇圧して下流側に流すインデューサ本体31と、これを囲むインデューサケーシング32とを備えたインデューサ装置30を有するポンプ1である。インデューサケーシング32におけるインデューサ本体31の羽根34の中腹部に対応する位置に開口部41が形成され、開口部41内にインデューサ本体31の上流側よりも高い圧力の流体が注入される。 (もっと読む)


【課題】脱気効率に優れ、コスト廉価で維持管理も容易な脱気装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る脱気装置19は、洗浄液の通過する流路を備え、該流路の途中に流路の内腔断面積を狭めた絞り部21を設け、前記流路を変形不可能な剛性パイプ20で構成し、該剛性パイプの適宜位置においてその径を絞ることにより、前記絞り部21を形成し、該絞り部の後方側でキャビテーションを発生させることにより、洗浄液中の溶存空気を気泡化することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】軸流ターボ機械の最高効率を低下させることなく、その右上がり不安定特性を確実に防止する。
【解決手段】軸流ターボ機械(1)は、回転駆動される羽根車(4)と、円形断面流路を形成するケーシング(3)とを備える。複数の突条(11)が、ケーシングの内周面に間隔を隔てて配置される。突条は、ケーシングの内周面と羽根車の動翼先端部(9b,9c)との間の間隙(7)と、羽根車の流入側領域(20)とに跨がって延びる。間隙と流入側領域とを連通する複数のチャンネル流路(12)が突条によって形成される。羽根車の動翼の前縁先端部(9a)が、突条と相補する形態に欠落し又は変形する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、羽根なしディフューザ内の不安定流体の少なくとも一部を取り込むことによって、流路内の不安定流体流れを少なくとも部分的に安定化する装置である。
【解決手段】本発明は、ディフューザ・スロット104を有する羽根なしディフューザ内の不安定流体の少なくとも一部を取り込むことによって、流路103内の不安定流体流れを少なくとも部分的に安定化する装置100である。本発明は、流れ場の状態を改善するように流れを利用するために、流れがディフューザを通過する際に、流れに内蔵されているエネルギの相当部分を維持しかつ利用することを含む。有益な用途の一例は、他の不安定臨界点における流れにディフューザ流出物を排出すること、したがって、流路の全体の不安定性を低下することを含む。 (もっと読む)


【課題】昇圧能力を高く維持しつつ、旋回キャビテーションを含めたキャビテーションによる回転軸の振動を防止できるインデューサ装置を提供する。
【解決手段】回転軸7に固定され回転軸7の回転方向に配置される複数の翼9と、該複数の翼9を囲むようにその内壁面11aが回転軸7の半径方向外側にて回転方向に延びているケーシング11と、を備える。翼9の前縁9cは、根元9aから屈曲箇所Pまで延びており、回転方向の位置が根元9aから先端9b側へ移行するに伴い回転方向後方側へ後退する後退部17と、屈曲箇所Pで後退部17から回転方向前方側へ屈曲するように後退部17に結合され屈曲箇所Pから先端9bまで延びている屈曲部19と、を有する。 (もっと読む)


【課題】羽根の出口部分(下流側)に圧力変動が生じる不安定性を抑制することができるインデューサ装置を提供する。
【解決手段】液体燃料Lを加圧する高速ポンプ1のインペラ14上流側に配設され、回転駆動される軸部33とその外周部に螺旋状に形成された羽根34とを有し、上流側からの液体燃料Lを昇圧して下流側に流すインデューサ本体31と、これを囲むインデューサケーシング32とを備えたインデューサ装置30において、羽根34の下流側におけるインデューサケーシング32の内周面37に、背後にキャビティCを形成可能な突起部材38を設けた。 (もっと読む)


【課題】キャビテーション流れが不安定化するのを抑制し、かつ、広い作動点領域で効果を発揮することができるキャビテーション流れの安定化装置を提供する。
【解決手段】液体燃料Lを加圧する高速ポンプ1の遠心インペラ14上流側に配設され、回転駆動される軸部33とその外周部に螺旋状に形成された羽根34とを有し、上流側からの液体燃料Lを昇圧して下流側に流すインデューサ本体31と、これを囲むインデューサケーシング32とを備えたインデューサ装置30を有する高速ポンプ1におけるキャビテーション流れの安定化装置であって、インデューサケーシング32におけるインデューサ本体31の上流側に貫通孔41が形成され、貫通孔41に流量調整可能なバルブ53が設けられている。 (もっと読む)


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