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Fターム[3J044AA01]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 目的 (1,529) | 機械的強度向上 (407)

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【課題】鉄系多孔質焼結体をAl合金中に鋳込んだシリンダライナのホーニング方法を提供する。
【解決手段】本発明に関するホーニング方法は、鉄系多孔質焼結体の外周側から含浸させたAl合金とにより形成されたシリンダライナのホーニング方法であって、第1粗さのダイヤモンド砥粒を固化させた第1砥石を回転させつつシリンダライナの軸方向へ上下動させる第1研削工程と、この第1粗さよりも細かい立方晶窒化ホウ素(CBN)砥粒を固化させた第2砥石を回転させつつシリンダライナの軸方向へ上下動させる第2研削工程とからなることを特徴とする。これにより、鉄系多孔質焼結体がAl合金中に鋳込まれてなるシリンダの場合でも、面性状の良好なクロスハッチ条痕を有するシリンダライナが得られる。 (もっと読む)


【課題】スカート周端部近傍のピストン径方向外側への変形を抑制可能なピストン及び内燃機関を提供する。
【解決手段】ピストン20において、スカート40よりピストン中心軸C側には、ピストンピン軸心方向Pに対向する接続壁50同士を結合する内壁44が設けられている。シリンダ壁15からの側圧によりスカート中央部41がピストン中心軸C側に弾性変形しようとしても、結合部54同士をピストンピン軸心方向Pに引き寄せる方向の張力が作用して、スカート周端部42の近傍がピストン径方向R外側に変形することを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】互いにねじ結合される金属部材のねじ結合作業を容易にし、かつねじ結合部自体を改善する。
【解決手段】ねじ結合エレメント4の近傍においては互いに間隔をおいて位置していて、その他の領域では互いに接触している相対的に弾性変形可能な2つの金属部材1,2を、ねじ結合する方法であって、両方の金属部材1,2をねじ結合する前に、少なくとも一方の金属部材1を変形させて、ねじ結合エレメント4の近傍における領域2,5を互いに接近させ、両方の金属部材1,2を互いにねじ結合させ、少なくとも一方の金属部材1の1つの領域5を、ねじ結合の後で、ねじ結合エレメント4によって変形させたままにする。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(10)であって、ピストン頂部(11)と環状の火炎ウェブ(12)と、リング溝(14)を有する環状のリング部分(13)と、ピストンスカート(15)とが設けられており、該ピストンスカート(15)が、ピストン(10)のスラスト側(DS)と反スラスト側(GDS)とに配置された2つのスカート壁(16,17)と、リング部分(13)に対して後退させられていてスカート壁(16,17)を結合する2つのボックス壁(18,19)とを有しており、該ボックス壁(18,19)が、ボス孔(22)を有するピンボス(21)を備えている形式のものに関する。このような形式のピストンにおいて本発明の構成では、スラスト側(DS)に配置されたスカート壁(16)が、ピストン(10)の周方向において、反スラスト側(GDS)に配置されたスカート壁(17)に比べて短い。
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【課題】ピストンピン支持の強度を低下させることなく、スカート部における接触面積を増加させ且つ接触面圧を均一化させることができ、シリンダ壁面とのフリクションを低減させることのできる内燃機関のピストンを提供すること。
【解決手段】ピストン(1)をピストン本体(10)と一対のピストンブラケット(14)とにより構成し、当該ピストン本体のサイドウォール部(26)をスラスト方向中央部(42)においてリングランド部(22)近傍から下方に向け拡大しつつ開口した形状とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】 ピストンリング本体と、該ピストンリング本体の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリングの上面と下面の両方に形成される表面皮膜とからなるピストンリングにおいて、前記表面皮膜を耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された所定の材料からなる粉体とから構成する。 (もっと読む)


【課題】アルコール混合燃料使用時にも、アルコールによるシリンダブロックの腐食を生じさせない。
【解決手段】シリンダブロック10を備えたエンジンにおいて、延出部36を有するヘッドガスケット30をシリンダブロック10へ装着させ、シリンダライナ21からアッパーデッキ10Aまでのシリンダ壁面を延出部36の壁面36Sによって構成する。すなわち、燃焼室18を構成する壁面を、シリンダライナ21のライナ内面21Sと、延出部36の壁面36Sを含むヘッドガスケット30の壁面30Sとによって構成する。 (もっと読む)


