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Fターム[3J044BB05]の内容

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【課題】ピストンピンの摺動性を向上できるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10は、ピストン本体1と、コンロッド20の小端孔22に摺動可能に挿入されるピストンピン2と、ピストン本体1に設けられピストンピン2が摺動可能に挿入されるピン孔6が形成されたピンボス部4と、を備えている。ピストンピン2の外周面2aのピン孔摺動領域R1は、互いに独立した形状で且つ規則的に配設された複数の凹部を有し、ピストンピン2の外周面2aのコンロッド摺動領域R2は、凹部が配設されていない滑面を有している。このピストン10では、ピン孔摺動領域R1の凹部により、ピストンピン2とピン孔6との接触面積を小さくしつつ油溜まり効果を好適に発揮できるのに加え、コンロッド摺動領域R2の滑面により、当該コンロッド摺動領域R2は面圧が比較的高いことに適応できる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用中実ピストンピンにおいて、表面処理に際して、1本ずつ治具に挟んで処理で、1バッチに処理可能な本数が少なく、能率が低かった。そこで、複数個の中実ピストンピンに、同時に表面処理を施す手段を提供する。
【解決手段】ピストンピン1の中心部を中実に形成するとともに、両端面に間隔保持用治具3が係合する凹部2を形成した。間隔保持用治具3は、上下に円錐を重ねた形状、即ちそろばん玉形状、を呈している。ピストンピン1の凹部2は円柱状の穴よりなり、端部に間隔保持用治具3と係合する円錐状の面取り部が形成されている。ピストンピン1と間隔保持用治具3とを交互に表面処理用治具4に装着して表面処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高面圧部位における潤滑油の導入及び保持特性を良好に維持すると共に、フリクション(摩擦損失)の低減を図ることができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10のスカート部20の少なくともスラスト方向外周面に、ピストン10の上下運動方向において、スカート部20のほぼ中央の高面圧領域20Aを挟む少なくとも上側領域及び下側領域に撥油膜層40U及び撥油膜層40Lが形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンのリング溝の上下面とピストンリングの上下面の側面シール性及び耐スティック性に優れ、且つシリンダ壁への追従性に優れたピストンリングを提供することである。
【解決手段】樹脂からなるリング本体1の弾性と形状、及びレール部材2と張力リング3により、ピストン動作時においてピストン4のリング溝5及びシリンダ壁7との間に適切な圧力を発生させた状態で接触させることにより、ピストンのリング溝5の上下面との側面シール性、耐スティック性を確保し、更にシリンダ壁への追従性に優れたピストンリングを提供する。 (もっと読む)


【課題】ピストン摺動面に必要とされる機械的特性と、鋳込み時の融着性との両立を図ることのできるMMCシリンダーライナー、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】強化材成形体にAl−Si系合金を含浸させることで形成された金属基複合材料からなるライナー内周部11と、Al−Si系合金からなるライナー外周部12とを有するMMCシリンダーライナー10にあって、Al−Si系合金の鋳造に際して、金型のキャビティへの充填完了前の溶湯の供給速度を低く、充填完了後の溶湯の供給速度を高くすることで、ライナー内周部11の強化材成形体に含浸されたAl−Si系合金のSi濃度と、ライナー外周部12のAl−Si系合金のSi濃度とを異ならせるようにした。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロック側の冷却水の通流を制御するための開閉弁やその制御機構を必要としない簡単な二系統冷却装置を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド側ウォータジャケット4は、前端部の冷却水入口7と後端部の冷却水出口8とを有し、電動ウォータポンプ10によって強制的に冷却水が循環する。シリンダブロック側ウォータジャケット2は、冷却水が滞留し、自然対流のみで冷却水が移動する。両者は、シリンダヘッドガスケットの連通孔15を介して連通する。シリンダ壁5表面には、微細な空孔を有する凹凸表面構造16を備える。シリンダブロック1側は冷却水が強制循環しないので、過度の冷却が回避される。シリンダ壁5の熱負荷が高いときには、凹凸表面構造16によって核沸騰が助長され、積極的な冷却が行われる。 (もっと読む)


