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Fターム[3J044BB08]の内容

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Fターム[3J044BB08]に分類される特許

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【課題】シリンダライナ内面に筋状の軽微な段差を生じることなく摩擦力の大幅な減少を図り得るようにしたピストン摺動部の潤滑構造を提供する。
【解決手段】エンジンのシリンダ1内で往復動するピストン2のスカート7における反スラスト側の外周面に、前記ピストン2の摺動方向に延びる縞模様を成すように低摩擦コーティングを施し、そのコーティング部8の相互間に前記ピストン2の摺動方向に潤滑油を逃がす非コーティング部9を残したピストン摺動部の潤滑構造に関し、ピストン2の摺動に応じ前記各コーティング部8の摺動箇所がシリンダライナ1a内面の同一レベルにおいて前記シリンダライナ1aの周方向に変化し且つ該シリンダライナ1aの内面に対し前記各コーティング部8が摺動する範囲が相互間で重複するように該各コーティング部8を形成する。 (もっと読む)


【課題】高面圧部位における潤滑油の導入及び保持特性を良好に維持すると共に、フリクション(摩擦損失)の低減を図ることができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10のスカート部20の少なくともスラスト方向外周面に、ピストン10の上下運動方向において、スカート部20のほぼ中央の高面圧領域20Aを挟む少なくとも上側領域及び下側領域に撥油膜層40U及び撥油膜層40Lが形成されている。 (もっと読む)


フェノール樹脂と、黒鉛、MoS、WS、BNおよびPTFEのうち少なくとも1つの固体潤滑剤、およびカーボンファイバーからなるコーティング配合物について述べる。該コーティングは有利な耐磨耗性を有するとともに、有利な摩擦係数を有する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストン基材などへの密着性に優れると共に、優れた初期馴染み性、特に摺動初期の時点で速やかに摩耗して滑らか摺動面を即座に得られるピストンを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ピストン1の基材1aの両スカート部8,9の外周面に、下層被膜組成物22とこの上面の上層被膜組成物21の複層被膜組成物を形成した。前記下層被膜組成物と上層被膜組成物とは、ともに結合樹脂であるポリアミドイミド樹脂、またはポリイミド樹脂、またはエボキシ樹脂の少なくとも1種を含み、下層被膜組成物は、二硫化モリブデンからなる固体潤滑剤の含有量が50wt%以下に設定され、上層被膜組成物は、二硫化モリブデンの含有量が50wt%〜95wt%にそれぞれ設定されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも摩擦力を大幅に減少させて燃費の向上を図り得るようにした新規なピストン摺動部の潤滑構造を提供する。
【解決手段】エンジンのシリンダ1内で往復動するピストン2のスカート7表面に低摩擦コーティングを施したピストン摺動部の潤滑構造に関し、ピストン2のスカート7における少なくとも反スラスト側の外周面に、前記スカート7の摺動方向に向かって延びる縞模様を成すように低摩擦コーティングを施し、そのコーティング部8の相互間に前記スカート7の摺動方向に潤滑油を逃がす非コーティング部9を残す。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンスカート部に,摩擦係数の低い樹脂の被膜である潤滑層を強固に密着させることができると共に,潤滑層が剥離乃至は摩滅した場合においても,低フリクション化,耐摩耗性,耐焼付性に優れ,かつ,シリンダ内壁の摩耗を低減できるスカート部を備えたピストンを得る。
【解決手段】鋳造,鍛造等の方法で製造されたアルミニウム合金製のピストンスカート部に平均粒径20〜400μmの金属又はセラミックの微細な粒体を,圧縮空気又は圧縮窒素との混合流体として噴射速度80m/sec以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させることにより,前記スカート部の表面より深さ1〜15μmの範囲においてピストン母材の組織を均一に微細化すると共に,表面を活性化させた改質層を形成する。この改質層上に,該改質層の表面が活性化している間に低摩擦係数の樹脂を塗布する等して潤滑層を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングの相対する合口端面の突き当たり後も、焼付や折損の発生を防止でき、かつ、ガス漏れも低減できるピストンリングを提供する。
【解決手段】シリンダ2内に挿入された半径方向斜め合口のピストンリング4が、運転時の温度上昇で、相対する合口端面5,6が突き当たるように設定されているピストンリング4において、合口隙間9を外周側より内周側を大きく形成する。前記合口端面5,6に低摩擦係数表面処理を施すことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性と耐熱へたり性に優れ、例えば内燃機関用のオイルリングやセカンドリングとして適用可能なピストンリングと、さらに優れた耐熱へたり性を備え、トップリングとしても適用可能なピストンリングを提供すること。
【解決手段】C、Si、Mn、Crを所定範囲で含有し、これら含有量から次式(1)及び(2)により算出されるパラメータA及びBの値がそれぞれ9.0以下及び10.8以上の調質鋼から成るピストンリングとする。特に、トップリング向けのピストンリングとしては、C、Mn、Cr含有量の下限値を高め、Si含有量の上限値を減じると共に、パラメータBの値を14.0以上とする。
A=8.8Si+1.6Mn+1.7Cr ・・・ (1)
B=36C+4.2Si+3.8Mn+4.5Cr・・・ (2) (もっと読む)


