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Fターム[3J040EA39]の内容

Fターム[3J040EA39]に分類される特許

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【課題】シール性が損なわれることが抑制されたシール構造を提供する。
【解決手段】ケースの内部と外部とをシールするシール構造であって、ケースには、内面と外面とを連通する連通孔が形成され、該連通孔における外面側の開口部は、外面に接着固定された、空気透過性及び水不透過性を有する薄膜によって閉塞されており、薄膜の接着固定部位が、ケースの外面に取り付け固定された保護部によって覆われ、且つ、外面に押し付けられている。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、燃焼室孔8および該燃焼室孔8を囲繞するフルビード4a、5aが形成された一対のガスケット基板4,5と、上記一対のガスケット基板の間に介装された中間板6と、上記中間板と一方のガスケット基板との間に介装されたシム板7とを備えている。
上記シム板7は上記フルビードと重合する位置に設けられ、さらに上記ガスケット基板には、上記複数のフルビードを囲繞するとともに上記シム板と重合しない位置に形成した第1ハーフビード4b、5bが設けられている。
水孔10を上記第1ハーフビードによって囲繞された領域の外側に設け、さらに第1ハーフビードは燃焼室孔とが接近した位置において燃焼室孔の中心同士を結んだ中心線を挟んで離隔している。
【効果】 隣接するフルビードの間の空間への冷却液の流入を阻止して、コーティングのはく離を防止する。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は第1、第2基板3、5および中間基板6を備え、これら基板にはシリンダボアの位置にあわせて複数の燃焼室孔が穿設されている。
そして隣接する燃焼室孔と燃焼室孔との間に増圧部材12を設け、燃焼室孔の整列方向において、上記増圧部材は両燃焼室孔の開口部に露出し、かつ一方の燃焼室孔から他方の燃焼室孔にかけて厚さが均一に形成されている。
【効果】 燃焼室孔と燃焼室孔との間に荷重を集中させるとともに、両燃焼室孔の開口部にも荷重を集中させることで、燃焼室孔と燃焼室孔との間のシール性を良好なものとすることができる。 (もっと読む)


【解決手段】 金属ガスケット10は、複数のシリンダボアに対応する複数のシリンダ孔12と各シリンダ孔を取り囲むフルビード22とを有する一対のビード板14と、上記一対のビード板の間に介装された第1中間板18と、上記各シリンダ孔の周りの領域において第1中間板と一方のビード板の間に介装されたシム板16とを備えている。上記第1中間板の上記シム板と接触する接触部19の厚さは、シリンダ孔の周方向で変化させてあり、さらに第1中間板に、上記厚さを変化させた接触部の外側を囲む円弧状のスリット23を形成してある。
【効果】 接触部19の厚さをシリンダ孔12の周方向で変化させて最適な圧接力を得るとともに、接触部19を形成することによる第1中間板の反り返り量を上記スリット23によって低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッド及びシリンダブロックの水平方向(ガスケット接触面に対して水平な方向のこと)の動きに対して影響を受けにくい積層式シリンダヘッドガスケットを提供する。
【解決手段】積層式シリンダヘッドガスケット10のシリンダヘッド側接触面11aの摩擦係数μb及びシリンダブロック側接触面13aの摩擦係数μbを、鋼板11〜13同士の摩擦係数μaよりも小さく設定した。これにより、積層式シリンダヘッドガスケット10は、シリンダヘッド2の水平方向の移動による力、及びシリンダブロック3の水平方向の移動による力がかかってもより容易に相対移動するので、長期に亘りシリンダヘッド2及びシリンダブロック3の間に挟み込まれて使用されてもビード18がより疲労しにくくなる。また鋼板11〜13同士にズレが生じにくくなる。従って、長期に亘りシール性能を維持することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】シール対象穴の周縁部に全周にわたり、高低が70μm〜100μmの範囲で周方向に変化する抑揚を設けた金属製ガスケットにおいて、製造に際して、加工量の自由度が高く、加工時のチューニングが容易で、作業効率を向上できる金属製ガスケット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属製ガスケットの少なくとも1枚の金属構成板10において、シール対象穴2の周囲に、環状の圧力調整部12aを設け、該圧力調整部12aを前記シール対象穴2の周囲方向に凹凸を形成し、該凹凸の高低差を0μmより大きく100μm以下の範囲とすると共に、前記環状の圧力調整部12aを有するリング状部材12を該リング状部材12の外側の部材11と別体で形成し、前記リング状部材12と前記外側の部材11と接合して1枚の金属構成板10として取り扱えるように構成する。 (もっと読む)