【課題】スラッジの付着を抑制でき、かつ、耐摩耗性に優れたエキスパンダを有する組合せピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング5と、ピストンリング5をシリンダ内周面2aに押し付けるエキスパンダ4とからなる組合せピストンリングにおいて、エキスパンダ4は少なくともピストンリング5との接触部分に1.0〜20.0at%のフッ素を含む複合硬質炭素系皮膜7を有し、前記皮膜7の硬度が600HV〜2500HVである。前記エキスパンダ4は、組合せピストンリングが装着されるピストン1のリング溝3に面する部分に前記複合硬質炭素系皮膜7を有することが好ましい。組合せピストンリングは板バネエキスパンダとピストンリングとの組合せ圧力リングの他に、サイドレールとスペーサエキスパンダとの組合せオイルリングがある。 (もっと読む)


【課題】オイルリング表面へのオイルスラッジ前駆体及び/又はオイルスラッジの付着を抑制するため、基材に対して密着性の良い撥油性及び撥水性を有する塗布膜を生産性よく形成してなる内燃機関用オイルリングを提供する。
【解決手段】オイルリング表面へのオイルスラッジ前駆体及び/又はオイルスラッジの付着を抑制するための撥油性及び撥水性を有する塗布膜13が、オイルリング10の少なくとも一部に設けられており、その塗布膜13を、油との接触角が75°以上であり、かつ水との接触角が100°以上であり、50原子%〜70原子%のフッ素と2原子%〜5原子%のケイ素を含有するようにして上記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】油圧緩衝器等のシリンダ装置の製造方法において、塗装を行なう際、ピストンロッドの摺動部のマスキングを不要にする。
【解決手段】シリンダ部2から突出されたピストンロッド3の先端部にキャップ部材7を取付ける。シリンダ部2の端部にロック部材12を取付け、ロック部材12を上方に切起こして係合部13を形成する。キャップ部材7を下方に切起こして係合片14及び窓部15を形成する。ダストカバー8を取付ける前に、ピストンロッド3を最小長位置付近まで短縮し、キャップ部材7を回転させて、係合部13と係合片14とを係合させてピストンロッド3をロックする。これにより、ピストンロッド3を短縮した状態でシリンダ部2を塗装することができるので、ピストンロッド3の摺動部のマスキングが不要になる。 (もっと読む)


【課題】温度上昇に伴う熱膨張によって摺動抵抗が大きく変化することを避けることができるようにする。
【解決手段】ピストン3のリング溝23内に嵌挿されてシリンダボア2aに摺接するアウタリング21と、このアウタリングとリング溝の底面との間に介装されてアウタリングを径方向外向きに付勢するエキスパンダ22とから構成されるピストンリングにおいて、エキスパンダが、内周側部材25と外周側部材26とを貼り合わせてなり、内周側部材が熱膨張率が大きい材料で、外周側部材が熱膨張率が小さい材料でそれぞれ形成されたものとする。 (もっと読む)


【課題】製造を容易にすると共に、仕様の異なるピストンリングに対してピストンの共用を可能にして、製造コストを削減することができるようにする。
【解決手段】ピストン3のリング溝22内に嵌挿されてこのリング溝とピストンリング15と間に介在する内側リング21を有し、この内側リングが、ピストンよりも耐摩耗性が高い材料にて、内径がリング溝の底面の外径より小さくなるように円弧状に湾曲した形状に形成され、組み付け状態でC字形状に拡径変形することによる弾性力によってリング溝の底面に圧接するように設けられたものとする。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンスカート部に,摩擦係数の低い樹脂の被膜である潤滑層を強固に密着させることができると共に,潤滑層が剥離乃至は摩滅した場合においても,低フリクション化,耐摩耗性,耐焼付性に優れ,かつ,シリンダ内壁の摩耗を低減できるスカート部を備えたピストンを得る。
【解決手段】鋳造,鍛造等の方法で製造されたアルミニウム合金製のピストンスカート部に平均粒径20〜400μmの金属又はセラミックの微細な粒体を,圧縮空気又は圧縮窒素との混合流体として噴射速度80m/sec以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させることにより,前記スカート部の表面より深さ1〜15μmの範囲においてピストン母材の組織を均一に微細化すると共に,表面を活性化させた改質層を形成する。この改質層上に,該改質層の表面が活性化している間に低摩擦係数の樹脂を塗布する等して潤滑層を形成する。 (もっと読む)