【課題】簡単でコストの低い手段により、大型機械の構成部分、特に2サイクル大型ディーゼル機関のピストンヘッドまたは排出バルブディスクの、割り当てられた表面に表面溶着によって塗布される保護コーティングを備えるための方法を、経済的でそれでもなお慎重な方法の実施が可能となるように改善する。
【解決手段】大型機械の構成部分、特に2サイクル大型ディーゼル機関のピストンヘッドまたは排出バルブディスクの、割り当てられた表面(2または14)に表面溶着によって塗布される保護コーティング(4)を備えるための方法において、保護コーティング(4)を備えようとする大型機械構成部分を表面溶着過程中に冷却することによって、経済的で同時に慎重な方法の実施が達成される。 (もっと読む)


【課題】固体潤滑剤としてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、二硫化モリブデン(MoS2)を用い、固体潤滑剤の配合比を最適化し、低摩擦係数化及び高耐摩耗性化を可能とする摺動部材被覆組成物、摺動部材及び内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】本発明の実施の形態に係る摺動部材被覆組成物は、樹脂被覆層を形成する被覆組成物であって、該樹脂被覆層を形成する成分が71〜78wt%の耐熱性樹脂からなる結合剤、3〜5wt%のポリテトラフルオロエチレンおよび19〜24wt%の二硫化モリブデンから成り、かつ、レーザー回折散乱式粒度分布測定法により測定した前記ポリテトラフルオロエチレンの平均粒子径が、0.1〜2.0μmの範囲であり、レーザー回折散乱式粒度分布測定法により測定した前記二硫化モリブデンの粒子径が、0.5〜3.0μmの範囲である。 (もっと読む)


【課題】従来技術に比べて更に潤滑効果を高め、優れた摺動特性を有する摺動用被覆構造を提供する。
【解決手段】金属基材と、該金属基材の表面を覆う潤滑被膜とから成る摺動用被覆構造であって、
上記潤滑被膜は、ポリアミドイミド樹脂を有する耐熱性樹脂と二硫化モリブデン粒子とから成り、上記潤滑被膜中の耐熱性樹脂の重量百分率が52〜84wt%であり、二硫化モリブデン粒子の重量百分率が48〜16wt%であり、かつ、レーザー回折散乱式粒度分布測定法により測定した前記二硫化モリブデン粒子の平均粒子径が0.7〜2.7μmの範囲であり、および
上記金属基材は、中心線平均粗さ(Ra)が0.2〜0.6μmの範囲であることを特徴とする摺動用被覆構造。 (もっと読む)