【課題】金属積層形ガスケットにおけるビード部分の面圧をシム等の金属プレートを用いることなく高め、ビード部分のシール性を改善する。
【解決手段】シールすべき位置にビード5を設けた第1の金属プレート1、及びそれに積層する第2の金属プレート2を含む複数の金属プレートからなる。上記第2の金属プレートにおける第1の金属プレートのビード5の裾野部5aに対応する位置に、見かけ上の板厚を高めるための上記ビード5よりも剛性を有する凹凸6を設け、該凹凸によって板厚が高められた平坦部6a上に上記ビードの裾野部を配置する。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドガスケットにおけるシール部の高精度な厚さ調整に、射出成型による樹脂層の形成を利用した金属積層形シリンダヘッドガスケットを提供する。
【解決手段】燃焼室穴10の周辺をシールするシール部6において、積層した金属板2〜5のうちの1枚の金属板4の燃焼室穴側端部4aに、該端部と一体化した射出成型による面圧調整用の樹脂層9を付設する。上記樹脂層9及びそれを付設した金属板4の端部4aを、他の積層金属板3の折返し部3cまたはグロメットで挟み込むことにより、燃焼室穴10の熱の作用を抑制する。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、シリンダボア4を有するシリンダヘッド2とシリンダブロック3との間に挟持されるようになっており、上記シリンダボア4の位置に燃焼室孔14を穿設した厚さ調整板10と、シールプレート11〜13と、シムプレート17とを積層した構成となっている。そして上記シムプレート17の燃焼室孔14とは反対側の端部は、上記燃焼室孔14に向けて折り返してあり、該折り返し部17aによってシリンダヘッドガスケットの厚さを他の部分よりも増厚してある。
【効果】 上記折り返し部17aによってその部分を増厚してあるので、該折り返し部17aにシリンダヘッドとシリンダブロックとを互いに強固に接合することができるようになる。したがって、エンジンの爆発圧力によるシリンダブロックの変形を抑制することができ、それによってシール性の低下を防止でき、またオイル消費量を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】シール対象の流体の圧力を利用して、シール対象穴周りのシール性能を高めることができると共に、シール対象穴周りに面圧調整用部材を配置できて、高いシール面圧を発生できるシール性能と耐久性に優れた金属製ガスケットを提供する。
【解決手段】2枚以上の金属構成板10,20を有し、二つの部材の間に挟持してシールを行う金属製ガスケット1,1A〜1Fのシール対象穴2に面した部分に、断面が外周側に凸となるU字形状のリング30を、2枚の金属構成板10,20の間に配設すると共に、この2枚の金属構成板10,20の少なくとも一方の金属構成板10(20)のシール対象穴2部分を折り返して、この折り返し部12、22の端部12a,22aを前記U字形状のリング30の内側に配置して構成する。 (もっと読む)


【課題】高温に曝され且つ急速に温度が低下する中芯材に熱変形が生じたとしても、係る熱変形の影響が抑制され、ボア周辺の水孔等へ影響しない様なエンジン用ヘッドガスケットの提供。
【解決手段】中芯材(5)と、中芯材(5)の長手方向両側に配置されたワイヤーリング(7)と、中芯材(5)の厚さ方向両面に配置されたベース板(9)と、ワイヤーリング(7)を包囲する様に配置されたグロメット(11)とを有し、前記中芯材(5)は熱膨張係数の大きい材料(例えば、SUS304等)で構成されており、高温に曝され且つ急速に温度が低下する中芯材(5)の領域に空隙部(クリアランス)(6)が形成されている。 (もっと読む)


【課題】全域に亙ってシール面圧が均一で、ビード部のへたり及びビード周囲の磨耗も無く、打ち抜き成型時に弓状変形を起こさないシリンダヘッドガスケットの提供。
【解決手段】アッパープレート(1A)及びロワープレート(2A)の端部を包囲するグロメット(3A、3B)を有し、該グロメット(3A、3B)にはビード(32、34)が設けられており、該ビード(32、34)は、グロメット(3A、3B)がシリンダヘッド(CH)とシリンダブロック(CB)により圧縮された際にシリンダヘッド又はシリンダブロックと線接触(Lc)してシールする機能を有している。 (もっと読む)