【課題】シリンダボア5の内周面の摩擦抵抗を十分に低減しつつ、ピストン9が上死点に達したときにシリンダボア5の内周面と最も燃焼室11側寄りのピストンリング15Aの間の油膜切れを防止する。
【解決手段】内側にシリンダボアを有し、ピストン9の外周面に複数本の周溝13が形成され、複数本の周溝13にシリンダボア5の内周面に摺動可能なピストンリング15それぞれ嵌合して設けられ、複数本のピストンリング15のうち最も燃焼室11側寄りのピストンリング15の外周面に、放電エネルギーによってポーラスな被膜27が形成されていること。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングが摺動する領域において、ピストンリングとシリンダの内壁面との往復動摩擦を低減することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンが内壁面を摺動するシリンダにおいて、前記シリンダの内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部を形成し、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計を1〜80%の範囲内とし、かつ、当該行程中央部領域における、シリンダ周方向の全ての断面には、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部を形成し、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部を形成しない。 (もっと読む)


【課題】デポジットの堆積防止,側面凝着の防止,耐摩耗性の向上,シリンダ内壁との接触抵抗の低減,シリンダ内壁に対する攻撃性の低減等の効果を同時に得ることができる内燃機関用ピストンリングを得る。
【解決手段】鉄系合金製のピストンリング表面に,例えばチタン,スズ,亜鉛,タングステン,ジルコニア等の酸化により光触媒機能を発揮する金属元素(触媒化金属元素)を含む平均粒径20〜400μmの被膜形成用噴射粒体を噴射速度80m/s以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させる。この噴射,衝突により,前記被膜形成用噴射粒体中の前記触媒化金属元素を前記ピストンリングの表面付近に拡散浸透させると共に酸化させて,前記ピストンリングの構成金属と酸化した前記触媒金属元素とが合金化した酸化被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性および耐焼き付き性に優れ、且つ、摩擦ロスの小さいシリンダブロックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるシリンダブロックは、摺動面101を有するシリンダ壁103を備え、シリコンを含むアルミニウム合金から形成されたシリンダブロックである。本発明によるシリンダブロックは、摺動面101に複数のシリコン結晶粒1、2を有し、摺動面101の十点平均粗さRzJISおよび切断レベル30%における負荷長さ率Rmr(30)は、摺動面101の上側1/4の部分101aにおいて、摺動面101の下側1/4の部分101bにおいてよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】潤滑油を用いた条件下で、適用されるピストンとの摩擦を抑制することができるピストンリングを得ることが目的である。また、本発明は、上記ピストンリングを備え、所要のシール性を確保することができる内燃機関を得る。
【解決手段】ピストンリング10は、潤滑油Lを用いた条件下で用いられる内燃機関用のピストンリングであって、少なくとも燃焼室側と反対側の端面である下面10Aに油膜形成を促進させるための表面加工である油溜り溝54が形成されている。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性と耐熱へたり性に優れ、例えば内燃機関用のオイルリングやセカンドリングとして適用可能なピストンリングと、さらに優れた耐熱へたり性を備え、トップリングとしても適用可能なピストンリングを提供すること。
【解決手段】C、Si、Mn、Crを所定範囲で含有し、これら含有量から次式(1)及び(2)により算出されるパラメータA及びBの値がそれぞれ9.0以下及び10.8以上の調質鋼から成るピストンリングとする。特に、トップリング向けのピストンリングとしては、C、Mn、Cr含有量の下限値を高め、Si含有量の上限値を減じると共に、パラメータBの値を14.0以上とする。
A=8.8Si+1.6Mn+1.7Cr ・・・ (1)
B=36C+4.2Si+3.8Mn+4.5Cr・・・ (2) (もっと読む)


【課題】オイルリングにおいて、レール間の狭小化が進む中で、オイル孔を機械加工により容易に設けることができ、且つ総重量を軽くして燃費向上に繋がるリング用線材を提供する。
【解決手段】オイルリング用線材の長手方向に対する垂直断面が略V字形を有しており、V字の成すアングル部4を部分的に機械加工により除去することでオイル孔を設けることができ、且つ略V形の弾性による自己拡張力を利用して、従来では必要であったスペーサーやコイルエキスパンダを必要とせず、適切な圧接によりオイル掻きが可能となる。 (もっと読む)


【課題】オイルが積極的に循環せず、あるいは、循環が不十分な場所でのスラッジ生成が抑制された内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストンスカート部の上側に位置するピストン上部の少なくとも一部に、アルカリ性物質からなりスラッジの発生を抑制するためのスラッジ抑制層が形成されている。酸性物質が生成されやすいピストン上部3にスラッジ抑制層SLを形成することで、効率よくスラッジの発生を抑制できる。 (もっと読む)


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