【課題】スカートの摺動面周端部にある潤滑油を摺動面中央部に導くことが可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストン20において、スカート40の摺動面44には、固体潤滑性を有する固体潤滑樹脂層55と、撥油性を有する撥油性樹脂層50のうち、いずれかが面している。摺動面44には、摺動面周端部48から摺動面中央部46に向けて、摺動面中心線Eに対して傾斜を付けて延びており、摺動面周端部48からの潤滑油を摺動面中央部46に導くことが可能な案内溝60が形成されている。撥油性樹脂層50は、案内溝60の溝底62となっている。固体潤滑樹脂層55が、シリンダ壁15とスカート40Bの摺動面44との間で生じる摺動抵抗を低減すると共に、案内溝60の溝底62である撥油性樹脂層50が摺動面周端部48に付着しているオイルを、摺動面中央部46に導くことで、摺動面44における油膜厚さを均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】高面圧等の厳しい摺動環境下であっても、摩擦係数を低減しかつ耐摩耗性を向上させることができる摺動構造を提供する。
【解決手段】相互に摺動する摺動面のうち少なくとも一方の摺動面に硬質炭素被膜が形成された一対の摺動部材と、該一対の摺動部材の間に存在する潤滑油と、を備えた摺動構造に係り、前記潤滑油は、オレイン酸、リノール酸、及びリノレン酸のうち少なくとも1種を含む植物性潤滑油である。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング本体と、該ピストンリング本体の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリングの上面と下面の両方に形成される表面皮膜とからなるピストンリングにおいて、前記表面皮膜を耐熱樹脂と略球状の銅系粉末とから構成する。 (もっと読む)


【課題】掃気ポート7におけるシリンダ2内への開口部を,前記シリンダ内を往復動するピストン6によって開閉するように構成して成り,前記ピストンにおける外周面のうち上端部分に上部ピストンリング10を,下端部分に下部ピストンリング11を各々設けて成る二サイクル内燃機関において,前記ピストンに対する潤滑性の向上を図る。
【解決手段】前記ピストン6における外周面のうち,前記上部ピストンリング10と下部ピストンリング11との間の部分で且つシリンダ2の軸線方向から見て前記掃気ポート7の開口部に対応しない部分に,前記ピストンの外周面より外向きに隆起する少なくとも一対の縦向き堰部13,14を,円周方向に適宜間隔を隔てて前記ピストンの軸線方向に延びて前記上部ピストンリングと下部ピストンリングとに到達するように設ける。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、小断面の2ピース型オイルリング用線材の製造方法において、ハンドリング時の変形を防ぐとともに、スパッタの付着を低減するのに好適なオイルリング用線材の製造方法を提供することである。
【解決手段】 本発明は、複数の貫通孔を線材の長手方向に具備する断面の外接円径が10mm以下の断面が略H型の2ピース型オイルリング用線材の製造方法であって、塑性加工によって断面が略H型に成形した線材に焼入れ焼戻しの熱処理を行なう工程と、次いで前記貫通孔を形成する面に油を塗布する油塗布工程と、次いでレーザによって所定寸法の前記貫通孔を穿孔する穿孔工程とを有するオイルリング用線材の製造方法である。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも一つの面に被膜が塗付されている、熱負荷に又は熱負荷と腐食に曝される金属製の機能部材に関し、ここで、被膜は、フッ化ジルコニウムを有するバインダ相と、バインダ相に埋入された材料とからなる。さらに、本発明は、このような被膜を製造するための離型剤、および機能部材上に被膜を塗布する方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のためのピストン(10)であって、ピストンピンを収容するための少なくとも2つのボス孔(18)を有しており、これらのボス孔(18)が、円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を有している形式のものに関する。本発明では、ボス孔(18)が、円筒形の内部輪郭を備える孔(21)から形成されており、該孔(21)に、固体潤滑剤粒子を含む樹脂を有するコーティング(22)が設けられており、該コーティング(22)が、前記ボス孔(18)の円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を形成するようにした。さらに本発明は、この種のピストン(10)を製造する方法に関する。本発明では、まず、円筒形の内部輪郭を有する孔(21)を製作し、引き続いて、この孔(21)の内面に、コーティング手段(30)により、固体潤滑剤粒子を含む樹脂を有するコーティング剤を被着し、結果として生じるコーティング(22)が、ボス孔(18)の円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を形成するようにした。
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シリンダ内で摺動往復運動を行う、内燃機関のためのピストン、及びピストンを製造する方法。ピストンは、ピストンヘッドと、少なくとも1つの支持面を有するピストンスカートとを有する。少なくとも1つの支持面には少なくとも部分的に第1のオーバーレイが設けられており、第2のオーバーレイは少なくとも第1のオーバーレイの一部に提供されている。第1のオーバーレイは第2のオーバーレイよりも大きな耐摩耗性を有する。
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本発明は、摩擦学的に高負荷可能な構成部分の被膜に関する。この場合、本発明によれば、前記被膜が、構成部分に被着した後で熱分解可能な、有機・無機プレポリマーより成るセラミック被膜である。 (もっと読む)


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