【課題】 複数枚のシールプレート1〜4を備えたシリンダヘッドガスケットにおいて、各シールプレート間を漏洩しようとする燃焼ガスを確実にシールできるようにする。
【解決手段】 シリンダヘッドガスケットは複数枚のシールプレート1〜4を備えており、これらはシリンダボアを有するシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟持されるようになっている。上記複数枚のシールプレート1〜4は、燃焼室孔1a〜4aを囲んで円周方向に連続して固着されており、各シールプレート間を漏洩しようとする燃焼ガスはその固着部5によって確実にシールされるようになっている。 (もっと読む)


【課題】副室式ディーゼルエンジン用金属製ガスケットにおいて、シール線切れや面圧不均衡が生じず、長期間使用してもビードクラックが発生しづらい、金属製ガスケットを提供することにある。
【解決手段】副室式ディーゼルエンジン用の金属製ガスケット500であって、燃焼ガスをシールするための第1、第2燃焼ガスシールビード512Aを有し、金属製ガスケット500がシリンダーヘッドと接する側に設けられている第1燃焼ガスシールビード512Aは、ホットプラグの底面とシリンダー孔511とを重ね合わせた形状の外郭を囲繞するように一本の連続したビードラインで形成されており、金属製ガスケット500がシリンダーブロックと接する側に設けられている第2燃焼ガスシールビードは、シリンダー孔511の外郭を囲繞するように一本の連続したビードラインで形成されている、金属製ガスケット500である。 (もっと読む)


【課題】 燃焼室の断熱化による冷却損失の低減を図りつつ、圧縮比の可変制御とヘッドガスケットへの高熱伝導材の適用とにより、ノッキングを回避しつつ高圧縮比化による熱効率の向上を図る。
【解決手段】 燃焼室7内に点火装置2が設けられ、機関運転条件に応じて機関圧縮比を可変制御可能な火花点火式内燃機関において、燃焼室7の壁面を構成するピストン冠面やシリンダの壁面に、断熱材により形成された断熱部を設ける一方、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間に介装されるヘッドガスケットの中で、少なくとも燃焼室7の周囲の部分に、熱伝導率に優れたカーボンナノチューブ複合材からなる熱交換部を設ける。
(もっと読む)


【課題】耐久性及び組み付け特性に優れるとともに、積み重ねて梱包しても表面を傷つけ合うことがなく扱いやすい複数の金属基板を積層させてなる金属ガスケットを提供する。
【解決手段】一対の金属基板12,12と、前記一対の金属基板12,12の間に介装される中間板14とを備える金属ガスケット10において、少なくとも一方の一対の金属基板12,12が、中間板14側へ突出する凹部30を有し、凹部30の底部32が溶着されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エンジン剛性が低いエンジンでもエンジン内圧変動による冷却水用ビードの劣化を防止しうるガスケットを提供する。
【解決手段】
2枚の基板1,2間にシム板5を介装する。シム板5は、燃焼室孔7周りのシム板本体部3と、冷却水領域よりも外周側では上記燃焼室孔7の外周に沿ったボルト孔間の中間部にだけ設けられる張出部4と、から構成される。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造によって燃焼室孔5周囲のシールとその他のシールとの最適化を図ることが可能な金属ガスケット1を提供する。
【解決手段】ガスケット1を1枚の基板2と2枚の副板3,4とから構成する。福板は、燃焼室孔5周りのみに設けると共に燃焼室孔側ビード13を形成する。また、基板2側に燃焼室側ビードよりも外周に配置される外周側ビード9を形成する。 (もっと読む)


【課題】より簡易な構成によってボルト孔外側にある孔からの流体の漏れを防止可能な金属ガスケットを提供する。
【解決手段】燃焼室孔1が開口していると共に板外周端部側に複数のボルト孔8が開口している金属板からなる基板からなる。上記複数のボルト孔のうちの少なくとも1つのボルト孔8Aよりも外側に油孔9が開口している。そのボルト孔8Aと油孔9との間の基板部分を切除して両者8A、9を連通させる。 (もっと読む)


【課題】コストを抑えつつシンプルな構造によって性能改善を図ることが可能な金属ガスケット1を提供する。
【解決手段】弾力金属板からなる基板2の燃焼室孔4a周りにだけ副板3を積層し、当該基板2及び副板3に燃焼室孔4aを囲む燃焼室孔側ビード8a、8bを成型し、基板2の外周端部及びボルト孔6周りに増厚部10,12を設け、増厚部10,12を設けた位置の総板厚が、上記積層された基板2及び副板3からなる総板厚よりも小さくなるように、当該増厚部の高さを調整した。 (もっと読む)


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