【課題】結晶構造がCrNからなる硬質皮膜の耐クラック性及び耐剥離性を改善し、耐久性に優れたピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング1には結晶構造がCrNからなる硬質皮膜3が被覆されている。硬質皮膜3は酸素含有量が1.5重量%未満のA層と酸素含有量が3〜20重量%の範囲にあるB層とを交互に合計3層以上積層して構成する。A層の一層の厚さは0.05〜5μm、B層の一層の厚さは0.05〜10μmの範囲にあることが好ましい。硬質皮膜3の合計の厚さは1〜80μmの範囲にあることが好ましい。硬質皮膜3の少なくともB層には、Cr,N,Oの他に、B,C,Al,Si,Ti,Fe,Zr,Mo,W,Hf,Nb,及びVの中の一種又は二種以上を合計で0.05〜10重量%含有していることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ピストンの製作コストの上昇を招くことなく、ガス圧等の外力による応力及び熱応力冷却液へ冷却損失をバランス良く低減し得る、エンジン用ピストン及び該ピストンの設計方法を提供する。
【解決手段】ピストン中心と外周円環部との間の冷却面側に、ピストンの天板に加わるガス圧等の外力を支持する中支え部が形成されたエンジンのピストンにおいて、前記天板は、前記中支え部よりもピストン中心側の肉厚を該中支え部よりも前記外周円環部側の肉厚よりも厚く形成するとともに、且つピストン使用時における前記天板の触火面の温度が、該触火面の全面に亘って、当該ピストン材料の熱疲労強度対応温度と該熱疲労強度対応温度の80%との間になるような肉厚に設定されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


実質的に周回する摺動面と、上側および下側の側面と、内側の円周面とを有する基体を備えたピストンリングにおいて、少なくとも下側の側面への摺動面の移行領域は、0.1mm以下のエッジを備えており、摺動面は、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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【課題】従来のピストンは、スカート部とサイドウォール部との境界部分にて応力集中が起こり、負荷の程度によってはクラックなどの損傷を受ける可能性があった。
【解決手段】ピンボス部14が形成され、かつピストンピン装着穴15がそれぞれ開口する一対のサイドウォール部16と、ピンボス部14を挟んで対向し、かつ円周方向端部が一対のサイドウォール部16につながる一対のスカート部17と、これらサイドウォール部16とスカート部17との接続領域18に形成された応力分散部とを具える。応力分散部は、一対のサイドウォール部16のスカート部17との接続端側に形成され、かつスカート部17から延在するように突出する延在部19を含むものであってよく、基端が頭部13側に位置する接続領域18の少なくとも末端側に形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンの往復運動時に、より安定した姿勢を保つことのできる2ピース型のピストンリングを提供する。
【解決手段】内燃機関において、シリンダ50内を往復運動するピストン10には、その外周面に上から順に第1〜第3のリング溝が形成されている。第1及び第2のリング溝には、コンプレッションリングが配置され、第3のリング溝13には、オイルリング16が配置されている。オイルリング16は、リング本体17とリング本体17の内周側に配置されてリング本体17を外周方向に付勢するコイルエキスパンダ21とを備え、ピストン10の中心軸を含む縦断面において、ピストン10の径方向の位置に関してリング本体17の重心Bとコイルエキスパンダ21の重心Aとが一致している。 (もっと読む)


【課題】合口を押し拡げるときに永久変形や折損が生じないカットタイプのシールリングを提供することである。
【解決手段】合口対向部3を含む近傍領域を内径側へ凸形状となる厚肉部4とし、厚肉部4の凸形状となった内径側を、両側の隣接領域と滑らかなテーパ形状5で接続することにより、合口2を押し拡げるときの曲げひずみが、両側の薄肉の隣接領域との境界に集中しないようにし、永久変形や折損が生じないようにした。 (もっと読む)


【課題】オープンデッキタイプのシリンダブロックに対し、シリンダブロック上端部分に高い強度が得られるシリンダブロック及びそのシリンダブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダライナ3を鋳込んだオープンデッキタイプのシリンダブロック1に対し、デッキ面1a部分においてシリンダライナ3の外周側に金属基複合材料で成るMMCスリーブ4を密着状態で配設し、このMMCスリーブ4の外周側がウォータジャケット12に臨む構成とする。これにより、デッキ面1a部分にアルミニウム合金が単独では存在しないようにしてデッキ面1a部分の強度を高める。また、MMCスリーブ4をシリンダライナ3の外周面全体に適用することでシリンダボア部全体の強度も高める。 (もっと読む)


【課題】オープンデッキタイプのシリンダブロックであって、デッキ面部分に金属基複合材料を適用するものにおいて、シリンダライナと金属基複合材料との密着状態を安定的に得ながらも、シリンダブロックのデッキ面部分に高い強度が得られるシリンダブロック及びそのシリンダブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダライナ3を鋳込んだオープンデッキタイプのシリンダブロック1において、デッキ面1a部分のみに対して、シリンダライナ3の外周側に金属基複合材料で成る偏平円環形状のMMCリング4を密着状態で配設し、このMMCリング4の外周側がウォータジャケット12に臨む構成とする。これにより、デッキ面1a部分にアルミニウム合金が単独では存在しないようにしてデッキ面1a部分の強度を高める。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関に用いられるピストン(10)であって、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とが設けられており、該ピストンスカート(16)が、ピストンボス(17)を備えており、該ピストンボス(17)が、それぞれピストンピンを収容するためのボス孔(18)を備えており、ピストンボス(17)が、台形支持部の形状を有しているかまたは段状の支持部の形状を有しており、ピストンボス(17)の内面(19)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α)を成している形式のものに関する。本発明によれば、各ボス孔(18)が、成形孔として形成されており、該成形孔が、少なくともその内側の領域で拡幅されており、拡幅が、ボス孔(18)の内側の端部(18’’)の方向に、ボス孔(18)の周面(18’)にファセット(120,220)を形成して増加させられており、該ファセット(120,220)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α,β)を成していることが提案されている。
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【課題】低コストで容易に内燃機関用ピストンの機械的強度の向上等を得ることができる表面改質方法を得る。
【解決手段】鋳鍛造により得たAl-Si合金系ピストンに,該ピストンに拡散浸透して強度を向上させる強化元素を含有する噴射粉体を,所定条件で噴射して衝突させて表面改質層を形成する。表面改質層に燃料改質等の機能を付与する場合には,前記強化元素としてTi,Sn,Zn,W等の酸化により光触媒機能を発揮する元素を選択する。噴射粉体の衝突によりピストン表面で局部的に生じる発熱,冷却により,合金元素が再結晶により微細化し,噴射粉体中の強化元素が活性化吸着によりピストン表面に拡散浸透して,合金元素と強化元素とを含む金属組織が均一・微細化された改質層が形成されて,ピストンの強度が向上すると共に,前記Ti等の元素の選択により,併せて燃料改質等の触媒機能が発揮される。 (もっと読む)


開示対象は、特にピストンリングおよびシリンダライナに適している高珪素成分を含む鋼材およびそれの製造方法である。但し、該鋼材は鉄および製造に伴う不純物のほかに0.5から1.2重量%の炭素、3.0から15.0重量%の珪素および0.5から4.5重量%のニッケルを含んでいる。該鋼材は、それに加え、微量の元素Mo、Mn、Al、Co、Nb、Ti、V、Sn、Mg、B、Te、Ta、La、Bi、Zr、Sb、Ca、Sr、Cer、希土類金属および核形成体NiMg、NiSiMg、FeMgおよびFeSiMgを含むことができる。Si含有量を高くすれば、鋼材の熔融温度は通常の鋳鉄レベルに相当し、高い飽和度1.0が達成される。該鋼材は鋳鉄に対する旧来の技術で製造することができ、しかも高い耐磨滅性および高い形態安定性(少ない変形)を有している。
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【課題】本発明の課題は、セラミックを使用したアルミニウム基複合材で形成されたシリンダブロックと、従来のピストンリングと比較してさらに耐久性に優れたピストンリングとの組み合わせからなるエンジンを提供することにある。
【解決手段】 本発明のエンジンは、シリンダライナが炭化珪素またはアルミナの少なくともいずれかを含むセラミックで強化されたアルミニウム基複合材で形成されたシリンダブロックと、外周摺動面17に露出する窒化バナジウム層21を含む窒化物皮膜20が被覆されているピストンリングとを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性及び耐クラック性・耐剥離性を兼ね備えた内燃機関用ピストンリングを提供する。
【解決手段】内燃機関用ピストンリング1は、Cr、N及びSiを構成元素とし、CrNと同一の結晶構造を有し、かつ、その結晶格子中にSiを原子比率で1%以上、9.5%以下の割合で固溶した結晶相から構成されている硬質皮膜2を少なくとも外周摺動面に有する。硬質皮膜は、Cr、N及びSiを構成元素とし、CrNと同一の結晶構造を有し、かつ、その結晶格子中にSiが固溶されている結晶相と、Si、N及びCrを構成元素とする非晶質相との混相からなり、硬質皮膜中の非晶質相の比率が4.5%以下であり、かつ、硬質皮膜中のSi含有量が原子比率で1%以上、9.5%以下であるものでもよい。また、Al、V、Ti、Zr、B、C、O又はFを添加する場合もある。 (もっと読む)


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